小西孝司2022年9月8日 11時55分 柴犬(しばいぬ)たちが到着客を出迎える萩・石見(いわみ)空港(島根県益田市)のイベントが、話題を集めている。 柴犬は近隣自治体の飼い主らでつくる「益田柴犬育成会」(約30人)の飼い犬たち。益田市は、柴犬のルーツとされる1匹の犬が生まれた「柴犬の聖地」だ。 旧二川(ふたかわ)村(現・益田市美都(みと)町)で1930年、石州(せきしゅう)犬(島根県西部の地犬)の雄の猟犬「石(いし)」が生まれた。「石」は現在の島根県浜田市出身の東京の歯科医師に引き取られ、子孫を残した。世界中で愛される柴犬をさかのぼると「石」にたどりつくとされる。2019年、生家には「石」の石像や記念館ができた。 このことに、空港ビル管理会社「石見空港ターミナルビル」経営企画部長の西松基(もとい)さん(62)が着目。益田柴犬育成会の柳尾敦男会長(84)に協力を求め、6月から実現している。 柴犬たちは毎月第1、第3土曜日の午前、羽田からの到着便に合わせて、毎回10~15頭が出迎える。今では搭乗客だけでなく、柴犬好きも注目するイベントになっている。(小西孝司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Tigers’ Masashi Ito shuts down league-leading Swallows
NISHINOMIYA, Hyogo Pref. – Masashi Ito threw a five-hitter as the Hanshin Tigers beat up on the Central League-leading Tokyo Yakult Swallows 9-1 on Wednesday. The Tigers’ home win at Hyogo Prefecture’s historic Koshien Stadium was the only one by a top-three team in either league and it left Hanshin […]
資産家兄弟が敷地内で見つけた遺跡 考古学研究史、論争の舞台に
青森県八戸市の是川石器時代遺跡は、その知名度では、日本で十指に入る縄文遺跡である。 東北新幹線のJR八戸駅からバスに揺られること、20分。壁に黒い三角模様が連なる大きな建物が見えてきた。「八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館」だ。 遺跡は史跡指定面積21万9千平方メートル。縄文時代晩期の「中居遺跡」、前~中期の「一王寺遺跡」、中期の「堀田遺跡」という三つの遺跡からなる。 発掘調査は大正時代の1910年代から行われてきた。「円筒土器」と呼ばれる細長い筒形の縄文土器が大量に見つかったり、土器と一緒に中国の宋時代の銭が見つかって縄文時代の年代観が議論されたりするなど、考古学の研究史上、極めて重要な発見や論争の舞台になっている。 遺跡は新井田川沿いの台地上… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
容疑者への「まなざし」 銃撃事件と秋葉原事件の違い 大澤真幸さん
安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件では、山上徹也容疑者の動機やその背景をめぐってさまざまな考察が加えられている。社会学者の大澤真幸さんは「まなざし」をキーワードに考える。 ――今回の事件をどう受け止めましたか。 「まず連想したのが、1921年に当時の銀行王、安田善次郎が暗殺された時の読売新聞の記事。『大久保利通の死、(初代文部大臣の)森有礼の死、(民権家の)星亨の死。それぞれの時代色を帯びた死であるが、安田爺の死の如(ごと)く思想的の深みはない』と。つまり安田善次郎暗殺には思想的な深みがあった、と評していたわけです。今回の事件はその逆だ、と感じました」 ――逆、とは。 「動機が政治的なものではな… この記事は有料記事です。残り1494文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福岡の日本語学校処分 説明なく在校生に広がる不安や困惑
有料記事 榎本瑞希、布田一樹、鈴木優香、横川結香2022年9月8日 8時30分 西日本国際教育学院(福岡市南区)では、処分が適用された7日も授業が行われ、留学生らが出入りしていた。ただ、留学生受け入れ停止の処分について、学院側からの説明はなかったといい、在学生には困惑が広がった。 出入国在留管理庁は7日付で、学院を告示から抹消。今後5年間は留学生の受け入れができなくなり、約630人の在学生は転校を余儀なくされる可能性がある。 だが、同日午前に授業を受けたベトナム人の男性(20)は「学校が処分を受けたことについての説明は一切なかった」。奨学金を受けて通学しているといい、「もし転校となればお金もかかるし、新しいところを見つけるのは大変だ」と不安そうに話した。 拘束を受けた男性は同じベトナム出身で、寮での生活態度や授業の受け方をめぐり職員らとたびたび口論していたという。昨秋ごろ、拘束の様子を撮影したとみられる動画をSNSで見たといい、「それまで鎖や南京錠を校内で見たことはなく、何かの冗談かと思った」と振り返った。 学院卒業後に同じ学校法人が… この記事は有料記事です。残り373文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
入管法改正案の再提出見送り 法務省、秋の臨時国会
昨年の通常国会で成立しなかった出入国管理法の改正案について、法務省は7日、今秋の臨時国会に再提出しない方針を固めた。与野党の激しい対決が予想される法案で、内容の一部見直しにさらに検討が必要と判断した。 入管法改正案は、強制退去処分になった外国人の収容長期化を解消する目的で、昨年の通常国会に提出された。送還が停止される難民申請を原則2回に制限する一方、施設外の「監理人」のもとで生活する措置や、紛争から逃れた人を難民に準じて保護すべき「補完的保護対象者」にする制度の創設を盛り込んだ。 だが、スリランカ人の女性が収容中に死亡した問題で、出入国在留管理庁の対応に批判が集中。政府・与党は成立を断念し、昨秋の衆院解散で廃案になった。参院選を控えた今年の通常国会も提出は見送った。 「外国人を排除」 根強い批判 改正案には「外国人の排除の… この記事は有料記事です。残り173文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
名物の「うるささ」解消なるか 大江戸線が導入する新型車両の秘策
うるさいと言われる東京都営大江戸線の車内が静かになるかもしれない。地下深くの難工事で急カーブが多いため騒音が生まれやすく、断面の小さいトンネルで反響してしまう大江戸線。鉄道開業150年の今年、都は新型車両の設計と製造を始め、2年後に導入して騒音を抑える方針だ。 大江戸線は、都が1兆円を超える費用を投じてつくった4番目の都営地下鉄。1991年12月に光が丘―練馬間が部分開業した。その後の延伸で、張り巡らされた既存の地下鉄や高速道路の脚の間をすり抜けるコースとなったため、急カーブや勾配が多くなった。 全線開業は2000年12月。都庁前―光が丘間を「6の字」に走る。用地の取得費用を減らすため、主に公道の下を通る設計になった。総延長40・7キロは国内の地下鉄で最長。38ある駅数も都営地下鉄(浅草、三田、新宿、大江戸)の4線で最も多い。 全線開通後、01年度に1日平均51万人だった乗客数は伸びた。19年度は、2~3月に新型コロナウイルスの影響を受けたにもかかわらず、過去最多の97万8千人を記録した。 だがコロナ禍で、長年の課題だった騒音問題が再浮上した。換気のため窓を開けて走り、走行音が窓から入ってきて車内の会話 やイヤホンの音を遮るようになったためだ。都はレール上に摩擦調整剤を塗り、スムーズな車輪の回転を狙ったが、効果は乏しかった。 全線開通から20年で乗客数が右肩上がりだった都営大江戸線。コロナ対策で窓を開けて走るため、走行音が気になるようになってきました。都が考えた工夫とは。 静かな車内の実現を狙う工夫… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ボーダー」は行き止まりなのか 違いと共通点に出会う旅の魅力
地方季評 田中輝美 「ボーダーツーリズム」と聞いて、どんな旅を想像するだろうか。国境をはさむ「境界地域」をまたぎ、国内と海外を一度に訪れる旅のことだ。 海外の大陸では定着しており、日本でも2017年、産官学でつくる「ボーダーツーリズム推進協議会(JBTA)」が立ち上がった。観光関連の民間事業者と地方自治体、研究機関が情報共有やツアーの企画をしている。 はじまりは2013年、官民が連携して長崎県の対馬と韓国・釜山間で行われたモニターツアーだ。対馬は釜山まで船で約1時間、49・5キロメートルの近い距離にある。新型コロナウイルス感染症の拡大前は韓国からの観光客が年間20万人も来訪し、国際ターミナルやホテルのほか、対馬の歴史文化を発信する施設もオープンした。 韓国を中心に「国境の島」として知られていた一方で、日本人観光客がほとんど増えないことへの問題意識がツアーの背景にあった。この後、ボーダーツーリズムは北海道稚内市とサハリン、沖縄県八重山地方と台湾、長崎県五島と韓国・済州島などで行われ、広がっていった。 ボーダーツーリズムに私が関心と期待を寄せる理由が大きく二つある。 一つは、境界が観光資源にな… この記事は有料記事です。残り1561文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
検察「ママ友、2年で美容院50回、旅行10回」 5歳児餓死の裁判
福岡県篠栗町で2020年4月、碇(いかり)翔士郎ちゃん(当時5)を餓死させたとして、母親とともに保護責任者遺棄致死の罪に問われた「ママ友」の赤堀恵美子被告(49)の裁判員裁判が7日、福岡地裁(冨田敦史裁判長)であった。赤堀被告は起訴内容を改めて否認した。8日に検察側の論告求刑がある。 赤堀被告は、裁判員から翔士郎ちゃんが亡くなったことについて問われると、「何度も病院に行くよう勧めていた」「ショックはショック。助けてあげられなくて申し訳ない」と述べた。亡くなる直前のやせた様子を語るときには、声を詰まらせる場面もあった。 赤堀被告は、翔士郎ちゃんの母親の碇利恵被告(40)=保護責任者遺棄致死罪で懲役5年の判決、控訴中=から、碇被告の夫の浮気調査など架空の名目で、児童手当や生活保護費として支給された現金など約200万円をだまし取ったなどとして、詐欺と窃盗の罪にも問われている。赤堀被告は初公判で「(碇被告から)頼まれて(現金を)下ろした」などと否認していた。 検察側は、翔士郎ちゃんが亡くなるまでの約2年間、赤堀被告が美容院に約50回通って約80万円を使ったり、家族旅行に10回出かけたりしていたという明細を提示。「金はどこから(出ているの)か」と質問すると、赤堀被告は「タンス預金や親からの援助があった」と説明した。 これまでの裁判で、証人として出廷した碇被告は、赤堀被告から「ボス」の存在をちらつかされ、LINEを通じて子どものしつけや食事量の制限を命じられるようになったと証言。これに対し、赤堀被告は「(碇被告から)指示され、ボスの指示を伝えているように芝居をしろと言われていた」と主張していた。 7日の裁判で、検察側から「… この記事は有料記事です。残り485文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
脱線から線路に戻った後、客乗せて走行 JR西の列車、けが人なし
2022年9月7日 21時00分 JR西日本吹田総合車両所京都支所(京都府向日市)で6日午後9時35分ごろ、回送中の列車(7両編成)が脱線した。その後、運転手が気づかないうちに線路上に戻り、約30人の客を乗せて走行した。けが人はいなかった。 JR西によると、停車中に列車が動かないよう線路との間に挟む「手歯止め」を外さないまま発車したのが原因という。一番後ろの車輪が進行方向の右側に約15センチメートル脱線して約150メートル進んだ後、線路上に戻ったという。 その後、京都支所を出てJR新大阪駅(大阪市)に到着。午後10時4分発の特急「こうのとり」として乗客を乗せ、福知山駅(京都府福知山市)に向かった。 7日午前7時10分ごろ、福知山駅近くの車両所から京都支所に「列車の手歯止めがない」と連絡があり、6日の脱線が分かった。脱線した車輪が傷付くなどしたが、運行に影響する損傷はなかったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル