松田昌也2023年7月5日 17時48分 2019年7月の参院選で、安倍晋三首相(当時)の演説中にヤジを飛ばし、北海道警の警察官らに排除された男女2人が道警側に損害賠償を求めた訴訟で、原告の男性(25)が5日、請求を棄却した二審判決を不服として最高裁に上告した。男性は会見し「議論が尽くされたとはいえない。最高裁でちゃんと審理してほしい」と述べた。 一方、二審判決で表現の自由を侵害されたと認められた、もう一人の原告の桃井希生さん(27)は上告しないという。 22年3月の一審・札幌地裁判決は、原告2人のいずれについても表現の自由が侵害されたと認め、道警側に計88万円の賠償を命じた。 今年6月の二審・札幌高裁判決は、桃井さんについては、聴衆から危害を加えられる現実的かつ具体的な危険は認められないなどと判断した。だが、隣にいた聴衆が拳などで男性の腕を押すなど危険が切迫していたとして、男性に対する警察官の行為は適法だと結論づけた。(松田昌也) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3階の工事でガス管外れる ガスが充満、2階で引火か 新橋ビル爆発
長妻昭明2023年7月5日 14時05分 東京・新橋の雑居ビル2階の飲食店付近で爆発が起き、4人が重軽傷を負った火災で、ビル3階で爆発前に工事が行われ、その際にガス管が外れてガスが充満していた可能性があることが捜査関係者への取材で分かった。警視庁は工事をしていた内装業者から事情を聴き、業務上過失致傷などの疑いで調べている。 ビルは地上8階、地下1階で、爆発は3日午後3時10分ごろ起きた。捜査1課によると、4~5日に行った現場検証で、3階床下にあるガス管の接続部分が1カ所外れていたことが判明。内装業者が3日午前9時から午後1時半まで、床を平らにする工事をしていた。作業員の一人が警視庁に、「床に出ていたガス管のふたを触った」と話しているという。 2階の飲食店はガスを契約していなかった。重傷を負った飲食店の男性店長(52)は、「喫煙室でガス臭いと思いつつたばこを吸おうとしてライターをつけたら、ドカンと爆発した」と話しているといい、同課は充満したガスに引火したとみている。 警視庁などによると、店員の女性(53)や通行人の男性(53)も爆発の影響で重傷を負い、通行人の男性(75)が軽傷という。周辺の車5台も破損したという。(長妻昭明) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ツケ払いOK」と思い込んだ 無銭飲食で起訴の被告に無罪判決
キャバクラで「ツケ払い」を申し出て、店に了承されたと思い込んだ疑いがある――。無銭飲食をしたとして詐欺罪に問われた無職男性(69)について、東京高裁は5日、そう判断して男性を無罪とした一審・新潟地裁判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。 判決によると、男性は2021年9月、新潟市内のキャバクラで焼酎の水割りを飲むなどした。だが金がなくて支払いができず、駆けつけた警察官にサービス代を含めた代金計約2万円をだまし取ったとして現行犯逮捕された。所持金はほぼゼロで、預金残高も11円だったという。 男性は当初から「入店時にツケ払いを申し出た。特に返事がなく案内されたため、了承されたと考えた」と説明。一方、応対した店長は公判で「申し出は受けていない。初めて利用する客にツケ払いを許すことも一切ない」と証言した。 22年3月の地裁判決は、店長の証言を踏まえても、当日は店が混雑し、ホール担当者も少なく、店長がインカムをつけていたことなどから「男性の申し出を聞き逃した可能性が否定できない」と判断。詐欺の故意が認められないとした。 高裁も、店長は入店客の案内や注文、酒類の提供などを1人でこなしていた、と指摘。「聞き逃した可能性が『常識的に考えてあり得ない』とは言えない」と述べ、一審判決が不合理とは言えないとした。 検察側は、控訴審で改めて店長を証人として尋問することを求め、高裁も認めたが、本人が出廷しなかった。代わりにバックヤードにいた別の店員の尋問が行われたが、判決は「『店長が申し出を聞き逃すとは考えられない』という心証を抱かせる供述はなかった」とした。(田中恭太) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
苦渋の「失踪宣告」 救えなかった叔母、とっておいた青のブラウス
記録的な大雨で河川が氾濫(はんらん)し、甚大な被害をもたらした熊本豪雨から3年。被災地ではいまも、行方がわからない人がいる。家族たちは区切ることのできない思いも抱えたまま、大切な人の帰りを待ち続けている。 熊本県芦北町の城文博さん(76)と妻の裕子さん(74)は4日、町の東のはずれにある球磨(くま)川沿いの住宅を訪れた。 建物に窓ガラスはなく、床板ははがれ、室内には濁流にのまれた跡がくっきりと残っている。 ここに、当時89歳だった叔母の幸恵(さちえ)さんが一人で暮らしていた。 2人はユリとコチョウランの花束を花瓶に生け、手を合わせた。「この家がここにある限り、会いにきますから」 幸恵さんや文博さんの家族は代々、この場所で暮らしてきた。年は離れていたが、幸恵さんは「姉のような存在」だった。文博さん夫妻に2人の男児が生まれ、弟の世話で裕子さんがてんてこまいしていると、幸恵さんが自分の勤め先の役場まで長男をおんぶしていって面倒をみてくれた。 「球磨川が好き」誘われても残ったふるさと 文博さん家族が町の中心部に… この記事は有料記事です。残り916文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani suffers fourth loss as Padres beat Angels
SAN DIEGO – Los Angeles Angels two-way star Shohei Ohtani suffered his fourth loss of the season Tuesday, giving up five runs in five-plus innings against the San Diego Padres. The Padres won the game 8-5. Ohtani (7-4) left the mound in the sixth because of a right middle finger […]
「インナー世間」の声など無用 三浦ゆえさんが語るミドルエイジの性
有料記事 田中ゑれ奈 机美鈴2023年7月5日 11時30分 私自身が更年期まっただ中で、ミドルエイジの性には当事者意識があります。同時に、今の若い世代と違って私たちの頃は情報が少なく、女性が性の知識を得ることを阻む空気があった。そんな時代を経験した皆さんが今、どういう性行動をされているのか気になっています。 性にまつわる書籍を数多く手がけるライター・編集者の三浦ゆえさんは、40、50代の女性に「性のリアル」を聞くインタビューシリーズに取り組んでいます。体も心も、若い頃とは変わってくるミドルエイジ女性の性愛について、三浦さんに聞きました。 募集に応じてくれるのは基本的にセックスをしたい人。一番多いのは結婚を継続しつつ、マッチングアプリなどを使って出会いを見つけている人です。新しい相手としてみて、「こうしてほしい、してほしくない」を初めて言えたという方がとても多い。いま楽しめているなら良かったと思いつつ、この年齢までそれすら言えずにセックスしてきたんだと思うと、苦い思いもあります。 自分がセックスをしたいかどうかわからないとか本当は手をつないでお話しするだけでいいんです、という方もいます。でも、その気持ちを相手に伝えられているかというと、やはり難しそう。するかしないかをずっと自分で選択してこられなかった人たちが、今になって急に決めるのは大変だと思います。 セックスで快感を覚えたことが一度もないという話もたくさん聞きました。本当はやり方次第で何歳でもセックスはできるはずですが、「このまま女性として終わってしまうのか」という焦燥感が、言葉の端々に出ている方も多いです。メディアを通して「セックスはいいもの」というイメージを共有していて、気持ちよくなれないのは女として何か足りないからだと思い込まされている。本当は相手の乱暴な行為や、コミュニケーション不足が原因かもしれないのに。 フルコースじゃないとセックスじゃない? モラハラやDVに苦しむ人も… この記事は有料記事です。残り2040文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
クマが木をガリガリ…銘木の里が悩む「クマハギ」、かっこよく活用
カンサイのカイシャ ここがオモロイ! 山林でクマが木の表皮をはぎ取ることがあります。はぎ取った痕は「クマハギ」と言われ、被害にあった木は、ほとんど値段がつきません。木は伐採されず、山が荒れる原因にもなります。そんな地元の問題を解決しようと、木にとことん向き合う木工所が京都にあります。 吉田真理(まこと)さん(47)は幼いころ、森に囲まれて暮らし、木は身近な存在だった。カブトムシの飼育に使うおがくずは、製材所でもらっていた。 地元は京都市右京区の山里で、銘木「北山杉」の産地だ。市の中心部からは車で約1時間かかる。 「地元だったら、もっといい木があるのに」 兵庫県内の大学卒業後、京都市内のアパレル企業に就職。デパートへの新規出店に携わり、店ごとのコンセプトを踏まえて内装や調度品を考えた。棚などの材料にこだわろうとすると、発注先は「質のいい木の板がなかなか確保できない」という。 思い出したのは、地元の製材所にあった木材だ。「地元だったらもっといい木があるのに……」。もどかしさと共に、木工への興味が芽生えてきた。 転機は、勤め先の倒産だ。「新しいことを一から始めよう」と、2002年に長野県の技術専門校に入学し、1年かけて木工の基本技術を学んだ。 卒業を控え東京の家具製作所に就職しようと考えていたころ、母親が体調を崩したとの知らせが届く。面倒を見られるよう、故郷の近くで働くと決め、卒業した03年に実家に近いところで木工所を立ち上げて代表についた。 使う木材の8割が地元産。地元産の木のあたたかみを知ってもらうため、無垢(むく)材にこだわりテーブルなどの家具製作を受注してきた。 地元に密着して仕事をするうちに、仲間もできていた。漆作家の堤卓也さん(45)とは、「マイクロプラスチックを減らそう」と、一緒に木のストローを開発した。 クマハギ、一体なぜ? 仲間の一人、林業の四辻誠悟さん(42)が約3年前、聞き慣れない言葉を口にした。「クマハギに困っている。被害にあった木で何か作れないか」 吉田さんは早速、クマハギが… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
俳優の広瀬アリスさんが出雲を案内 電子旅行雑誌の特集で観光地巡る
石川和彦2023年7月5日 11時34分 全国の観光地を紹介する電子旅行雑誌「旅色」(無料)で島根県出雲市が特集されることになり、案内役を務める俳優の広瀬アリスさん(28)=静岡県出身=が3、4両日、市内で撮影に臨んだ。 広瀬さんはまず日御碕神社を訪れ、国の重要文化財に指定されている楼門前を歩いたり、拝殿前のさい銭箱にお金を入れて手を合わせたり。カメラマンの指示や要望に「はい」と答え、笑顔を見せていた。2日間で5、6カ所の観光スポットなどを巡ったという。 発行元の「ブランジスタメディア」(本社・東京)によると、出雲特集は10月25日にネット上で公開予定。同社関西中国営業部長の升本光典さん(41)は「『旅色』で出雲を特集するのは3回目。出雲は人気がある。出会いの街であり、大人の心にマッチしている。今回も出雲の観光PRにつながれば」と話す。 「旅色」は2007年創刊。「大人の女性に上質な旅時間を届ける」とうたい、読者数は月間585万人超という。(石川和彦) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Yuma Tongu homers twice and gets 6 RBIs as Orix regains PL lead
Yuma Tongu homered twice, the first a grand slam, to drive in six runs as the Orix Buffaloes beat the Tohoku Rakuten Golden Eagles 9-7 on Tuesday. The win, coupled with the Fukuoka SoftBank Hawks’ 10-3 loss to the Hokkaido Nippon Ham Fighters, moved the Buffaloes back into first place […]
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