犯罪の薫りを漂わせた男2人と女1人の逃避行。「パラダイス・ネクスト」は、今どき珍しいくらいのクールでスタイリッシュな映画だ。フィルム・ノワールやアメリカン・ニューシネマといった過去の名作を思い出させてくれる。 この手の物語は、日本で撮ると、往々にして気取った感じが出てしまう。主演の妻夫木聡は「台湾の街並みがそれを浄化してくれたと思います。おかげでイヤミのないオシャレな映画になった」と語る。 そう。舞台は台湾だ。日本で事件を起こし、台北に隠れ住むヤクザの島(豊川悦司)の前に、軽薄そうな男、牧野(妻夫木)が現れる。彼は島の秘密を知っているらしい。組織に追われる2人は花蓮の街へ逃げるが、そこで美しい女性シャオエンと出会い……。 台湾の巨匠、侯孝賢監督「黒衣の刺客」(2015年)に出演した妻夫木と、作曲家として侯監督の映画に参加した半野喜弘監督。台湾の街に魅せられた2人のコラボレーションだ。 「タクシーの窓から、雨にぬれた街を見た時、『色っぽい』と感じました。それに比べ、日本の都会は無機質で記号化されている。台湾の街には生命力があります。『黒衣の刺客』は山奥の撮影だったので、台湾の街で芝居をしたいと思いました」 半野監督から「実はこんなホン… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
(文化の扉 歴史編)曹操=悪役、どこから 三国志、小説で「劉備の敵役」/革新者と評価も(朝日新聞デジタル)
「乱世の奸雄(かんゆう)」――。優れた政治家、軍略家でありながら漢を乗っ取った残虐な「悪役」のイメージが強い三国志の英雄・曹操。一方で中国では「新時代を切りひらいた英傑」との評価もある。実際はどんな人物だったのだろうか。 人生を駆け足でたどってみよう。西暦155年、漢に仕える太尉の曹嵩(そうすう)の子として生まれた。184年、太平道の教祖・張角を指導者とする黄巾の乱の鎮圧に加わる。 189年に漢の霊帝が亡くなり、都に入った武将の董卓(とうたく)が少帝を廃し献帝を即位させると都を退去。翌年、反董卓連合軍に参加する。…… 本文:1,982文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
(高校野球新世紀 100年先も:2)練習減らしても、強くなれた(朝日新聞デジタル)
フリー打撃11分 内外野別ノック10分 バント練習7分……。 福岡県中西部の県立校、春日の野球部。6月のある日、練習後に部員に配られた「練習プリント」には、B4判の紙に課題を始め、翌日の練習メニューが分刻みに記されていた。 練習が終わったのは完全下校時間の午後7時30分直前。この後、部員は自宅などで内容を確認して、自身やチーム全体の動きを考える。放課後の練習でイメージを行動に移し、気になる点があれば修正。次の練習に生かす。 平日の練習は2~3時間。トンボかけも走りながらする。限られた時間を生かして部活動と勉強を両立させるのが狙いだ。…… 本文:1,595文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
(ファクトチェック)首相、参院選で誇る「実績」(朝日新聞デジタル)
参院選は政権運営のありようや政策の達成度に評価を下す機会だ。安倍晋三首相は全国各地での街頭演説で、様々な数字を示して政権の「実績」を強調している。とりわけ繰り返している数字を検証してみた。 ■「雇用380万人増、年金の支え手も増えた」 年金加入者は横ばい 総務省の労働力調査(年平均ベース)によると、企業や団体などに雇われている雇用者のうち役員を除いた働き手は、第2次安倍政権発足後の2013年から18年までの6年間で383万人増えた。「380万人増」という主張は正しい。 ただ、増えた働き手のうち55%はパートやアルバイトなど非正規で働く人々が占める。…… 本文:2,539文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】晴れる地域も お出かけには雨具を 東日本 雨が降り続く可能性も(15日7時更新)(ウェザーマップ)
連休最終日のきょうも全国的に天気が変わりやすく、お出かけには雨具を持っておいた方が安心です。また、東日本では雨が降り続き、予想ほど気温が上がらない可能性もあります。 活発な雨雲は南海上に離れつつありますが、本州付近は、きょうも雲の通り道となっています。全国的に雲が多く、けさは東日本を中心に雨が降っているようです。 昼前には雨の止む所が多い予想ではありますが、メッシュ予報図の黒い雲は、雨が降る可能性もあるということを表しています。一方、西日本では晴れる所があるでしょう。ただ、夕方以降は山沿いを中心に、あちこちで、にわか雨があるかもしれません。 きょうは湿気が残り、蒸し暑くなりそうです。最高気温は、東海から西で30℃くらいまで上がるでしょう。一方、東京の24℃は、雨が止むか止まないかによって変わってきそうです。その理由は南海上に低気圧があり、海からの湿った風を引き込んでいるからです。東日本では、場所によっては弱い雨が降り続き、予想ほど気温が上がらない可能性もありますので、調節しやすい服装がオススメです。 (気象予報士・杉山真理) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
松山千春、鈴木宗男氏の応援で「大空と大地の中で」熱唱(スポーツ報知)
歌手の松山千春(63)が14日、都内で日本維新の会の公認候補として比例で出馬している鈴木宗男氏(71)の応援演説を行った。 小雨が降るなか、壇上に立った松山は「日本が借金したのは前回の五輪からだよな。財政も含めて平和な世の中を作るのは鈴木宗男、見栄えはちょっと悪いけど一票書いてくださいよ」と呼びかけ。おもむろに代表曲「大空と大地の中で」の一節を熱唱した。一方、参院選出馬は最後と公言している宗男氏は「生涯政治家の鈴木宗男、これが最後の選挙。私に北方領土問題の解決をさせてください」とお願いしていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東海道新幹線 運転再開(レスキューナウニュース)
夜間作業遅延の影響で、東海道新幹線は上り線(東京方面)の東京~静岡駅間、下り線(新大阪方面)の東京~三島駅間の運転を見合わせていましたが、07:02頃、運転を再開しました。なお、ダイヤが乱れています。 レスキューナウ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新作グランプリも 繁昌亭リニューアルの上方落語協会長
「落語ブーム」と言われるのは東京。大阪では落語はまだまだ漫才や新喜劇の後塵(こうじん)を拝していると、新作の爆笑落語で鳴らすこの男は語る。現実から目をそむけず、展望をどう描くか。定席の天満天神繁昌亭(大阪市北区)がリニューアルオープンしたのを機に、上方落語協会の笑福亭仁智(じんち)会長に聞いた。 「東京でお笑いといえば、落語、漫才……。大阪は漫才、新喜劇、落語の順。笑いには流行があって落語に回ってくる可能性はある。でも準備をしておかないと流れは来ません」。上方での新たな試みのアイデアを明かす。それは、6月に桂雀太(じゃくた)の優勝で5回目を終えた上方落語若手噺家(はなしか)グランプリとは別のグランプリ企画だ。新作落語に絞ったコンテストを検討しているという。 「審査委員長は(笑福亭)福笑… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
歯と骨はどう違う? 硬くて丈夫なのは同じだけど…
ののちゃんのDO科学 「歯は骨とは違うの?」 東京都・関根由莉さん(小3)からの質問 ののちゃんのDO科学 ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.com ののちゃん おやつに硬いおせんべいを食べたよ。いろんなものをかめる歯って、すごく丈夫だよね。 藤原先生 そうね。歯の表面は、人の体の中で一番硬いところよ。 のの 一番硬いんだ! 何でできているのかな。 先生 エナメル質といって、主… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大林宣彦監督「がんごときじゃ死ねない」 映画貫く厭戦
【動画】インタビューにこたえる大林宣彦監督=諫山卓弥撮影 世界が平和になるまで、僕は映画で「戦争は嫌だ」と伝えたい――。がんを公表後も映画を撮り続けている映画作家の大林宣彦さん(81)。戦争と広島原爆がテーマの新作完成を前に、戦時中の体験から作品に込めた思いを語った。 《日中戦争さなかの1938年、広島県尾道市に生まれた。父は軍医として日中戦争、続く太平洋戦争で出征。7歳で終戦を迎えた。》 僕は軍国少年でした。お国のために死ぬのが美徳と教え込まれた。でも本心では国と国との喧嘩(けんか)なんて嫌だなあ、戦争は嫌だという厭戦(えんせん)の思いをいつか伝えなきゃ、と。映画作家になる原点に「敗戦少年」としての体験があるんですね。 原爆投下の約2週間前、父が広島市内へ行くのに連れられ、原爆ドームの元の姿である産業奨励館を見ているんです。丸い緑の屋根がすごいなあって。投下の数日後、学校の先生から「巨大爆弾が広島に落ちた」と聞く。だから僕にとって原爆ドームは、二重の意味で衝撃的な存在です。 ■「時かけ」に… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル