北海道立江差高等看護学院(伊東則彦学院長)の学生たちが「複数の教師によるパワハラ」を告発した問題で、学院を所管する道は7日、学生と保護者を対象に説明会を開いた。学生との意思疎通を図るため教師を増やすなどの対応を示したが、現時点でパワハラは認定しない方針で、学生や保護者は「問題の本質のすり替えで、分かっていない」と反発を強めている。 学院は道立の専修学校で、学生や卒業生らによると、教師の強圧的な言動で多くの学生が留年や休学、退学に追い込まれたという。道は学生らの訴えを受け、3月17、18日に学生や教師らに聞き取り調査を実施。学生は今年3月までの1年間の教師による言動を記録した文書を提出し、抜本的な改善を求めた。 文書には日付や教師名とともに、「講義に出させてもらえず、単位が取れなかった」「執拗(しつよう)に休学を促された」「課題の提出物を床に投げ捨てられた」「指導してもらった用紙に『は?』とだけ書かれた」「あなたに指導する価値がないと言われた」「看護学実習で肩を強く引っ張られ、尻もちをついた」などの内容が詳細に記録されていた。 聞き取りや文書などを踏まえ、道は対応策を検討。7日の保護者説明会には約20人が参加し、道からは田原良英・道医務薬務課長らが出席した。 説明会で道が示した対処方針に… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「含まれない」一転、泡消火剤に有害物質 空自那覇基地
航空自衛隊那覇基地(那覇市)で2月に泡消火剤が飛散する事故があり、那覇基地は7日、泡消火剤に発がん性が疑われる有害物質が含まれていたと発表した。発生直後は「含まれない」と沖縄県や那覇市に伝えていたが、地元紙の独自調査で含まれている可能性が指摘され、調査していた。那覇基地は県や那覇市に通知し、謝罪した。 事故は2月26日、基地内のタンクで、泡消火剤の入れ替え中に配管が破損。風にのって一部が基地外に流出した。直後、那覇基地は泡消火剤にPFOS(ピーフォス)は含まれず、毒性はほとんどないと説明していた。 7日の発表によると、含まれていた有害物質は、有機フッ素化合物のPFOSやPFOA(ピーフォア)。いずれも基地内外で検出され、基地内の水路では、国の水質管理の目安(暫定目標値、PFOSとPFOAの合計で1リットルあたり50ナノグラム)の約127倍にあたる6390ナノグラムが計測された。基地外では目安を下回った。 一方、那覇市は、保育園の駐車場にも泡消火剤が飛んできたことを確認し、那覇基地とは別に調査。3月末までに有害物質が含まれていることがわかり、城間幹子市長は7日、「これまでの自衛隊の説明とは異なる結果について、市民の不安感を増長させ、大きな憤りを覚えている」とのコメントを出した。市によると、泡消火剤が舞ってきた周辺の園庭は現在も使用中止にしているという。(寺本大蔵) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Colorado to host MLB All-Star Game after Georgia voting law prompts pullout
The Colorado Rockies’ Coors Field will host July’s All-Star Game, Major League Baseball said on Tuesday, after the annual event was relocated from Atlanta in protest over Georgia’s new voting restrictions. MLB Commissioner Robert Manfred on Friday ordered the sport to relocate its 2021 All-Star Game after Georgia instituted the […]
Masato Morishita goes distance as Carp blank Swallows
Right-hander Masato Morishita was in command for the Hiroshima Carp on Tuesday, throwing the first complete-game shutout of the Central League season in a 2-0 win over the Tokyo Yakult Swallows. Last year’s CL Rookie of the Year improved to 2-0 after striking out five, while allowing six hits and […]
教科書に載った「ゼッケン67」 あの選手の孫が日本で
1964年の東京五輪。男子陸上1万メートルの決勝で、大観衆を沸かせたセイロン代表選手がいた。最下位ながら最後まで走りきった姿は人々を感動させ、小学校の国語の教科書でも取り上げられた。あれから約半世紀。選手の孫(29)が、群馬県渋川市で介護福祉士として働いている。異国の地になじめず、一度はスリランカに帰ろうとしたが、最後まであきらめなかった祖父の姿に支えられた。 「たった一人で三周 びりで完走」「勝者も敗者も 偉大だった」 当時の朝日新聞にはこんな見出しが躍る。 カルナナンダ選手(当時28)は周回遅れとなり、他の選手のゴール後、一人で3周した。最初はあきれたように見ていた7万の観衆だが、脇腹を抱えながら懸命に走る姿に吸い寄せられ、最後は優勝したかのような万雷の拍手と歓声でゴールに迎えた。 日本の教科書にも 71、74年度の小学4年の国語の教科書(光村図書)にも「ゼッケン67」という題名で紹介された。物語はカルナナンダ選手の言葉で結ばれている。「国には、小さなむすめがひとりいる。そのむすめが大きくなったら、おとうさんは、東京オリンピック大会で、負けても最後までがんばって走ったと、教えてやるんだ」 カルナナンダ選手は74年に母国の湖に転落して亡くなったが、娘のネルムさん(56)は孫のオーシャディーさんに、東京五輪でのできごとや父との思い出を繰り返し話した。亡くなる前年には、日本で陸上のコーチとして働きたいと、就職先を探していたという。 日本になじめず「死んじゃう」 ネルムさんから話を聞いて日本に興味を持ったオーシャディーさんは、コロンボ大学を卒業後、日本の学校で学びたいと考え、2016年10月に来日した。まずは日本語を習得しようと、前橋市の日本語学校に通った。1年半で卒業したが、日本語はさほど上達せず、食べ物も文化も違う日本になじめなかった。大学時代の友人のSNSをのぞくと、国連や国の役所、教師として活躍。結婚して子育てをしている友人もいた。「みんなが先に進む中、自分だけが取り残されている」と孤独に感じた。 「このままじゃストレスで死んじゃう。もう帰らせて」。ネルムさんに泣きながら電話すると、祖父の言葉を伝えられた。 「負けてもいいから、何かを始… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「夢の前倒し」 消えた桜の園よみがえらせた16年
桜ものがたり2021 京都府向日市に住む上田昌弘さん(77)が、水上勉の小説「櫻守(さくらもり)」と出会ったのは16年前だった。 仕事を引退し、幼い頃から親しんだ向日神社の森をボランティアで整備し始めた頃、地域の古老から土地が舞台になった小説があると聞いた。「桜博士」と言われた笹部(ささべ)新太郎をモデルにした物語で、日本古来の山桜を保護するため向日丘陵に作った苗圃(びょうほ)が美しい桜の園として描かれている。だが、名神高速建設に伴う土砂採取で、桜の園はすでに山ごと失われていた。 それでも、神社奥の雑木や竹、… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
少年法改正、刑法学者ら反対表明「整合性に欠く法律案」
今国会中の成立を目指して審議中の少年法の改正案について、「被害者と司法を考える会」代表の片山徒有(ただあり)さん(64)や刑法学者、弁護士らが6日、都内で記者会見し、反対の意見を訴えた。改正案は18・19歳を「特定少年」として成人の扱いに近づけるという内容。片山さんは「少年が実名報道にさらされ、立ち直りのための資格取得の扉も閉ざされる改正は許されない」などと訴えた。 会見に同席した本庄武・一橋大教授(48)=刑事法=も150人の刑事法研究者の反対声明を紹介。「法案の内容は適用年齢の引き下げを前提とした内容に近い。整合性に欠く法律案だ」と批判した。 改正案に対しては、このほかにも日本女性法律家協会、日本児童青年精神医学会、市民団体「子どもと法・21」、各地の弁護士会も反対意見を公表している。 少年院で矯正教育を受けられた少年が、受けられなくなる恐れ 今回の改正案では、18・19歳については家庭裁判所から検察官に原則送致(逆送)される対象が、現行の故意の行為で人を死なせた罪のほか、強盗や強制性交、放火罪などにも拡大される。逆送後に起訴されれば、実名報道も可能になる。また、逆送にならない場合は「犯情の軽重を考慮して相当な範囲で」保護処分を決めるとされ、少年の特性や家庭環境など要保護性に応じて処遇を決めてきた現行と変わることになる。 たとえば、窃盗を繰り返す少年が、これまでなら被害金額が少なくても要保護性が認められれば少年院で矯正教育を受けられたが、改正後は被害金額が少なければ少年院送致はできず、不処分となって事実上社会に放置される場合もある。さらに、現行は少年の改善が認められなければ少年院の入院期間を延ばすこともできるが、改正案では行為責任に応じて入院期間が決められるため、改善されていなくても期間が終われば退院となる。 反対声明の呼びかけ人の一人、一橋大の葛野尋之教授(59)=刑事法=は、これまで少年院や保護処分が果たしてきた更生機能が薄まることにつながるとして、「再犯増加を覚悟しないといけない。18・19歳で立ち直っていた人がそうならず、累積的に成人犯罪が増える。言い換えれば将来の被害者を増やすことになる」と指摘。少年法が少年の健全育成と再犯防止に有効に機能してきたことは共通の認識とした上で、「少年法の適用年齢を引き下げたかった自民党と18・19歳を少年法の適用内に収めたかった公明党の、政治的な妥協の産物」と批判する。 元裁判官の松原里美弁護士(67)も「やった行為の悪さに応じて処遇を決めるのは成人の刑事司法の基本原則。それを少年法の中に持ってきており、法律の全体構造がゆがめられている」と話す。 2000年以降に繰り返されてきた少年法の改正は被害者の声が反映されて行われてきた側面が強い。かつて少年院に2回入り、いまは非行少年の立ち直りを支援するNPO法人「再非行防止サポートセンター愛知」の理事長を務める高坂朝人さん(37)は「国は非行少年の教育機会を奪うのではなく、被害者支援の充実に力を入れていくべきだ。被害者も加害者も増やさない政策が必要なのに、今回の改正案は逆行している」としている。(編集委員・大久保真紀) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪の感染者、初の800人台見通し 医療崩壊に危機感
大阪府では7日、新型コロナウイルスの新規感染者が800人台になる見通しとなった。1日あたりの感染者が800人以上となるのは初めて。府関係者が明かした。医療崩壊への危機感が高まる状況となっている。 府内の感染者は6日に過去最多の719人となり、初の700人台に達した。入院中の重症患者は149人で、府が確保している重症病床の使用率は66・5%になった。患者をすぐに受け入れられる重症病床に限ると86・1%。 感染の「第3波」を受けて政府が1月に出した緊急事態宣言は、大阪・京都・兵庫など6府県で3月1日から先行解除された。しかし、大阪府の感染者数は3月下旬から急増。4月1日からは3日連続で600人を超えた。 府は「第4波に入った」との認識を示す。春休みや異動の時期でコンパや歓送迎会が増えたことや、従来ウイルスより感染力が強いとされる変異株への感染が影響していると分析する。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
歓送迎会めぐる島根知事発言 岩田教授「賛成しません」
山陰で新型コロナウイルス感染者が初めて確認されてから、島根では9日、鳥取では10日に1年を迎える。7日夕時点で、鳥取の感染者数は全国一少なく、島根は死者ゼロ。なぜ山陰は感染が少ないのか。行政の対策をどうみるのか。島根医科大学(現・島根大学)を卒業するまで島根県で過ごした感染症内科医の岩田健太郎・神戸大学大学院教授(49)に聞いた。 ――感染者数が山陰で少ない要因は何でしょうか。 山陰地域の特性を吟味した研究を行うべきではあると思いますが、そういったデータがないのではっきりしたことが言えません。ただ、まず流行地との人の出入りが少ないことがあるでしょう。そして、地域内での人と人との距離(ソーシャルディスタンス)が流行地に比べてずっと長い、という地理的取りえがあるでしょう。 ――4月末まで山陰両県の観光業を支援する「#WeLove山陰キャンペーン」が実施されています。感染が抑えられている地域内で、観光促進の施策は歓迎されるべきものですか。 促進してもよいでしょう。ただし、地域外からの人の移動を最低限にし続ける、という前提が重要です。ウイルスを持ち込まれたら、その促進策が感染を広げかねません。 ――島根県では「9人以下」や「県外から来た人がいる場合、来県後2週間経過した後で開く」といった目安を示し、経営が厳しい飲食店の支援のため歓送迎会をできるだけして欲しいと知事が呼びかけました。賛成しますか。 賛成しません。コロナ後の世界… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
口紅・良妻・恋愛…辞書が見直す解釈 簡単でない言葉も
【女】とは、【男】とは――。時代を反映する国語辞典に、変化の波が押し寄せている。ジェンダーにまつわる言葉の解釈が見直されているのだ。それは、辞書の世界にとどまらない。(才本淳子、田中章博、杢田光、田中ゑれ奈) オンラインの画面に、厚さ3センチほどの紙の束が映し出された。「ジェンダー関連で、見直しを検討した言葉です」。三省堂の山本康一・辞書出版部長が取材に答えた。 同社の「新明解国語辞典」は2020年11月、第8版を発売した。改訂は9年ぶり。今回、紙の束に書いた約1千項目のうち、半数の言葉の解釈を改めた。 国内で「ジェンダー平等」をめざす機運が高まり、LGBTQ(性的少数者)への理解を促す取り組みも広がった――。第7版の刊行後、編集者たちは言葉の使われ方を調べるなか、こう感じた。ジェンダーに関する語釈を集中的に見直すきっかけになった。 例えば【口紅】。第7版は「(女性の化粧品で)くちびるに塗る紅」とあった。第8版は「女性の」をなくし、「(化粧品などで)くちびるに塗る紅」に。【手離れ】は「いちいち母親がついていなくてもいい程度に幼児が育つこと」とあったが、「母親」を「親」に改めた。 編集者の吉村三惠子さんによる… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル