加治隼人、佐々木亮、祝迫勝之2021年7月31日 22時02分 倉掛冬生(とうま)ちゃん(5)が送迎バスに閉じ込められて死亡した双葉保育園(福岡県中間市)には、多くの飲み物や花が手向けられている。心を痛めた人たちが現場を訪れ、手を合わせて幼い死を悼んだ。 北九州市八幡西区の歯科技工士の男性(67)は31日朝、保育園の前にペットボトルのジュースを置いて手を合わせた。園の道路を車でよく通るといい、「園との関係はないが、かわいそうで。のどが渇いているだろう。気持ちだけでも、と思いました」。 同じ園に通う男児(6)は30日の夜、バスがとまっていた駐車場を両親と訪れ、花やジュースを供えた。両親によると、男児は冬生ちゃんと仲良しで、家に帰ると決まって冬生くんの話をしていたという。一緒に積み木で遊んだことやけんかしたこと、最近は園の行事で披露するダンスの練習を一緒にがんばっていたという。男児は自分で選んだというチョコレートとアメも置き、「さみしい。(冬生くんと)食べたかった」と話した。 双葉保育園は31日夕、保護者たちへの説明会を開いた。説明会は2時間以上に及び、園の弁護士によると、園長は「申し訳ありませんでした」と謝罪し、もう一人の職員とともに事故の経緯について、泣いている園児に気をとられて後部座席まで確認しなかったことや、家庭への連絡、職員との情報共有を徹底できていなかったなどを説明した。送迎バスは当面使わないという。 参加した保護者の20代女性によると、朝の送迎時に園長1人が運転していたことについて、園側は「朝早く出勤できる職員が限られ、手が回らなかった」と釈明したという。女性は「子どもを預けるのが不安だ」と話した。 保護者の男性は「今回の事故は防げた事故。園の人はなぜ誰も気付かなかったのか」と疑問を示した。 北九州市内ではこの日、冬生ちゃんの通夜が営まれた。(加治隼人、佐々木亮、祝迫勝之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
五輪の権威、地に落ちた コロナ禍開催は「憲章」違反
新型コロナウイルスの感染の脅威にさらされながら、東京五輪が行われています。反対や再延期を求める声が多かった中で強行された「平和の祭典」について、坂上康博(さかうえやすひろ)・一橋大教授に聞きました。(聞き手・笠井正基) 東京五輪をどう楽しむのかは難しいですね。コロナ感染が収まらず、開催の前提条件だった安全安心な状態が確保できていないからです。感染リスクが拡大し、医療体制が持たなくなる可能性もあります。絶対見ないと決めた方、割り切って見ている方もいると思います。 五輪憲章には、「オリンピズ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1062文字/全文:1311文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
むか~し昔にタイムスリップできまっせ 大阪の博物館
会員記事 文・森嶋俊晴、写真・田辺拓也2021年7月31日 17時00分 むかしむかし、ある囲炉裏で1人の女性が……。まるで、昔話の世界に入り込んだかのような民家。ここはどこ? いつの時代? 大阪府豊中市の住宅地の中に広がる府営公園、服部緑地。一角に、かやぶきの古民家や茶室、農村歌舞伎舞台など江戸時代の12棟が点在する野外博物館「日本民家集落博物館」がある。 12棟のうち11棟は1956年から64年にかけ、北は岩手、南は鹿児島から移築・復元された。甲子園球場とほぼ同じ3万6千平方メートルの敷地を歩くと、タイムスリップした気分になる。 宮崎県から移築した日向椎葉の民家(国重要文化財)では、浴衣姿の職員が囲炉裏に火を入れていた。火を入れるのは、かやぶき屋根を長持ちさせるため。煙でいぶすことで乾燥させ、虫よけにもなるという。 コロナ禍前、海外の旅行サイトで「本物の伝統的民家を巡って日本一周気分が味わえる」と評価され、外国人客が年間2千人を超えていた。しかし、2020年度は約10分の1に。全入館者も約2万人と19年度の約3分の2に減少。寄付収入も落ち込んだ。 記事後半では、地元で人気のグルメスポット紹介や会員登録すると応募できるプレゼントもあります。 今年、初めてクラウドファン… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:871文字/全文:1336文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京都で199人がコロナ感染 過去最多を更新
京都府と京都市は31日、新型コロナウイルスに新たに199人(府69人、市130人)が感染したと発表した。28日発表の175人を超え、過去最多を更新した。累計の感染者数は再陽性を含めて1万8344人。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
千葉も過去最多、新たに792人が感染 連日の最多更新
千葉県は31日、県内で新型コロナウイルスの新規感染者が792人確認され、1日あたりの感染者数としては過去最多を更新したと発表した。死者はいなかった。これまでは30日の753人が最多だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
まだまだ暑い北海道 旭川江丹別で38.4度 全国1位
志田修二2021年7月31日 19時00分 北海道内は31日も猛暑となり、旭川市江丹別で38・4度と全国一の最高気温を記録した。同地では28日も37・6度で全国一の最高気温だった。札幌管区気象台によると、サハリン方面からの高気圧の張り出しで道内各地で気温が上がり、旭川市でも37・6度、芦別市で37・2度と猛暑日になり、全国のトップ10に入った。札幌市も34・7度を観測した。この暑さで同気象台は石狩、空知、後志の各地区に熱中症警戒アラートを発表し、注意を呼びかけた。 JR北海道によると、レール温度が上昇した影響で、宗谷線や富良野線の快速列車などに運休が出た。 管区気象台によると、今後2週間程度は高温が続く見込み。(志田修二) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
立憲離党し辞職の本多氏、次期衆院選で道4区から不出馬
鈴木剛志2021年7月31日 19時00分 性交同意年齢引き上げを巡る発言が批判され、立憲民主党を離党して衆院議員を辞職した本多平直氏(56)は31日、次期衆院選では北海道4区(後志総合振興局管内、札幌市手稲区、同西区の一部)からの立候補を断念する意向を明らかにした。朝日新聞の取材に対し、「状況を総合的にみて判断した。自民党を利するわけにはいかない」と述べた。 本多氏は2017年衆院選では道4区で次点となり、比例復活した。今月28日に札幌市内で開いた記者会見では、道4区での立候補について「今は一切考えられない。まったくの白紙」と明言を避けていた。 しかし、31日に小樽市内であった立憲民主党道4区総支部の会合で立候補断念を表明した。その後の取材に対し、「自分の事情で議員辞職したが、この4年間は自民党と闘ってきた。自民党を利するわけにはいかない」と語った。 本多氏は今後については、「チャンスがあれば政治家に戻りたい」とする一方、道4区以外の選挙区からの立候補については「何が起こるか分からない」とも語った。 本多氏は5月、刑法で性行為が一律禁止される年齢(性交同意年齢=現行は13歳未満)の引き上げを議論する党内の会合で、例として50代の自身と14歳の子が性交するケースを挙げ、「同意があった場合に罰せられるのはおかしい」などと発言したとされる。その後、撤回し謝罪した。 だが、28日の会見では「(発言の趣旨が)ねじ曲げられて伝えられてしまった。闊達(かったつ)な党内議論を封殺しようとする人がいる」と不満をにじませていた。 本多氏は立憲の枝野幸男代表の元政策担当秘書。2017年衆院選では共産党との統一候補として道4区から立候補し、小選挙区では自民の中村裕之氏に敗れたが、比例北海道ブロックで復活当選した。(鈴木剛志) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪環状線、終電繰り上げ 8月2日から緊急事態宣言中
2021年7月31日 15時30分 緊急事態宣言に伴う大阪府からの要請を受け、JR西日本は31日、8月2日から宣言が解除されるまでの間、大阪環状線の最終列車の時刻を繰り上げると発表した。 終電の時間は、大阪駅発の内回りが通常より9分早い翌午前0時2分、外回りが7分早い同0時8分になる。天王寺駅発では内回りが16分早い午後11時48分、外回りは6分早い同11時58分となる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北九州PRするカフェ「カクサン」、裏には「スケサン」
2021年7月31日 15時53分 北九州市の食や名物を発信するカフェが31日、小倉駅前にオープンした。ラジオや催しに出演するローカルタレントが店に立ち、人の魅力もアピールする。 芸能で地方創生をめざす北九州プロダクションが企画。メニューは肉うどん味のホットドッグ、戸畑祇園の山笠を再現したパフェなどご当地色が満載。 地元発祥のチェーン店「資(すけ)さんうどん」の裏に構えた店の名は「カクサン」。担当者は「由来は水戸黄門ではないです」。込めたのは魅力の「拡散」だ。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
警察官指導する護身術の達人 世界中の格闘技織り交ぜ
全国各地の警察官に身の守り方を指導している「護身術のプロ」が福岡県警にいる。交番の襲撃事件が近年相次いでいることをうけ、警察庁が昨年選抜した指導官だ。これまでの襲撃事件を分析し、海外の格闘技も取り入れながら、犯罪や時代に即した対処法を伝えている。 福岡県警教養課の立石純一郎警部(55)。培った技術や知識を都道府県の垣根を越えて広める「警察庁指定広域技能指導官」だ。柔道や剣道、逮捕術など警察官が取り組む格闘技訓練の分野では西日本でただ1人選ばれている。 機動隊の業務を務めながら柔道の大会に出場する特別訓練員として稽古に励み、2000年からは素手や警棒などで相手を制圧する警察独自の武術「逮捕術」を専門に指導を続けてきた。県警によると、20年以上逮捕術だけを指導するのは全国的に珍しいという。 合わせて10年ほど前からは、護身術の研究、指導にも力を入れてきた。理由は、女性警察官が増えたこと。力をあまり使わなくてもいい技術をと、参考にしたのが世界の格闘技だ。 ボクシングといったメジャーなものに加え、ブルース・リーで有名な「截拳道(ジークンドー)」、イスラエル軍の護身術「クラヴマガ」、インドネシアの武術などから生まれた「ローコンバット」――。県内外で格闘技のセミナーがあると聞けば飛び込みで道場を訪れ、その道のプロに教えを仰いだ。 10種類以上の格闘技を逮捕術の訓練に取り入れ、力を入れずに相手をふりほどく技などを組み込んだ女性専用の訓練マニュアルを作成。各地の警察でもその後、同様の取り組みが広がっていった。 全国では近年、警察官が襲わ… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:540文字/全文:1218文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル