2021年6月9日 16時43分 9日午後1時すぎ、兵庫県尼崎市の県立武庫荘総合高校で、体育の持久走後に生徒らが気分不良を訴えている、と教員から119番通報があった。尼崎市消防局によると、いずれも高校1年の生徒9人(女子8人、男子1人)が搬送され、全員意識はあるものの女子生徒1人が重症だという。いずれも熱中症の疑いがあるという。 市消防局や同校によると、午前11時45分からの4時限目の体育で、男子は1500メートル、女子は1000メートルを走る体力測定をしていた。グラウンドを走っている時はマスクはつけていなかったという。授業後、保健室で気分不良を訴えたという。 気象庁によると、尼崎市に隣接する大阪市の正午の気温は30・2度だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
虎と鷹 名古屋の二つの酒蔵が「禁断」のこうじ交換
日本酒の味わいを決める大事な要素で、酒蔵の個性が出る「こうじ」。名古屋市内の二つの蔵が秘伝のこうじを交換して酒造りをすると、どんな酒ができるのか――。業界で「禁断」とされるプロジェクトで誕生した商品が今月、売り出された。 取り組んだのは、「金虎」が代表銘柄の「金虎酒造」(北区)と、代表銘柄に「鷹の夢」を持つ「山盛酒造」(緑区)。飲み口がやわらかい「金虎」と、味わい深く飲み応えがある「鷹の夢」を造る二つの蔵は、正反対の得意な味を持つ。 プロジェクト「キントラ&タカノユメ チャレンジタンク2021」が始まったのは昨年の春先だ。新型コロナウイルス感染拡大に伴う飲食店への自粛要請で、日本酒の発注も激減した。金虎酒造の専務取締役水野善文さん(44)は「圧倒的にシェアが高かった飲食店からは4割以上減った」。山盛酒造の取締役山盛岳志さん(43)も「出荷が半分を切った。飲食店の大切さを改めて感じた」と振り返る。 酒造りに欠かせない米は苗の… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:823文字/全文:1244文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全てジェンダーだったのか! VERYモデルは気づいた
「すべてジェンダーの問題だったのか!」。女性誌「VERY」などで活躍するモデルの牧野紗弥さん(37)は2年前、長年感じていたモヤモヤがどれもジェンダーに起因するものだったと突然気づいたそうです。そのきっかけとは――。 「もう限界。1週間私が今までやってきたことを全部やってみて」。3人の子どもの育児と仕事に追われていた2年ほど前のこと。家事と育児のボイコットを宣言しました。 夜中にキッチンで涙が止まらなくなった 家事はもちろん、小学校、幼稚園、保育園で習い事も生活時間も異なるなか、スケジュール管理や授業料の振り込み、付き添い、お知らせのプリントを読んだりメールに対応したりするのもすべて私。頭が回らなくなり、夜中にキッチンで涙が止まらなくなることもありました。 1週間が終わると、夫からこんなメールをもらいました。「毎日次から次とやることがあり、パニックに近い状況になることを実感した」「紗弥ちゃんはスイッチオンの状態が24時間続いていたのに、自分はそうではなかった。気づく機会をくれてありがとう」 ハッとしました。自分も母親がワンオペの家庭で育ち、「私がやるのがあたりまえ、私がやった方が効率がいい」と思い込んでいたのです。 その後、社会学者の上野千鶴子さんが2019年春、東京大学の入学式で述べた祝辞のことを知ったほか、VERYで上野さんが「女の子と受験」について解説した記事を読みました。「ジェンダー」という言葉くらいはその前から知っていたかもしれませんが、「私が長年モヤモヤしていたことは、全部ジェンダーの問題だったのか!」と、初めてジェンダーが「自分事」になりました。 「夫に所有されている感じがする」のは… 祖母から「姓を残して」と言われて育ったこともあり、25歳で結婚した時、「牧野を名乗り続けたい」と口にしました。でも周囲を説得できるような知識もなく、あきらめたことがありました。ジェンダーの問題に気づいてから、「夫に所有されている感じがする」のは夫の姓に変えたからだと感じるようになりました。 いまは法律上「離婚」し、事実婚に切り替える準備を進めています。上の2人の子には自分で姓を選んでもらいます。子どもたちは当初、「法律上は離婚」になることを怖がりました。まずは「親が離婚した子どもは幸せじゃないの?」と話し合い、離婚は選択肢の一つであること、わが家の場合、生活スタイルは変わらないことなどを丁寧に説明しました。 ジェンダーの問題に気づいてから、子どもたちと性のことや結婚観など何でもオープンに踏み込んで話せるようになりました。「ママにはママの人生がある」と理解したようで、「ママはすごく楽しそうになった。今のママが好き」と言ってくれます。 ただ、ジェンダーも性教育も、そして「なぜ勉強しなければいけないのか」というような根源的な問いへの答えも、いまはすべて家庭で担わなければいけない。もっと学校や社会で子どもに伝えてくれる機会があればいいのにと思います。家庭から議論を起こさなければ、と思っています。 記者サロン 牧野紗弥さんと学ぶ「家族とジェンダー」 「家庭内ジェンダー平等」を掲げ、勉強と発信を続ける牧野紗弥さんと一緒に学ぶ、3回連続のイベントを開催します。 第1回は25日午後1時、ジェンダーの問題を男性の目線から考えたエッセー「さよなら、俺たち」などの著書がある文筆業の清田隆之さんを招き、「夫を『男らしさ』から自由に」をテーマに語っていただきます。 第2回は7月9日午後5時、弁護士で元フジテレビアナウンサーの菊間千乃さんがゲストの「私が『夫婦別姓』を選ぶ理由」、第3回は同20日午後1時、上野千鶴子さんがゲストの「性別の呪縛、受験にも」です。 ウェブ(https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11004505)またはQRコードからお申し込みください。1度のお申し込みで全ての回を視聴できます。途中回からでも申し込むことができます。見逃し視聴も可能です。(聞き手・伊木緑) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高校生へのワクチン接種方針に抗議相次ぐ 北海道奥尻町
北海道・奥尻島の奥尻町で、島で唯一の高校の奥尻高校生を対象にコロナワクチンの優先接種を決めたことについて、「未成年者へのワクチンは危険だ」などと、接種に反対する抗議の電話が相次いでいることが分かった。 同校の生徒は島外出身者も多いため、夏休み中の帰省などで感染しないよう、町は希望する生徒を対象に今月末にも接種を始める方針を決めている。 こうした方針が明らかになった後、町役場には「未成年者へのワクチンは副反応の懸念があって危険だ」「強制的に接種するな」などと抗議する電話が相次いだ。役場ではワクチン接種の予約業務にも支障をきたしているという。 町は「あくまでも任意の接種で、生徒たちを守るためのもの。保護者の了解を得ながら進めている」と理解を求めている。(阿部浩明) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
近衛文麿、21人の証言 箱根の夜に打ち明けた恋バナも
日中戦争勃発から日米開戦前までに3度首相を務めた近衛文麿。その人物像について当時の内閣関係者や知人らが語った証言集「諸家追憶談」を、東京都杉並区教育委員会が新書として刊行した。学芸員10人が関わって2年がかりでまとめた力作で、日独伊三国同盟や大政翼賛会誕生の背景にあった近衛の考えや、自決前の様子なども語られている。 近衛文麿と荻外荘 1891年、旧華族でも家格が高い「五摂家」の一つ、近衛家に生まれる。貴族院議長を経て1937年の第一次内閣発足後に起きた盧溝橋事件を機に日中戦争が勃発。国家総動員法制定や日独伊三国同盟締結、南部仏印(現ベトナム南部)進駐など、昭和史の転換点となった時期の首相となった。 荻外荘は、寺社の名建築で知られる伊東忠太の設計で、大正天皇の侍医だった入沢達吉の別邸を37年に近衛が譲り受けた。第二次内閣の方針や対米開戦回避を探る重要会談に使われた。敗戦後、A級戦犯の指定を受けた近衛は45年12月、ここの書斎で服毒自殺した。 区内には、近衛文麿の別邸だった国史跡「荻外荘(てきがいそう)」がある。重要会談があった客間など建物の一部が1960年に豊島区内に移築されていたが、2018年に杉並区が買い取って元の場所での復元整備を進めてきた。区教委は歴史的な価値を広く知ってもらうため、近衛家歴代の資料を納める陽明文庫(京都)との共同調査のなかで追憶談に着目した。国立国会図書館でマイクロフィルムが公開されているものの、全体を活字化したものはなかった。 敗戦後に近衛が自決した後、伝記をつくるため、21人に聞き取って書き起こした原稿は800枚以上。区教委はすべて撮影し、現代仮名遣いに改めたり、句読点や改行を加えたりし、読みやすく新書にまとめた。 戦後、厳しい評価もあった近衛内閣の施策に対し、政策の「真意」を説くものが目立つ。ブレーンだった松本重治は、第二次内閣組閣直前の1940年7月19日、荻外荘での会談は日中戦争解決をはかるためだったと説明。日独伊三国同盟はそのためで、大政翼賛会につながる政治新体制構築については軍を抑える狙いがあったと述べている。 拡大する芝生の公園内から見える「荻外荘」=東京都杉並区 ■「ホトホト弱った」陸軍圧倒… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:667文字/全文:1308文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Australia’s baseball team gives up on Olympic bid due to COVID-19
Melbourne – Australia has pulled out of the final baseball qualifying tournament for the Tokyo Olympics due to “insurmountable” challenges amid the global COVID-19 pandemic, the sport’s national governing body said. The decision comes less than a week after Taiwan’s withdrawal from the June 22-26 tournament in Puebla, Mexico, which […]
「性暴力、私は看過しない」意思示すバッジ、慶大生募る
「私は性暴力を容認しない」「性暴力を看過せず、行動する」――。慶応大学の学生有志の団体「Safe Campus」が全国の学生を対象に、こんな意思表示をするピンバッジのデザインコンテストを企画している。バッジを多くの人に身につけてもらい、被害者が相談しやすく、性暴力が起きにくい環境を作ることが狙いだ。 きっかけは2019年、大学関係者による性暴力事件が相次いで発覚したことだった。就職活動中の女子学生に対する準強制性交などの疑いでOBが逮捕されたり、体育会系の部活動で男子学生による盗撮行為が明らかになったりした。 理工学部4年の佐保田美和さんは当時、学内での性暴力事件を話題に盛り上がる男子学生の会話を耳にしたことがある。 「おかしい」と声を上げたかったが、「場の雰囲気を壊したくない」と踏みとどまってしまい、悔しさが残った。「性被害が軽視される風潮を変えたい」と考え、仲間たちと2019年11月に団体を立ち上げた。 団体はこれまでに、セクシュ… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:723文字/全文:1151文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アプリで知り合った女がFX投資話 3千万円の詐欺被害
坂田達郎2021年6月9日 11時02分 山形県庄内地方の50代の会社役員の男性が、マッチングアプリで知り合った女から外国為替証拠金取引(FX)への投資を持ちかけられ、約3千万円をだまし取られた。山形県警が実際のやり取りに使われたSNSの画像を公開し、注意を呼びかけている。 捜査2課によると、男性は昨年11月ごろ、女と知り合い、FX投資に誘われた。複数の人物を紹介され、SNSで「口座開設料が必要」「レートを上げるために入金を」と求められ、指定された口座に入金。同じアプリで知り合った別の女からもFXを勧められ、同12月~今年2月ごろに十数回、計約3千万円を振り込んだという。 いずれも金融機関で振り込んだ。1回の最高額は700万円に達し、対応した職員が目的を尋ねたこともあったが、男性は「(会社の)運営資金だ」などと説明したという。男性が2月ごろに口座から現金を引き出したいと女に依頼したがかなわず、被害に気づいたという。(坂田達郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
感染リスクの提言「IOCにぜひ伝えて」 尾身氏
2021年6月9日 11時10分 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は8日、東京五輪・パラリンピック開催に伴う感染リスクに関する考えについて「IOC(国際オリンピック委員会)にぜひ伝えていただきたい」と話した。参院厚生労働委員会で立憲民主党の田島麻衣子氏の質問に答えた。 尾身氏は五輪開催時のリスクについて、政府や自治体、大会組織委員会、IOCが共有した上で、感染対策を実施する必要があると指摘。「私はIOCに直接のチャンネルを持っていない」と前置きしつつ、IOCに「日本の状況を知ってもらって、理解してもらうことが大事」と強調。考え方の提出先を政府とするのか、大会組織委員会とするのかは未定だが、提出先の組織からIOCに伝えることを求めた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
悩みたどりついた海辺の書店 元動画配信大手役員が開店
神戸・須磨海岸近くの住宅街に5月、小さな本屋がオープンした。港のように開かれた、自由を感じられる場所に。「自由港書店」と名付けた店主の旦(だん)悠輔さん(41)は、3年前まで東京で動画配信大手の取締役を務めていた。悩みながらたどり着いたこの場所で、本と人が出会い出港していくのを見守る。 JR須磨海浜公園駅から海へと続く、青く塗られた一本道。青緑のタイル壁のビル1階に、自由港書店はある。広さ5坪。客が7人も入れば混み合う小さな店だ。手作りの看板や床板、港の灯をイメージした照明がぬくもりを感じさせる。 棚には、絵本、詩集、小説、個人が作ったイラストブック。選ぶ基準は「自由を感じられる本」かどうか。世の価値観や枠組みにとらわれない考え方や生き方を示してくれると思った本を並べる。「人数は少なくても、切実に本を求めている人に届けていきたい」。思い浮かぶのは、かつての自分だ。 3年前まで、数千万人の視聴者にインターネット動画を届ける仕事の最前線にいた。 ITコンサルタント会社を経て、ネット動画の世界に飛びこんだのは2007年。ユーチューブの日本語版が始まるころで、まさに黎明(れいめい)期だった。新たな表現手段を得た無名の芸人やアニメーション作家たちが競い合う世界。「テレビでは生まれにくいコンテンツがあふれていて、ものすごいマグマを感じたんです」 アニメを担当し、作り手の発… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:1269文字/全文:1864文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル