振り込め詐欺グループの宴会に出席して現金を受け取るなど一連の問題で、吉本興業から契約を解消されたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんらが謝罪会見したことを巡り、21日午前、フジテレビ系「ワイドナショー」でダウンタウンの松本人志さんが「仕事の合間に会見を見て、思ったよりハードな内容。無視できるものではない」と発言。会見を受け、収録した内容ではなく、この問題に関する生放送に切り替えた、と説明した。 約20分の会見VTRを松本さんは神妙な表情で見つめた。吉本興業や宮迫さんとしばらく連絡していなかったことを明かし、「僕の知らなかったことが多すぎて、だまされた気になった。吉本興業がこのままでは壊れていくという危機感を持った」と話した。 会社側が会見させなかった、などとの宮迫さんの発言を受け、「時代を読み間違えた会社なのかなと思った」と述べた。 松本さんは宮迫さんらの謝罪会見後、吉本興業に向かい、岡本昭彦社長の会見や芸人のギャラの問題を話したという。「吉本興業の中に松本興業のようなものを作り、そこで『イエローカードの子』たちを俺が引き取る」と提案。「受け入れてくれた」と話した。 その後、番組内で岡本社長は「申し訳ございませんでした」とVTRでコメントした。近く会見するという。 松本さんは20日にあった会見直後、自身のツイッターに「後輩芸人達は不安よな。松本動きます。」と書き込んでいた。 21日に放送されたフジテレビ系番組での松本人志さんの主なコメントは以下のとおり。 ◇ 昨日(20日)、ぼくは大阪にいたんですけど、仕事の合間に謝罪会見が見られた。思っていたより(内容が)ハードで。無視できないなと思った。今週、放送する予定だった「ワイドナショー」とは内容が違いすぎるのでこういうかたち(生放送)で。フジテレビさんにも急に生放送をスタンバイして頂いて、うちの浜田が……(スタジオ笑い)。 最初「フライデー」が出たときにぼくは宮迫に連絡をした。「お金はもらっていない」と言っていた。ただ、あのパーティーの動画を見たら、やっぱりノーギャラとは思えないから「世間のひとが絶対に納得しないから、そこは認めないと“反社”と知らなかったということすら疑われてしまうよ」と言ったんです。ただ、納得してもらえなかった。 そこから彼や会社と何回かやりとりしたが、途中から「あまりぼくが首を突っ込んでも」と思い、連絡を取らなくなった。宮迫とも1カ月以上、連絡をとらなかった。公平な感じで見ていこうと思った。 昨日の会見をすべて見たわけではなかったが、ぼくの知らなかった事実があまりにも多すぎて。「俺もだまされていた」という気になった。この会見を見たからと言って、手のひらを返すように、宮迫と亮が急に「悪」から「善」になるとは思っていない。でも、やっぱりここまで追い込んだ、信頼関係が無い会社に対しては、これは絶対によくないし、吉本興業がこのままでは潰れていくという危機感は持った。 ――「知らなかったこと」とは? 彼らが何度も謝っているにもかかわらず、最終的には岡本社長に会ってもらえなかったとか、会見も吉本が作った台本でしかできないとか。そんな状況ではなにも意味が無い。時代を読み間違えた会社かなと思った。 「みんな吉本が好きで入ってきている」 いまの吉本を見てて、テレビ局に対して「大名商売をしているな」と思うことがある。もう一回、初心に帰って。ぼくが東京に出てきたときは、赤坂の8畳くらいのワンルームマンションにホワイトボード1枚と黒電話2個から始まりましたから。あのときの気持ちに戻れば、もっとみんなに愛される会社になると絶対に思う。(所属している芸人は)みんな吉本が好きで入ってきているので、ちゃんと大事にして欲しいと思う。 昨夜、久しぶりに宮迫と電話で話をした。すっきりした感じだった。だから、あの会見はうそ泣きだったんじゃないかな(スタジオ笑い)。(宮迫さんとの関係は)切れない。 岡本と亮と宮迫と……あいつらが嫌がるならしょうがないけど。ちゃんと話す会を設けてくれと(岡本社長に)言った。それは岡本社長も約束してくれた。もしやりづらかったら、ぼくも仲裁する。ぼくの希望は、近いうちに岡本社長と宮迫が“乳首相撲”をやることです。それですべて解決すると思います。そういう会社じゃないと、ダメなんですよ! 昨夜、東野、大崎会長、岡本社長と4人で長いことしゃべった。ちゃんと話を聞いてくれた。絶対に悪い会社じゃないと思う。岡本(社長)はぼくのマネジャーでもあった。20年くらい前から大崎さんにも言っていたが、振る舞いが横暴だったり……そういうところが「気になりますよ」とは言っていた。そういう悪い部分が出ることがある。 ぼくは大崎洋(会長)とずっとやって来ましたので。昨夜「もしこれ以上、問題が大きくなったら自分の進退を考えなければ」と言っていたが、それはぼくは全力で止めます。大崎さんいなかったら、ぼくも辞めますので。うちの兄貴なので。大崎さんが居なくなったら、ぼくは辞めますね。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
150万円分の「デュエマ」カード、盗んだ疑い 男逮捕
人気カードゲーム「デュエル・マスターズ」のカード34枚(計約150万円相当)を盗んだとして、警視庁は住所不定、無職大場健史容疑者(33)を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕し、21日発表した。「友人に返済する金に困っていた」と容疑を認めているという。 万世橋署によると、大場容疑者は6月18日午前5時20分ごろ、東京都千代田区外神田1丁目のカード店の2階に、外壁工事用の足場を伝って侵入。ショーケースのガラスを割り、カードを盗んだ疑いがある。当時、店内は無人で、大場容疑者は人気のカードを選んで盗んだという。カードは既に売却済みだという。 事件後、レンタカーを使って逃走しており、現場付近の防犯カメラの映像から容疑が浮かんだという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
フジ「監察医 朝顔」第3話の放送延期 京アニ放火受け
フジテレビは21日、22日に放送予定だったドラマ「監察医 朝顔」第3話の放送を翌週に延期すると発表した。22日は第1話と第2話をふり返るダイジェストに差し替える。第3話は放火殺人事件を扱っており、アニメ制作会社「京都アニメーション」のスタジオが放火され、34人が死亡した事件を受けて決めた。 「監察医 朝顔」は上野樹里さんが演じる新米法医学者が遺体の解剖を通し、事件を究明していくというストーリー。フジテレビは「第3話は表現に十分配慮して、編集・演出などを変更したうえで、29日に放送予定です」としている。 ネット上では、第3話のあらすじを見た人たちから、放送を心配する声があがっていた。(西村綾華) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
血を流し…男児刺され搬送 親族か? 50代男聴取へ(FNN.jpプライムオンライン)
FNN.jpプライムオンライン 20日午後、鹿児島・出水市で、男の子が親族とみられる男に刺され、病院に搬送された。 搬送時、意識はあったという。 男もけがをしていて、警察は、殺人未遂事件として男から話を聴く方針。 20日午後4時15分ごろ、出水市の住宅で、「子どもを刺した人がいる」と近所の住民から通報があった。 現場では、未就学児とみられる男の子が血を流していたが、搬送時、意識はあったという。 男の子を刺したとみられる50代の男もけがをしていて、病院で手当てを受けている。 2人は親戚関係との情報もあるということで、警察は、男のけがの回復を待って話を聴く方針。 (鹿児島テレビ) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
京アニ放火「会社を挙げてPTSD対策」(産経新聞)
