有料記事 杉山あかり 高木智也2023年6月23日 23時23分 神戸市西区の草むらで22日、近くに住む穂坂修(なお)君(6)の遺体が見つかった事件で、兵庫県警は23日夜、修君の死因は外傷性ショックの疑いと発表した。背中を中心に皮下出血が広がっているという。県警は虐待がなかったかどうか調べる。 捜査関係者によると、修君は22日夕、草むらにあったスーツケースの中から見つかった。司法解剖の結果では、発見の3日前の19日ごろ死亡したとみられるという。 体のあざは背中が中心で、捜査幹部は「打撲とみられる痕はいっぱいある印象だ」と話す。身長や体重から、発育状況は6歳の平均的な水準だという。 事件をめぐって県警は22日… この記事は有料記事です。残り411文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「納得できないが一石投じた」 神戸高2刺殺判決、被害者父が会見
神戸市北区で2010年、堤将太さん(当時16)が殺害された事件を巡る裁判員裁判。神戸地裁は23日、事件当時17歳だった被告の男(30)に懲役18年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。裁判後、将太さんの父・敏さん(64)が判決の受け止めを語った。 被害者参加制度を使い、意見陳述や被告人質問に臨んだ、敏さんたち家族。 判決文には、「この裁判には被害者の両親や兄姉の計5人が参加し、悲痛な心情と激しい処罰感情が述べられた。理不尽かつ残忍な犯行で被害者を奪われた遺族の心情として十分理解できる」と記された。 判決後に会見を開いた敏さんは「懲役18年で許されるものではないですが、家族みんなの意見が裁判官や裁判員に届いたかなと思います」と評価した。 将太さんへは「この程度やったよ、というのじゃなしに、ここまでやってくれたよ、という説明をしたい」と話した。 被告に対しては「公判の初日… この記事は有料記事です。残り329文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
江戸の農民たちが造った石橋、国宝に 災害乗り越え170年間現役
【動画】国宝に指定される見込みの石造りのアーチ橋「通潤橋」=山都町提供、杉浦奈実撮影 土木構造物として初の国宝が今秋にも誕生する見通しとなった。 熊本県山都町の石造りのアーチ橋「通潤橋」。豪快な放水風景で知られるが、江戸時代から利用されてきた現役の水路橋だ。 橋は、熊本地震や大雨の被害を乗り越えて今も台地の約100ヘクタールの水田を潤し続けている。 「国宝の中には時の権力者が権威づけにつくったものもあるが、通潤橋は私利私欲ではなく布田(ふた)さんが農民のためにつくったもの。うれしい」。 橋を先祖代々管理してきた「通潤地区土地改良区」総括監事の中村豊光さん(72)は23日の文化審議会の答申結果に、笑顔を見せた。 「布田さん」とは、地元の惣庄屋(現在の町長)だった布田保之助(1801~1879)のこと。通潤橋を企画して工事の責任者を務めた。 台地潤すため、近世最大級の橋造り 四方を谷に囲まれた白糸台地は、谷から水を引くことが難しく、農民は慢性的な水不足に悩まされていた。 その台地に約6キロ離れた笹… この記事は有料記事です。残り1007文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
天皇、皇后両陛下、「未来志向」印象づけた旅 インドネシアから帰国
インドネシアを公式訪問していた天皇、皇后両陛下が23日、7日間の日程を終えて帰国した。若者と交流し、天皇陛下がライフワークとして研究する水問題と関連した視察も重ねるなど、「未来志向」の姿勢を印象づけた。 即位後初の国際親善のための外国訪問で、訪問先に選ばれたのは、東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国で、東南アジアで政治的、経済的にリーダーシップを発揮するインドネシアだった。 若い世代と懇談 かねて若者の教育に心を寄せている両陛下は20日、日本へ留学した人らが創設したダルマ・プルサダ大学や、日系企業も入る工業団地内の職業専門高校を訪問。同大で日本語を学ぶ学生と懇談した際には、「私の好きなアニメは『NARUTO(ナルト)』です」と言う学生に、陛下が「私は徳仁(なるひと)です。いや、特に関係はないんですけど」と返して周囲の爆笑を誘った。皇后さまとともに一人ひとりに気さくに声をかけ、話を引き出した。 陛下は22日、若い世代との… この記事は有料記事です。残り1686文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「暴力に訴える社会につながりかねない」 ヤジ排除、男性逆転敗訴
有料記事 新谷千布美 上保晃平2023年6月23日 18時00分 「ナンセンス!」。閉廷直後、法廷に原告男性(35)の鋭い声が響いた。2019年夏の参院選で選挙演説中にヤジを飛ばした男女2人が道警に排除された問題で、札幌高裁は22日、一審・札幌地裁の判決を一部取り消し、男性の訴えのみ退けた。原告側は、上告を検討するとしている。 記事後半では、豊崎七絵・九州大学大学院法学研究院教授(刑事法)と内藤光博・専修大学教授(憲法学)の見方を紹介します。判決要旨も掲載します。 「安倍晋三元首相や岸田文雄首相の襲撃事件があった。それを裁判所は大きく意識したんじゃないか」 判決後、札幌高裁前で報道陣の質問に応じた男性は、硬い表情で語った。 22年3月の一審判決後に起きた二つの事件。この日の高裁判決は触れていなかったが、男性は言わずにはいられない様子だった。 控訴審では、道側が男性に関… この記事は有料記事です。残り2128文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
死亡の6歳児、久しぶりの登園時にあざ複数 家族が断り保護実現せず
神戸市西区の草むらで、近くに住む穂坂修(なお)君(6)の遺体が見つかった事件で、市は23日に記者会見を開き、4月に保育園が修君の体に複数のあざがあるのに気づき、市に連絡していたと明らかにした。市は一時保護も検討したが家族に断られて実現しなかったとし、「対応には検証が必要」との認識を示した。 市によると、修君は0歳から保育園に入園。今年1月までほぼ毎日登園していたが、2月ごろから休みがちになった。 4月20日に久しぶりに登園した際、園側が修君の右肩と左右のおしりにあざを見つけた。 園からの報告を受けた西区職員が5月1日に自宅を訪問。その時には修君の右肩のあざは見当たらず、祖母の女性(57)と、母の沙喜容疑者(34)=女性への監禁、傷害容疑で逮捕=は「あざは心当たりがない」と説明した。 そのため「全般的に判断してこの時は、大きな何かがある判断に至らなかった」という。お尻のあざについては服を脱がす必要があることなどから確認しなかった。 容疑者「子育てがしにくい。一時保護してほしい」 このころ、沙喜容疑者からは… この記事は有料記事です。残り232文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高速船クイーンビートル、浸水報告せずに運航 JR子会社に行政処分
板倉大地2023年6月23日 18時11分 国土交通省は23日、新型高速船「クイーンビートル」(博多―釜山)の浸水被害を確認しながら報告せずに運航を続けたなどとして、JR九州の子会社・JR九州高速船(福岡市)に対し、海上運送法に基づいて輸送の安全確保を命令する行政処分を出した。 同省や同社によると、2月11日の運航中、浸水警報装置が作動。最大110リットルの水が入り込み、ポンプで排水しながら運航を続けた。翌12日も片道を運航した後、ダイバーが船首に約70ミリの亀裂を確認。補修剤で亀裂を埋めて、13、14日も運航を続けた。 船舶安全法では、浸水を認識した時点で国に報告し、臨時検査を受けなければならないが、同社が報告したのは14日だったという。 同社は指導を受けて14日中に運休し、亀裂をふさぐ修理を実施。3月から運航を再開し、6月に再び2週間ほど運休して船首部分を作り直した。運休期間中の予約については、払い戻すなどしたという。同社の担当者は「法令に対する考えが甘かった。今後は再発防止に努める」と話している。(板倉大地) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Rangers affiliate releases struggling Yoshitomo Tsutsugo
Los Angeles – The Texas Rangers’ Triple-A affiliate the Round Rock Express said Thursday they have released Japanese first baseman-outfielder Yoshitomo Tsutsugo. In his fourth year in the United States, the 31-year-old former DeNA BayStars slugger in Japan, attended spring training as a non-roster invitee and has not played in […]
Au Japon, « le soutien immatériel (mise en réseau) est plus efficace que le soutien matériel (subventions) » aux entreprises
Chronique. Alors qu’on repense à nouveaux frais l’intervention de l’Etat dans la « planification écologique » et la souveraineté industrielle, redécouvrir l’expérience japonaise en matière de politique d’innovation n’est pas sans intérêt, sans toutefois l’idéaliser ou vouloir la transposer telle quelle dans le contexte français, tant les systèmes d’innovation ont des logiques […]
【写真まとめ】天皇、皇后両陛下、帰国へ インドネシア訪問の7日間
2023年6月23日 15時00分 17日からインドネシアを訪問していた天皇、皇后両陛下は23日、首都ジャカルタ近郊のスカルノ・ハッタ国際空港から帰国します。 両陛下は19日にジャカルタ近郊のボゴール宮殿で行われた歓迎行事に出席。ジョコ大統領が運転するカートで植物園を巡る場面もありました。 20日にはカリバタ英雄墓地で英霊碑に供花。日本への留学経験者らが創設したダルマ・プルサダ大学などを訪問し、学生らと交流しました。 21日には天皇陛下がジャワ島中部のジョクジャカルタに入り、王宮を訪問。22日には世界遺産の仏教遺跡「ボロブドゥール寺院」を視察しました。 インドネシア訪問の様子を写真で振り返ります。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル