ごはんラボ 電子レンジで温野菜 食べものを温めたり、解凍したりするのに便利な電子レンジ。最近はオート調理が充実した機種も多いですが、基本的な特徴が分かれば、使いこなしが自在に。まずは、これからの時期においしい緑黄色野菜を蒸します。 電子レンジの一番の得意技は、スピード加熱。レンジの熱源は、「マイクロ波」という電波です。庫内に放たれる電波は、プラスとマイナスが猛烈な速さで入れ替わります。その度に食品の分子の向きが変わるため、摩擦熱が起き温まるのです。 お湯でゆでる時には熱がゆっくり伝わるのに対し、瞬時に電波が入るレンジは短時間で仕上げられます。加熱時間が短いため、できあがりが色鮮やかで、栄養を逃さないことも確かめられています。 一方、食品内部の水分が蒸発して乾燥しやすい欠点も。野菜を蒸す時には、水を加え、加熱が終わってからもラップをすぐに外さず少し置くのがしっとり仕上げるポイントです。(栗田優美) 監修・料理:渡辺あきこ 調理科学 :肥後温子 【材料(2人前)】 □ カボチャ 100g □ ニンジン 100g □ オクラ 6本(50g) □ プレーンヨーグルト 大さじ3 □ マヨネーズ 大さじ1 □ ニンニクすりおろし 1かけの1/8 □ 塩 少々 【作り方】 ①電子レンジの加熱時間は、いず… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
芦屋の住宅街「どこまで水が」 昨年の台風、高潮の脅威
台風などの影響で海水が湾岸部を襲い、大きな被害をもたらす高潮。昨年9月の台風21号では関西空港(大阪府)が大規模浸水したほか、兵庫県芦屋市の住宅街が水に漬かり、逃げ遅れる住民が相次いだ。過去には幾度も多数の犠牲者が出ており、高潮被害を軽減する取り組みや議論も始まっている。 昨年9月の台風21号は、暴風と高潮で近畿地方を中心に各地に被害をもたらした。特に大阪湾周辺では、過去最高の潮位を7カ所で観測。多くの人工島で浸水が起きた。港湾施設も被害を受け、コンテナが漂流して物流が停滞した。 兵庫県芦屋市の人工島・南芦屋浜では、高潮で約27ヘクタールが浸水。17棟が床上浸水、230棟が床下浸水した。 南芦屋浜の海岸近くでカフェを営む小山恵理さん(38)が異変に気づいたのは、台風が神戸市に再上陸する直前の9月4日午後1時40分ごろ。窓ガラスに雨やしぶきが吹き付け、音をたてた。店の前の道は海岸沿いの駐車場から流れ込む水で川のようだった。 「避難する?」「どうする?」。近所の住民と無料通話アプリで相談している間にも、潮位は上昇。海と護岸の境が見分けられない状態になり、波が店の前まで打ち寄せてきた。 東隣の同県西宮市では、潮位が30分余りで2メートル以上も上昇。同日午後2時15分に過去最高の3・24メートルに達した。同時に風も急激に強まり、神戸空港で最大瞬間風速45・3メートルを記録した。 避難できなくなった小山さんは、夫の豊さん(37)と2階の事務所に上がった。雑誌やタオルを詰めて目張りした玄関や窓から、水がじわじわと入り込む。「どこまで水が来るのか気が気でなかった」 漂流したコンテナが護岸にぶつ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日米首脳「再会談」事前に日本メディアに予告なし 外務省は「共同記者発表」に訂正(産経新聞)
【ビアリッツ(フランス南西部)=小川真由美】25日午後(日本時間同)に開かれた安倍晋三首相とトランプ米大統領との再会談について、外務省は「共同記者発表」と訂正した。共同記者発表は日米貿易交渉をめぐり両首脳が大筋合意し、9月の署名を目指すとした内容だったが、G7サミット会場近くに詰める首相の同行記者団に事前連絡がなかった。共同記者発表の様子は米テレビが中継した。 西村康稔官房副長官は「事前に十分な連絡ができなかったことをおわびしたい」と陳謝した。 共同記者発表は25日午後3時15分から34分まで行われた。外務省から首相同行記者団には「日米首脳の再会談が午後3時1分に始まった」と連絡があったが、実際には3時1分から15分までは両首脳が発表に関する打ち合わせをしていた。当初、交渉担当の茂木敏充経済再生担当相とライトハイザー米通商代表が発表する予定だったが、米側から「良い話なので両首脳による共同記者発表にしたい」と申し出があったという。 記者団から「再会談」となった経緯や事前の案内がなかった理由など質問が殺到したが、職員は「何も情報がない」と釈明に追われた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
埼玉知事選で与党敗北 総力戦も「支持者に浸透しきれず」 公明は10月補選見据え牽制(産経新聞)
事実上の与野党一騎打ちとなった埼玉県知事選は25日投開票され、主要野党や現職の上田清司知事が支援した新人の大野元裕元防衛政務官が制した。自民党にとっては16年ぶりの県政奪還という宿願に加え、参院埼玉選挙区の補欠選挙(10月27日投開票)に向けた前哨戦の側面があり、党幹部や閣僚を相次ぎ投入する総力戦を展開したが及ばなかった。今後の焦点は政権運営を占う補選の候補者選定に移る。 「わが党の支持者に浸透し切れていない。埼玉県政が政権と一体となって歩んでいける大きなチャンスを逃してしまった。努力不足を反省したい」 自民党の甘利明選対委員長は25日夜、自民、公明両党が推薦した新人候補の敗北が確実となったことを受け、党本部で記者団にこう答えた。 上田氏が大野氏の支援に回った影響については「あると思う」と否定しなかった。 自民は、知事選で甘利氏や岸田文雄政調会長のほか、菅義偉官房長官や茂木敏充経済再生担当相ら閣僚も現地入りし、推薦候補を全面支援した。 党県連幹部は「野党系の上田氏が多選し、埼玉県は国との連携が弱まった。ここにてこ入れすることが日本経済の底上げにつながる。政権全体でその認識を共有していた」と話す。 ただ、埼玉は立憲民主党の枝野幸男代表(衆院埼玉5区)のおひざ元でもある。非自民系の元参院議員の行田邦子氏が告示直前に出馬を取りやめ、立民や国民民主、社民、共産の主要野党は候補を大野氏に一本化した。上田氏も大野氏を後継として支援し、自民、公明両党は逆風の中での選挙戦を強いられた。 甘利氏は「相手候補の応援弁士は政権批判で足並みをそろえていた」と振り返る。 こうした情勢で自民、公明両党の地元組織は結束を強めた。公明は県本部代表の西田実仁(まこと)参院幹事長が自民とともに街頭に並び立ち、推薦候補への支援を訴えた。公明党の支持母体の創価学会も低投票率を懸念し、8月中旬以降、支援者らの引き締めを徹底した。 与党の結束は別の効果ももたらした。創価学会幹部は「7月の参院選で埼玉選挙区は自公が互いに候補を擁立し、競合した。選挙協力でしこりを残した部分もあり、知事選が関係修復に作用した」と話す。 2カ月後に迫る参院補選は10月1日の消費税率10%への引き上げ後、初の国政選挙となる。 甘利氏は知事選の敗北を受け、参院補選への対応について記者団に「まず敗因をしっかり分析し、どう対応していくか執行部全体で検討したい。結論を出すのに少し時間がかかる」と述べるにとどめた。 ここで注目されるのは、国政選挙を取り仕切る二階俊博幹事長の動向だ。 二階氏は今回の知事選で前面に出なかった。埼玉では補選への出馬が取り沙汰される上田氏との関係継続を見据えての対応との見方が出ている。大野陣営の関係者は「憲法改正派の上田氏に与野党で相乗りし、国政で協力する余地を残しておくためではないか」と話す。 こうした見方が浮上するのは、参院埼玉選挙区の構図も絡んでいる。 公明の西田氏は、自民の関口昌一参院議員会長と同様、次期改選組だ。仮に自民が3年後に関口氏と補選候補の2人を擁立すれば、改選4議席をめぐり公明はこれまで以上に激戦を余儀なくされる。公明党幹部は早くも牽制(けんせい)した。 「3年後に候補を2人出さないことは自公の間で約束している。補選の対応を決める上で、この原則は崩せない」(清宮真一) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
鳥取県中部地震の記録誌 県が作製、配布(産経新聞)
平成28年10月に発生した鳥取県中部地震を後世に伝えようと、鳥取県は被害の状況や震災体験談などをまとめた「県中部地震記録誌」300冊を作製し、県内の各市町村や図書館に配布した。 記録誌はA4判約140ページ。被害の状況や住宅再建など行政の支援、観光などの風評被害への対応を紹介している。 地震後に対応にあたった自治体の防災担当者、警察官、学校長ら36人の「震災体験談」を掲載。地震発生直後の行動を振り返りながら、教訓をつづっている。また、当時の様子が分かる新聞記事も載せた。 記録誌は一般への販売は行わず、県のホームページで公開している。県は「ハード面だけでなく、生活復興支援にも触れているのが特徴。今後の地震防災対策に活用してほしい」としている。 鳥取県中部地震(マグニチュード6・6)は、倉吉市、湯梨浜町、北栄町で最大震度6弱を観測。死者はなかったものの、25人が重軽傷を負い、住宅約1万5千棟に被害が出た。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新「アンパンマン列車Tシャツ」発売 JR四国の駅 (産経新聞)
JR予讃線などで子供たちに大人気の「アンパンマン列車」をモチーフにした新デザインの「アンパンマン列車Tシャツ」が、JR四国管内の駅の売店で発売された。 アンパンマンと仲間たちをデザイン。色は黄色で、子供向けの90、100、110の3サイズある。1枚2千円(税込み)。 JR四国グループの「四国キヨスク」(高松市)が平成21年に初めて売り出した。人気が高く、ファンから新しいデザインを希望する声が寄せられていた。今回が第4弾となる。問い合わせは同社(087・851・0171)。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ウエアラブル端末導入などで熱中症対策 奈良・生駒市(産経新聞)
炎天下で部活動に励む中学生を守ろうと、奈良県生駒市が熱中症対策に力を入れている。リアルタイムで体調の変化を計測するウエアラブル端末を導入し、心拍数などのデータを可視化。気温や湿度などから算出する暑さ指数(WBGT)も計測し、熱中症を未然に防ぐ取り組みが一部の学校現場で実践されている。 直射日光が照りつけるグラウンドで、パスをつなぐハンドボール部員ら。コート脇に置かれたタブレット端末には、数値化された彼らの生体データがリアルタイムで表示されている。この夏、最先端技術が試験導入された同県生駒市立大瀬中学の一コマだ。 同校では平成28年8月、男子ハンドボール部に所属していた1年生の生徒が熱中症で死亡する事故があった。市は再発防止に向け、学校現場での熱中症対策を徹底。この一環として先月、ウエアラブル端末のIoT製品を開発する「ミツフジ」(京都府精華町)、気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市)、生駒市体育協会の3者と協定を締結した。 ミツフジが提供するサービス「hamon(ハモン)」では、銀メッキ繊維のウエアに生体情報を発信するトランスミッターを装着し、心拍数や呼吸数がスマートフォンで確認できる仕組みだ。生体情報の解析結果は担当教諭のタブレットに送られ、生徒が熱中症の予兆を示していれば警報を表示。速やかに予防策を講じることが可能になる。 また、ウェザーニューズの気象ウェブサービス「MiCATA(ミカタ)」も活用し、天気予報や気温、湿度などピンポイントの情報を取得。暑さ指数を常時計測し、熱中症対策に役立てる。 男子ハンドボール部では先月から、部員約20人が利用。現在はミツフジの社員がタブレット端末でモニタリングしている。ミツフジの三寺歩社長は「この取り組みが暑熱対策の一つのモデルになれば」。同部顧問の男性教諭(37)は「これまでは生徒からの自己申告でしか体調の変化が分からなかった。視覚的に明確になるのでありがたい」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
萩本欽一「僕は行くよ!」パラリンピック観戦に意欲(日刊スポーツ)
東京パラリンピックで「欽ちゃんシート」の設置計画を進めるタレント萩本欽一(78)が、日刊スポーツのインタビューに応じた。観客席が満員だった12年ロンドンパラ大会を目指して、外国選手同士の競技など日本の観客が少ないと予想される試合を中心に、観戦する構えだ。東京都のパラリンピックの成功とバリアフリー推進に向けた懇談会で設置計画を披露。小池都知事も賛同した。 萩本がメンバーを務める都の懇談会は、学術関係者のほか、歌舞伎俳優市川海老蔵や歌手五木ひろしらの著名人、パラアスリートら計38人が「特命全権応援大使」として大会の盛り上げ役を担うほか、都のバリアフリーの現状や課題などを話し合う。萩本は21日の第2回会合で、パラ競技選手とも交流。「予選などの試合も見に来てほしいと言われたので、行こうと思う」と、本番前に観戦に訪れる計画も明かした。「これからもいろいろな選手に出会うだろうし、『見に来いよ』って言ってほしい。僕は行くよ!」と意欲を示した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
学校内に「居場所カフェ」 ゆるく、じわっと広がる
#withyou 不登校の経験などがある生徒を積極的に受け入れる動きが、公立高校で広がっている。中学を休んでいても受験しやすい制度を導入したり、学校でも家でもない「第三の居場所」を校内に作ったり。時に学校外の力も取り込みながら、卒業後も見据えた支援が進む。 札幌市中央区にある市立札幌大通高校。7月のある日の昼下がり、生徒が次々と1階に下りてきた。 テーブルの上にはクッキーやチョコレート。飲み物を手にした生徒たちが次々に座り始めた。スマホで動画を楽しむ子、スタッフの女性になにやら相談する生徒、カードゲームをし始めるグループ。あちこちのテーブルで笑いが起こり始めた。 月2回ほど、校内で開かれる居場所カフェ「ドーリプレイス」、略して「ドリプレ」だ。同校とPTA、公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会の3者が運営する。協会のスタッフも2人参加し、生徒と一緒に遊んだり、話を聞いたり。昨年5月に始まり、毎回約80人が集まる。 同校は、午前、午後、夜間の3部に分かれた、単位制の定時制高校。学年による学習区分を設けず、時間割は生徒一人ひとりで異なる。他の高校が合わなかった子や働きながら学びたい子、日本語が得意でない子、不登校経験がある子など、多様な生徒が通う。 あるテーブルでは、他校をやめて入学した生徒が紙にイラストを描いていた。その脇で女子生徒がノートを広げる。中学時代は不登校だった。「ずっと一つのクラスで勉強し、『みんな一緒に』の雰囲気が苦しかった。ドリプレは『こうでないとだめ』って圧力がない。こういう場所が学校にあるのは、すごくいい」と言う。 別の3年の女子生徒は、ドリプレ開催日を毎回チェックする。先生とも親とも合わない子はいる、と思う。「バイトの相談とか、家族に信用されなかったこととか、何かしんどいとか、くだらないこととか、ここでは話したいことが話せる」 スタッフの日比菜月さん(32)は、生徒からよく相談を受ける。「学校に来るのが精いっぱい。授業なんて無理」「学校で一人で過ごすのが嫌」……。深刻な相談は、高校の先生と情報共有し、対応する。「菓子を食べる様子などから、気にする必要がある子がわかる。ぽろっと深刻な話が出ることも。居場所カフェというゆるい場だからこそ見えるものがある」。同校の信田麻紀子教諭(47)は「親と先生しか大人を知らず、大人や社会に不信感を持っている生徒はいる。親でも教員でもない大人と関係を作り、認められる場が必要だ」と話す。 学校の中にこそ しんどさや生きづらさを抱える高校生の緊張を解き、受け止める場所を学校の中にこそ作りたい――。 居場所カフェはそんな思いから2012年、大阪府立西成高校(大阪市)で始まり、近年、広がりを見せる。運営するのは、多くがNPO法人など学校外の組織。各地でフォーラムを開くなどして、意義について積極的に広めてきた。 神奈川県立田奈高校(横浜市)… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
パラメダル、触ってわかる凹凸 「扇」をモチーフに
【動画】カウントダウンセレモニーでは、メダルのデザインや聖火ランナーのユニホームが発表された=川村直子撮影 2020年東京パラリンピックの開会式まであと1年となった25日、大会組織委員会はメダルのデザインを発表した。凹凸のある放射状のデザインで「人々の心を束ね、世界に新たな風を吹き込む」との思いを込めて「扇」をモチーフにした。 千葉県出身の松本早紀子さん(30)の作品。扇を束ねる「要」の部分は「人種や国境を越えて、人々の心を一つに束ねてくれるアスリート自身」を表現したという。扇の面には、日本の自然として岩、花、木、葉、水を五つの異なる加工で表し、扇の凹凸に加え、質感の違いが触れてわかるようにしたという。松本さんは「1年後の大会で、アスリートにこの輝きを手に取って、見ていただきたい」と話した。 側面には金メダルに一つ、銀メダルに二つ、銅メダルに三つ、直径約3ミリの丸いくぼみを施す。表面には国際パラリンピック委員会(IPC)の規定で「TOKYO2020」と点字が記される。直径や素材は五輪メダルと同じ。1位から8位の入賞者に渡す表彰状には、岐阜県産の美濃手すき和紙を使う。 パラリンピックのメダルは29日~9月2日(午前9時半~午後6時)に都庁第1本庁舎2階の展示コーナーで、聖火リレーのトーチとともに展示される。(荒ちひろ) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル