現場へ! いま、部落差別は③ 黒い画面に赤い文字が浮かぶ。 「××地区を行く」 2020年9月、兵庫県丹波篠山市の人権擁護委員が、二つの動画サイトで、市内の集落を撮影した動画を見つけた。 20分弱。民家の映像に「貧民窟のイメージがあるが、どの家も立派なつくりである」、太鼓が聞こえると「これが部落特有の音なのか」と字幕がかぶる。確認した市長、酒井隆明(67)は「あかん、差別があおられとる」と憤った。 タイトルの横には「第1話」… この記事は有料会員記事です。残り1097文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高校生が日田杉で開発の新商品 「おうち時間」の癒やしにと好評
高校3年生の3人が開発した、日田杉を使った新商品が注目を集めている。昨年に販売を終了したが、木のぬくもりを感じるデザインや、室内に漂う香りが評判を呼び、追加販売が決まった。豪雨で打撃を受けた林業の産地支援と、コロナ下での新しい生活を充実させることがねらいだ。 3人は福岡雙葉高校(福岡市中央区)に通う藤武ひかりさん(18)、田村花乃さん(17)、八巻(やまき)彩乃さん(17)。 国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の17の目標のうち15番目の「陸の豊かさも守ろう」を基本理念とし、林業が抱える問題の解決や活性化をめざす企業「nine.5」を2020年に起業した。 きっかけは学校で案内があった高校生向けのビジネスコンテスト。「高校生のうちにビジネスを経験できる機会はめったにない」と反応した田村さんに藤武さんが意気投合。コロナで海外留学を断念した八巻さんも「空いた時間を無駄にしたくない」と加わった。 起業するにあたり、3人は社会問題に取り組み、社会に貢献することを理想とした。田村さんが1次産業の活性化を提案すると、3人で九州のことを調べ始めた。九州北部豪雨で被害を受けた、大分県日田市の特産物である日田杉が気になった。日田杉を使った商品を開発することが、被災地支援につながるのでは。林業への思いを深めた。 制作活動する場所を、3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタル工作機械がある市民工房「ファブラボ太宰府」(福岡県太宰府市)と決めた。材料の日田杉は、工房のスタッフから紹介された大分県日田市の木工所にメールで注文する段取りもつけた。 日田杉の歴史を理解しようと、日田木材協同組合も取材した。その中で、杉が調湿作用に優れていることを知り、アイデアが生まれた。 それが加湿器だった… この記事は有料会員記事です。残り879文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「残念だ」「日本も参加の方向に」 核禁条約会議再延期で被爆者ら
有料会員記事 三宅梨紗子、岡田将平、福冨旅史、安斎耕一2022年2月2日 20時00分 今年3月にオーストリア・ウィーンで開かれる予定だった核兵器禁止条約の第1回締約国会議がコロナ禍の影響で再延期された。国連軍縮部は7月19~21日を新たな日程として仮置きし、調整を続けるという。核兵器廃絶への重要な一歩として期待を寄せてきた広島、長崎の被爆者らからは残念がる声が上がった。 「残念だけど、今の状況では仕方ない」。8歳の時、広島で被爆した宮城県原爆被害者の会会長の木村緋紗子(ひさこ)さん(84)=仙台市=は2日、取材に語った。締約国会議に合わせ、ウィーンへ行くことを希望していた。 原爆で祖父や父ら親族8人を亡くした。被爆者として、二度とあってはならない体験を直接伝えることが重要だと考え、これまでも海外で証言を重ねてきた。「顔が見えないと本音で語り合えない。核軍縮も進まない」。可能であれば会議に参加したいとの思いは揺らがない。 「核兵器廃絶の動きが停滞することが心配」。広島県原爆被害者団体協議会理事長の箕牧(みまき)智之さん(79)は言う。締約国会議に先立って1月に開かれる予定だった核不拡散条約(NPT)再検討会議もコロナ禍で再延期されたためだ。 箕牧さん自身、締約国会議には参加するつもりだったが、1月下旬に体調を崩して一時入院した。「3月だったら行けるかどうかわからなかった」と明かす。 箕牧さんは、核禁条約に加わっていない日本政府に対し、締約国会議にオブザーバー参加するよう訴えてきた。ただ、地元・広島選出の岸田文雄氏が首相になっても政府は否定的な姿勢を変えぬままだ。箕牧さんは「(会議が)延びたから、その間に良い方向に変化が起きることを期待したい」と語った。 締約国会議への参加を検討し… この記事は有料会員記事です。残り471文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
不用品を無許可で収集した疑い 5カ月で8千万円売り上げか
2022年2月2日 20時30分 無許可で廃棄物の収集運搬をしたとして、愛知県警は2日、不用品回収会社「Y’s company」代表の浅井健太郎容疑者(37)=同県一宮市=ら男2人を廃棄物処理法違反の疑いで再逮捕し、発表した。また、同社のアルバイト作業員だった男3人も同容疑で逮捕した。 生活経済課によると、5人は昨年6月25日、自治体の許可がないのに、同県扶桑町の30代女性からテーブルなどの不用品を有償で収集し、同県一宮市内の保管場所に運搬。岐阜市の40代女性からも食器棚などを有償で収集して運搬した疑いがある。県警は5人の認否を明らかにしていない。 県警によると、岐阜市の女性は、同社がサイトで「2トントラック載せ放題 5万9800円」と宣伝しているのを見て依頼したが、実際には40万円を請求されたという。同社は昨年9月までの5カ月間で645件の依頼を受け、約8100万円を売り上げていたという。 県警は、法人としての同社も廃棄物処理法違反容疑で書類送検する方針。名古屋地検は2日、浅井容疑者らが不用品回収をめぐって33万円を脅し取ったとされる恐喝容疑については処分保留とした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「生活道路」通行に月2万円 本四高速沿いの島民、根強い値下げ要望
四国と本州を橋で結ぶ本四高速3ルートは、沿線の島の人たちにとって生活になくてはならない道路だ。島民の交通の便は格段によくなったが、割高な通行料が重くのしかかる。3ルートの完成から20年が過ぎた今も、通行料の引き下げなどを望む声は根強い。(照井琢見、藤家秀一) 来島海峡大橋=愛媛県今治市、照井琢見撮影 「生活道路に、私たちはバカにならない額を払っている」。愛媛県今治市の伯方島に住む金山加代子さん(77)は、納得がいかない。 島で暮らす母の介護のため、15年ほど前に大阪から戻ってきたという金山さん。西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)を使うと、伯方島インターチェンジ(IC)から市中心部の今治ICまでは、ETC搭載の普通車で片道1450円(平日)かかる。非搭載車だと2510円だ。 昨年11月に白内障の手術を… この記事は有料会員記事です。残り1417文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
捜査員が半日追跡… 80歳の無職男、窃盗未遂の疑いで現行犯逮捕
藤牧幸一2022年2月2日 20時45分 閉店後の喫茶店に侵入して金品を盗もうとしたとして、愛知県警は2日、住居不定、無職長田英男容疑者(80)を建造物侵入と窃盗未遂の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。 捜査員が、閉店した飲食店内をのぞき込むなどしていた長田容疑者を半日にわたり尾行し、取り押さえたという。 逮捕容疑は、2日午前3時ごろ、名古屋市中区の喫茶店に、出入り口のドアガラスを割って侵入し、金品を盗もうとしたというもの。 捜査3課によると、同市やその周辺では昨年末から、飲食店での窃盗や窃盗未遂の被害が10件以上発生。防犯カメラの解析などから長田容疑者が浮上し、1日午後、捜査員が名古屋市内で長田容疑者を見つけ、尾行を始めた。 長田容疑者は金山駅や名古屋駅付近、名古屋市中区の繁華街などを歩きながら、閉店した飲食店内をのぞき込むなどしていたという。 約半日後、閉店後の喫茶店内に侵入し、ヘッドライトをつけて物色。店から出てきたところを現行犯逮捕したという。(藤牧幸一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マッチングアプリの虚偽アカウント販売疑いで逮捕 計8千万円稼ぐ?
能田英二2022年2月2日 21時50分 マッチングアプリに虚偽情報を登録した会員アカウントを大量に作って販売したとして、北海道警せたな署は2日、北海道旭川市豊岡9条2丁目、自称自動車販売業の米倉利浩容疑者(44)を、私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕し、発表した。米倉容疑者は容疑を認めているという。 署によると、逮捕容疑は昨年6月30日~7月3日、マッチングアプリのアカウントを販売する目的で10回にわたり虚偽の会員情報を登録したというもの。 複数の携帯端末やSIMカードを所持して虚偽アカウントを作成したとみられるという。 署は、米倉容疑者が虚偽情報を入力したアカウントを1件あたり2千~2500円で3年間にわたり販売し、これまでに計約8千万円を稼いだとみている。 身分を明かさず登録したい人に虚偽アカウントを大量に販売していたとみられるという。 道警せたな署が別の売春防止法違反事件に絡み、サイバーパトロールをしていたところ、虚偽アカウント作成の疑いが判明。道警本部のサイバー犯罪対策課などと合同捜査していた。(能田英二) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
La mort de Shintaro Ishihara, écrivain et figure du nationalisme japonais
L’ancien gouverneur de Tokyo Shintaro Ishihara, lors d’une conférence de presse à Tokyo, le 13 novembre 2012. YURIKO K NAKAO / REUTERS Ecrivain à succès devenu politicien, figure du nationalisme nippon, ancien gouverneur de Tokyo et adepte des attaques contre les étrangers, Shintaro Ishihara, est mort à Tokyo le 1er février, […]
京都で新たに2777人が感染、過去最多を更新
京都府と京都市は2日、新型コロナウイルスに新たに計2777人(府773人、市2004人)が感染し、2人が死亡した、と発表した。新規感染者数は1月29日の2754人を上回り、過去最多となった。累計の感染者数は再陽性を含めて延べ7万2人、死者は303人となった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
加害者も被害者も「全ての人を支援」 団体が5日にオンライン講演
犯罪被害者支援などを実践してきたメンバーらが設立した「inter7(インターセブン)」が5日午後2時から、被害者や加害者を問わずに事件に巻き込まれた人を支えるという活動方針を紹介する講演をオンラインで生配信する。同団体が昨年11月に設立されてから初めてのイベント。 「被害者加害者対話の実践――対立と分断を超えて」とする講演は、計3時間。加害者家族を支援するNPO法人「ワールド・オープン・ハート」代表の阿部恭子さんや、殺人事件遺族の原田正治さんら7人の共同代表が登場し、加害者側を支えてきた体験や被害者として感じてきたことなどを説明する。 ■母を失った男性 事故の相手… この記事は有料会員記事です。残り372文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル