11日午後1時ごろ、川崎市幸区南幸町2丁目のビンテージ時計を中心に扱う「スイートロード川崎店」で、強盗事件が発生したと目撃者から110番通報があった。 神奈川県警によると、覆面を被った男らが時計店に侵入。バールのようなものでショーケースをたたき割るなどして時計を奪おうとし、逃走する際に店員に暴行を加え軽傷を負わせたという。逃走した1人を店長や通行人らが追いかけて取り押さえた。 強盗致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは、大阪府高槻市辻子1丁目、八木貴寛容疑者(26)。他に逃走した人物がいるとみて、県警が捜査している。 近くにいた40代の会社員女… この記事は有料記事です。残り289文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Koki Yamaguchi hits grand slam and Roki Sasaki fans 10 in Marines’ win
Chiba – Koki Yamaguchi hit a grand slam to back pitching sensation Roki Sasaki as the Chiba Lotte Marines held on for a 6-5 win over the Hiroshima Carp in an interleague game Sunday. Sasaki (5-1) struck out 10 in seven innings, allowing two runs on five hits and walking […]
Koki Yamaguchi hits grand slam, Roki Sasaki fans 10 in Marines’ win
Chiba – Koki Yamaguchi hit a grand slam to back pitching sensation Roki Sasaki as the Chiba Lotte Marines held on for a 6-5 win over the Hiroshima Carp in an interleague game Sunday. Sasaki (5-1) struck out 10 in seven innings, allowing two runs on five hits and walking […]
1世紀前のモザイクタイル 散逸の危機、1千人の「善意」が救う
1度は消える運命だったモザイクタイルが、1千人の「善意」で再び人々の注目を集めることになった。1世紀前に焼かれた貴重なタイル。取り壊しが決まっていた愛知県常滑市の製陶会社の見本室にあったが、保存に向けて立ち上がった有志の熱意で、市内の別の場所に移された。 3月、同市かじま台2丁目の福祉施設「ワークセンターかじま」の前庭で32面のタイルが披露された。「杉江製陶所 タイルテラス」と名付けられた。見本室の床を彩った時と同じレイアウトで復元された。 「一つの奇跡だと思う。この上でひなたぼっこをしたり、寝転んだりしていただければ」。タイルを寄贈した杉江明子さん(53)は感慨深そうに話した。製陶所を営んでいた父親が2020年に亡くなり、見本室を含む工場は22年に取り壊された。 今回の移設で欠かせない役割を果たした2人がいる。 一人は、東京都杉並区のフリー編集者、加藤郁美さん。タイルに関する著作もある。18年に常滑市を訪れ、たまたま見本室を見つけた際、杉江さんの父親から1923~28年にかけて自社で焼いたタイルだと説明を受けたという。 加藤さんは、杉江さんや、杉江さんの母親の節子さんに「(タイルファンの)みなさんの目に焼き付けましょう」と見学会の開催を持ちかけた。400人以上が来場すると、「保存を訴えるクラウドファンディング(CF)を立ち上げましょう」と背中を押した。 有志による「タイル保存活用… この記事は有料記事です。残り210文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ボロボロの床版を丸ごと取りかえ 高速道の老朽化対策、長い渋滞も
「工事のため渋滞です」。高速道路の交通情報ではこんな案内が今や当たり前のように流れる。老朽化対策のため始まった大規模なリニューアル工事の現場をのぞいた。 愛知と三重をつなぐ東名阪道のうち、弥富インターチェンジ(IC)―長島ICは5月下旬、リニューアル工事が続いていた。愛知県弥富市の現場は、片側2車線の下り線のうち右の追い越し車線を規制していた。その両側をトラックや乗用車がビュンビュンと走り抜けていく。 「常に揺れているような状態。細かい接合作業の際には気を使います」。中日本高速道路(名古屋市)の名古屋支社の工事担当課長は話す。 高速道路の工事には、集中とリニューアルの2種類がある。集中工事は年に1、2回、数週間にわたって交通規制をし、ガードレールの交換や舗装の補修などをする。 リニューアル工事は、路面であるコンクリート製の床版(しょうばん)や橋桁の取りかえといった大型構造物に手を入れるため期間が長くなる。 全国の高速道路で、大規模な更新事業「高速道路リニューアルプロジェクト」が始まっている。きっかけは、2012年に中日本高速が管理する中央道の笹子トンネル(山梨県)で天井板が崩落し、9人が死亡した事故だ。東海3県では、中央道の園原IC―中津川ICで18年からスタートした。 大半が半世紀ほど前に造られた東名阪も老朽化が著しい。弥富市の中日本高速の工事事務所では、外した古い床版を展示している。 【動画】各地に広がる高速道路のリニューアル工事。幅が「片側1車線」の工事現場の様子を見た=臼井昭仁撮影 アスファルトをはがしたコンクリートの表面はボロボロ。さびが浮き出た鉄筋が目につく。中日本高速の工事担当課長は「長い年月が経っているのでこんな状態に。トラックも多いので傷みは激しく、一時的な交通規制による補修では間に合いません」と説明する。 東名阪のリニューアル工事は22年1月から始まった。今年12月までの予定で、弥富IC―長島ICの下り線に敷かれた床版を取り換えている。 ほかの高速のリニューアル工事では、中央分離帯や路肩もつかって道路幅を確保している現場もある。岐阜県羽島市と同県安八町にまたがる名神高速の長良川橋もその一つ。片側2車線があるため、渋滞もいくぶんは緩和できる。 1・6キロの工事区間に約2年の工期。実際の工事よりも、足場や車線をまたいだクレーンの設置、移動など準備作業にかなりの時間がかかるそうです。 だが、東名阪では道路幅が狭いため、片側1車線ずつ規制をしながら工事をしている。その結果、付近では恒常的に3キロ以上の渋滞が起きている。 1枚の床版は長さ6メートル… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国内最大級の岩壁が小豆島に クライマーの「世界的な聖地」にと期待
かつて良質な石材の産出地として知られた香川県・小豆島がロッククライマーの熱い視線を浴びている。岩を愛するクライマーの9年にわたる「開拓」を経て、昨年末、国内最大級の岩場、赤嶽(あかだけ)がオープンしたのがきっかけだ。「日本離れしたスケール」と評判が広がり、世界的な聖地になりうるとの期待も高まっている。 「気持ちいいなぁ」 雨上がりのゴールデンウィーク(GW)。数十メートル上空の岩壁に張り付いたクライマーが声をあげた。 赤嶽(土庄町大部)は、景勝地・寒霞渓の北側、県道脇の山道を30分ほど歩いた先にある。夕日に照らされた岩壁が赤く見えることからその名がつけられ、周辺には、かつて建築資材に使われる石材を切り出す石切り場もあったとされる。 東京から仲間3人と初めて訪れたという会社員の女性(44)は「日本の岩場は小ぶりな岩が多いが、ここは海外並みのスケールで感動しました」。SNSでも話題になっているという。 ■「本当に日本なのか」… この記事は有料記事です。残り1219文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夏祭りの出会いで少し前へ 引きこもっていた昔の自分に伝えたい言葉
朝、目を覚まし、2階の寝室の窓から外を見る。目の前に広がるのは、誰も住まない荒野に変わったふるさとの姿。「元の暮らしには戻れないんだ」。胸が苦しくなり、気持ちがふさぎこむ。 宮城県山元町の渡辺愛希(あき)さん(39)は、東日本大震災後の2012年から3年ほど心のバランスを崩し、自宅からほとんど外に出られない、引きこもり状態になった。自宅で一日中、パジャマ姿で過ごす日々。抜け出すきっかけは近所の夏祭りでの出会いだった。 自宅は海岸線から約800メートル内陸にある。11年3月11日。あの日も愛希さんは自宅にいた。仙台市内の専門学校を卒業した後、漫画家を目指していた時期だった。いくつかの賞に入選したが、プロとしてのデビューは厳しそう。そろそろ次の道を考えようか――。そんなことを考えていた時、大地震に襲われた。 「早く上がって!」。家族の声で、猫を抱いて2階に駆け上がった。直後に黒い津波が1階を突き破り、2階の窓ぎりぎりまで迫ってきた。翌日、自衛隊のヘリコプターで救出された。近くに住む、イチゴ農家の親戚一家が亡くなった。 町外のみなし仮設住宅から、修理した自宅に戻ってきたのは翌12年のことだ。「住み慣れたふるさとに戻りたい」。ただ、そのころから心と体のバランスがうまく保てなくなった。 転機は母の意外な一言 また津波が来ないか。窓の外… この記事は有料記事です。残り1532文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
南国のばら園、日本一めざして20年 不利な気候でも個性を磨く
5月上旬、春のばら祭りが開かれていた「かのやばら園」(鹿児島県鹿屋市)はにぎわっていた。つるバラに覆われたトンネルは人気の「映え」スポット。カップルや家族連れが楽しそうに写真を撮っていた。 「つるバラを目的に来る人が多いんです」 スタッフが自慢するのが、春にしか見ることができないつるバラトンネルだ。長さ220メートル。「国内でもっと距離が長いところはありますが、アーチ部分の面積は日本一です」と胸を張る。幅6メートル、高さ3メートル。内からだけでなく、つるバラに覆われたトンネル外側の様子を見下ろせるのも、ここならではだ。 もう一つの売りが、色ごとに植えられたカラーガーデン。この地に合った品種が選抜され、「パフォーマンス能力が高いバラ」(関係者)が並ぶ。春のリニューアルでは、新たに展望台ができた。カラーガーデンはその真下に広がる。 バラの数は1500種類、3万5千株。斜面を利用した植栽が特徴で、いろいろな角度でバラを楽しめる。遠くの山も組み込んだ借景も売りの一つだ。 ばら祭りは今月4日に終わり、野外で見られるバラの花はわずかになったが、祭り期間中はコロナ禍前の9割に近づく約4万人が訪れた。 ばら園を運営するのは鹿屋市だ。いまや国内有数規模のバラ園として愛好家に知られる存在だが、1993年の開園当初は市が管理する霧島ケ丘公園の一部のバラ庭園だった。 ばら園オリジナルの2品種、販売をスタート 「日本一のばら園」をめざし、南国の自治体職員やガーデナーは個性を磨くことに注力し、いまでは大隅半島を代表する観光スポットになりました。 転機は10年後。「どこにも… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
電車床にファスナー開いたバッグ 盗撮かも 大学生は声を上げた
「大丈夫ですか? あなたのひとことが誰かを救う。」 関西の鉄道事業者が4月から、そう記されたポスターを駅や車内に貼り始めた。 盗撮や痴漢の被害に遭っても、周囲に助けを求めることができなかったり、被害に気づかなかったりするケースが多い。警察や鉄道各社は、被害を目撃した人が、声を上げることが大切だと訴える。 実際、列車に乗り合わせた人が声を上げ、現行犯逮捕につながった例もある。4月下旬の平日の朝。阪急京都線の普通列車に乗っていた大学生の上兼栗(うえかねくり)こころさん(24)は、そばにいた若い男の動きが気になった。 座席は埋まり、男も上兼栗さんもドア付近に立っていた。そして男の前には、背を向けて友人と話し込む女性がいた。 男はスーツ姿で、本を読んで… この記事は有料記事です。残り1407文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
県庁所在地唯一「吉野家」なかった山口市 14日ついにオープン
昨年の春、転勤で山口市に来て衝撃を受けた。「『吉牛』食べにいこう」と牛丼チェーン「吉野家」の店舗を検索したところ、市内に店がなかったのだ。聞けば、都道府県庁所在地で吉野家がないのは山口市が唯一だという。仕方なく、最寄りの山口県防府市の店舗まで車を40分走らせ、食べに行く。艱難(かんなん)辛苦の1年2カ月が過ぎ、光明が差した。ついにこの街に吉野家ができる――。 最寄りの店は隣の防府市 車で40分、牛丼好き記者は通った 取材で県内を回ると、山口市外ではオレンジ色の看板を見掛けた。県内で人口が一番多い下関市、コンビナートが広がる周南市など5市に計9店ある。 同好の士がいるとみえて、吉野家の広報担当者によると「以前から『山口市内への出店』のご要望を市民の方々より数多く頂いていた」という。 山口市初の吉野家は6月14… この記事は有料記事です。残り971文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル