関西電力の役員らが高浜原子力発電所の立地する福井県高浜町の元助役(故人)らから多額の金品を受領した問題で、関電は8日、再調査を早期に開始する方針を固めた。9日午前に臨時取締役会を開き、調査主体となる第三者委員会の人選などを審議。同日にも第三者委を設置する。 菅原一秀経済産業相は8日、実態解明を急ぐよう改めて要請。また筆頭株主である大阪市の松井一郎市長が、第三者委に市の推薦人を加えるよう求めた要請の回答期限を9日に迎える。関電は第三者委を直ちに発足させ、年内をめどとしていた調査報告を可能な限り繰り上げる構えだ。 関電によると、第三者委は同社から完全に独立した社外委員(弁護士)で構成する。調査範囲は、金品を受領した幹部が集中する原子力事業本部にとどまらず、火力事業本部やグループ会社にまで広げる方針。役員ら20人が計約3億2千万円を受け取ったと報告した昨年の社内調査を再検証するほか、調査結果を取締役会に報告しなかった経緯や、役員6人を減俸などとした社内処分が適正だったかどうかも詳しく調べる。 菅原氏は8日の閣議後の記者会見で、経産省が同社に求めた第三者委の調査報告に関して「年内をめどに報告という話があるが、悠長なことだ」と述べ、調査を急ぐよう強く求めた。 この問題で関電は、昨年7~9月に社内調査を実施したが、結果を公表していなかった。経産省は調査が不十分だったなどとし、電気事業法に基づいて、同社に類似事案の有無などについて報告を命じている。 ただ、昨年の社内調査は3カ月間かけたが、対象者は一部幹部にとどまり、対象期間もほぼ過去7年間に限られた。第三者委が今後1~2カ月で調査を拡大できるかどうかは不透明だ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
すり替え型詐欺の受け子2人を逮捕 大阪府警(MBSニュース)
大阪府警は「すり替え型詐欺」と呼ばれる特殊詐欺の受け子役の少年2人を逮捕しました。 詐欺などの疑いで逮捕されたのは「全国銀行協会」と書かれた名札を持っていたいずれも19歳の京都市の少年2人です。警察によりますと、2人は職員を装った「すり替え型詐欺」の受け子でした。すり替えとは「不正利用されているカードの利用を停止するため、カードを封印する」などと言って被害者のカードを封筒に入れた後に「割り印が必要」と持ちかけ、印鑑を取りに行かせている隙にあらかじめ用意した偽のカード入り封筒と入れ替えるというものです。 少年らは「封印を解いた場合、金融庁の保険を受けられない」とする文書も持っていたということで、警察は被害発覚を遅らせるための道具とみて調べています。 MBSニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
N国・立花党首「参院議員辞め、あえて参院選に立候補」補選出馬を表明(THE PAGE)
「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が8日、国会内で記者会見を開き、10日告示の参院埼玉補選(27日投開票)に立候補する意向を表明した。出馬すれば参院議員は自動失職する。立花氏は「自民党、公明党が候補者を立てないことになり、勝てる可能性がある選挙に変わってきた。自分が出たらいいんじゃないかと気づいた」と述べた。 【中継録画】N国・立花党首、参院埼玉補選に出馬へ 会見で表明 当選すれば衆院選くら替えはせず 会見では「参院議員が参院議員を辞めて、あえて参院選に立候補する。議席は減らない」と前向きな挑戦だと強調した。立花氏が辞職しても、参院選にN国から出て比例区2位だった医師の浜田聡氏が繰り上げ当選する。 N国として埼玉補選への候補擁立を模索し、前衆院議員の豊田真由子氏や埼玉県知事選に立候補した青島健太氏らに出馬を打診したものの、色よい返事はもらえず、先週末に「自分が出るべきなんじゃないか」と思い至ったという。 7月の参院選での当選から2か月半での辞職については「たった70日で議席を放り出して、国会論争にも入らず、議員辞職することに対して国民のみなさま、票を入れてくれたみなさまからのお叱り、批判がある」と語った。