起きてはならないことが起きた。埼玉県川口市の15歳の少年が「教育委員会は大ウソつき」と書き残して命を絶った。 16年に入学した市立中でいじめを受けた。翌年4月までに3度自殺を図り、不登校にもなった。市教委は3度目の自殺未遂から半年後の17年秋、ようやくいじめがあったと認め、第三者委員会を設けた。だが少年側の不信は深く、調査が進まないまま機能不全に陥っていた。 事実を解明し、再発を防ぐ手立てを考え、その子が不登校になっているなら、安心して学校に戻れるよう努める。そのための調査なのに、当の子どもが亡くなってしまったのだ。…… 本文:1,027文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
(社説)停電の長期化―「想定外」ではすまない(朝日新聞デジタル)
命にかかわる事態である。政府は全力をあげて被災者を支援すべきだ。 9日に上陸した台風15号による大規模停電で、千葉県を中心に深刻な影響が広がっている。当初、東京電力は11日中の復旧を目指すと発表したが、13日以降にずれ込んだ。厳しい暑さのなかで不便な生活が続き、熱中症の疑いによる死者も出た。 停電にともなう断水なども起きている。東電は復旧を急がねばならない。 停電は最大時で90万戸を超えた。東電管内で起きた台風によるものでは規模、期間とも過去最大級という。12日午後8時時点でも約29万戸が電気のない生活を余儀なくされている。…… 本文:1,010文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「天声人語 2019年9月13日」(朝日新聞デジタル)
おととい改造があった新内閣のうたい文句は「安定と挑戦」だそうだ。どっしり構えてことに挑む。何ごともそうありたいものだが、ニュースを追っていたら別の言葉が頭に浮かんできた。「引き際」と「焦燥」である▼安倍首相の自民党総裁としての任期は、残り2年。その「引き際」を意識するからこそ、側近議員たちを一気に入閣させたのだろう。退任が見えてきた社長が「尽くしてくれた君らを、みんな役員にしてやる」とでも言うかのように▼側近の一人で、加計学園の問題で名前の出た萩生田光一氏を、こともあろうに文部科学相にした。国会での集中砲火を危ぶむ声が党内にもあるというが、意に介さないのが我が首相である▼改造後の会見で首相は憲法改正を「必ずや成し遂げていく」と語った。…… 本文:603文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
13日 関東以西 日中曇りや雨 残暑和らぐ(tenki.jp)
きょう13日(金)の日中、関東以西は太平洋側を中心に雲が多く、雨や雷雨の所も。気温はきのうほど上がらず、残暑和らぐ。 涼しい朝 日中も気温はそれほど上がらず 日本付近に秋の空気が流れ込んでおり、全国的に涼しい朝を迎えています。午前6時までの最低気温が全国で最も低いのは、北海道の稚内市沼川で3度3分。霜が降りてもおかしくないほどの冷え込みです。東北の山沿いや内陸も10度以下と、暖房が必要なくらいの所があります。日中、北海道や東北は高気圧に覆われて広く晴れますが、最高気温は22度~26度くらいの所が多いでしょう。日差しのもとでも暑さはなく、快適に過ごせそうです。北陸や関東から西は、高気圧の中心から遠く、湿った空気の影響を受けやすいでしょう。日中、太平洋側ほど雲が多く、雨の所も。その分、気温の上昇は抑えられます。最高気温は30度に届かない所が多く、残暑は落ち着くでしょう。 東海から九州 太平洋側は雨雲が発達しやすい 東海から九州にかけては、湿った空気が流れ込んでいるうえに、上空を気圧の谷や寒気が通過するため、大気の状態が不安定。夕方にかけて、太平洋側を中心に所々で雨が降るでしょう。お出かけの際に降っていなくても、傘を持っておくと安心です。局地的には、カミナリを伴って強く降ります。 夜は月見のチャンスも 今夜の月は「中秋の名月」。日中、曇りや雨の関東から西も、今夜、遅くなるほど雲が薄くなってくるでしょう。雲の間から名月を楽しむチャンスがありそうです。 日本気象協会 本社 戸田 よしか 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「配布された物資が食べられない」“アレルギーっ子”を抱える家庭に必要な災害時の備え(FNN.jpプライムオンライン)
いつどこで起こるか予測ができない災害。 9日に台風15号が直撃した千葉県では、12日午後4時半の時点で約31万3400軒で停電が続いていて、いまだ全面復旧の見通しが立っておらず、被災者は不便な生活を強いられている。 【画像】「アレルギーっ子ママが考えた防災ハンドブック」を見る こうした災害時に、避難所などで、食により再び命を脅かされる人がいる。 今や「国民病」とも言われるアレルギー。食物アレルギー有病率は増加傾向にあり、患者の多くが乳幼児期の子どもといわれている。 「配布された物資が食べられない」 食物アレルギーを持つ子どもが、災害で避難所生活をしなければならない場合、実際の被災地では、これまでにどういった問題が起きていたのか? 関西で活動する患者会「LFA食物アレルギーと共に生きる会」によると、被災地体験者のアンケートで、食物アレルギーのある子どもを持つ母親らからは、以下のような声が聞かれたという。 ・「配布された物資はアレルギー対応ではないアルファ米やパンやヨーグルトで、食べることができなかった」・「避難所の炊き出しは何が入っているかわからず、手を出せなかった。また食べられるものがないと言い出せなかった」・「子どもが初めて口にする非常食を食べてくれなかった」 また、同患者会が実施したアンケート調査(患者とその家族を対象)では、常備薬やアレルギー対応備蓄食を7日分用意している人は、およそ1割だった。国は「大規模災害時には家庭の備えとして1週間分の備蓄が望ましい」としているため、食物アレルギー患者がいるほとんどの家庭の備えが、不十分であることがわかる。 アンケートの回答では、「不安だけど、実際、何を用意したらいいのかわからない」という声が多くあったというが、では食物アレルギーのある子どもがいる家庭は、どのような備えを事前にしておくといいのだろうか? 同患者会が取りまとめた「アレルギーっ子ママが考えた防災ハンドブック」を元に、代表・大森真友子さんに、ポイントを聞いた。 次ページは:子どもと大人の双方が事前にしておくべき備えがある 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
南房総市で無料入浴サービス、携帯充電も タオルは持参
台風15号支援通信 千葉県南房総市では、13日は午前10時~午後8時に「ちくら介護予防センターゆらり」で無料で入浴ができる。タオルやせっけん、ドライヤーは持参する。携帯電話の充電もできる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
停電4日目「いつまで体力が持つか…」 耐える孤立集落
【動画】停電が続く千葉県木更津市、袖ケ浦市付近=遠藤雅彦撮影 台風15号で大きな被害が出ている千葉県南部。倒木や電柱で道をふさがれて孤立した集落では、住民が電気の復旧を待ち焦がれながら、身を寄せ合って暮らす。一方、海沿いの町は大半の家の屋根や壁が吹き飛ばされていた。 房総半島南部、富津市金谷の山あいにある集落では、港や駅に向かう唯一の道が倒れた電柱でふさがれ、11世帯約20人が孤立を深めていた。停電と断水の中、往復約10キロの道のりを歩き、コンビニまで水や食料を買い出しに行く。防災行政無線は聞こえず、携帯の電波も届かない。情報源は新聞やラジオのみだ。 停電から4日目。「電気も通らず、水もない。ほぼ毎日歩いて買い物に行っているが、いつまで体力が持つのか」。5年前からいとこと同居中の50代の男性は嘆く。「電柱をどかすだけでいいのに、それすらしてくれない。行政や東電は何をやっているのか。電気の復旧も物資の支援も、とにかく対応が遅すぎる」と憤る。 一人暮らしの高齢者もいる。備蓄のカップ麺などで生活している池田幸雄さん(70)は「私ら高齢者が10キロも歩いたら倒れてしまう」と訴える。「クーラーボックスにいれた水や野菜はいつまでもつかね。高齢者は死ぬしかないんだろうか」。東電や国などに対し「大災害だという認識が甘い。自衛隊などをもっと早く投入して早く助けてほしい。ヘリで食料を落とすとか、何でもいい。山間部はいつも後回し。みんな気づかれずに死んでいくよ」と声を荒らげた。 近くのわき水をくみ、高齢世帯に配る人もいる。住民全員で道路に散乱した木々を掃除し、何とか歩ける道を確保した。市によると、豊岡地区でも、12日時点で10世帯が孤立しているという。 富津市に隣接する鴨川市の山間… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
成田市と富里市で入浴施設を開放 対象は停電地域の住民
台風15号支援通信 成田市と富里市では、旅館やホテルが13日、停電している地域の住民を対象に入浴施設を無料で開放する。成田市は、若松本店が午前10時~午後3時。タオルは持参が必要。駐車場に限りがあり、周辺の一般駐車場を利用する。富里市では、ラディソン成田が午前11時~午後9時(最終入場は午後8時半)。タオルは持参する。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宇宙膨張、新手法で計算 従来の想定より速く(共同通信)
宇宙が膨張する速さを示す「ハッブル定数」を新たな手法で計算したと、ドイツや日本などのチームが12日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。遠くにある星から届く光が途中にある銀河の重力で曲がる「重力レンズ」と呼ばれる現象を観測して計算し、これまで想定されていたよりも膨張が速いことを示した。 ハッブル定数は宇宙のサイズや年齢を知るために重要な数字。2000年ごろには「銀河までの距離が326万光年増すごとに、遠ざかる速さが秒速70キロ増す」との共通理解ができた。だが最近、より速い値も遅い値も提案されて議論になっている。今回は「秒速82キロ」と速い側だった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
深夜の熱戦で師匠の意地 畠山鎮七段、弟子の斎藤慎太郎王座に勝利/将棋・順位戦B級1組(AbemaTIMES)
将棋の順位戦B級1組の5回戦が9月12日に行われ、畠山鎮七段(50)が自身の弟子である斎藤慎太郎王座(26)に158手で勝利し、同組で今期2勝目(3敗)を挙げた。斎藤王座は3連勝中だったが、初黒星となった。午前10時から始まった対局の終了時間は、翌13日の午前1時2分だった。 【中継映像】斎藤王座 対 畠山七段 師弟対決 斎藤王座が畠山七段に弟子入りしたのは10歳のころ。以降、16年に渡る師弟関係で、斎藤王座は畠山七段門下としては、初のプロ棋士。タイトルホルダーを含む実力者が揃うことから“鬼の棲家”とも称させるハイレベルなB級1組で、師弟対決が本局で2期連続だった。前期の対局では畠山七段が勝利しており、順位戦では斎藤王座が師匠に再挑戦する格好となった。 相掛かりの出だしとなった対局は、夕食休憩までじっくりとした進行になったが、夜戦に入り戦いが本格化。先に切り込んだ斎藤王座に対し、しっかりと受け止めた畠山七段が反撃。日付が変わっても形勢不明の熱戦となったが、最後は師匠が難解な将棋を制した。 畠山七段はこの勝利で、まずは残留に一歩前進。斎藤王座は、今期初黒星でA級昇級に1回足踏みする形となった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース