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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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dimanche mai 7, 2023

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小倉智昭さんに聞く吃音「今も治っていません」 苦手が生んだ司会術

7 mai 2023
Japonologie
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 タレントの小倉智昭さんは、小さい頃から吃音(きつおん)に悩んできました。それでも「吃音がなかったら、今の小倉智昭はなかったと思います」といいます。これまでの歩みを振り返ってもらいました。 「吃音は治っていません」  ――小さい頃、吃音があったと聞きました。  吃音がなかったら、今の小倉智昭はなかったと思いますよ。吃音は常に頭の中にあって、忘れたことがない。皆さん信じてくれないんですけど、僕はね、今も吃音があって、身構えていないと話せないんです。  吃音は治っていませんが、自分が意識すると吃音を出さずにすむ方法があるんです。  でも、ずっとやってると精神的に参っちゃうから、時には忘れてね。気を許して話すときには平気でどもってますよ。どもったっていいじゃない。  親にもよく「もっとゆっくり話せば」って言われました。ゆっくり話しても駄目なんですよ。周りの人が「こうやったらいい」ということは、本当に、効果があったためしがない。 「見返してやりたいから、話す仕事をやりたい」  ――子ども時代のお話を。  小学2年生で、秋田から新宿… この記事は有料記事です。残り2688文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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不要パーティションをパスケースに 「コロナ世代こその贈り物を」

7 mai 2023
Japonologie
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 政府は8日から、新型コロナウイルスについて感染症法上の類型を季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げる。感染対策として導入したアクリル板のパーティションを取り外す動きもあるが、再利用の取り組みも始まった。  「あんなに活躍してくれたけど、今や邪魔でね」。東京・上野の飲食店の一角に、アクリル板のパーティション10枚が乱雑に置かれていた。  2年前、飛沫(ひまつ)防止対策として導入したが、今は客から求められることはない。店主(45)は「店も狭い。倉庫もない。だからといって、捨てるにも業者に頼まないといけない」とぼやく。  アクリル板は産業廃棄物のため、自治体によっては一般ゴミとして処理することはできない。それぞれの自治体に確認して、業者に処分を頼んだり、リサイクルに回したりする必要がある。  アクリル板の卸やリサイクルを担う緑川化成工業(東京都)は昨年末から、不要になったパーティションの買い取りを始めた。  同社には古いアクリル板を砕き、熱で溶かし、再生アクリル板としてリサイクルする技術がある。新製品を作るのに比べ、二酸化炭素を71%削減でき、廃棄されるアクリル板も大幅に減る。リサイクル後は駅の案内板のカバーなどに使われている。  コロナ下ではアクリル板の出荷が追いつかないほど需要が高まり、社内では「いつか社会問題になるのではないだろうか」と不安視されていた。環境を整え、今年10月から、リサイクルを本格的に始めるという。中村剛課長補佐は「社会の持続可能性を大切にするSDGsが浸透している。3年間使ったものだからこそ、リサイクルも考えて欲しい」。 「コロナ世代の自分たちにしかできない方法で」  リユースの動きもある。  今年3月、近畿大学の3年生が卒業生26人に、手作りのパスケースを贈った。少し傷が付いていたり、黄ばんでいたり。材料となったのは、教室に置いてあったパーティションだ。現在4年の奥野拓斗さん(21)らが企画した。  学生生活は常にパーティションと一緒だった。食堂にも教室にも。友人との間に壁となって立ちふさがる。奥野さんは「もったいない2年を過ごしたなぁと思っていました」と振り返る。それは先輩も同じだ。  1年前から、対面授業も増え、通常の生活に戻り始めた。一方、壊れて廃棄されたパーティションが気になるようになったという。「コロナ世代の自分たちにしかできない方法で、廃棄問題に取り組めないか」  ゼミの松本誠一准教授の指導のもと、近所にあるプラスチック開発メーカーと協力。ペット樹脂でできている軟らかい部分を加工し、縫ってつなぎ合わせ、パスケースにした。  4月中旬、卒業生から松本准教授のもとに連絡があった。「仕事も大変で、友達もまだできない。でも、このパスケースを持っているだけで力強く思う。私にとっては大事なお守りです」  近畿大学では5月8日の5類移行後はパーティションを撤去する方針。壊れたものは、学生たちがキーホルダーにしたり、飲食店のテーブルに置くメニュー表などに加工したりするアイデアも出ているという。(江戸川夏樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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小倉智昭さん、吃音と歩んだテレビ人生 「とくダネ!」で心がけた事

7 mai 2023
Japonologie
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 20年以上朝の情報番組の司会を務め、立て板に水のような語り口調で知られるタレントの小倉智昭さん(75)は、言葉が詰まってうまく話せない吃音(きつおん)に苦しんできた。そして今も、吃音があるという。「吃音がなかったら、今の小倉智昭はなかった」という半生とは――。  テレビ局のアナウンサー就職試験。志望動機を聞かれ、小倉さんはこう答えたという。  「どもりだからです」  アナウンサーや役者、政治家など話す仕事を夢見ていた。それは「周りを見返したい」という思いからだった。  物心ついたころから吃音があり、「吃音っていうことは常に頭の中にあって忘れたことがない」という。  幼稚園のときから周囲に話し方をマネされ、小学3年ぐらいからは、馬鹿にされるようになった。  小学1年のときのことが忘れられない。両親に「学芸会で演劇をやるから、ぜひ見に来てほしい」と大見えを切った。  仕事を休んで演劇を見に来た父親は出番を待ったが、息子の姿を見つけられなかった。足だけしか見えない木の役だったのだ。  「先生が気遣って、セリフがあるとみんなに笑われるだろうからって、木の役にしたんだろうと思います」  劇で一言のセリフが出てこず、悔しくて、泣きながら家に帰ったこともあった。  「人には絶対負けたくない」。そんな思いで話すことを一生懸命練習した。本や演劇のシナリオ集を読み込んだ。  アナウンサーの就職試験で吃音を明かすと、驚かれた。  「家に帰るとどもりますが、マイクの前では絶対にどもりません」と続けた。  東京12チャンネル(現テレビ東京)のアナウンサーになった。  人と話すときは身構えて吃音を隠すが、そんな状態が続くと精神的にまいってしまう。だから、気を許せる人の前では、「堂々と」どもっているという。  朝の人気情報番組「とくダネ!」の司会を22年続けた。守り続けた信念がある。「僕はその人が話し始めたら、最後まで聞くことにしていた。CMになっても、その後、続けて聞いた」  その理由とは。  「それってね、おそらく裏返しかもね。これまで、吃音の僕の話を最後まで聞いてもらえなかったから。言おうと思うんだけど、最後まで言えずに終わったことが度々あったから」(編集委員・沢伸也)      ◇  おぐら・ともあき 1947年生まれ。東京12チャンネル(現テレビ東京)のアナウンサー出身。76年からフリーになり、「世界まるごとHOWマッチ」(TBS)などで独特のナレーションで注目される。99年4月から21年3月までの22年間、朝の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ)の司会を務めた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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戴冠式には行けなくても 福島県の村に「パスポートのいらない英国」

7 mai 2023
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 新緑が映える高原に設けられた黒い鉄門をくぐり抜けると、ユニオンジャックがはためく。道路標識はどれも英語表記。さらに進むと、重厚な洋館が建っている。「ハロー」。気さくに声をかけてきたのは外国人だ。ここでは英語が「公用語」なのだという。  オックスフォード大学の食堂をイメージしたレストラン、優雅なアフタヌーンティーを楽しめる喫茶室もある。異国情緒あふれるこの場所は、福島県南部の天栄村にある「ブリティッシュヒルズ」。俳優の松本潤さん出演のTVドラマ「花より男子」や、吉沢亮さんや橋本環奈さんが出演した映画「ブラックナイトパレード」などのロケ地としても知られる。「パスポートのいらない英国」のキャッチフレーズに誘われ、足を踏み入れた。  施設はリゾートホテルと英語研修施設を兼ね、1994年開設。7万3千坪の敷地には、時代考証に基づき再現された中世英国の荘園領主の邸宅や、9棟の宿泊棟などが点在する。  建築資材や室内の調度品はどれも英国から輸入した本物。年季の入ったテーブルやベッドは触ったり、座ったりすることもできる。  施設を開設したのは、神田外語大(千葉市)などを運営する学校法人・佐野学園(東京)。「英語を学ぶということは、英国文化に親しむこと」との考えから、英国が栄えた中世にこだわった施設にした。標高1千メートルにあり、朝晩の霧に包まれる景色もスコットランドのハイランド地方に重なったという。  施設内のあいさつや飲食店での注文は基本的に英語だ。スタッフ約120人のうち、約40人が外国人。出身地は英国、カナダ、南アフリカ、アルゼンチンなど10カ国以上におよぶ。  96年からは英語習得をめざす企業・個人の研修を受け入れており、中高を中心に全国から年間約450校が利用する。コロナ下で海外との行き来ができなかった際は、「海外留学の代わりの研修先」として訪れる学校も増えたという。  宿泊のほか、食事や喫茶だけの利用もできる。英語講師とブレンドティーやスコーンを作る講座や、名探偵シャーロック・ホームズからの手紙を元になぞ解きに挑む脱出ゲームなど、様々なイベントも楽しめる。  「英語はちょっと……」と苦手意識がある人もご心配なく。来場者の語学レベルに合わせてくれて、日本人スタッフもいるので日本語でも大丈夫だ。  広報・オペレーション部の主任星知恵美さん(48)は「ビザもパスポートも不要で、円安も関係ありません。気軽に英国気分を味わえる施設にお越しください」。6日、ロンドン中心部はチャールズ国王の戴冠(たいかん)式に沸いた。(力丸祥子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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安田菜津紀さん、ウトロ平和祈念館は「記憶を刻み、語り合う場」

7 mai 2023
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有料記事 聞き手・富永鈴香2023年5月7日 12時00分  京都府宇治市に在日コリアンが集まって暮らす「ウトロ地区」があります。地区の歩みを伝える交流施設「ウトロ平和祈念館」が2022年4月30日に開館し、1年が過ぎました。開館前の21年8月には、地区内で放火事件が起きました。逮捕、起訴された男は法廷で「韓国人に対して敵対感情があった」「祈念館の開館を阻止することが目的だった」と語りました。放火事件の前から地区を訪れていたフォトジャーナリストの安田菜津紀さんに、祈念館の存在意義について聞きました。  ――初めてウトロを訪れたときの話を聞かせて下さい  「ウトロに出会ったきっかけは、家族のルーツを巡る旅でした。中学2年のときに父が亡くなり、戸籍を見て初めて、父が在日コリアン2世であると知りました。『語れなかった理由があるのではないか』。古い証拠を集め、家族の生きた痕跡をたどるようになったのがこの2~3年ほど。その中で父が京都で生まれたことがわかりました」  「祖父母や父が直接暮らしていたわけではないけれど、京都で在日コリアンの人たちがどうやって生きてきたのか知りたいと思い、ウトロ地区を訪れ、金秀煥(キム・スファン)さん(現・ウトロ平和祈念館副館長)に話を伺ったのが2020年9月でした」  ――放火事件の約1年前ですね。現場で印象に残っていることは 歴史の一端に触れ、背筋伸びる思いに  「旅でたどった地では、必ず… この記事は有料記事です。残り2360文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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船上で会ったのはビールを飲むムスリム 運命を感じた私が目指す共生

7 mai 2023
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 2001年9月11日朝。米国の世界貿易センタービルに、航空機2機が相次いで突っ込んだ。  米同時多発テロ。  「なんでこんなことが起こるのか」  大阪外国語大学の1年生だった桂悠介さん(40)は、映画のワンシーンのようなその映像をテレビで見ていた。  大学ではフランス語を専攻し、国際関係を学んでいた。でも、「国と国との関係だけでは解決しない、全く説明のつかないことだ」と思った。  思い返せば、これがイスラム教を考えるきっかけだった。でも、あのころ自分がムスリムになるとは想像もしていなかった。  大学を卒業して、一度は大阪の企業に就職した。その後、福岡に移り住み、農業を始めた。  ある日、福岡から実家のある大阪へ向かう船上のことだった。  西アフリカのセネガルから来た音楽家の男性と出会った。  世界三大宗教の一つ、イスラム教。世界の人口の4分の1はムスリム(イスラム教徒)と言われています。日本でも年々増え、研究者は「婚姻に伴うもののほか、自ら入信する日本人も増加しているようだ」と話します。日本で生まれ育ち、ムスリムとして生きることを選んだ日本人を取材しました。  フランス語で語り合い、一緒にビールを飲んだ。潮風を浴びながら、その男性はアラビア語の歌を口ずさんでいた。  歌詞は「アラーのほかに神なし」という一節だろうか。不思議なそのメロディーに心がひかれるのを感じた。  イスラム教ではアルコールは… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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名字研究家についていくと… 珍名「過足」さんの由来を探し出すまで

7 mai 2023
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 名字研究家の高信(たかのぶ)幸男さん(66)は、全国の珍しい名字とそれにまつわるエピソードを探し続けている。高校生のころから、収集した全国の電話帳をめくって「珍名さん」を見つけてはアポなしで会いに行き、その由来を調べて歩く。一体どんな風に由来を探し当てるのか。高信さんの取材に、記者が同行した。  2月中旬、高信さんと記者は福島県三春町にやってきた。道路の端には雪が残り、寒風が吹いていた。  「今回追いかけるのは、『過足』さんです」  取材前の打ち合わせで、紙に書いた漢字を見せられたものの、読めない。  「かあし」  「すぎあし」  記者は言い当てようとした。  だが、高信さんは楽しそうに… この記事は有料記事です。残り1695文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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英国訪問の秋篠宮ご夫妻、国王の戴冠式に参列 王族らとの交流も

7 mai 2023
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多田晃子2023年5月7日 9時06分  英国を訪問中の秋篠宮ご夫妻は6日午前(日本時間同日午後)からロンドン市内のウェストミンスター寺院で行われたチャールズ国王の戴冠(たいかん)式に参列した。ご夫妻が外国王室の戴冠式に参列するのは初めて。  午前11時から始まった戴冠式に、秋篠宮さまはモーニング、紀子さまは着物姿で参列。厳かな雰囲気の中、1千年以上続く歴史と伝統の儀式を見守った。  5日夕(6日未明)には、同市内のバッキンガム宮殿で国王主催のレセプションに出席。国王に祝意を伝えるとともに、天皇、皇后両陛下からの祝意も伝えた。欧州やアジア、中東などから出席した王族のほとんどと言葉を交わした。5日午前(5日午後)には、ブルガリア元国王夫妻とも面会し、2009年の訪問時以来の再会をした。(多田晃子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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博多駅「空中都市」建設の大工事 列車を7時間運休して線路付け替え

7 mai 2023
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伊藤隆太郎2023年5月7日 9時13分  福岡市博多区のJR博多駅で5日深夜から6日早朝まで、7時間にわたり大がかりな線路の付け替え工事が行われた。線路をまたいで上空に浮くように12階建てビルを建てる難工事「博多駅空中都市プロジェクト」の一環。人海戦術をとり、限られた時間内にビル建設の支障となるレールやまくら木を一気に撤去し、信号系統も切り替えた。  JR九州は深夜や早朝の列車33本を運休し、作業員ら300人がかりで工事に臨んだ。「博多駅に新たなにぎわい空間を生み出すため、安全に工事を進める」と大倉一範・博多駅工事事務所長。ビルを支える柱を約8~18メートルの間隔で立てるため、これまでの線路や分岐器を移設するなどしてスペースを確保した。  空中都市プロジェクトの新ビルは、現在ある10階建ての駅ビル「JR博多シティ」より高く、駅周辺の新しいランドマークを目指す。延べ床面積は5万平方メートル。ホテルやオフィス、商業施設が入り、完成は2028年末の予定。駅の東西の「博多口」「筑紫口」を結ぶ新たな通路と広場にもなる。  この工事で撤去された設備のなかには「シングルスリップスイッチ」と呼ばれる珍しいタイプの分岐器もあった。JR九州で唯一だったこともあり、熱心な鉄道ファンも遠くから作業を見守った。(伊藤隆太郎) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「日本人のイスラム教徒」が増える理由 国内のモスクは20年で7倍

6 mai 2023
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大滝哲彰 高井里佳子2023年5月6日 16時00分  日本に住むムスリム(イスラム教徒)が増えている。在日ムスリムを研究する早稲田大学の店田廣文名誉教授らの調査によると、推計で20万人を超えた。1999年に全国で15カ所だった礼拝所「モスク」も、2021年3月に113カ所に増えたという。  店田名誉教授らは、在留外国人統計や国ごとのムスリム人口比率、一般社団法人「日本イスラム協会」の会員数などから、日本で暮らすムスリムの人数を推計している。  調査によると、日本で暮らすムスリムは、2020年末で約23万人いた。このうち日本人や、結婚などで永住資格を持つ人は約4万7千人で、10年前の1万~2万人から倍増している。「目立つのは婚姻に伴うもの。自ら入信するケースも増えているようだ」と店田名誉教授は話す。  モスクの建設も進み、20年余りで7倍以上になった。  大阪市西成区では昨年、新しいモスク「マスジド・イスティクラル・大阪」が開設された。元は工場だったビルを改装し、費用は主にインドネシア人の寄付で賄った。日本人が礼拝に来る姿も目立つという。  運営する一般社団法人の会長でインドネシア人のヘリザル・アダルディさん(46)は「どんなムスリムも来やすい場所にしたい」と語る。  イスラム文化を研究する岡井宏文・京都産業大准教授は「日本ではなじみの薄かったムスリムだが、もはや私たちの隣人になりつつある。多様化が進む社会の中で、共生を考えていく必要がある」と話す。(大滝哲彰、高井里佳子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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