国会議員としての特権を捨てることに1日1晩迷ったとして「既得権って怖いなあ」と振り返ったが、「(党が目指す)NHKのスクランブル放送を実現するためには、まわりの既得権益をしっかりと壊していかなければいけない。自らがこの既得権益から抜けることによって、その意気込みを示すことによって勝機が出てくる」と決断の背景を説明した。その上で「今回の選挙は十分に勝てる選挙であると分析した」と見立てを語った。 埼玉補選には現時点で、前埼玉県知事の上田清司氏が無所属での立候補を予定している。そのことについて「与野党が1人の候補者しか出さないのが考えられない。上田さんは憲法改正に賛成なのか反対なのかすら分からない」と指摘。 立花氏自身の憲法改正へのスタンスについては「うちの党は直接民主主義をやりたい。憲法改正は最後決めるのは(国民投票をする)国民のみなさん。安倍首相も答弁していたが、国会議員が国民の皆さんの多数決を妨げることは好ましいことだとは思っていない」と改憲に向けた国民投票は行うべきだとの考えを示した。 今回の参院補選で当選した場合は、次の衆院選には出馬せず残り約3年の参院議員任期をまっとうするとした。「衆院の議席はいくら取ってもあまり意味がないと思っている。参院選で改憲勢力は3分の2を割ってしまった。参院議員の1議席は非常に重いと考えている。(当選して)もし2(議席)になれば、相当強い力を(得られる)」。また、自民党からNHKのスクランブル放送の実現への約束がなければ、「あえて切り札として憲法改正には賛成しないということは従前申し上げている通り」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画解説】台風19号 関東から東海に上陸か(ウェザーニュース)
10/8(火) 23:19配信 ウェザーニュース 台風は明日9日(水)夜も猛烈な勢力を維持します。その後は進路を少しずつ北寄りに変えて、12日(土)の夜には東海から関東にかなり近づき、その段階でも中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は60m/sの予想です。暴風域が広いため、接近前から風雨が強まってきます。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「瞳の景色」で住所特定か アイドルわいせつ事件で逮捕の男(共同通信)
アイドル活動をする20代の女性にわいせつな行為をしたとして警視庁が逮捕した男が、被害者の住所を特定するため、会員制交流サイト(SNS)に投稿された女性の顔写真から「瞳に映った景色を手掛かりにした」と供述していることが8日、捜査関係者への取材で分かった。 多くの芸能人らがファンとのコミュニケーションツールとして日常的に利用するSNSの思わぬリスクが浮かんだ。 SNSの女性の顔写真で瞳に映った駅の景色を確認し、検索大手グーグルのサービス「ストリートビュー」で特徴が似た駅を発見して待ち伏せ、後をつけて自宅マンションを割り出したという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
第17回「国民の自衛官」表彰式 「支えに感謝し、支えとなる」(産経新聞)
国際活動や災害派遣などで著しい功績のあった自衛官を顕彰する「第17回国民の自衛官」の表彰式が8日、三笠宮家の彬子さまをお迎えし、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ケ谷で開かれた。 式に出席した産経新聞社の飯塚浩彦社長は、9月に千葉県に大きな被害をもたらした台風15号や8月の九州の大雨被害に触れ、「救命活動やライフラインの維持に懸命に汗を流される自衛隊のみなさまに深く感謝と敬意を表します」と述べた。 彬子さまはお言葉の中で、「故郷を守り、支えるために日夜努力している自衛隊のみなさまに、われわれは心を打たれるのだと思います」と述べられた。 来賓代表であいさつした山本朋広・防衛副大臣は「国民の安全と平和を守り抜くという任務の重さを改めて認識し、全国の隊員のさらなる模範となるべく、一層努力されることを期待します」と激励した。 選考経過の報告に続いて、飯塚社長が受章者に表彰盾を、同席した家族に記念品を贈呈した。 受章者を代表し、陸上自衛隊東部方面後方支援隊第102不発弾処理隊の山根光2等陸佐(44)は「上司、部下、同僚、家族の支えに感謝し、自身も上司、部下、同僚、家族として、周囲の支えとなる所存です」と決意を語った。 ◇ 受賞者一覧は以下の通り。 【陸上自衛隊】九州補給処富野(とみの)弾薬支処(福岡・富野)梅木崇(たかし)准陸尉(44)▽第8師団第8飛行隊(熊本・高遊原(たかゆうばる))勝本潤二元2等陸佐(55)▽東北方面ヘリコプター隊(宮城・霞目(かすみのめ))馬場正幸3等陸佐(54)▽札幌病院准看護学院(北海道・真駒内(まこまない))蓑手(みのて)博恵(ひろえ)3等陸佐(47)▽東部方面後方支援隊第102不発弾処理隊(東京・朝霞(あさか)) 【海上自衛隊】硫黄島航空分遣隊(東京・硫黄島)石井純一元3等海佐(55)▽舞鶴水中処分隊(京都・舞鶴)小梶(こかじ)真和(まさかず)1等海曹(36)▽岩国航空基地隊(山口・岩国)田村幸子(さちこ)防衛技官(59) 【航空自衛隊】航空総隊司令部防衛部運用課(東京・横田)緒嶋(おじま)禎肇(よしとし)1等空曹(51)▽第3航空団基地業務群管理隊(青森・三沢)小瀬川(こせがわ)晃(あきら)1等空曹(50)▽特別航空輸送隊整備隊(北海道・千歳)辻井正(ただし)准空尉(47) ◇ 主催 フジサンケイグループ 主管 産経新聞社 協力 防衛省 協賛 日本防衛装備工業会、防衛懇話会、タカラベルモント、ユニオン 特別協賛 航空新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
プラごみ問題で最終答申 東京都審議会、ライフスタイル見直しを(産経新聞)
地球規模でプラスチックごみが問題となる中、東京都廃棄物審議会(会長・安井至持続性推進機構理事長)は8日、プラの持続可能な利用に向けた施策のあり方について最終答申を行った。使い捨てプラの削減や、再生プラの活用を呼びかける。答申内容は、都が12月に策定する環境戦略「ゼロエミッション東京戦略」に取り入れていくという。 プラの海洋流出で生態系への影響が懸念されている。東京からの海洋流出は不明だが、都内の廃プラの一般排出量は年73万トン(平成29年度)。答申ではまず、使い捨てプラ削減のため「不要な物はそもそもいらない」という社会を構築し、消費者のライフスタイルの見直しを訴えた。 このため、国が進めるレジ袋有料化をさらに実効のあるものにするとした上で、「独自に条例化を図るべきだ」との意見も記載した。 再生プラの利用促進では、紙やバイオマスを使った素材に切り替えを推奨し、「新たな市場形成を図っていくべきだ」と促した。来年度には都主催のイベントは再生食器やカップの使用で、使い捨てプラの使用禁止を目指すとした。 来年の東京五輪・パラリンピックの開催は、「プラの持続可能な利用に向けて、世界の人々とビジョン(価値観)を共有する重要な機会」と位置付け、持続可能な資源利用のレガシー(遺産)を残すことに努めるとした。 答申は昨年8月、小池百合子知事が要請したもの。使い捨てプラの大幅削減を促す仕組みと、再生プラの利用拡大を図る方策を諮問していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ホリエモン、N国・立花氏を「辞職&補選出馬はすごいこと」と動画解説(スポーツ報知)
“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏(46)は、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志参院議員(52)が8日、議員辞職し、参院埼玉選挙区補欠選挙に出馬することについて、自身のYouTubeチャンネルに動画をアップした。 堀江氏は、「立花党首の議員辞職について解説します」と題した動画内で、「選挙と政治を分離することを、彼は自分でやるという選択に出た。しかも、N国党は、同党の浜田聡氏が繰り上げ当選することから、議席を失うことはない。埼玉県前知事の上田(清司)氏が無風で当選すると思われていたところに、彼がやってくるとういうことは、僕はすごいことだと思う」と評価。 さらに、「参議院の議席をとることはすごく重要なこと。立花氏が補選に通って議席を増やすことで、改憲勢力のキャスチングボートを握れる可能性が出てくる」との見方を示した。 立花氏は、この日の会見で「堀江貴文さんからツイッターで、『頭良すぎてやばい』とコメント頂いたことは光栄です」と話していた。さらに「将来的には、堀江さんに党の代表になってもらいたいとお願いしているところです」と明かしていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
注文選べず泣いた10代名人 師が相手でも潰しにいった
[embedded content] 芝野虎丸新名人、誕生直後に【第44期囲碁名人戦・第5局】=井上未雪撮影 囲碁で史上初の10代名人が誕生した。 静岡県熱海市の「あたみ石亭」で打たれていた第44期名人戦七番勝負の第5局は8日、挑戦者の芝野虎丸八段(19)が張栩(ちょうう)名人(39)を破り、タイトルを奪取した。七大タイトル戦初挑戦となる今期名人戦、開幕初戦こそ落としたものの、第2局から一気の4連勝でシリーズを制した。 19歳11カ月での名人獲得は、20歳4カ月で名人になった10年前の井山裕太・現四冠(30)の記録を破り、囲碁七大タイトル戦史上最年少となる。規定により、八段から九段に昇段。2014年9月のプロ入り(初段)から5年1カ月の九段昇段は、過去最速だった井山の7年6カ月を大幅に上回るスピード昇段。最速、最年少と記録ずくめの名人獲得となった。 神奈川県相模原市出身。名は「虎丸」と雄々しいが、身長165センチ、体重45キロの痩身(そうしん)。その所作は、端正で優雅だ。 2日がかりの名人戦の対局中、正座を崩さず、ケーキやフルーツをつまむときは、そのまま碁盤から右45度に体の向きを変え、皿を持ち上げ口をすぼませる。そっと皿を盆に戻し、盤に向き直ると音もなく石をつまみ、盤に置く。 だが、盤上の石から発するオーラは熱い。相手の意図に反発し、ここぞのときは想定を超える踏み込みを見せ、蹂躙(じゅうりん)する。所作と着手の温度差が異彩を放つ。 入門、プロ入り、そしてタイトル奪取へ。一気に駆け上がった新名人の軌跡を追いました 他に見られないユニークな棋士像の源流は、繊細で泣き虫だった少年時代にさかのぼる。 幼稚園のとき、ゲームソフトで… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
千葉の防災無線、自治体9割一時使えず 台風停電長引き
台風15号が直撃した千葉県で、災害対策本部を設けた33市町のうち、約9割の29市町で防災行政無線の一部が一時使えなくなったことがわかった。想定外の長期停電で非常用バッテリーが切れたり、暴風でアンテナが壊れたりした。長期停電や電話の不通時に、災害情報の伝達を担う同無線のあり方が新たな課題として浮かび上がった。 台風15号の千葉上陸から9日で1カ月になるのを前に、朝日新聞が33市町に取材したところ、29市町で、少なくとも屋外スピーカー計約620基が一時使えなくなっていた。全184基が使用不能になった南房総市が最多で、鴨川市が約70基、館山市が58基、成田市が50基、富津市が約50基などで、被害の大きい県南部が65%を占めた。全被害を把握していない自治体もあり、さらに増えるとみられる。 原因は、中継局の非常用発電機の燃料切れや、屋外スピーカーの非常用バッテリー切れなど。屋外スピーカーの支柱が倒壊した富津市や、受信機の基盤が壊れた鴨川市などでは、停電解消後も一部の無線が使えない状態だ。 総務省は阪神大震災後の199… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル