主要野党は21日、安倍晋三内閣に対する不信任決議案を25日にも衆院に提出する方向で調整に入った。当初は夏の参院選に合わせて衆院選を行う衆参同日選を誘引しかねないとして慎重だったが、首相が同日選を見送る方針を固めたことを受け、方針転換した。26日の国会会期末を控え、与野党攻防が激化している。 首相は21日、首相官邸で公明党の山口那津男代表と会談し、衆院解散について「頭の片隅に今もない」と述べた。山口氏が記者団に明らかにした。 こうした首相の姿勢を踏まえ、立憲民主党の枝野幸男代表は21日、岐阜市内で記者団に、24日の野党幹事長・書記局長会談で、不信任案の扱いを協議する考えを示した。最終的には25日に野党党首会談を開いた後、同日中に提出する段取りを描いている。 一方、主要野党が提出した麻生太郎副総理兼財務相の不信任決議案は、21日の衆院本会議で、与党などの反対多数で否決された。参院に提出された麻生氏の問責決議案も同日の参院本会議で否決された。野党は同日、安倍首相に対する問責決議案も参院に提出した。与党は24日の参院本会議で否決する見通しだ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
審議1回…枝野氏が阻む改憲議論 自民は参院選で争点化の構え(産経新聞)
今国会での憲法改正議論は、衆院の憲法審査会で1度実質的な審議が行われただけで、具体的な成果に乏しいまま26日の会期末を迎えようとしている。議論が進まないのは、憲法審の与野党の責任者が日程協議で歩み寄っても、立憲民主党の枝野幸男代表がストップをかけたからだ。自民党内には、夏の参院選で議論を阻む野党第一党の姿勢を争点化する動きがある。(田中一世) 今国会では5月9日、衆院憲法審で約1年半ぶりに実質的な審議が行われたが、憲法改正の是非を問う国民投票の際のCM規制のあり方に関し、日本民間放送連盟(民放連)幹部の参考人質疑を実施したにすぎない。自民党の独自改憲案などを議論する「自由討議」は開かれず、参院では憲法審そのものが一度も開かれていない。 与党は21日、参院で26日までに自由討議を行うよう野党に提案したが、見通しは暗い。 与党側は5月9日以降の衆院憲法審で、棚ざらしになっている国民投票法改正案の質疑と採決を行う考えだった。改正案は昨年6月に提出され3国会目を迎えたが、立憲民主党は今国会も最後まで質疑や採決を認めなかった。 実は、与野党の憲法審幹事は一時、改正案の採決日程で折り合っていた。与党筆頭幹事の新藤義孝氏(自民)と野党筆頭幹事の山花郁夫氏(立憲民主)は5月17日、「翌週の23日に改正案の質疑と採決を実施した後、野党側が要求しているCM規制の議論に速やかに移る」との方向性を互いに確認した。 ■与野党協議で歩み寄りも一転破談に しかし、山花氏は週が明けると「採決に応じられない」と姿勢を一転させた。枝野氏の決裁が下りなかったからだ。その後も、山花氏が採決の許可を求めても枝野氏は首を縦に振らなかった。日程協議をする幹事懇談会は異例の13回を数えたが「中身は毎回同じ。違うのは(提供される)弁当の中身だけ」(自民党幹事)という状況が続いた。 新藤氏は「最後に枝野氏がひっくり返し、山花氏も困り抜いている。憲法審は党首1人の意向で全く動かない」と批判する。 枝野氏が求めているのは、自身の参考人招致を含むCM規制に関する議論を優先することだ。与党側は「遅延戦術」とみる。枝野氏は、首相が出席する衆参予算委員会の開催に応じない与党の姿勢を批判するが、定例日の憲法審に応じず、重要課題があれば臨時に開く予算委を主張するのは矛盾している。 自民党幹部は「こちらが譲る必要はない。向こうの議論拒否は国民の反感を買う」と強調する。「衆参憲法審で国民のための論議を丁寧に深める」との公約を掲げる参院選に勝利すれば、世論の後押しで秋の臨時国会で議論進展の道が開ける可能性がある。 安倍晋三首相は10日の参院決算委員会で、参院選の論戦を念頭にこう語った。 「憲法審査会は予算(事務局経費など)もかかっている。『議論すらしないのはどうか』ということを、いずれ国民が判断することになるのだろう」 ■改正案の内容には与野党異論なし そもそも、憲法審の焦点となっている国民投票法改正案は、与野党がもめるたぐいの法案ではない。 改正案は駅や商業施設への「共通投票所」設置や、遠洋航海中の人の洋上投票を認めるなど計7項目を盛り込んでいる。国民投票の利便性を、国政選挙や地方選挙と同じ内容にそろえる「制度の整備」で、内容には与野党とも異論はない。 与党などが提出し、立憲民主党も合意した上で昨年7月に審議入りした。 しかし、枝野氏が5月9日の衆院憲法審で、突然、現行の国民投票法には欠陥があると「そもそも論」を訴え始めた。民放連は国民投票でのCM量の自主規制を行わない方針を示したが、枝野氏は「19年の現行法制定はCM量を自主規制することが前提になっていた」と主張する。 野党も反対しないはずの法改正議論を呼び水に、改憲議論の膠着(こうちゃく)状態を打開する-。こうした与党側の思惑は外れた。日本維新の会の馬場伸幸幹事長は今月12日の記者会見で「与党は妨害工作にずるずるとお付き合いするのか。どこかの段階で決断し、議論を始めなければ税金の無駄遣い」と語り、与党側に覚悟を持つよう迫った。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
介護の力でユニバーサルツーリズム振興を – 高齢者などの旅行支援、観光庁が後押し(医療介護CBニュース)
「旅行に行きたい」という意欲は高いものの、健康上の理由などから諦めている高齢者は多いとされる。介護事業者や現場従事者の支援でこうした状況の打開を目指す団体が、21日に「介護旅行シンポジウム」を開催した。観光庁観光産業課の坂野修一課長補佐は基調講演で、介護が必要な高齢者が旅行に行ける環境づくりが「国の観光施策としても大事」と期待を込めた。同庁が進めるユニバーサルツーリズム(高齢や障害などの有無にかかわらず参加できる旅行)の推進に当たり、現地での支援体制の確保を重視している。【吉木ちひろ】 シンポジウムには、全国の介護従事者や経営者、旅行業者ら約150人が参加した。主催は介護事業者やコンサルタント4法人を中心に組織する一般社団法人日本介護旅行サポーターズ協会。 観光庁では、団塊ジュニア世代の高齢化などによって観光市場の将来的な縮小が懸念される中、70歳以上のシニア層の需要に着目しているという。同庁の「平成26年度ユニバーサルツーリズム促進事業報告書」によると、「交通乗降・送迎など現地での移動サポート」(42.6%)、「移動時の快適さ」(同)、「寝具、ベッドへの配慮」(33.8%)など70歳以上の層の多くが、旅行に行く条件として観光地や移動時の支援を求めている。また、日本観光振興協会の調査結果では、70歳以上の30%が「健康上の理由で」旅行をしなかったと回答しており、坂野課長補佐は、健康面や環境の条件が整えば旅行への意欲・頻度が高まることへの期待を述べた。 観光庁の施策では、2018年度に高齢者や障害者などに対応した旅行(ツアー)商品を作り上げるための実証実験に取り組み、長崎市の軍艦島(端島)に車椅子で上陸するツアーや、山形県南陽市で車椅子によるパラグライダーフライトを体験するツアーなどが催行された。また、各都道府県へのバリアフリー旅行の相談窓口の開設を年間5、6カ所のペースで進めているという。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
幅広い世代に詐欺防止訴え 杉良太郎さんら、警視庁(共同通信)
警視庁犯罪抑止対策本部は21日、小中学生から高齢者まで幅広い世代に特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるイベントを東京都内で開いた。参加した俳優の杉良太郎さんは「だまされると被害者と犯罪者が生まれてしまう。怪しい電話が来たら警察に相談を」と訴えた。 歌手伍代夏子さんと人気グループ「EXILE」の松本利夫さんも参加。3人で複数の公共施設や学校などを回り、高齢者や主婦らに注意を呼び掛けた。品川区立豊葉の杜学園義務教育学校を訪れた松本さんは、児童生徒ら約千人に「大人になって詐欺に関わることがないよう危機管理能力を身に付けてほしい」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Au Japon, la visite très encadrée de la prison de Carlos Ghosn
L’une des 1 600 cellules individuelles de la prison de Kosuge, au sol recouvert de tatamis, ne dépassant pas 7,5 mètres carrés, réputées mal chauffées l’hiver. Karyn Nishimura/AFP Depuis le 19 novembre 2018, quelque chose a changé à la maison d’arrêt de Tokyo. L’incarcération de Carlos Ghosn – libéré sous caution depuis […]
長島昭久衆院議員が自民入党へ 民主政権で防衛副大臣(共同通信)
民主党政権で防衛副大臣を務めた長島昭久衆院議員=東京21区、当選6回=が近く自民党入りする方向で調整していることが分かった。現在は無所属で、衆院会派「未来日本」に参加している。自民党東京都連幹部も既に了承した。来週にも二階俊博幹事長に入党を申請する。党関係者が21日、明らかにした。 長島氏は衆院選東京21区で、自民党細田派の小田原潔衆院議員=比例東京、当選3回=と過去3度戦った。入党後、比例東京に回ることも検討しているという。 長島氏は2003年の衆院選で民主党から初当選。野田佳彦内閣で首相補佐官や防衛副大臣を歴任、17年に民進党を離れた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
不在者投票用紙を放置、大阪 1票差で確定の寝屋川市議選(共同通信)
大阪府選挙管理委員会は21日、4月の寝屋川市議選で、不在者投票用紙1枚を開票せずに放置していたと発表した。1票差で当落が決まったが、投票者が誰に投票したのか第三者が知ることにつながるため不在者投票用紙の中身を確認することはせず、当初の開票結果に変更はないという。 府選管によると、放置されていたのは府内の老人ホームに設置された不在者投票所から届いた投票用紙。封筒の宛名面に「不在者投票用紙」と書いてあったが見落とされ、他の郵便物と一緒に放置されていた。 不在者投票の投票用紙は1枚ごとに専用封筒に入れられ、外側に有権者の署名が書かれている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
江東区長「だまし討ちだ」 地下鉄延伸で東京都を厳しく批判(TOKYO MX)
6月21日の東京・江東区議会で、市場移転の条件とされている地下鉄8号線=有楽町線の延伸について協議されました。前に進まない計画に、江東区の山崎区長は「だまし討ちだ」と、東京都を厳しく批判しました。 江東区の山崎区長が怒りの矛先を向けるのは「東京都」です。山崎区長は「江東区をだまし討ちにした。都との信頼関係が今までになく崩れた。過去にも都とぶつかったことはあるが、こんなひどい状況じゃなかった」と語りました。 江東区は豊洲市場を受け入れる条件として、有楽町線を豊洲駅から住吉駅まで伸ばすことを東京都と合意しています。しかし、移転から8カ月がたった今も大きな進展はありません。 2017年12月、東京都の小池知事は江東区役所を訪れ、豊洲市場の開場日を報告しました。この時、山崎区長は地下鉄の延伸に向けて期待感を示しました。山崎区長は市場の受け入れ条件を守るよう、小池知事に念押ししました。 そして2018年6月、東京都は江東区に対して「今年度中をめどに、事業の大枠の構築に向けて取り組む」と、今後の方針を伝えました。その年度末には、都の担当者は区議会に「東京メトロによる整備・運行が合理的だ」と伝え、東京メトロに技術的な調査を依頼することを明らかにしました。 しかし、今回の区議会で、都からの具体的な説明はなかったため、21日の委員会では「都の対応が不十分だ」という意見が相次いだほか、山崎区長は「スケジュールや費用など、ある程度見えるようにしてもらわなければ満足できる回答にはならない」と述べ、「満足できない」と都を批判しました。 なかなか進まない延伸事業に、区民も落胆の色をにじませます。 小池知事は21日の定例会見で「3月に江東区議会で地下鉄8号線の延伸による事業スキームの概要を示すと同時に、東京メトロによる整備・運行が合理的とまとめたところ。連携を密にしながら、事業化に向けての協議調整を引き続き進めていきたい」と話し、今後も延伸の実現に向けて協議を続けていく考えを示しました。 小池知事は地下鉄の延伸について「臨海地域のさらなる発展に寄与する重要な路線だ」という考えをこれまでに示していて、今後も国や東京メトロ、地元の江東区と調整を進めていく方針です。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
無防備の状況うかがったか 元次官、長男殺害罪で起訴
元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)が東京都練馬区の自宅で、長男(当時44)を刃物で殺害したとされる事件で、長男には身を守ろうとしてできる目立った傷がなく、ほぼ無抵抗の状態だったことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は熊沢容疑者が寝込みなど無防備になる状況を待ち、殺害の機会をうかがっていたとみている。 東京地検は21日、熊沢容疑者を殺人罪で起訴した。地検によると、1日午後3時15分ごろ、自宅で長男の無職英一郎さんを包丁で首を切るなどして殺害したとされる。数十カ所に上る傷が確認された一方、腕などに目立った「防御創」はなかったという。 捜査関係者などによると、英一… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
梅雨前線の雲 その南に「台風」のたまご(tenki.jp)
日本の南には梅雨前線の雲。更に南には、台風のたまごとも言える「熱帯低気圧」の雲が少しずつ、まとまってきています。 熱帯低気圧の雲 令和初の台風は「3号」 日本の南には、梅雨前線が延びています。その更に南には発達した雲があり、カロリン諸島付近で少しずつ雲がまとまってきています。これは、熱帯低気圧の雲です。熱帯地方で発生する低気圧のうち、東経180度以西の北西太平洋または南シナ海で、最大風速(10分間平均)が毎秒17.2メートル以上になったものを台風と呼びます。 カロリン諸島付近の熱帯低気圧が、もし台風になれば令和初の台風です。気象庁は、毎年1月1日以後、最も早く発生した台風を第1号とし、台風の発生順に番号をつけています。今年は、1月に1号、2月に2号が発生しており、次に発生する台風は「3号」です。 台風の平年値 台風の季節へ 台風の発生の平年値は、年間で25.6個。8月が5.9個で最も多い月です。台風の進路は、太平洋高気圧の位置や強さ、日本付近への張り出し方、偏西風の位置などによります。春先は、低緯度で発生し、そのまま西へ進んでフィリピン方面に向かうことが多くあります。夏になるにつれて、発生する緯度が高くなり、日本列島に向かうことが多くなります。日本への接近、上陸も8月が最も多くなっています。 梅雨前線と台風による大雨 「平成30年7月豪雨」 6月に発生する台風も、日本へ接近することは珍しくありません。昨年2018年は、6月に4号から7号の4個の台風が発生し、5号、6号、7号が日本に接近しました。 2018年6月29日、台風7号は日本の南で発生し、東シナ海を北上。対馬海峡付近で進路を北東に変えた後、7月4日に日本海で温帯低気圧に変わりました。台風が接近する前から、日本海に延びる梅雨前線に台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、6月29日、長崎県島原と平戸で1時間に83.5ミリの猛烈な雨を観測。その後も、前線や台風7号の影響により、日本付近に暖かく非常に湿った空気が流れ込み続けました。6月28日から7月8日までの総降水量が四国地方で1800ミリ、東海地方で1200ミリを超える所があるなど、7月の月降水量平年値の2から4倍となる大雨となった所がありました。西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨になりました。「平成30年7月豪雨」です。 次ページは:台風予報が進化 「2019年の台風3号」から変わること 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース