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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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samedi août 12, 2023

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切り立つ断崖、死角の入り江 追い込んだ先、カーテンで隠された仕事

12 août 2023
Japonologie
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 太地の漁師たちがクジラやイルカの群れを追い込むのは、漁港から1キロほど北にある畠尻湾だ。  湾は入り口の幅が100メートル、奥行きは200メートルほど。切り立った崖に囲まれている。  群れを追い込んだ12隻の船は、湾にさしかかるころには4隻になっている。のこりの漁師たちは一足先に漁港に帰って、カッパのつなぎやウェットスーツに着替えて船外機つきのボートで戻ってきている。  クジラやイルカの群れが畠尻湾に入ったら、ボートの漁師が海に網を下ろし、湾の入り口をふさいでいく。  湾のなかほどに、湾へ突きでた崖がある。  崖の裏側にある小さな入り江を「景浦(かげうら)」と呼ぶ。岸からは死角になっている。漁師たちは群れを景浦へ追いたてながら、網をせばめていく。  漁師たちが群れを追い込んでくるとき、上空をドローンが飛ぶ。  漁に反対する人たちが漁の様子を撮影している。畠尻湾へ追い込んだあとはドローンを引きあげ、近くの高台からライブ配信を始める。  反対派が狙うのは、漁師たちがなまなましく「命」と接するところ。  漁師たちは、それが自分たち… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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映画「オッペンハイマー」と福島と 核の被害語ることは「悪」なのか

12 août 2023
Japonologie
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 7月下旬から米国で公開されたある映画が話題を呼んでいる。「オッペンハイマー」――。「原爆の父」とも呼ばれる物理学者ロバート・オッペンハイマーの伝記映画だ。米国では好評を博すが、米デュポール大学(シカゴ)の宮本ゆき教授(倫理学)は強い憤りと違和感を抱いているという。米国でも、そして福島でも、核(原子力)を語るときに「置き去りにされているもの」を考える。  広島県出身の被爆2世でもある宮本さんは、米国の大学で20年近くにわたり、倫理学の講義で「原爆論説」を教えてきた。  米国では今も、広島と長崎への原爆投下を肯定する考えが根強い。学生たちも「原爆で戦争が早く終わった。米国人や日本人の命が救われた」などと教わってきているという。  一方で、原爆の被害については、ほとんど知られていないのが実情だ。「原爆が爆発したらどうなるか、人にどのような影響があるか、そこがすぽーんと抜けてしまっているんです」  「オッペンハイマー」には、そんな米国の原爆観と似たものを感じとった。科学者が抱える苦悩は描かれるが、人の被害についての描写はほとんどないのだ。  「女性の皮膚がめくれるシーンがありますが、きれいなんです。皮膚がめくれて赤みが出るとかではなくて、うっすらはがれるんです。これが、米国の多数が不愉快にならない、ギリギリの線なのかなという感じを受けました」  映画は米国内では好評価を得ており、原作もベストセラーになっている。同日公開の映画「バービー」と2本立てで見ようという動きが起き、「バーベンハイマー」なる造語もできた。「本当に核がエンタメなんです。スパイダーマンやハルクなどスーパーヒーローも、放射能を取り込むことで強くなりますよね」  そこには1940年代後半から続く、「核(原子力)は偉大だが、手なずけられる力」という考え方がにじんでいると、宮本さんはみる。核は人の手でコントロールができるが、扱う人間によって善にも悪にもなる、ということだ。  「核を取り合うというシーンはハリウッド映画でもよく登場します。自分たちが持つのはいいけど、悪いやつの手に渡るのはいけないから取り返そうっていう、それなんです」 語られぬ核「被害」 核抑止論に「恩義」  こうした核への見方が広がる社会の中、見過ごされてきたのが被曝被害だと、宮本さんは強調する。  そこには政治的な意図も絡む… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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ダンス部なくても踊りたい! 校長に直談判した中学生5人、大舞台に

12 août 2023
Japonologie
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 岡山市立吉備中学1年の女子5人が、神戸市で13、14日にある「第11回全日本小中学生ダンスコンクール西日本大会」(朝日新聞社主催)に挑む。同じダンス教室で汗を流す仲間で、校内にダンス好きの仲間を増やしたいとの思いを抱き、出場する。  5人は6月から、休日などを利用してダンススタジオや吉備公民館を借り練習を重ねている。リーダーの甲斐風花(ふうか)さんが、歌手「Ado」の曲に振り付けした動画を配り、それぞれが自宅で練習した。  甲斐さんの考えた振り付けをベースに、それぞれが得意なジャンルをアレンジして完成させたダンスは大会の動画審査を通過。学校参加の部(20団体)では中四国唯一の出場という形で実を結んだ。チーム名は吉備のダンスで、「KIBIDAN」にした。  5人が今春入学した吉備中に… この記事は有料記事です。残り669文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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日本最大級の巨大スッポン、独自の漁法で捕まえた 重さは5キロ超

12 août 2023
Japonologie
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 鳥取県日野町の田渕久之さん(77)が、甲羅の長さ約38センチの巨大なスッポン(ニホンスッポン)を町内の日野川で捕獲した。専門家によると、国内で過去に確認された野生の個体では最大級に近い大きさという。田渕さんは、「展示や研究の施設で受け入れてくれないだろうか」と無償で提供する意向だ。  田渕さんは5年ほど前から、独特の漁法でスッポンを捕っている。数十センチの糸の先に針が付いたものを5本ほど並べて別の糸に結んだ、はえ縄のような仕掛けを使う。ドジョウやイカ、アユの切り身などの餌を付けて川に沈めておくと、夜のうちにスッポンが食いつく。かつてウナギ漁をしていた時の経験を生かした捕り方で、この方法でスッポンを狙う人は周囲にはいないという。  大物を捕まえたのは6月下旬の早朝。いつものように、前日夕に仕掛けたポイントに向かった。糸をたぐり寄せると獲物は泥に潜っていた。糸を引く力を強めてもなかなか上がってこない。「30センチ超えの大物だな」と直感、玉網を使って捕獲した。  捕まえた時にいつも調理を頼んでいる近くの食堂「ルートサイド竹の子村」に持ち込んだ。「びっくりした。ケタ違いだと思った」と経営者の竹永明文さん(68)。スッポン養殖を手がけた経験があり、調理歴は約40年。その目で見ても明らかに大物だと分かった。測ってみると甲羅長約38センチ、重さは5キロ以上あった。  野生のスッポンは甲羅長30センチ程度まで成長するとされるが、それを超える大型の個体も時折姿を見せる。淡水性カメの研究者らでつくる日本カメ自然誌研究会によると、2011年に京都府で甲羅長38・5センチ、重さ7・3キロのスッポンが捕れた記録がある。また島根県立宍道湖自然館ゴビウスは16年10月、甲羅長39・3センチ、重さ6・7キロのスッポンを展示。松江市内の川で捕獲された個体という。  一方でスッポンは環境省と鳥取県のレッドデータブックでともに、生息数が少ないなどの理由により「情報不足」と区分されている。自然誌研究会の矢部隆代表(理学博士)は、「今回のように、生息地に関する確かな情報や捕獲個体のデータの積み重ねが大切」と話す。  田渕さんがこれまでに捕まえたスッポンは100匹以上。食用が目的だが自身はあまり食べず、提供することで竹の子村で仲間との宴会が開かれるのを楽しみにする。  そしてスッポン捕りを続ける理由がもう一つ。仕掛けを沈めるポイントを探る時は双眼鏡を片手に川で下見をする。「あの近くにおるな」。そう当たりをつけて狙い通り捕れた時の楽しさが忘れられないという。今回の大物が捕れたのはそうやって初めて仕掛けたポイントだった。  スッポンは竹の子村で8月中旬ごろまで飼育している。引き取り手がない場合は川に帰すことも検討するという。問い合わせは竹の子村(0859・72・1119)まで。(清野貴幸)      ◇  公益財団法人・日本自然保護協会は、「日本のカメ一斉調査」を9月末まで実施している。身の回りで見つけたカメをスマートフォンで撮影し投稿する。誰でも参加できるとして協力を呼びかけている。  一斉調査は、ミシシッピアカミミガメなど外来種が増え、ニホンイシガメ、クサガメなどの在来種が減りつつある現状を明らかにしようと10年ごとに実施。過去2回の調査では、観察されたカメの約6割がアカミミガメだったという。  撮影は専用のアプリを使い、人工知能(AI)の助けも借りて種名を特定し、投稿する。併せて、発見した環境やカメが何をしていたかなどの観察メモも求めている。一般家庭や水族館などで飼育されているカメ、過去に撮影した写真の投稿は対象外。結果は協会の特設サイトで11月に公表する。監修は日本カメ自然誌研究会の矢部隆代表。  アカミミガメは6月から、アメリカザリガニとともに「条件付特定外来生物」に指定され、野外に放すことや販売、輸入が罰則・罰金の対象になった。自宅での飼育はできる。(清野貴幸) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「悲しむことは、愛すること」傷ついた人と人 絆を守り育む優しい山

12 août 2023
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【動画】事故直後の現場を取材した記者(62)と事故後に生まれた記者(26)の2人が38年前の日航機墜落現場を訪れた  群馬県上野村の日航機墜落現場「御巣鷹の尾根」に続くアクセス道の終点からは、沢に沿って登山道が続く。緑陰をしばらく歩むと、登山道は尾根への斜面を縫う急坂となっていく。  急坂の入り口近くに、プレハブ小屋が2棟建っている。現場の捜索時に群馬県警が建て、事故1年後に日本航空が譲り受けた。  当時の御巣鷹は、捜索や取材でできた踏み分け道しかなく、慰霊に訪れる遺族がけがをする恐れもあった。  日航貨物本部の部長だった故・岡崎彬さんや社内の登山愛好会「山行会」メンバーらが小屋に泊まり込み、斜面に新たな登山道を何本も設けたり、手すりや階段をつくったりして、遺族の慰霊登山を支えた。  いまも年に4回、社員十数人が御巣鷹に入り、裏方に徹しながら登山道の整備や墓標の保全など、作業を続ける。 連載「御巣鷹のバトン~サイドA」(下) 1985年8月12日夕、日航ジャンボ機が「御巣鷹の尾根」に墜落しました。記者2年目の私(62)は取材で受けたショックで御巣鷹と距離を置いてきました。事故から24年後、再び登り始めると、御巣鷹の別の一面が見えてきました。  小屋周辺から尾根までの斜面には、そこかしこに墓標が並ぶ。尾根に向かう道から分岐し、沢の上流方面に向かう道もある。  その道を少し進んだあたりが、38年前に生存者4人が見つかった現場だ。沢の名は「スゲノ沢」という。  事故機は尾根に激突して炎上し、機体後部がスゲノ沢へ崩れ落ちた。  ばらばらになった機体の破片などで沢は埋まったが、その隙間に奇跡的に生存空間ができた。生存者の証言から、事故直後はさらに多くの人たちが生きていたことがわかっている。  この夏、スゲノ沢で夏空を見上げた。  事故当夜、自衛隊も報道もヘリを飛ばしていた。その音を聞き、助けを信じ、待っていた人たちが、ここにいたのだ。  近づくことを避けていた御巣鷹の尾根を再訪したのは、2009年の3月だった。雪のため、アクセス道は閉鎖されていた。車止めのゲートをくぐり、徒歩でひとり尾根をめざした。 御巣鷹に集う人々  慰霊碑「昇魂之碑」の前に立ち、話しかけた。  亡くなった人たちの遺品から… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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玩具花火400種をばら売り 自称「ソムリエ」店主は国産にこだわる

12 août 2023
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 のれんをくぐると、懐かしさとワクワク感がこみ上げてくる。花火の産地として栄え、毎年8月7日の「花火の日」に「神明の花火大会」が開かれる山梨県市川三郷町の、玩具花火ばら売り専門店「はなびかん」。ホームセンターにはないこだわりの国産花火を求めて、多くの客が足を運ぶ。  「年齢、家族構成、遊び方など、お客のニーズに合わせた花火を紹介しています」。自称「花火ソムリエ」で株式会社タチカワ代表の立川靖さん(65)は柔和な笑顔を浮かべた。要望に応え続け、品ぞろえは400種類を超えたという。  花火職人だった先代が、1957年に玩具花火問屋として会社を立ち上げた。靖さんが後を継ぎ、ホームセンターなどの求めに応じて安価な中国製花火を中心に卸していたが、次第に気持ちが沈んだ。 国産花火の品質の良さを伝えたい  「国産花火は高価だが、鮮や… この記事は有料記事です。残り497文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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暗闇と轟音、残骸に挟まれ救助待つ夜への追憶 墓標に募る万感の思い

12 août 2023
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 あの夏、日本航空のジャンボ機が「御巣鷹の尾根」に墜落し、多くの犠牲者とともに4人の生存者が見つかった「スゲノ沢」に立つ。  沢を流れる水のせせらぎを遮るように、時折、上空を通過する飛行機のエンジン音が山に響いた。  38年前、事故機に乗っていた人たちは、柔らかな水音をかき消すヘリコプターの轟音(ごうおん)をここで聞いていたのだろうか。  夜が更けて朝が来る、救助隊が到着するまでの間、明かりのない真っ暗闇の山の中で、機体の残骸の隙間で全身の痛みに耐えながらじっと待っていた人がいた。  生存者の証言によれば、墜落から救助隊の到着までの間、他にも生きていた人がいた。 連載「御巣鷹のバトン~サイドB」(下) 1985年8月12日に日航機が墜落した現場とそこへ集う人々はいま、後世に何を伝えようとしているのでしょうか。事故後に生まれた記者(26)がたどります。  どれほど長い夜だっただろう。ヘリに向かって「私たちはここだ」と訴えていたはずだ。その命がこの場で絶えゆくとき、家族や大切な人のことを思いながら、目を閉じたのだろうか。  御巣鷹の尾根をぐるりと回り、スゲノ沢のそばに戻ると、軍手をはめて作業をする美谷島善昭さん(76)がいた。甲子園を見にいくため1人で日航機に乗った息子の健さん(当時9)を事故で亡くした。  事故のあと、日航が登山道の整備を続けていたが、美谷島さんも遺族として、息子たち520人の命を慰霊するこの場所を守っていこうと決めた。  5、6人が作業していた。だが、全員がこの事故の遺族というわけではない。  東日本大震災や難病などで大… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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元気な子ども対高齢者の構図は誤り 騒音問題を解決するカギは

11 août 2023
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 《保護者・地域の皆様》  鳥取県の女性(43)のスマホに今年5月、子どもが通う小学校から一斉メールが届いた。  《地域の方からご指摘いただきました。『駐車場等に多くの子が集まり、うるさい。近隣に病気等で寝ている人もいることを考えてほしい』。ご家庭でもご指導、ご配慮お願いします》  一軒家が並ぶ住宅街。自然が豊かで「子育てしやすい」と不動産業者に勧められ、女性は数年前に引っ越してきた。  小学生の子どもたちは最近、友人宅の駐車場や庭に集まり、家からかすかに届くWi―Fiにゲームを接続して遊んでいる。家の敷地内だから安心だし、友達と約束しなくても「出入り自由」でみんなで遊べるからだ。  声が大きくなるたび、女性は「大きな声を出したらダメだよ」と注意してきた。それまで近所の人から苦情を言われたことはなかったが、急に、敵意をもって監視されている気がしてきた。  「引っ越した方がラクになるのかもしれない」と思い悩む。  地元教育委員会によると、住民1人から「毎日騒音を聞くのがつらい」と苦情の電話があった。  「子どもの遊ぶ場所が多くないことも理解しているのですが……」  教委の担当者も悩んでいる様子だった。  読者の皆さんとLINEでやりとりしながら取材を進める朝日新聞「#ニュース4U」取材班は、女性からの情報提供を受け、さらに投稿を呼びかけた。59件の声が寄せられた。 夏に体育館でイベント「ドア閉めて」と苦情  埼玉県の60代の女性は3年前の7月上旬の土曜、小学校で子ども向けのイベントを開いたときの体験談を寄せてくれた。  体育館でドッジボールを始めてから1時間たった午前11時ごろ、近くに住む人から「うるさいからドアを閉めて」と苦情が寄せられ、謝罪に行ったという。  その日は一部のドアを閉めたが、「もっと暑い日だったら子どもたちは熱中症になってしまう」。  関東地方のある公立保育園では、子どもたちが園庭で歓声を上げたり、泣き声が大きかったりすると、園と市役所に苦情の電話が来る。園長の指導で、水遊びで水をかけるのは子どもが歓声を上げるから禁止。ドッジボールもさせられない。  保育士の女性はモヤモヤしている。「好意的に受け止めてくれる方は何も言わない。うるさいという意見だけが採り上げられているのでは」  逆に、子どもの声に悩んでいるという人からも投稿が届いた。 「心臓バクバク」  東京都の50代女性が悩むようになったのは数年前。近所に約10軒の建売住宅ができてからだ。  入居した子どもたちが毎日のように家の前の道路で大縄跳びをしたり、ボールで遊んだり。「子どもたちが出てくる時間だと思うと心臓がバクバクして。自宅に帰りたくないほどでした」  在宅で働く兵庫県の50代女性は10年近く、自宅前でのボール遊びの音を我慢してきた。「近所付き合いを悪くしたくなくて」。子どもたちの遊び場を奪うようなことはしたくない、との思いもあったという。  子どもたちが大きくなるにつれ、小さいボールからサッカーやバスケットのボールに変わり、玄関にぶつかって大きな音が響いたことも。「我慢の限界」に達し、子どもの保護者に相談した。自宅前でのボール遊びはなくなったが、「これでよかったのだろうかと、複雑な気持ち」だという。 「うるさい」と感じる理由は  元気に遊びたい子どもたちと、静かに暮らしたい人たちがいます。どうすればいいのでしょう。「騒音問題総合研究所」代表の橋本典久さん(八戸工業大名誉教授)に聞きました。      ◇… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「子どもの声は騒音ではない」を法制化 ドイツにもたらされた変化

11 août 2023
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 子どもの声や学校からの音が「騒音」だとして、地域住民との間でトラブルになるケースが国内で報告されています。かつて、子どもの声や音をめぐる訴訟が相次いだドイツは、法改正で「子どもの声は騒音ではない」と定めました。どんな経緯があったのでしょうか。  「ドイツでは、子どもの声は騒音ではないという法律もあるそうです」。4月の衆院厚生労働委員会。岸田文雄首相の子育て政策をめぐり、小泉進次郎氏(自民)がこう切り出した。  小泉氏は法律を評価し、「子どもや育児中の人の肩身の狭い思いを軽くする環境づくりを」と述べ、首相も「子どもの声が騒音であるという声に対して、我々は考えを改めなければいけない」と答えた。  国内では、東京都が15年に騒音の規制対象から未就学児の声を外す条例改正をしている。小泉氏らのやりとりについて閣議後会見で問われた小倉将信こども政策担当相は、「騒音とは何か」という定義が必要になるなど、法制化の課題は多いと指摘。「法制化は検討していない」と述べた。  ドイツの法律に詳しい近畿大法学部の石上敬子准教授によると、ドイツでは2011年に連邦法が改正され、子どもの声が騒音規制の対象外になった。14歳未満の児童保育施設や遊戯施設で子どもや世話にあたる大人が発する音声を、「原則として有害な環境作用ではない」と定義。「子どもにやさしい社会」をめざす立法メッセージを示すことが、立法趣旨に掲げられた。 「騒音」理由に訴訟相次ぎ 保育園が廃園に  背景には、ドイツでは00年… この記事は有料記事です。残り762文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 #ニュース4U 「#N4U」取材班が読者の皆さんから身近な疑問や困りごとを募集し、SNSで情報交換しながら深掘り取材します。[もっと見る] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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台風7号、15~16日ごろ本州接近 14日ごろから大荒れか

11 août 2023
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2023年8月11日 19時03分  非常に強い台風7号は11日、暴風域を伴ったまま北上し、東京・小笠原諸島に最も接近した。15~16日ごろには強い勢力で東日本から西日本にかなり近づく見通しで、お盆期間の14日ごろから大荒れの天候になる恐れがある。  気象庁によると、台風7号は11日午後5時時点で、小笠原諸島の父島の北東をゆっくり北北西に進んでいる。中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル。JRや航空各社は、台風の進路によっては新幹線や空の便で運休や欠航となる可能性があるとしている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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