中沢滋人2021年7月29日 19時30分 農場ツアーなどをおこなっている北海道帯広市の「いただきますカンパニー」(井田芙美子社長)が、オンラインによる牧場見学授業を、全国の学校で活用してもらうための資金をクラウドファンディング(CF)で募っている。コロナ禍で校外学習が制限される子どもに格安で授業を届けるとともに、十勝農業を広く発信するのが目的だ。 同社は、「畑ガイド」が十勝地方の小麦やトウモロコシなどの畑を案内する「農場ピクニック」や小中学校などで出張食育授業をしてきた。コロナ禍でリアルツアーができない時期があり、昨年5月からオンラインの農場ツアーを始めた。さらに、防疫上の理由などから実施できなかった牧場の見学ツアーを、学校向けにオンラインで始めた。 今年2~3月には帯広市と東京都の小学校で見学授業を実現させた。授業では、牛の様子や酪農家の1日を映像やインタビューを交えて伝えた。乾燥させた牧草やサイレージの実物を事前に配ったり、酪農家に直接質問できるようにしたりした。学校側からは「現場の雰囲気を感じられた」と好評だった。道外や海外から問い合わせがあり、格安で続けるには同社のコスト負担に限界があった。 CFは、11月~来年7月に実施する小3~6向けの授業を実施するのを目的に、目標金額を100万円に設定した。内訳は、動画編集など教材開発費30万円▽人件費などの授業実施費用65万円(1回5万円で13回分)▽CF手数料5万円。これにより、学校側の負担は児童1人あたり220円(税、送料込み)で済むという。 すでに目標額は超えたため、授業数を増やすとともに、コロナ禍で北海道に修学旅行に来られなくなった中高生向けのプログラム開発などに充てる。30日まで。同社サイト(https://itadakimasu-company.com/)から申し込める。(中沢滋人) 今年2月にあったオンラインによる牧場見学授業の様子=2021年2月22日、北海道帯広市 今年2月にあったオンラインによる牧場見学授業の様子=2021年2月22日、北海道帯広市 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
5歳の男児が死亡 保育園の登園バスで発見、脱水症状か
2021年7月29日 23時58分 29日午後5時20分ごろ、福岡県中間市中間2丁目の双葉保育園の職員から「送迎バス内で園児が倒れている」と警察に通報があった。園の駐車場にとめてあった登園用のバスから5歳の男児が発見され、その後死亡が確認された。 県警折尾署によると死亡が確認されたのは、中間市土手ノ内3丁目、倉掛冬生(とうま)君。保育園から冬生君の帰りを待っていた母親がバスに乗っていないことに気づき、園に連絡。園が調べたところ、駐車場にとめてあった登園用バスの中に冬生君が倒れているのを発見したという。 冬生君は北九州市内の病院に搬送されたが、午後7時ごろに死亡が確認された。脱水症状の疑いがあり、署は詳しい経緯を調べている。 園の近所に住む女性は「夕方に救急車のサイレンを聞いたが、まさか保育園とは。このところの日中の暑さは尋常じゃなく、預けた親はいたたまれないだろう」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
益川敏英さん死去、81歳 2008年ノーベル物理学賞
益川敏英さん [PR] 2008年にノーベル物理学賞を受賞した京都大名誉教授の益川敏英(ますかわ・としひで)さんが、23日、死去した。81歳だった。名古屋市出身。京都大理学部の助手だった1973年、京都大助手で後輩でもあった小林誠さん(高エネルギー加速器研究機構特別栄誉教授)と2人で、すべての物質を形づくる元となる素粒子クォークに関する「小林・益川理論」を発表した。この業績でノーベル物理学賞を受賞した。 95年に朝日賞、2001年に文化功労者、08年に文化勲章。 戦時中の空襲の体験から反戦を訴え、護憲をアピールする「九条科学者の会」の呼びかけ人を務めたほか、科学研究の成果が軍事に利用される近年の傾向に警鐘を鳴らした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「核のごみ」交付金配分、対応割れる 神恵内近隣の町村
「核のごみ」(原発から出る高レベル放射性廃棄物)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む北海道神恵内村は29日、調査期間中に出される国の交付金について、受け取る権利のある近隣4町村や道と配分をめぐり協議した。古平町、共和町、泊村は受け取る意向を示す一方、「核抜き条例」を制定した積丹町と、かねて調査に反対する道は辞退した。 国から交付されるのは、「電源立地地域対策交付金」。金額は2年間の文献調査で最大20億円、続く4年間の概要調査では最大70億円。その5割以上を調査を進める自治体が受け取り、残りを近隣自治体や都道府県に配分できる。 昨年11月に全国初の文献調査が始まった神恵内村では今年度、最大10億円の交付が見込まれている。ただ、高橋昌幸村長は「多くの関係する町村に活用してもらいたい」として、村の当初予算には4750万円のみを計上していた。 村役場で29日に開かれた非… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:691文字/全文:1082文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
5歳の男児が死亡 保育園の送迎バスで発見、脱水症状か
2021年7月29日 22時34分 29日午後5時20分ごろ、福岡県中間市中間2丁目の双葉保育園の職員から「送迎バス内で園児が倒れている」と警察に通報があった。園の駐車場にとめてあった送迎バスから5歳の男児が発見され、その後死亡が確認された。 県警折尾署によると死亡が確認されたのは、中間市土手ノ内3丁目、倉掛冬生(とうま)君。保育園から冬生君の帰りを待っていた母親がバスに乗っていないことに気づき、園に連絡。園が調べたところ、駐車場にとめてあった登園用のバスの中に冬生君が倒れているのを発見したという。 冬生君は北九州市内の病院に搬送されたが、午後7時ごろに死亡が確認された。脱水症状の疑いがあり、署は詳しい経緯を調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
司法解剖検査料水増しに加担 認めた講師を解雇 近畿大
狩野浩平2021年7月29日 19時45分 近畿大医学部法医学教室の元主任教授らが大阪府警から国費の司法解剖検査料をだまし取ったとされる事件で、近大は29日、検査項目を水増しした請求書を作っていたとして、同教室の60代の男性講師を懲戒解雇とし、発表した。 近大広報室によると、男性は元主任教授の巽(たつみ)信二容疑者(66)=懲戒解雇、今月16日に詐欺容疑で再逮捕=の指示で、解剖のために採取した標本数を水増しした請求書を作っていた。近大が確認したところ、だまし取った金額は約4900万円にのぼるという。 男性は大学の調査に対し、不正だと認識しながら水増ししていたことを認めた上で、個人的な利益は得ていなかったと説明したという。近大は「事案の悪質性を重く受け止め、処分を決定した」としている。 近大は「このような事態が生じたことは誠に遺憾で、教職員のコンプライアンスを徹底する」とコメントした。(狩野浩平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
遺体写真を外部流出の疑い 京都府警が警部補を書類送検
2021年7月29日 20時00分 京都府警が捜査した殺人事件をめぐり、被害女性の遺体の写真が外部流出した問題で、府警は29日、下京署の30代の男性警部補を地方公務員法違反(守秘義務違反)と有印公文書偽造・同行使の疑いで書類送検するとともに、停職3カ月の懲戒処分にし、発表した。警部補は同日付で依願退職した。 監察官室によると、警部補は昨年10月下旬、殺人事件の遺体写真が接写された画像1点を知人女性にメールで送り、外部に漏らした疑いがある。同年12月末~今年1月には、虚偽の戸籍の証明書を作り、女性にメールで送った疑いがある。 警部補は調べに対し、女性の気を引きたかったと説明。「被害者やご遺族に大変申し訳ない」と話しているという。府警は3月下旬、遺族側に謝罪をした。 府警は29日、遺体の画像を私用のスマートフォンに保存し、殺人事件の捜査とは関係ない警部補に送ったなどとして、捜査1課の40代警部補を所属長注意にした。岡本茂首席監察官は「心よりおわび申し上げる。業務管理を徹底し再発防止に努める」とコメントした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
7人に性的暴行などの男、求刑上回る計41年の懲役判決
板倉大地、布田一樹2021年7月29日 20時04分 2018~19年に女性7人に暴行したなどとして、強盗・強制性交等、強制わいせつ致傷などの罪に問われた福岡市南区、無職今泉成博被告(44)の裁判員裁判の判決が29日、福岡地裁であった。溝国禎久裁判長は懲役16年と懲役25年の判決を言い渡した。検察側は合わせて懲役40年を求刑していたが、判決は求刑を上回る計41年という異例の長期刑となった。 判決によると、今泉被告は18年7月~19年12月、出会い系サイトで知り合った女性7人を「俺が今電話したら暴力団が来る」などと脅し、福岡市の山中で手足を縛って性的暴行を加えるなどしたほか、現金計約220万円を奪ったとされる。 刑法は、同じ被告の複数の罪はまとめて判決を出すと定め、有期刑の上限を30年としている。ただし、複数の事件の間に禁錮刑以上の確定判決を受けている場合は、別々に判決を出す。被告は別の事件で19年10月に執行猶予付きの有罪判決が確定。このため、検察側は判決の前後で起こした事件についてそれぞれ懲役15年と懲役25年を求刑していた。 溝国裁判長は「被害者らの受けた肉体的・精神的苦痛の深刻さは想像を絶する。刑事責任は極めて重い」と指摘。言い渡し後には「長い期間で自分がやったことを改めて考えてもらいたい」と話した。(板倉大地、布田一樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「太平洋の広域に津波の可能性」 アラスカでM8の地震
2021年7月29日 16時19分 29日午後3時16分ごろ、北太平洋にあるアメリカ・アラスカ半島のアリューシャン列島でマグニチュード8・1の地震があった。気象庁は「太平洋の広域に津波発生の可能性がある」として、日本への津波の有無について調査を始めた。 米地質調査所(USGS)によると、地震があったのは米アラスカ州ペリビルの東南東約91キロの海底。米当局は、ハワイや米領グアムなど幅広い地域に津波警報を出して警戒を呼びかけている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
来ないバス、間違う行き先 五輪の輸送混乱、選手ら苦情
東京オリンピック(五輪)の輸送システムが混乱し、運営を担う大会組織委員会に対して選手や国際オリンピック委員会(IOC)から苦情が出ていることが29日、分かった。組織委によると、選手を乗せるバスが来なかったり、本来の行き先とは別の場所に行ったりしたケースがあったという。IOC関係者は「毎日、改善を求めている。ひどい状況だ」と話している。 問題になっているのは、選手を選手村から試合会場や練習場に送るバスの運行。関係者によると、輸送の遅れで練習ができなかった選手もいたほか、バスが時間通りに来ないため、本来は「バブル」の外で使用が許されていないタクシーを利用して練習会場に向かった選手もいたという。 組織委によると、都内の道に不慣れなドライバーがいたり、選手の移動のピークに合わせて適正な台数のバスを配車するオペレーションが機能しなかったことが原因という。 大会関係者の専用車両の配車システムも機能せず、「何時間も待たされた」という報告が複数上がっているという。 関係者によると、IOCは27日朝の会議で組織委に対し、「自分たちのスケジュールではなく、アスリートのスケジュールに合わせてほしい」と、輸送システムの改善を強く求めたという。駐車スペースの確保やオペレーションの改善、スタッフの増員、プロのドライバーの確保などを要望しているという。 組織委の広報担当者は29日、バスの台数を増やすなどして対処に努めているとして、「徐々に改善している」と話した。(塩谷耕吾) 少ないバスの本数 選手「待ってくれたっていいじゃないか」 ふだん回るプロツアーで厚遇… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:820文字/全文:1503文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル