酔っ払いから女児を助けたとして、新日本プロレス所属のプロレスラー、グレート―O(オー)―カーンさん(30)に対して4日、神奈川県警中原署から感謝状が贈られた。 トラブルがあったのは3月29日の夜。オーカーンさんが武蔵小杉駅構内(川崎市)のトイレに向かったところ、小学生の女児が酒に酔った60代の男性に肩を引き寄せられていたのを目撃。女児と目が合うと、「助けてください」と救助を求められたという。 女児はトイレに入った母親を… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
弁当店の31歳女性、店の上の男性宅から遺体で見つかる 大阪・淀川
4日午前6時55分ごろ、大阪市淀川区三津屋中3丁目の建物2階の50代男性宅で、階下の弁当店で働く女性(31)が死んでいるのを大阪府警の警察官が見つけた。この部屋では3日夜、住民男性が血を流して倒れているのが見つかり、搬送された。女性はこの男性と3日朝に店を出たといい、府警は男性が関与した可能性があるとみている。 捜査1課によると、亡くなったのはベトナム国籍のアルバイト、ボ・ティ・レ・クインさん=同市西淀川区花川1丁目。3日午前9時ごろ、クインさんの不在に気付いた弁当店の店主が店の防犯カメラを確認し、30分ほど前にクインさんが2階の男性と店を出る姿が映っていたという。店主が男性を訪ねると、男性は「店には行ったが、所在は知らない」と話したという。 店主から連絡を受け、警察官が男性宅を訪問したが応答がなく、クインさんとも連絡がつかなかったため、3日午後11時35分ごろに捜査員らが男性宅に安否確認のために入り、首から血を流す男性を見つけた。命に別条はないという。近くに血の付いた刃物があった。この際にはクインさんは見つからなかったという。4日朝にクインさんへの監禁容疑で男性宅を家宅捜索し、遺体を発見した。同課によると遺体は見つけにくい場所にあったという。 クインさんの夫(35)は4日夜、報道陣の取材に応じ、「なんでこんなことが奥さんに」と涙ぐんだ。クインさんについて「いつも一生懸命で、仕事も頑張っていた。大学院に入りたいという夢を持っていた」と語った。 「アットホームな店で」「仲のいい夫婦」…… ベトナム国籍のボ・ティ・レ・クインさん(31)の遺体が見つかったのは、JR東西線加島駅(大阪市淀川区)の東約1キロにある建物の2階の一室だ。クインさんが働く弁当店はその1階にある。周辺には工場や住宅、飲食店が並ぶ。 近くの自営業の40代男性は… この記事は有料会員記事です。残り325文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
殺人・放火事件、19歳逆送 起訴なら実名報道対象 甲府
2022年4月5日 2時00分 甲府市で昨年10月、全焼した住宅の焼け跡から夫婦の遺体が見つかった事件で、甲府家裁は4日、殺人と現住建造物等放火などの非行内容で送致されていた無職少年(19)について、「残虐さを極めている」などとして検察官送致(逆送)と決定した。甲府地検は起訴するか10日以内に判断する。 決定などによると、少年は昨年10月12日午前3時半ごろ、甲府市蓬沢1丁目の会社員井上盛司さん(当時55)方で、井上さんと妻の章恵さん(同50)を果物ナイフで突き刺すなどして殺害し、井上さん宅に火をつけて全焼させたなどとされる。 家裁は決定の中で、夫婦の長女に対する逆恨みから一家全員か、長女を除く家族の殺害を企てたと指摘。一方、審判で動機や目的を自ら語ろうとせず、反省や謝罪がみられないとして、刑事処分以外の措置を相当と認める事情はないとした。残虐さを指摘のうえ、「責任は重大」とした。 捜査関係者によると、少年は逮捕後、同じ高校の後輩だった長女への一方的な好意がかなわず、「家族全員を殺そうと思った」と供述していたとされる。 地検は、事件当時の責任能力を調べるため、昨年12月から鑑定留置を実施。刑事責任能力があると判断したうえで、家裁に送致していた。家裁は観護措置を続けていた。 少年法は、少年時に犯した事件について実名や顔写真の報道を禁じ、警察や検察も匿名で広報してきた。改正少年法は引き続き、20歳未満を少年と位置づけている。ただ、民法が定める成人年齢の20歳から18歳への引き下げに合わせ、改正少年法は18、19歳を「特定少年」と規定。18、19歳時の事件で起訴されれば、実名報道を可能とする同法が4月に施行された。 最高検は、実名を発表する「典型事案」を裁判員裁判の対象事件と位置づける基本的な考え方を全国の高検、地検に通知している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ウクライナから群馬・桐生へ避難 親族が5人を呼び寄せ
ロシアによるウクライナ侵攻で、戦火を逃れて来日したウクライナの避難民5人が群馬県桐生市で生活を送っている。4日に朝日新聞の取材に応じた5人は、「ダモイ(帰れ)、ダモイ。ロシア兵は国に帰れ。ウクライナを出て行け」と話した。故国で多数の民間人が犠牲になっている惨状に心を痛め、戦争が早く終わることを願っている。 同市仲町でスナック「ナタリヤ」を営むウクライナ人のオジブコ・スウィートラーナさん(45)=愛称・スウィータ=が、ポーランドに避難していた母親など親族5人を呼び寄せた。 スウィータさんの母親ナタリヤさん(66)、いとこのテチアナさん(50)、その長男ウステムさん(15)と次男マトウィさん(13)、めいのアナスタシアさん(15)で、3月26日にポーランドから成田空港に到着し、桐生市に避難した。 ウクライナの首都キーウ(キエフ)から西に約400キロのテルノーピリで暮らしていたが、近くの軍事施設や空港が攻撃された。空襲警報が鳴ると、マンションの地下に避難した。「夜は電気をつけてはいけないので、すごく怖かった」とナタリヤさん。精神的にも追い詰められ、3月初めにポーランドに逃れた。 バッグ一つに貴重品を入れ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
炎天下の園バス内で命絶たれた5歳の息子「一日たりとて忘れない」
古畑航希2022年4月4日 22時23分 福岡県中間市の双葉保育園で昨年7月、送迎バス内に閉じ込められて亡くなった倉掛冬生(とうま)ちゃん(当時5歳)の母親は4日、当時の園長ら2人の在宅起訴を受けて、代理人弁護士を通じてコメントを発表した。主な内容は以下の通り。 ◇ この度、冬生の事件で書類送検された4人のうち、降車に関わった2人のみが起訴されたとお聞きしました。4人全員が起訴されなかったことに対しては、残念な気持ちを抱かざるを得ません。 母親としては、降車時の確認は当然のことながら、その後の出席確認や保護者への連絡をきちんとしてくれていれば冬生が亡くなることはなかったのではないか、保育園の誰か一人でも欠席連絡もないのに冬生がいないことに気付いてくれていたら……と悔しい気持ちでいっぱいになります。 私には法律的なことはわかりませんが、起訴された2人にはできるかぎり重い処罰が科されることを望みますし、不起訴になった2人にも冬生がとてもつらい苦しみの中で命を絶たれていったことを改めて考え直してほしいと思います。 今も冬生のことは、一日たりとて忘れることはありません。(古畑航希) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
キタキツネから鳥インフル検出、国内の哺乳類では初か
伊藤唯行2022年4月4日 23時30分 北海道は4日、札幌市内で死んで見つかったキタキツネ1匹から、高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。環境省によると、国内での哺乳類の鳥インフルエンザへの感染確認は初めてだという。 市内では3月29日にハシブトカラス5羽が死んでいるのが見つかり、道が回収して北海道大学が遺伝子検査を行った。一方、キタキツネはカラスが見つかった場所の近くで31日に死んだ状態で見つかり、同大が回収して検査していた。道によると、カラス、キタキツネともに高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)が検出されたという。 環境省によると、海外では肉食の哺乳類が野生の鳥類を食べることで、鳥インフルエンザに感染した事例があるという。同省は、今回のキタキツネもカラスを食べて感染した可能性があるとみている。道は「野鳥を捕食した感染と考えられることから、日常生活で人に感染することはない」としている。 道は回収地点から半径10キロ内で緊急調査を実施し、野鳥などの監視を強化する。(伊藤唯行) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「署名取り組んだ患者さんに感謝」 旭川医大の病院長が復職会見
国立旭川医科大学(北海道旭川市)の付属病院長に復職した古川博之氏(67)が4日、記者会見を開き、「病院に戻ることができてよかった。コロナ対策や働き方改革を進めたい」と抱負を語った。 古川氏は2020年冬、新型コロナウイルス患者の受け入れをめぐり、当時の吉田晃敏学長と対立。21年1月に解任されたが、4月1日付で新たに学長になった西川祐司氏が古川氏を病院長に復職させた。 古川氏は4日の会見で、「復帰のための署名などに取り組んでくれた患者の皆さんや多くの方々に感謝したい」と頭を下げた。古川氏が解任された後、病院長が1年2カ月にわたり不在だったことについて、「この間、病院の改革が止まった。医療関係者の働き方改革など、以前から取り組んでいた改革を進めたい」と話した。その上で、「(解任問題で生じた)病院への不信感を解消するため、真摯(しんし)に誠実に対応していきたい」と述べた。(本田大次郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
電動自転車のバッテリー盗が急増 横行する手荒な手口、利用者の憤り
電動アシスト自転車からバッテリーが盗まれる被害が各地で相次いでいる。昨年は東京都で過去最多を更新し、大阪府でも前年の約2・8倍、愛知県も少なくとも3・2倍に増えた。利用者自身も対策を求められている。 東京都中野区のアパートから電動アシスト自転車のバッテリー(2万5千円相当)を盗んだとして、当時19歳の少年が昨年12月に窃盗容疑で警視庁に逮捕された。 調べに対し、少年は「遊ぶ金がほしかった」と話した。バッテリーは寿命の目安が5年以内の消耗品で、買い替えると3万~5万円ほどの費用がかかる。買いたい人から、フリマアプリで注文を受けた後、街なかで盗み、売っていたという。 電動アシスト自転車のバッテリーはどんな場所で盗まれやすいのか、警視庁が昨年の被害についてまとめました。駐輪場や道路上はともに全体の約1割にとどまり、利用者の油断をつかれる状況が浮かび上がりました。 その手口は、鍵で固定された… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ワクチン3回目接種、BA.2にも有効 神戸大教授が調査結果発表
朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪で1241人がコロナ感染、死者7人 施設内死亡は計79人に
大阪府は4日、新たに1241人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。新たに60~90代の男女7人の死亡も確認された。府内の感染者は延べ80万7210人、死者は4722人になった。 府は3月24~30日に少なくとも22人が高齢者施設や障害者施設内で死亡していたと発表した。 第6波では施設での感染が広がり、クラスター(5人以上の感染)が確認された施設は746施設、施設内での死者は計79人に上った。これまで最も多かった昨春の第4波(40人)の約2倍となった。 施設入所中の感染者のうち、第6波で入院したのは1割にとどまり、9割が施設内での療養を余儀なくされた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル