11日午後、名古屋市東区の路上で、酒に酔った26歳の女が客として自分が乗っていたタクシーを盗んだとして逮捕されました。 11日正午過ぎ、名古屋市東区の路上で、客の女を乗せたタクシーの運転手(24)から、「酔っ払いの客が信号無視をしろと強要してくる」と警察に通報がありました。 運転手が通報をするために車を降りた隙に、女は運転席に乗り込みそのままタクシーを盗んで逃げました。 警察が近くを捜索したところ、東区内の道路上に停まっているタクシーを見つけ、運転席に座っていた名古屋市中村区の職業不詳・鈴木梨砂容疑者(26)を窃盗の疑いで緊急逮捕しました。 鈴木容疑者は「自分の車ではない車を運転したのは間違いないが、盗んだつもりはない」と容疑を一部否認しています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「日本に戻りたい」トラック諸島空襲の遺族、沈没船に残る父の思い代弁(産経新聞)
74回目の「終戦の日」を前に、日本統治下のトラック諸島(現ミクロネシア連邦チューク諸島)で米軍の空襲に遭い、海底で眠る父への思いを募らせる遺族がいる。撃沈された艦船内には無数の遺骨が残存するが、技術的なハードルが高く、収集が進んでいない実情がある。現地で慰霊を続けてきた遺児の桑山市郎治(いちろうじ)さん(77)=愛知県知多市=は「父が『日本に戻りたい』と訴えている気がしてならない」と、父親の思いを代弁する。 日本の南東約3千キロの太平洋上に、200を超える島々が点在するチューク諸島。コバルトブルーの海深くにさび付いた船体が横たわり、一部はサンゴで覆われ、熱帯魚が漂う。ダイビングスポットにふさわしい光景が広がる一方、爆撃の痕跡が生々しい船内には戦没者の遺骨が散在する。 桑山さんの父、重貞さん=当時(24)=が機関士を務めた輸送船「愛国丸」はデュブロン島(当時は夏島)の東約2キロ、水深50~70メートルの地点にその姿を残す。民間貨客船から旧日本海軍に徴用され、昭和19年2月17日のトラック空襲で米軍機の爆撃により、ほんの数分で沈められた。 重貞さんは名古屋市で戦艦や戦闘機を製造していた三菱重工業の工場で働いていたが、召集令状を受けて出征。19年1月24日、神奈川・横須賀から愛国丸でトラック諸島に向かった。 桑山さんは当時1歳半。母のお腹の中には、弟がいた。「国のためとはいえ、幼い子供たちと離ればなれになることに心残りがあったと思う」と桑山さん。軍服姿の写真と、趣味で描いていた数枚の絵画などがわずかな父の遺品だった。 桑山さんが母とともに初めてチューク諸島を訪れたのは、父の死から40年たった59年7月。現地のダイバーらの情報に基づき、愛国丸から349柱の遺骨が引き揚げられ、それに合わせて生還者や遺族が沈没地点での洋上慰霊祭、遺骨の焼骨式に参加した。 洋上に花を手向け、黙祷(もくとう)をささげた時、長年待っていた父にようやく巡り合えた気がした。桑山さんは「海面に沈没船からであろう油が浮き上がっていた。父たちが祖国に帰るまでは終わっていないと訴えかけてくるようで、生への執念を感じた」と振り返る。 桑山さんの慰霊の旅は平成6年、25年、29年と計4回続き、25年には3年前に亡くなった母の遺骨の一部を愛国丸の沈没地点にまいた。ただ、国による戦没者遺骨の収集は6年の6柱を最後に行われていない。 桑山さんの父が最期を迎えたとみられる愛国丸の機関室は出入り口のハッチが開かずに入れないと説明されており、「仕方がないと心の区切りをつけていた」(桑山さん)。だが最近、ダイバーが別ルートで機関室に達し、遺骨を見つけたとの情報が寄せられ、「父がまだいるのではないか」との思いに駆られた。 遺骨収集事業を担う厚生労働省も同様の情報を把握しているが、潜水の技術面でギリギリの深さにあるとみられ、安全性など慎重な検討が必要だという。 桑山さんはかつて参加した焼骨式で、遺骨から立ち上る煙が自然と日本の方角に流れていった情景が忘れられない。「遺骨収集が国の責務なら、せめて目に見える遺骨だけは持ち帰ることができるようにしてほしい」。桑山さんはこう強く願っている。(伊藤真呂武) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ロシア警察、違法取材と罰金要求 国後島の墓参同行記者に(共同通信)
元島民らによる北方領土の空路墓参で、ロシアの現地警察は11日、国後島での墓参に同行していた共同通信記者やテレビ朝日記者ら3人に対し、違法に取材をしたとして罰金の支払いを求めた。こうした事実はなく、日本外務省が抗議したところ、引き下がった。 現地警察は11日朝、記者らの宿泊先を訪れた。元島民らが墓参した際の写真を見せながら、「ロシア人に取材したことはロシアの法律に違反する」と告げた上で罰金の支払いを求めた。 記者らは現地でロシア人に取材しておらず、写真にもその様子を写したものはなかった。日本外務省職員が「受け入れられない」とはねつけると、宿泊先から去った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
福島第1原発ADR打ち切り急増 18年、東電の和解拒否で(共同通信)
東京電力福島第1原発事故の賠償を求め住民が申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、国の原子力損害賠償紛争解決センターの和解案を東電が拒否し、センターが手続きを打ち切るケースが2018年から急増している。センターは、東電が和解に応じず膠着状態となり、解決の見込みがないまま手続きが長期化したことから、住民に訴訟も検討してもらうための対応だと説明している。 東電は賠償への姿勢を14年に示した「三つの誓い」で「和解案を尊重する」と表明している。住民側の弁護団は誓いを実行していないとして東電を批判している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「借金漬け外交」に懸念表明へ アフリカ開発会議の首脳宣言(共同通信)
政府は今月28~30日に横浜市で開くアフリカ開発会議(TICAD)で採択する首脳宣言に、アフリカで一部の国が債務超過に陥っている問題への「懸念」を明記する方向で調整に入った。中国がインフラ整備に際して多額の資金を貸し込む「借金漬け外交」をけん制し、中国主導の開発への警戒感をアフリカ諸国と共有する狙い。政府筋が11日、明らかにした。 高い成長が期待され、中国が巨大経済圏構想「一帯一路」に基づく投資で急速に影響を強めるアフリカに対し、日本も関係強化を進めていることが背景にある。 TICADはアフリカの開発や支援をテーマに日本が主導する国際会議。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日航機墜落から12日で34年 御巣鷹の麓、灯籠流す(共同通信)
520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から12日で34年になるのを前に、現場となった「御巣鷹の尾根」の麓を流れる群馬県上野村の神流川で11日夕、故人をしのぶ灯籠流しが行われた。遺族らは空の安全と事故の再発防止を祈り、水面に向かって静かに手を合わせた。 日航機事故の遺族でつくる「8.12連絡会」などが主催。参加者全員が村役場近くの河原で黙とうし、墜落時刻の午後6時56分、「ずっとずっと安全な空」「いつまでも忘れない」などのメッセージが書かれた灯籠を川に浮かべた。アコーディオンとオカリナの調べが響く中、約300個の明かりが川面を照らした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
第40回記念スニーカーエイジ 予選会始まる(産経新聞)
中学・高校の軽音楽部のコンテスト「第40回記念大会 We are Sneaker Ages(スニーカーエイジ)」(主催・産経新聞社 三木楽器グループ、特別協賛・大阪芸術大学グループ)の予選会が11日、大阪市中央区の松下IMPホールで始まった。 近畿地区から84校がエントリー。18日までの予選会を勝ち抜いた20校が、12月28日に大阪市北区のグランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)で開催されるグランプリ大会に進出する。 スニーカーエイジは、音楽を愛する中高生たちに日頃の練習の成果を発表できる場を提供しようと、昭和54年に始まった。ステージでの演奏だけでなく客席の応援団も採点対象となり、演奏技術や表現力などの総合点で選考される。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首相、新作映画を鑑賞 嫌われ者の増税に苦笑(共同通信)
安倍晋三首相は11日、東京・有楽町の東宝本社で9月公開の新作映画「記憶にございません!」を鑑賞した。嫌われ者の首相が記憶を失い、秘書官らに支えられて執務を続けるコメディー。作中で嫌われる理由の一つに、自身も10月に予定している消費税増税が描かれたことに「やや現実に寄ってくるところもあった」と苦笑いした。鑑賞後、懇談した三谷幸喜監督に話した。 一方で「全く別世界だから楽しめた」と笑顔を見せた。三谷氏も「ファンタジーのつもりで楽しめますから」と、フィクションを強調していた。 首相はその後、自身のツイッターに「たくさん笑わせていただいた」と投稿した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
明治神宮、本殿の改修終了 ご神体を戻す祭典に1千人
2020年に鎮座100年を迎える明治神宮(東京都渋谷区)で本殿の改修工事が終わり、昨年5月に仮殿に移されていたご神体を本殿に戻す祭典「本殿遷座(ほんでんせんざ)祭」が11日、前日に続いて執り行われた。 この日は午前10時から「奉幣(ほうべい)の儀」があり、約1千人が見守った。天皇陛下からの「御幣物(ごへいもつ)」が神前に供えられたほか、舞い降りた天女が水浴をする羽衣伝説に基づいた舞い「東游(あずまあそび)」が披露された。10日夜には、明かりを消した中で、ご神体を仮殿から本殿に移す「遷御(せんぎょ)の儀」が行われた。 明治神宮は1945年4月の東京大空襲で大半が焼失、58年に再建された。来年11月の鎮座100年を前に、16年から老朽化が著しい社殿群の銅板屋根のふき替えなどの改修を進めてきた。昨年5月にはご神体が本殿から中庭に設けられた仮殿に移されていた。(長野佑介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
シャロン事件、半世紀を経て再注目 カルトが女優惨殺
アメリカ・ハリウッドで著名な映画監督の妻の女優がカルト集団に惨殺される事件が50年前にあった。「シャロン・テート事件」。日本ではあまり知られていない事件にも関わらず、今夏、関連する複数の書籍や映画が出版、公開されるなど、半世紀を経て再びクローズアップされている。 事件が起きたのは1969年8月9日。のちに「戦場のピアニスト」などで知られるロマン・ポランスキー監督の妻だった新人女優のシャロン・テート(当時26)が自宅に押し入ったカルト集団「マンソンファミリー」に友人ら3人とともに刺殺された。この集団による殺害は計7人に及ぶなど、事件は全米を震撼(しんかん)させ、今もハリウッド最大の悲劇として語り継がれている。 犯行のメンバーが当時を振り返る本が日本で今夏出版され、映画もこの事件を題材にした「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」など相次いで公開される。 事件発生の日に合わせた映画イ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル