岩手県一関市の観光名所・猊鼻渓で1日、女性初の舟下りの船頭が惜しまれながら舟を下りた。約20年間、歯を食いしばりながら舟に乗り続けた千葉美幸さん(47)。その棹(さお)と歌声を後輩に託した。 猊鼻渓は日本百景の名勝。石灰岩が浸食されてできた高さ100メートルを超える断崖絶壁の渓谷を、観光客は船頭が長い棹で操る舟に乗って遊覧する。 猊鼻渓のレストハウスで働いていた千葉さんが船頭になったのは2001年秋。舟下りを運営する観光会社の上司に「これからは女性の時代だ。船頭だってできるはずだ」と誘われた。 最大約70人の観光客を乗せた… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
実物大「動くデロリアン」高校に登場 異彩放つ未来の車
和歌山県立田辺工業高校(田辺市あけぼの)で、生徒が自作したモニュメントが異彩を放っている。制作開始から4年。生徒がバトンを渡すようにして作りあげたのは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場する車型のタイムマシン「デロリアン」。付近の住民らの評判も上々で、生徒たちは「学校のシンボルになってほしい」と期待を寄せている。 高校正門の正面にあるロータリーの真ん中で、デロリアンはじりじりと台座の上を回っていた。アルミニウムとステンレス製で、車体は長さ約4メートル、高さ約1メートル。米国の会社が製造した実物とほぼ同じだ。平日の午前9時から午後6時まで3時間ごとに、映画のテーマ曲にあわせて1回転する駆動式になっている。 制作が始まったのは2016年9月。ロータリーに植えられていたフェニックスの木が害虫被害のため撤去された。「モニュメントをつくって跡地に設置できないか」との校長の呼びかけに、機械科担当の高井正人教諭(51)が反応。当時受け持っていた生徒に声をかけ、車体づくりが始まった。工業製品の代表である車の形で、未来を感じさせる作品に出てくることなどから、デロリアンを作ることにした。映画制作会社の許可も得た。 設計図を作り、アルミ板を切断、溶接。約2カ月で形にして文化祭で展示した。以降の作業は後輩に引き継がれた。高井教諭の監修の下、車体の補強や内部の設計、台座づくり、配線工事などを重ねた。4年間で関わった生徒はのべ500人近くにのぼるという。 昨年は、「ものづくり研究部」… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
阪大の天津麻婆丼「豆腐減少」に長文疑義 店長の答えは
大阪大学豊中キャンパス(大阪府豊中市)に通う学生たちに、長年にわたり「ソウルフード」として親しまれている図書館下食堂の天津麻婆丼。このほど、「16円値上げされたにもかかわらず、豆腐の数が減った」として、丼を愛するという1人の大学院生から「疑義」が申し立てられた。それに対し、食堂の店長が出した答えとは――。 阪大生協によると、総合図書館の地下1階に、食堂は少なくとも30年以上前からあった。いつから丼が提供されてきたか、はっきりしていないという。 ご飯の上にフライパンで焼いた卵約3個分の卵焼きをのせ、中華あん、麻婆豆腐、ネギをかけている。ピリ辛の麻婆豆腐と、ふわふわの卵焼きが口の中で見事に調和する。約1100キロカロリーとボリュームも満点で、特に男子学生に人気が高い。一皿を分け合って食べる女子学生もいる。 拡大する大阪大学の学生に「ソウルフード」として親しまれている天津麻婆丼=2021年3月25日、大阪府豊中市、森直由撮影 3月下旬に丼を食べていた大学院生の男性(23)は、「正直、おいしいと思えるのは一口目だけだけど、量が多いので気に入っている」と話す。 食堂の約30種類のメニューの中で、最も調理に手間や時間がかかる。約800皿を売り上げた日もあり、1日平均では450皿ほど売れる一番の人気メニューだ。 昨年3月、税込み499円から515円に値上げした。それに対して昨年末、基礎工学研究科の院生が阪大生協のホームページに「ひとことカード」を投稿した。 カードによると、値上げ前の2019年4~8月と値上げ後の20年11~12月、院生は「丼の中で7割以上の形状を保持している豆腐の数」を調査。21サンプルずつ数えたところ、豆腐の数は19年が「15・5±3・1個」、20年は「11・9±2・8個」で、「豆腐の数が減少している結果が示唆された」と主張した。 食堂の前川薫店長(30)は「… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長年ひとりぼっちで… 元法相、法廷で明かした「遺言」
巨額の選挙買収で公判中の元法相が、地元議員らに現金を配った心の内を「遺言」と称して法廷で冗舌に語った。弁護人による約30時間の被告人質問で、元法相が語った事件の「実像」とは……。 「妻の当選を得たいという思いがあったのは、否定しない」 公職選挙法違反(加重買収など)の罪に問われた元法相で元衆院議員・河井克行被告(58)は、3月23日に始まった被告人質問でそう述べて無罪主張を一転させた。地元議員や後援会関係者、陣営スタッフ計100人に計約2900万円を配ったとする買収行為の大半を認め、議員を辞職するとも突然表明した。 「(拘置所の)独房で自問自答を繰り返し、逃げることなく認めること」。それが支持者への責任の取り方だと考えたと述べた克行被告は、神父から「自分の内面に誠実に向き合って」と諭されたこともきっかけだったと説明した。 県連会長に就けず「疎外され寂しかった」 地元議員らに渡した現金は、2… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
個人情報保護の原則「吹っ飛ぶ」 デジタル法案の問題点
デジタル庁創設や個人情報保護法改正を盛り込む「デジタル改革関連法案」が6日、衆院を通過した。自治体などが管理する個人情報の取り扱われ方が大きく変わる可能性がある。課題は何か、自治体の個人情報保護審査会の委員などを務めるNPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長に聞いた。 ――個人情報保護のルールの何が変わるのですか。 今回の法案では、自治体ごとに条例で定めていた個人情報保護のルールを、規律が比較的緩やかな国のルールに一元化する。自治体が条例でつくってきた個人情報保護の原則が吹き飛ぶもので、個人情報に関する規制緩和だ。 一定の規模の自治体では、個人情報は「本人同意」に基づいて本人から直接集めることが原則だ。国のルールに一元化されると、利用目的を明確にしていれば、個人情報を本人から直接集めることを原則としない仕組みになる。 もう一つは、思想信条や犯罪被害、病歴、犯歴、社会的身分など「センシティブ情報」と呼ばれる要配慮個人情報について、自治体では原則収集を禁止してきた。その情報を知ることが差別や偏見を植え付ける可能性があるという考えに基づくものだった。今回の法改正で、要配慮個人情報を集めてはいけないという原則もなくなってしまう。 ――集めた個人情報をどうするのですか。 匿名加工などによる個人データ… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
オチはいらない、10秒でいいから雑談を 齋藤孝さん
明治大学教授の齋藤孝さん(60)は、何ということもない「雑談」が、スムーズな人間関係のために大きな役割を果たす、と考えている。10年ほど前に「雑談力が上がる話し方」という本を書いたが、コロナ禍で人との交流が難しい今こそ、雑談の効用を考えるチャンスでは、という。 ――「雑談をする力」は、いわゆるトーク力とは違うのですか。 「トーク力は人を引きつける話術のことです。しっかりとした話す技術や、人間的な魅力が必要になります。でも、雑談力はそこまでハードルが高くない。話が下手でも問題ありません。まず基本をあいさつプラスα程度に考えたらいい。『おはようございます』の後に、『今日も午後から降りそうですね』とか『最近、あの店は混んでいますね』と付け加えるだけ。時間にすれば10秒から30秒。これが雑談の基本スタイルだと思います」 ――10秒から30秒……ずいぶん短いですね。 「実際に時間を計ればわかりますが、30秒って雑談するとけっこう長いですよ。言葉をやりとりすることで、人間関係を少し温め、相手との距離を少し縮める。雑談とはそういう目的ですから、短くていいんです」 ――今は人との交流もオンラインが多いですが、雑談がしにくい、と感じる人が多いようです。 「雑談の目的は相手との距離を縮めることなので、中身がない気楽な話のほうがいいのです」と話す齋藤孝さん。最後には、お笑いと雑談の関係についても話題が移ります。 「確かにオンラインは対面より何… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
木村花さんをツイッターで中傷 侮辱罪で男に略式命令
フジテレビの恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演し、自ら命を絶ったプロレスラー木村花さん(当時22)をツイッター上で中傷したとして、東京区検は6日、福井県の30代の男を侮辱罪で略式起訴し、発表した。東京簡裁は同日、科料9千円の略式命令を出し、即日納付された。木村さんへの中傷をめぐる立件は2人目。 発表によると、男は昨年4月8日、木村さんのツイッターに匿名で「死ねや、くそが」などと4回にわたって書き込み、侮辱したとされる。侮辱罪の公訴時効は1年で、警視庁が時効が成立する直前の5日に書類送検していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
加藤登紀子さん「ダム、短絡的」 豪雨被災地でライブ
昨年7月の記録的豪雨により甚大な被害を受けた熊本県球磨村で6日、歌手の加藤登紀子さん(77)が被災者のために歌うライブコンサートがあった。元気づけたり、ほろっと泣かせたりしながら、予定の1時間を超えて熱唱。ライブ後には、豪雨災害後に国などが検討を進めるダム建設についての発言もあった。 ライブは新型コロナ対策のため180席に限定され、立ち見の人も出た。加藤さんは終了後の記者団の取材に、豪雨で氾濫(はんらん)した球磨川の最大支流、川辺川に流水型ダムを造る新たな計画について「短絡的で、ダムが解決になるとは決して言えない」と批判した。 川辺川ダム計画で水没予定地だった五木村を30年以上前に訪れてから、その後の状況が気になっていたという。ダム建設が再び持ち上がったため、水害の現場を見て被災者から実情を直接聞こうと今回、訪れた。 加藤さんは「(まず)ダムを造るという答えがあるために、(大雨や気候変動への対処など)今すぐしなきゃいけない、今すぐできることに対して目がいかなくなってしまう」と指摘。「ダムは造るとしても10年や20年かかる。地域の人々はお互いの意思疎通を深めて、一緒に逃げるなどしてきた。そうした人々の意見をもっと聞いてほしい」と強調した。(村上伸一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
1日1食「カレー旅」 食べ歩いた全国の味、絵本に
ひと 食べ歩いたカレーを絵本にしたイラストレーター 星加海さん(42) 明治時代、英国から日本に伝わって150年。日本の国民食になって久しいカレー。あの刺激的な香りに魅せられたイラストレーターが、1日1食の「カレー旅」で出会ったカレーを絵本を通じて紹介している。「カレーは文化。たかがカレーというなカレーです」。そこまで思いを寄せる理由は何なのか。 香ばしく揚げた野菜が入った北海道名物スープカレー、様々な香辛料を使った大阪発のスパイスカレー……。カレーは約150年前に西洋から伝わったといわれる。「国民食と呼ばれるようになって久しいのも、自分たちの舌に合わせて変化させてきたから」 東京都武蔵野市生まれ。20… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
片言の電話「マイクロソフトです」 1日で40万円失い
ビービービー。パソコンから突然、けたたましい音が鳴り、止まらない。たまらず音量を下げると、警告画面が次々に現れた。「個人情報が盗まれる状況にあります」。焦った。 3月5日午後2時半ごろ、大阪府吹田市の男性(71)は、自宅の電力会社を変えようと、ネットで検索していただけだった。 老人会の会長を務め、パソコンには地域住民の名前や住所、家族構成などの個人情報が入っている。自分のものならともかく、何としても守らなければ……。 画面のひとつに「サポート窓口」の電話番号が表示されていた。 「マイクロソフトです」。男が出た。パソコンがウイルスに感染したこと、修理には5万円かかる、ということを伝えてきた。 片言の日本語だった。最近の企… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル