大分県警は３１日、同県杵築市大内、会社員小田（こだ）将寛容疑者（４４）をわいせつ目的誘拐と準強制性交等未遂容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 　大分中央署によると、小田容疑者はＳＮＳを通じて「オーディションがあるので出ないか」と県内の女子中学生を誘い、３１日午前８時２５分ごろ～午後１時１０分ごろにかけ、大分市内から車に乗せて誘拐し、同市内のホテルでわいせつな行為をしようとした疑いがある。中学生にけがはなかった。 　中学生が助けを求めたホテル従業員から、県警に通報があったという。（中島健） Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

　千葉県富津（ふっつ）市の海で１月、内装工宍倉拓也さん（当時２３）＝千葉市＝が溺死（できし）し、男３人が殺人容疑で逮捕された事件で、逮捕された１人が「拓也さんの仕事ぶりに不満を持っていた」という趣旨の話をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。また、３人はいずれも借金を抱えていたという。千葉県警は、拓也さんへの不満や借金が動機につながった可能性もあるとみて調べている。 　捜査関係者によると、３人は逮捕直後、殺害について大筋で認め、拓也さんの養父で勤務先の社長でもある宍倉靖雄容疑者（４８）＝同県八街（やちまた）市＝は、拓也さんの仕事ぶりに「不満があった」と供述したという。佐中佑輔（３１）、金子栄司（５０）の両容疑者も含め、逮捕された３人にはそれぞれ借金があった。金子容疑者は宍倉容疑者に借金があり、殺害計画を「断りきれなかった」などとも話しているという。 　３人は生命保険金を得る目的で１月２７日、富津市の岸壁から拓也さんを海中に転落させて殺害した疑いが持たれている。拓也さんには約５千万円の保険金がかけられ、保険金の受取人は拓也さんの母親から宍倉容疑者に変更されていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

　第６４回北海道吹奏楽コンクール（北海道吹奏楽連盟、朝日新聞社主催）は３日目の３１日、札幌コンサートホールＫｉｔａｒａ（札幌市中央区）で編成が３５人以内の「高校Ｂ」と、３５人以内の「大学小編成」、５０人以内の「中学Ａ」があった。高校Ｂの１１団体、大学小編成の５団体、中学Ａの２０団体の順番で出場した。各賞は次の通り（◎は全日本吹奏楽コンクール、○は東日本学校吹奏楽大会に出場）。 　　　　　◇ 　【高校Ｂ】金賞＝旭川大、留萌、北海道栄、○札幌山の手▽銀賞＝釧路明輝、岩見沢緑陵、札幌東、北見柏陽、帯広北▽銅賞＝士別翔雲、函館商 　【大学小編成】金賞＝帯広畜産大、東海大札幌校舎▽銀賞＝名寄市立大、釧路工業高専▽銅賞＝函館工業高専 　【中学Ａ】金賞＝東神楽、札幌北辰、札幌平岡、◎北斗上磯、芽室、◎札幌清田▽銀賞＝苫小牧明倫、函館桔梗、旭川北門、札幌厚別南、函館戸倉、札幌向陵、帯広南町、遠軽▽銅賞＝斜里、留萌、三笠、釧路町富原、稚内潮見が丘、苫小牧啓北 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

　「幸せの国」と呼ばれるヒマラヤの王国ブータンから来日する留学生がアルバイト先で長時間労働に陥ることなどを防ごうと、日本で働くブータン人らが９月１日に「国際ブータン人労働組合」を結成する。労組の中心メンバーらが８月３１日、松山市で記者会見し、明らかにした。 　労組を結成するのは、愛媛県などの企業に就職した元留学生１０人と現役の留学生１人。ＳＮＳなどを通じて組合員を増やす方針で、日本での就業支援にも取り組む。外国人の留学生が中心の労組は珍しいという。 　外務省が公表しているデータによると、アジアに位置するブータンは人口約７５・４万人（２０１８年）。面積は日本の九州に近いという。法務省の統計によると、昨年１２月時点で日本に在留するブータン人は８２４人だった。このうち８５％にあたる７０３人が留学生だ。 　ブータン人留学生を支援する団体によると、留学生の多くは授業料などを支払うために多額の借金を抱えて来日し、その返済のために複数のアルバイトをかけもちする。このため、長時間労働で体調を崩したり、留学生に認められているアルバイト時間の上限（原則１週間２８時間）を超えたりする人もいるという。 　背景にはブータンの留学あっせ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

　鹿児島県警は３１日、同居している４歳の女児の頭部を殴ったとして、同県出水市明神町、建設作業員日渡駿容疑者（２１）を暴行容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。女児はその後、死亡が確認されており、県警が経緯を詳しく調べる。 　捜査１課などによると、日渡容疑者は８月２７日午後７時半ごろから同８時ごろにかけて、自宅で大塚璃愛來（りあら）ちゃん（４）の頭部を１回、拳で殴った疑いがある。 　日渡容疑者は２８日午後、自ら同市内の病院に璃愛來ちゃんを連れていっていた。２９日に病院から「風呂場でおぼれたと連れてこられた女児が死亡した」と警察に通報があって発覚。県警が司法解剖した結果、水死した疑いがあるという。体には殴られたような複数の痕があったという。 　璃愛來ちゃんは、日渡容疑者の交際相手の女性の長女で、３人で生活していたという。 　璃愛來ちゃんは出水市の前、同県薩摩川内市に居住しており、今年３月１８日、同市から虐待の疑いがあるとして薩摩川内署に通報があった。同日と翌１９日、警察官や市職員らが自宅を訪れ、璃愛來ちゃんと母親に面会したが、璃愛來ちゃんの体に暴行が疑われるような傷は確認できず、発育状態の異常も認められなかったという。 　３月下旬～４月上旬には「夜間に１人で外出している」との通報を受けた同署が計４回璃愛來ちゃんを保護し、ネグレクト（育児放棄）の疑いもあるとして児童相談所に通告したという。（小瀬康太郎） Source : 社会 – 朝日新聞デジタル