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vendredi 28 juin 2024

Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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dimanche août 6, 2023

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ニュース 社会
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岸田首相、長崎の平和式典は不参加へ 台風接近で市側が式典縮小

6 août 2023
Japonologie
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岡田真実2023年8月6日 21時06分  長崎原爆の日の9日に予定されている平和祈念式典について、主催する長崎市の鈴木史朗市長は6日、台風6号の接近を見据え、屋内で縮小開催すると発表した。岸田文雄首相や各国大使ら来賓、一般参加者の招待を見送り、市関係者のみで実施する。今後の気象状況によっては式自体の中止も検討する。  鈴木市長が市役所で臨時の記者会見を開き、明らかにした。台風6号の接近で、長崎市に暴風警報が発令される可能性が高いことを考慮した。代替場所は長崎駅近くの「出島メッセ長崎」で、屋内での開催は1963年以来60年ぶり。市関係者のみで実施するのは、式典開催が市主催になった56年以来初めてで、首相が参列しないのは99年以来という。  鈴木市長は「参列者の命を守るため苦渋の決断をした。参列予定だった方には誠に申し訳ない」。首相訪問に合わせて例年、被爆者団体が首相に要望を行う場が設けられているが、「後日、何らかの形でできないか調整したい」と話した。  長崎市の方針を受け、岸田首相は当初予定していた式典への出席を見送る方向だ。この四半世紀ほど、歴代首相は広島、長崎の双方の平和式典に出席しあいさつするのが慣例だった。首相周辺は「欠席は異例」としたうえで、「長崎市の決定。行くべきだと思うが仕方がない」と話した。(岡田真実) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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【詳報】核抑止論に異議が相次ぐ 広島、被爆78年の原爆の日

6 août 2023
Japonologie
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 広島は6日、被爆78年の「原爆の日」を迎えました。原爆投下時刻の午前8時15分に合わせて開かれた平和記念式典には、原爆で亡くなった人たちの遺族や、地元選出の岸田文雄首相らが参列しました。ロシアによるウクライナ侵攻で核兵器の脅威が高まっている上、5月の主要7カ国(G7)広島サミットで「核抑止」の維持が正当化される中、被爆者らは「核兵器なき世界」の実現をこれまで以上に強く求めています。5日から6日にかけての出来事を速報しています。 ■■■8月6日(日本時間)■■■ 20:00 夜も慰霊碑に長い列  あたりが闇に包まれても広島市の平和記念公園にある原爆死没者慰霊碑前には、参拝を待つ人の長い列ができていた。  広島県廿日市市の女性(48)は、曽祖母が空襲に備えて建物を壊す「建物疎開」の作業に動員され、行方不明になった。もともとは祖母が作業に行くはずだったが曽祖母が交代したという。  祖母が行っていたら、自分はいなかった。だから、自分も原爆の「当事者」という感覚がある。数年前には、曽祖母の被爆状況を資料などから調べたことも。普段は気にしていなくても8月6日は「想像もつかない大変なことがあったことを思い出したり、考えたりする」という大切な一日だ。 19:30 写真家や音楽家らがトーク&ライブ  平和記念公園の近くにあるカフェ「ハチドリ舎」で、写真家や音楽家らによるトーク&ライブがあり、今年の「原爆の日」をどう過ごしたか振り返った。  那覇市に住む写真家の高橋健太郎さん(33)は6日午前0~6時半ごろ、公園周辺を撮影して回った。「人がいない風景や事物から、広島に堆積(たいせき)されてきたものを想像したい」と、平和記念式典で空に放たれるのを待つハトや夜中に脱皮するセミなどにレンズを向けた。原爆ドーム近くの川沿いにたたずむアオサギを撮った時、「自分がどう生きていくか問われている気がした」という。  毎年、被爆地で演奏しているバンド「FUNKIST(ファンキスト)」ボーカルの染谷西郷(さいごう)さん(44)は式典の会場外で、それぞれの立場からデモで声を上げる人たちの姿を見た。人々が「衝突」する中、小学生が「平和への誓い」で「平和」について、「悪口を言ったり、けんかをしたりせず、みんなが笑顔になれること」と話すのを聞き、「子どもから大人に突きつけられている」と感じたという。 19:15 子どもら60人が平和祈り合唱 「はだしのゲン」作者が残した歌  夕暮れの空の下、原爆ドームや平和記念公園を一望できる「おりづるタワー」(広島市中区)の展望台で、子どもら60人が平和を祈って合唱した。  歌ったのは、漫画「はだしのゲン」の作者・故中沢啓治さんが晩年に書き残した「広島愛の川」。漫画では、被爆し焼けただれた人が飛び込んで地獄のように描かれた川だったが、詩では「愛の川」と表現され、次世代に優しさを残そうと歌っている。  今年で歌って3年目になると… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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タモリさんから激励メッセージ 母校の吹奏楽部が10年ぶり県大会

6 août 2023
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松本江里加2023年8月6日 20時12分  第39回福岡県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社など主催)の高校の部が6日、福岡市博多区の福岡サンパレスであった。26団体が息の合った演奏を披露。9団体が27日に熊本市で開かれる九州吹奏楽コンクールに推薦された。  10年ぶりの県大会出場となった筑紫丘高校。大会前、吹奏楽部OBでタレントのタモリさんから「期待しています」との激励メッセージが届き、よりいっそう力を入れて練習してきたという。  自由曲は「シネマ・シメリック」。最初は音の響きがそろわず、合奏練習では顧問の大石純子教諭が「むかついたことを思い出して」「おいしい物を思い浮かべて」と指示し、イメージに合う音色をそろえていった。村上彩花部長(17)は「みんなで探りながらの練習が楽しかった」と話す。  結果は銀賞だった。村上さんは「緊張がまさって思い通りの演奏ができたとは言えないけど、このステージに立てたことに感謝したい」と話した。(松本江里加) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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【速報中】「核なき世界の実現を」灯籠に願い込め 広島被爆78年

6 août 2023
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 広島は6日、被爆78年の「原爆の日」を迎えました。原爆投下時刻の午前8時15分に合わせて開かれた平和記念式典には、原爆で亡くなった人たちの遺族や、地元選出の岸田文雄首相らが参列しました。ロシアによるウクライナ侵攻で核兵器の脅威が高まっている上、5月の主要7カ国(G7)広島サミットで「核抑止」の維持が正当化される中、被爆者らは「核兵器なき世界」の実現をこれまで以上に強く求めています。5日から6日にかけての出来事を速報しています。 ■■■8月6日(日本時間)■■■ 19:30 写真家や音楽家らがトーク&ライブ 「原爆の日」に感じたことを振り返る  平和記念公園の近くにあるカフェ「ハチドリ舎」で、写真家や音楽家らによるトーク&ライブがあり、今年の「原爆の日」をどう過ごしたか振り返った。  那覇市に住む写真家の高橋健太郎さん(33)は6日午前0~6時半ごろ、公園周辺を撮影して回った。「人がいない風景や事物から、広島に堆積(たいせき)されてきたものを想像したい」と、平和記念式典で空に放たれるのを待つハトや夜中に脱皮するセミなどにレンズを向けた。原爆ドーム近くの川沿いにたたずむアオサギを撮った時、「自分がどう生きていくか問われている気がした」という。  毎年、被爆地で演奏しているバンド「FUNKIST(ファンキスト)」ボーカルの染谷西郷(さいごう)さん(44)は式典の会場外で、それぞれの立場からデモで声を上げる人たちの姿を見た。人々が「衝突」する中、小学生が「平和への誓い」で「平和」について、「悪口を言ったり、けんかをしたりせず、みんなが笑顔になれること」と話すのを聞き、「子どもから大人に突きつけられている」と感じたという。 19:15 子どもら60人が平和祈り合唱 「はだしのゲン」作者が残した歌  夕暮れの空の下、原爆ドームや平和記念公園を一望できる「おりづるタワー」(広島市中区)の展望台で、子どもら60人が平和を祈って合唱した。  歌ったのは、漫画「はだしのゲン」の作者・故中沢啓治さんが晩年に書き残した「広島愛の川」。漫画のでは、被爆し焼けただれた人が飛び込んで地獄のように描かれた川だったが、詩では「愛の川」と表現され、次世代に優しさを残そうと歌っている。  今年で歌って3年目になるという小学5年の惣田直(すなお)さん(10)は「今も戦争しているロシアにも届くように、世界が平和になるように歌いました」。 19:00 広島へ避難のウクライナ人女性が歌声 「あなたに逢いたくて」  原爆犠牲者を追悼する「とうろう流し」が行われている広島市の元安川のそばで「平和の祈りコンサート」が開かれた。ロシアによる軍事侵攻から逃れ、広島へ避難しているウクライナ人女性のヤナ・ヤノブスカさん(41)が故郷を思って歌声を響かせた。  会場は元安川沿いのレストラン「かき船かなわ」。毎年8月6日夜にコンサートを企画しており、今年はヤノブスカさんを招いた。  首都キーウ出身のヤノブスカさんは学生時代に音楽を学び、現地のレストランなどで歌声を披露してきた。昨年4月に娘のゾリアナ・ヒブリチさん(20)と避難してきたが、家族が現地に残っている。コンサートでは、故郷の平和を願ってウクライナ民謡のほか、松田聖子さんの「あなたに逢(あ)いたくて」を日本語で歌った。離れた人を恋しく思う歌詞がヤノブスカさんの思いと重なり、会場から盛んな拍手が送られた。 18:00 世界平和を願う灯ろう流し 原爆ドーム前の元安川で  広島市中区の原爆ドーム前の元安川で、原爆犠牲者を慰霊し、世界平和を願う灯籠(とうろう)流しがあった。  78年前、被爆した人々が水を求めて飛び込んだという川面に色鮮やかな灯籠が浮かんだ。「核兵器のない世界の実現を」「争いの無い世界に」などのメッセージが記された灯籠が流れるのを川沿いを埋めた人々が見守り、平和への思いを共有した。  広島市の吉本照子さん(80)は帰省中の孫の天野恵太さん(9)=兵庫県姫路市=を初めて連れてきた。吉本さんは疎開中だったが、親類が犠牲になった。「やっぱりあの日は忘れてはいけません」と照子さん。「世界のみんなが平和に暮らせますように」と書いた恵太さんは「ウクライナの人たちを思いました」と話した。 18:00  広島市南区のマツダスタジアムで、核兵器のない平和な世界を祈る試合「ピースナイター」が始まった。  スコアボード上には半旗が掲げられ、試合前には広島東洋カープと読売ジャイアンツの選手たちや観客らが脱帽し、黙禱(もくとう)をささげた。始球式では、広島県生まれのシンガー・ソングライターで、カクワカ広島(核政策を知りたい広島若者有権者の会)のメンバー、瀬戸麻由さん(32)がマウンドに立った。 16:00 絵本「さいごのあさごはん」 高校生による英語朗読会  広島市立舟入高校国際コミュニケーションコースの2年生が、絵本「さいごのあさごはん」の英語朗読会を広島国際会議場(中区)で開いた。故・小野英子さんの著書「炎のメモワール」を、長野県池田町の絵本作家・三枝三七子さんが絵本化し、生徒が英語に翻訳した。  同コースの7人が順番に朗読。約70人が聴き入った。舞台に立った2年、岡田蓮さんは「朗読は初めてなので緊張しましたが、心を込めて読みました。自分が担当した部分は、精神的に不安定になる部分だったので、戦争で普通でなくなる怖さを感じました」と話していた。  作者の三枝さんも舞台に立ち、原作や小野さんとの思い出を語った。終了後に「皆さんが、よく考えて訳されたことがわかりました。とても迫力のある朗読でした。生き残った者が、それを後悔するのが戦争だということが、伝わっていてほしいと思います」と語った。 15:50 広島市まんが図書館、戦争を題材にした作品を展示  広島市まんが図書館(同市南区)では、戦争などを題材にした漫画を特集する展示会が開かれている。中沢啓治さんが自身の被爆体験をもとにして描いた「はだしのゲン」、呉などが舞台の「この世界の片隅に」など、広島ゆかりの作品もそろえる。  館長の高森正治(しょうじ)さん(62)は広島県江田島市出身。12歳の時に「はだしのゲン」を読み、「これが本当に広島の話なのか」と原爆の悲惨さに衝撃を受けた。原爆投下から78年が経っても、「はだしのゲン」はよく貸し出されており、来館する外国人の観光客が翻訳版を読む姿も目立つという。  高森さんは「漫画は歴史を伝えるツール。この展示を、戦争に巻きこまれた市民について考えるきっかけにして欲しい」と話す。展示は8月31日まで。 15:30 「原爆小頭症を知って」 きのこ会事務局長が講演  核と原発の廃絶を考えるシンポジウム「8・6ヒロシマ平和の夕べ」が広島市中区であった。母の胎内で被爆し、脳に障害を負って生まれた原爆小頭症被爆者と家族らでつくる「きのこ会」の事務局長、平尾直政さん(59)が講演し、被爆者と家族が受けてきた苦難を振り返った。  頭が小さいことが特徴の原爆小頭症は長く公表されることはなく、原爆症認定を受けたのは1967年だった。「胎内被爆者だが、被爆2世と誤解されることもあり、本人や家族は偏見や差別にさらされ続けた」。平尾さんは、知的障害を理由にきょうだいの婚約が破談したり、家族が離別したりした亡き被爆者たちの事例を紹介した。  原爆小頭症の存在が原爆の罪を伝える力があると感じるが、現在存命なのは12人。「このままでは原爆小頭症の被爆者はいないことになってしまう」。体験を語り続けていくことが重要だと語った。 15:30 各国首脳が植えた被爆桜に思いをはせるデンマーク人  「78年前の戦争の記憶が、こんな風に残っているなんて」。デンマークから旅行で訪れていたアダム・セナンさん(20)は、5月に開かれたG7広島サミットで、各国首脳が平和記念公園に植樹した被爆桜の前で足を止めた。サミット後に設置された説明板を見て「惨禍を忘れないためにも植樹は意義あるプログラムだったのでは」と話す。  広島市役所の敷地内で花を咲かせる被爆桜(ソメイヨシノ)から「接ぎ木」をして植樹された。被爆桜は、原爆投下時に多くの被爆者が木の下に体を横たえたと伝わる。  姉のアイラさん(26)は「戦争の関係国のリーダーたちが集まって、広島で植樹をしたことに価値がある。平和を象徴しているようですね」と話した。「きょう広島に来られて、特別な1日になりました」 15:00 「長崎の証言の会」編集長が講演 「『被爆地に来て』と言うだけでよいのか」  世界の核被害を学ぶ講演会が… Source : […]

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岸田首相、長崎の平和祈念式典を欠席へ 台風接近で市側が招待見送る

6 août 2023
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岡田真実 村松真次2023年8月6日 21時06分  長崎原爆の日の9日に予定されている平和祈念式典について、主催する長崎市の鈴木史朗市長は6日、台風6号の接近を見据え、屋内で縮小開催すると発表した。岸田文雄首相や各国大使ら来賓、一般参加者の招待を見送り、市関係者のみで実施する。今後の気象状況によっては式自体の中止も検討する。  鈴木市長が市役所で臨時の記者会見を開き、明らかにした。台風6号の接近で、長崎市に暴風警報が発令される可能性が高いことを考慮した。代替場所は長崎駅近くの「出島メッセ長崎」で、屋内での開催は1963年以来60年ぶり。市関係者のみで実施するのは、式典開催が市主催になった56年以来初めてで、首相が参列しないのは99年以来という。  鈴木市長は「参列者の命を守るため苦渋の決断をした。参列予定だった方には誠に申し訳ない」。首相訪問に合わせて例年、被爆者団体が首相に要望を行う場が設けられているが、「後日、何らかの形でできないか調整したい」と話した。  長崎市の方針を受け、岸田文雄首相は当初予定していた式典への出席を見送る方向だ。この四半世紀ほど、歴代首相は広島、長崎の双方の平和祈念式典に出席しあいさつするのが慣例だった。首相周辺は「欠席は異例」としたうえで、「長崎市の決定。行くべきだと思うが仕方がない」と話した。(岡田真実、村松真次) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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助けに向かった大学生がおぼれて死亡 石川県の海岸

6 août 2023
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2023年8月6日 17時00分  石川県小松市安宅町の海岸で5日午後5時ごろ、「2人がおぼれている」と目撃した男性から消防に通報があった。おぼれたのは男性2人で、このうち近くの大学生(18)が心肺停止の状態で市内の病院に運ばれ、死亡が確認された。  県警小松署によると、大学生は同県能美市の会社員(18)と水遊びをしていた。沖合15~20メートルで最初に会社員がおぼれ、助けに向かった大学生もおぼれたという。会社員が大学生を岸まで引き揚げたが、意識がなかったという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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原爆投下から78年 広島市長、平和宣言で「核抑止破綻、直視を」

6 août 2023
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 米軍による広島への原爆投下から78年となった6日、広島市の平和記念公園で、平和記念式典が開かれた。5月に広島であった主要7カ国首脳会議(G7サミット)後、初めて迎えた「原爆の日」。松井一実(かずみ)市長は平和宣言の中で、サミットで発表された核軍縮に関する「広島ビジョン」が肯定した核抑止論に言及。「世界中の指導者は核抑止論は破綻(はたん)していることを直視するべきだ」と訴え、核抑止論からの脱却を求めた。  地元選出の岸田文雄首相は式典のあいさつで「核軍縮をめぐる国際社会の分断の深まりやロシアによる核の威嚇により、道のりは一層険しいものになっている」とした上で、サミットで首脳らが被爆者の声を聞き、被爆の実相に直接触れたと評価した。広島ビジョンなどを通じて「核軍縮の進展に向けた国際社会の機運をいま一度高めることができた」と述べた。  松井市長は平和宣言で、日本政府に核兵器禁止条約の早期署名や批准、11月にある締約国会議へのオブザーバー参加を求めたが、岸田首相はあいさつで同条約に言及しなかった。被爆者団体の代表との対話では「重要な条約だが、核兵器国が行動しないと何も変わらない」と述べ、慎重な姿勢を示した。  式典には被爆者や遺族ら約5万人が参列。原爆投下時刻の午前8時15分に「平和の鐘」が鳴らされ、参列者が黙禱(もくとう)を捧げた。過去最多となる111カ国の駐日大使らが参列した。新型コロナウイルスの「5類」移行などを受け、参列者席は昨年の倍の約7千席が設けられた。  ウクライナ侵攻を受け、昨年と同様、ロシアとベラルーシは招待されなかった。ベラルーシではロシアの戦術核兵器の配備が始まっている。  式典では、この1年に死亡が確認された被爆者5320人の名前を記した原爆死没者名簿が奉納された。死没者の総数は計33万9240人となった。(興野優平) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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【速報中】サーロー節子さん、首相批判 「意志と勇気が欠けている」

6 août 2023
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 広島は6日、被爆78年の「原爆の日」を迎えました。原爆投下時刻の午前8時15分に合わせて開かれた平和記念式典には、原爆で亡くなった人たちの遺族や、地元選出の岸田文雄首相らが参列しました。ロシアによるウクライナ侵攻で核兵器の脅威が高まっている上、5月の主要7カ国(G7)広島サミットで「核抑止」の維持が正当化される中、被爆者らは「核兵器なき世界」の実現をこれまで以上に強く求めています。5日から6日にかけての出来事を速報しています。 ■■■8月6日(日本時間)■■■ 15:50 広島市まんが図書館、戦争を題材にした作品を展示  広島市まんが図書館(同市南区)では、戦争などを題材にした漫画を特集する展示会が開かれている。中沢啓治さんが自身の被爆体験をもとにして描いた「はだしのゲン」、呉などが舞台の「この世界の片隅に」など、広島ゆかりの作品もそろえる。  館長の高森正治(しょうじ)さん(62)は広島県江田島市出身。12歳の時に「はだしのゲン」を読み、「これが本当に広島の話なのか」と原爆の悲惨さに衝撃を受けた。原爆投下から78年が経っても、「はだしのゲン」はよく貸し出されており、来館する外国人の観光客が翻訳版を読む姿も目立つという。  高森さんは「漫画は歴史を伝えるツール。この展示を、戦争に巻きこまれた市民について考えるきっかけにして欲しい」と話す。展示は8月31日まで。 15:30 各国首脳が植えた被爆桜に思いをはせるデンマーク人  「78年前の戦争の記憶が、こんな風に残っているなんて」。デンマークから旅行で訪れていたアダム・セナンさん(20)は、5月に開かれたG7広島サミットで、各国首脳が平和記念公園に植樹した被爆桜の前で足を止めた。サミット後に設置された説明板を見て「惨禍を忘れないためにも植樹は意義あるプログラムだったのでは」と話す。  広島市役所の敷地内で花を咲かせる被爆桜(ソメイヨシノ)から「接ぎ木」をして植樹された。被爆桜は、原爆投下時に多くの被爆者が木の下に体を横たえたと伝わる。  姉のアイラさん(26)は「戦争の関係国のリーダーたちが集まって、広島で植樹をしたことに価値がある。平和を象徴しているようですね」と話した。「きょう広島に来られて、特別な1日になりました」 15:00 「長崎の証言の会」編集長が講演 「『被爆地に来て』と言うだけでよいのか」  世界の核被害を学ぶ講演会が、広島市中区の広島弁護士会館で開かれた。長崎出身で、被爆証言の雑誌を発行する「長崎の証言の会」編集長の山口響さん(47)らが講師として登壇した。  山口さんは、核保有国を含む主要7カ国(G7)の首脳がそろって広島を訪れた5月のG7広島サミットを振り返り、「(世界の政治指導者に対して)観光誘致のように『被爆地に来てください』と言うだけでよいのか」と日本側の姿勢を批判。「今回やって来た首脳に対し、『この後どうするんですか』と私たちが迫っていかなければならない」と訴えた。  講演会は、市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」が主催し、約60人が参加した。 14:30 被爆者の女性が名古屋で自らの体験を語る  爆心地から1・2キロの広島市水主(かこ)町(現・同市中区)で被爆した水野秋恵さん(82)=愛知県春日井市=は、「愛知・名古屋 戦争に関する資料館」(名古屋市中区)で自らの体験を語った。4歳のとき、近所の家へお菓子をもらいに行ったときに被爆。がれきの下敷きになり、顔や腕にはガラスが刺さった。  これまでにインドや米国、愛知県内の学校などで体験を語ってきた。いまなお、世界で戦争が続いていることに対し、「理想論かもしれないが、人間は話し合う知恵がある。戦争は武器じゃなく話し合いで解決するためにそれぞれの立場で努力すべきだと思う」と語った。 14:00 サーロー節子さん、首相批判 「意志と勇気が欠けている」  核兵器の非人道性を訴えて核兵器禁止条約の採択に尽力したカナダ在住の被爆者、サーロー節子さん(91)が、広島市で開かれた「原水爆禁止2023年世界大会」に出席し、岸田文雄首相が「厳しい現実」を理由に、核抑止力を容認し、同条約を批准しようとしない姿勢を批判した。  サーローさんは「岸田さん(首相)は『安全保障環境が厳しいから、核に頼るのは仕方がない』と言っています。けれども実際に核を持っているのは、193の国連加盟国のうちわずか9カ国です。120、130もの国々が惰性から抜け出して、世界に非核化地帯をつくり、核兵器禁止条約をつくりだしている」と指摘。「本当に欠けているのは安全保障環境ではなく、問題を解決する意志、行動に乗り出す勇気だと思えてならない」と訴えた。 13:30 78年前、原爆で亡くなった乳飲み子へ 千羽鶴捧げる女性  丸まった背中で大きなポリ袋を両手に下げ、「原爆の子の像」の前で立ち止まる女性がいた。豊田和子さん(78)。千羽鶴を捧げるため、神戸市東灘区から高速バスに4時間揺られて来たという。  広島に原爆が落とされる3日前に、母の疎開先である鳥取県で生まれた。「78年前、自分と同じような乳飲み子がたくさん原爆で命を奪われた。今も生かされている感謝と、安らかに眠れるようにという思いで折りました」  千羽鶴は近所の人や友人ら約100人に手伝ってもらっている。今年で5年目。胃がんや乳がんなど患っているが、身体が動くうちは通い続けるつもりだ。 13:00 陸軍病院の原爆慰霊碑を世話する男性  爆心地から約1キロ北の旧太田川(本川)の堤防に慰霊碑があった。「広島陸軍病院原爆慰霊碑」。あの日、近くにあった広島第一陸軍病院と第二陸軍病院では軍医や看護師ら約740人がほぼ即死した。広島市に住む岡崎洋司さん(79)が慰霊碑の前で、遺族や地域住民の訪問を待っていた。  当時1歳だった岡崎さんは、母と疎開して難を逃れた。衛生兵だった父も台湾にいて被爆はしていない。それでも原爆のむごさに身が震える。  1955年の慰霊碑建立に際しては、この病院で衛生兵の訓練を受けた父も尽力した。父が20年ほど前に亡くなってからは世話人を引き継ぎ、8月6日は朝からこの場所にいるという。 12:30 原爆の絵、描いた高校生「ただの遺骨の絵だと思わないで」  被爆者の証言をもとに広島市立基町高校美術部の生徒が描いた「原爆の絵」の展示が、平和記念公園内の国際会議場で始まった。「原爆の絵」は被爆証言の助けになるよう、平和記念資料館と基町高校が2007年度から協力して取り組んでいる。この日は、描いた生徒が作品に込めた思いなどを語るギャラリートークがあった。  同校2年の持田杏樹さん(17)は、被爆者の広中正樹さんから10回近く体験を聞いた。原爆に遭って亡くなり、火葬された父の遺骨を拾う場面を描いた。「ただの遺骨の絵だと思わず、自分の家族や大切な誰かが原爆で亡くなったらと、自分ごととして考えてほしい」と話した。絵画作品約50点が24日まで展示されている。 11:45 首相、原爆養護ホームを慰問「悲惨な体験、次の世代に」  岸田文雄首相は、広島市安佐北区の広島原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」を訪れ、入所している被爆者のお年寄りたちを慰問した。  同日午前の平和記念式典に参列した後、林芳正外相、加藤勝信厚生労働相とともに同園を訪問した。同園に入所する34人の被爆者の前で、岸田首相が「平和記念式典に参列し、78年前の悲惨な体験を次の世代に伝えていかなければならないと強く感じました」とあいさつ。「政府はみなさんの応援、支援をさせていただきます」とも話した。 11:02 長崎でも平和祈る鐘 核不使用「世界に届けましょう」  もう一つの被爆地・長崎でも、被爆者らが広島の原爆犠牲者を悼んだ。長崎市の平和公園に集まった被爆者ら約20人は米軍が長崎に原爆を投下した午前11時2分から10分ごとに3回、「長崎の鐘」を鳴らし、平和を祈った。  鐘を鳴らす市民団体の代表で、長崎の被爆者・朝長万左男さん(80)は「ウクライナ侵攻が長引き、核兵器使用の危機が高まっている」と指摘。集まった人たちに「『核兵器を使わせない』という世論を高めるためにも、平和の鐘を一生懸命鳴らして、世界に届けましょう」と呼びかけた。 11:00 「旧陸軍被服支廠」の保存、首相が支援の姿勢 最大級の被爆建物  最大級の被爆建物である「旧… […]

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首脳たちが踏んだ土地「足元に人の営み」 もういない2人、それでも

6 août 2023
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 広島市の平和記念公園の北西の一角にある「平和乃観音像」前では毎年8月6日、この地で命を奪われた人の追悼法要が開かれている。  一帯は「中島本町」と呼ばれ、料亭、旅館、映画館がある繁華街だった。原爆が落とされるまでは。  あの日から78年を迎えた朝も約50人が手を合わせた。だが、そこにいつもいた男性の姿が、今年はなかった。  浜井徳三(とくそう)さん… この記事は有料記事です。残り784文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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天皇ご一家、上皇ご夫妻が黙とう 広島への原爆投下から78年

6 août 2023
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多田晃子2023年8月6日 14時04分  広島への原爆投下から78年となる6日、天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは皇居・御所で黙禱(もくとう)した。上皇ご夫妻も東京・元赤坂の仙洞御所で、広島市で開かれた平和記念式典のテレビ中継を見て黙禱した。宮内庁が同日発表した。  上皇さまは皇太子時代の会見で、「どうしても記憶しなければならない」四つの日の一つに、「広島原爆の日」を挙げている。(多田晃子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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