京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)のスタジオで発生した放火事件で、京アニ同社の八田(はった)英明社長は21日、事件の遺族や被害者となった従業員に対する心的外傷後ストレス障害(PTSD)対策を取る考えを示した。取材に対し「PTSDなども出ているので、そういう対策を全力を挙げてやろうとしている」と話した。 事件は18日午前10時半ごろ発生。青葉真司容疑者(41)がスタジオに侵入し、「死ね」と叫んでガソリンをまいた後に火をつけたとみられ、爆発が起こって鉄筋コンクリート3階建ての延べ約690平方メートルが全焼し、34人が死亡し、34人が負傷した。 青葉容疑者も全身にやけどを負っており、20日、京都市内から大阪府内の病院に転院。府警は、亡くなった34人のうち司法解剖が終わって焼死と判明した5人に対する殺人と現住建造物等放火、住居侵入の疑いで同日、青葉容疑者の逮捕状を取った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
吉本興業の宮迫会見、ジャニーズ事務所の圧力疑惑…。2つの騒動が浮き彫りにした芸能界に蔓延る問題とは(ハフポスト日本版)
7月17日から20日にかけて、芸能界を揺るがす出来事が相次いで起きた。 17日、ジャニーズ事務所がSMAP元メンバーをテレビ出演させないよう民放テレビ局に圧力をかけた疑いがあり、独占禁止法違反につながる恐れがあるとして、公正取引委員会から注意を受けたと報じられた。 さらに、20日には、反社会的勢力への闇営業問題で処分を受けた吉本芸人の宮迫博之さん・田村亮さんが記者会見を開き、一連の騒動をめぐる吉本興業の対応を暴露。会見を開きたいと吉本側に訴えたものの、社長から「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするからな」と反対されたことなどを主張した。 この2つの出来事が浮き彫りにした、芸能業界やテレビ業界に蔓延る問題とは何なのか。業界はどう変わっていくべきか。芸能人の権利問題に詳しいレイ法律事務所・佐藤大和弁護士に聞いた。 「事務所が強い立場にあり、タレントが弱い立場にある」 芸能界の問題 ジャニーズ事務所が、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんをテレビ出演させないよう民放テレビ局などに圧力をかけた疑いがあるーー。 7月17日、NHKが夜9時のニュースに合わせて報じると、ネット上に衝撃が走った。 独占禁止法では、契約の成立を阻止するなど、競争関係にある他の会社の事業活動を不当に妨害することを禁止している。公取委の関係者によると、ジャニーズ事務所にこれに違反する行為は認定できなかったが、「違反につながるおそれがある行為がみられた」として、同事務所を未然防止のために注意したという。 芸能人の移籍や独立をめぐり、公取委が芸能事務所を注意したことが明るみになったのは、今回が初めてだ。 レイ法律事務所の佐藤大和氏は、公取委の判断について、「芸能界に対して変革を求める判断で、大きな意味合いがある」と話す。 「芸能界で長年問題になっているのは、事務所が強い立場にあり、タレントが弱い立場にある、ということです。独立や移籍をする時に、自由な競争が阻害されてしまうことがある。これは大きな問題でした」 「タレントと事務所が公平な立場になり、そして独立・移籍する際にも自由な競争をできる環境が作られていく。今回の公取委の判断を機に、そうした変化が生まれるかもしれない。その点で、この判断は非常に大きな意味があります」 芸能事務所とタレントのトラブルでは、レプロエンタテインメントから独立後、本名から「のん」に芸名を変更し、テレビ露出が激減した能年玲奈さんをめぐる問題なども記憶に新しい。 佐藤弁護士は、「同じような問題を多くのタレントが抱えています。公取委はこれをスタートとして、終わりにはせず、芸能業界の改善に向けて引き続き適切な措置をとってほしい」と期待を込めた。 (弁護士らが芸能人の権利を守るために設立した団体「日本エンターテイナーライツ協会(ERA)」も、報道を受けて公取委にさらなる調査、対応を求める声明を発表した。佐藤氏は同協会の発起人で、共同代表理事を務めている) 一方で、佐藤氏は、ジャニーズ事務所をはじめとする芸能事務所だけではなく、メディア側も変化しなければ状況は変わらない、とも指摘する。 「圧力行為の証拠はなかったということですが、結果を見ると、3人の退所後に民放のレギュラー番組は全て終了しています。メディア側に過剰な忖度があったと言わざるをえないのではないでしょうか。今後は、テレビ業界自体が過剰な忖度などをせず、芸能人が自由な競争と芸能活動ができる環境を作っていかなければならないと思います。たとえば、違反行為があった場合にメディア側が適切な措置をとるなどの対応をしっかりしていけば、芸能界は変わっていくと思います」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
鹿児島空港滑走路に穴、一時閉鎖 14便欠航(共同通信)
鹿児島空港(鹿児島県霧島市)で21日朝、滑走路に穴が開いているのが見つかり、滑走路を午前7時から一時閉鎖した。この穴は落雷でできたとみられ、同空港は補修して約45分後に運用を再開した。 国土交通省鹿児島空港事務所によると、この影響で同空港を発着する日航や全日空の羽田、大阪(伊丹)と結ぶ便など計14便が欠航したほか、一部の便に遅れが出た。 穴は縦約30センチ、横約20センチ、深さ約5センチだった。運用開始前の点検で見つかった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自分たちの良さを伝えていきたい 【K-Person】“ももクロの若大将”玉井詩織さん(カナロコ by 神奈川新聞)
今年デビュー11周年を迎えたももいろクローバーZ。人数の増減はあったが、10年以上、同じメンバーで活動を継続している数少ない女性アイドルグループの一つだ。ボーカルだけでなくピアノやギターもこなす“ももクロの若大将”玉井詩織は「今のメンバーとは人生の半分以上を一緒に歩んできている。ずっと変わらず仲がよくて、ネバーランドみたいだと思う時があります」とリラックスした表情を見せる。 【写真】逗子一日警察署長に「ももクロ」玉井詩織さん ことし秋に開催される「横浜音祭り2019」では、神奈川フィルハーモニー管弦楽団らと一緒に「ヨコハマ・ポップス・オーケストラ2019」に出演。現役高校生たちと「青春賦」「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」を披露する。「青春賦」はメンバーが主演し、高校の演劇部を描いた映画「幕が上がる」の主題歌だ。「私たちは高校を卒業して数年たっている。現役高校生たちの若さで、青春賦に新しい光を与えられたら」といたずらっぽく笑う。 小学4年生の時にスカウトされたが、もともと歌手になることを志していた訳ではなかったという。「学校に通いながら週末にライブをし、お客さんの生の反応を感じながら成長してきた」と振り返る。「さだまさしさんに、歌はうまく歌わなくていい。うまく歌おうとすると自分たちの良さが出ないよ、と言われたことがある。今でも正直、歌うのが得意とはいえないけれど、私たちにしか出せない何かを伝えられれば」と話すが、さまざまな作家から提供されたバラエティー豊かな曲を、確実に自分たちのものにして表現する実力は高く評価されている。 ソロでは女優としても活動。アクロバティックな技が見どころの舞台「マッスルファンタジー」では器械体操の経験を生かして活躍している。アクションを自らこなす女優にあこがれており「もっといろいろな技を習得していきたい」と目を輝かせる。「衝撃を受けたのは堂本光一さんの『エンドレス・ショック』。ステージで輝いていて、かっこいいなと思いました」 最近のミュージックビデオの中では少し大人っぽい魅力も見せているももクロ。「私たちのイメージは元気やがむしゃら感。それは今でもあるし、自分たちでも変わったつもりはないけれど、いい意味で年相応の姿が自然と出てきているのかもしれません」。素直に努力を重ねる姿勢が、各分野での活躍の基盤になっているようだ。 ◆たまい・しおりももいろクローバーZのメンバー、女優。グループでのイメージカラーは黄色。1995年生まれ、神奈川県出身。2015年の映画「幕が上がる」ではメンバーの演技が認められ第40回報知映画賞、特別賞、第39回日本アカデミー賞の話題賞などを受賞。女優としてはNHKのドラマ「女子的生活」(18年)などにも出演。 「横浜音祭り2019」の「ヨコハマ・ポップス・オーケストラ2019」追加公演は横浜みなとみらいホールで11月1日午後2時半開演。S席6千円など。一般販売は8月1日午前10時から。横浜音祭りチケットセンター(神奈川芸術協会内)電話045(226)5080。 ◆記者の一言 学業と芸能活動の両立はハードだったのではないかと聞くと「学校が終わってから現場に来るのがルーティンだったから、大変さはあまり感じなかった」という。「周りにみんながいた方が集中できるタイプ。メンバーに宿題を手伝ってもらうこともありました」 「学校を卒業した後、仕事が入らず暇になったらどうしよう」という不安は杞憂(きゅう)に終わり、忙しい日々を過ごしている。横浜出身のメンバーもいるため「休みの日はみなとみらいを散歩したり中華街で大好きな小籠包を食べたりして過ごすこともあります。ビル群と海や緑のバランスが好き」。こんなにキラキラしたオーラを放つ女子たちがみなとみらいを歩いていたら振り返って見てしまいそうだが、貴重なオフの日。そっとしておいてあげてください。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
参院選投票始まる 近畿は出足やや低調(読売テレビ)
読売テレビ 参議院選挙は21日が投票日。近畿の投票率は前回を下回る一方、期日前投票を済ませた人は増えている。 大阪市内の小学校では朝から有権者が投票に訪れ、選挙区と比例代表にそれぞれ一票を投じている。今回の参議院選挙は、安倍政権への評価や消費税増税の是非、年金のあり方などを争点に繰り広げられた。 投票率は午前11時現在、大阪府で10.06%と3年前の前回選挙より2.42ポイント下回っているほか、近畿のすべての府や県で前回を下回っている。 一方で、期日前投票を済ませた人は近畿すべての府や県で、前回より増えている。投票は午後8時まで。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
親切な「石橋さん」どこ 武蔵野で探すルーマニアの歌姫
ルーマニア出身のソプラノ歌手テオドラ・ゲオルギューさん(41)が、25年ぶりに東京都武蔵野市を訪れた。16歳の時に少女合唱団の一員として来日。フルートを学んでいたが、同市などで歌ったことで、歌にひかれていったという。「やがてそれが仕事になり、今回、歌手として呼んでもらって、とても光栄。感動的な再訪になった」と話した。 ゲオルギューさんは1994年、同市など7市が合同で実施した「ルーマニア・ブラショフ少女合唱団招聘(しょうへい)」で来日し、各市でのコンサートで歌った。 今回の来日では、19日に松下玲子・武蔵野市長を訪問。当時の報告書をもらい、掲載された懐かしい写真の数々に見入った。 取材に対してゲオルギューさんは「25年前、何もかもすばらしかったけれど、とりわけ、ホストファミリーの家に泊めてもらい日本の暮らしを知ったことと、鎌倉市を訪ねたことがすばらしかった」と話した。「日本のお布団、お風呂、何もかもびっくりした。私と同世代の娘さんがいて、すごく親切にしてもらったことを覚えている」 ホストファミリーは「石橋さん」。再会をかなえたいと武蔵野市が探したが、連絡先はわかっていない。 18日には市立第三小学校で5、6年生と交流。25年前に民族衣装を来て歌ったステージ写真を映して「初めての飛行機、初めての日本で、ルーマニアに無いような大きなホールで8回くらいコンサートをした」と話した。ルーマニアの刺繡(ししゅう)やお城も紹介し、「私が生まれ育ったブラショフにはたくさんの森がある。いま私は違う国に住んでいて、帰りたくなったときは、あの森を思う。ブラショフは私のふるさと」と話して、日本語で「故郷(ふるさと)」を歌った。 週末にリサイタルと歓迎交流会があり、22日に日本を発つ予定だ。(河原理子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル