2022年8月27日 16時36分 第67回九州吹奏楽コンクール(九州吹奏楽連盟、朝日新聞社など主催)の大学の部が27日、北九州市の北九州ソレイユホールで開かれた。9団体が出場し、金賞を受賞した3団体のうち日本経済大吹奏楽部(福岡)と福岡工業大吹奏楽団が10月29日に同ホールで開かれる第70回全日本吹奏楽コンクールへの出場権を得た。 九州吹奏楽コンクール(大学の部)の結果 【金賞】活水女子大吹奏楽部(長崎)、日本経済大吹奏楽部(福岡)、福岡工業大吹奏楽団 【銀賞】鹿児島大学友会吹奏楽団、宮崎大、別府大吹奏楽団(大分)、琉球大(沖縄)、福岡大応援指導部吹奏楽団、熊本学園大吹奏楽部 ◇ 全日本吹奏楽コンクールのすべての部門の演奏を、全日本吹奏楽連盟と朝日新聞社は今年も有料でライブ配信します。詳細は特設サイト(http://t.asahi.com/clive)で。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
旧陸軍墓地の補修は何のため 殉国者慰霊か、国内外の犠牲への反省か
終戦記念日と月遅れの盆が重なった15日夕。大阪市天王寺区の旧真田山陸軍墓地で、約5100基の墓碑の前にろうそくの灯をともす「万灯会(まんとうえ)」があった。 台風とコロナ禍で延期が続き、赤茶けた墓碑の前でオレンジ色の炎が幻想的に揺れるのは4年ぶりだ。墓碑に手を合わせた井岡正宣さん(79)は2歳の時に父が中国・湖南省で戦死した。「二度と起こしてはいけないという祈りを込めました」と話した。一方、藤本菜摘(なつみ)さん(26)は「平和のために自分ができることを考えました」と語った。 JR玉造駅から徒歩5分。住宅街に囲まれた小高い丘にある墓地の面積は、甲子園球場のグラウンド面積とほぼ同じ約1万5千平方メートル。その歴史は陸軍が創設された1871(明治4)年にさかのぼり、日本最古で最大の旧陸軍墓地として知られる。 門を入ってすぐ目に入るのは、明治期の日清戦争で亡くなった軍役夫の墓。「馬丁」「鉄道工夫」といいった文字が刻まれている。その奥には西南戦争の戦死者の墓。周りには日露戦争や満州事変で命を落とした兵士の遺骨を納めた合葬墓や、日中戦争から太平洋戦争までの戦死者の遺骨を安置した納骨堂が並ぶ。 「令和の修繕」をきっかけに浮上した議論 150年の歴史を刻んできた墓地ではいま、老朽化した墓碑や納骨堂を補強する「令和の修繕」が進む。その過程で浮上したのが、墓地をどんな理念で未来に残すのか、という議論だ。 きっかけは、関西空港が浸水するなどした2018年9月の台風21号で墓碑の7割が被害を受け、納骨堂にひびが入ったことだ。 墓地は戦後、財務省が大阪市に無償貸し付けした経緯から、当初国は対応に消極的だったが、大阪市長だった吉村洋文・大阪府知事が官邸で菅義偉官房長官(当時)と面談したことで一転。年間300万円程度だった国の補修費は5年間で約5億円に増え、墓地の修繕が進んだ。 大阪市長名の要望書は「殉じた方の慰霊」と強調 論議を呼んだのはその際、大阪市長名で提出された要望書に、「墓地は、国民の生命・財産を守り、その使命を果たすために殉じた方を慰霊する施設であると明確に位置づける」と記されていたことだ。 これに異を唱えたのは、墓地の調査に四半世紀以上取り組み、NPO法人「旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会」理事長を務める小田康徳・大阪電気通信大名誉教授(76)らだ。 「補修が進むことは歓迎だが、埋葬者の多様性や背景にあった歴史と向き合わず一面的に『殉国』の美辞麗句でくくって良いのか」 ■墓地には外国人兵も埋葬、「… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
在沖米軍の2人を酒気帯び運転容疑で逮捕 逆走して衝突事故も
2022年8月27日 17時12分 沖縄県警は27日、未明から早朝にかけて在沖米軍の2人を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕し、発表した。 沖縄署によると、米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)所属の大尉、クロスビー・シェーバー容疑者(27)は午前2時20分ごろ、沖縄市内で酒気を帯びた状態で車を運転した疑いがある。道路を逆走し、車2台に衝突。それぞれの車に乗っていた男性2人が首の痛みなどを訴え、病院に搬送された。呼気からは基準値の2倍近いアルコールが検出されたという。「酒は残っているかもしれないが、基準値以下のはず」と容疑を一部否認しているという。 浦添署によると、在沖海兵隊の上等兵ダニエル・セルバンテス容疑者(20)は午前7時25分ごろ、浦添市内で酒気を帯びた状態で車を運転した疑いがある。「飲んでいない」と容疑を否認しているという。直前に宜野湾市内で当て逃げ事故の通報があり、署が関連を調べている。呼気からは基準値の4倍以上のアルコールが検出されたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マッチングアプリで知り合い、1億円だまし取られる 詐欺事件で捜査
杉山あかり2022年8月27日 13時34分 佐賀県警鳥栖署は27日、鳥栖市内の40代男性が、マッチングアプリで知り合った人物から投資の話をもちかけられ、計1億円をだましとられたと発表した。詐欺事件として捜査している。 署によると、男性は、マッチングアプリで知り合った日本人女性を名乗る人物と面識がないままSNSでやりとりをし、「外国為替取引すればもうかる」などと言われた。11~26日、指定された12の口座に17回にわたって入金し、計1億円を振り込んだ。口座はいずれも国内の金融機関のもので、日本人名義だった。 さらに振り込むため、金を借りようと知人に連絡したところ、詐欺ではないかと指摘があり気づいたという。 鳥栖署によると、2月には福岡県筑紫野市内の男性が、投資関連サイトで知り合った投資会社員を名乗る男に2160万円相当の暗号資産(仮想通貨)をだまし取られる詐欺事件が発生していて、注意を呼びかけている。(杉山あかり) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
撮りたくなかった「死に顔」 カメラを持たずに寂聴さんのお通夜へ
中村裕さんに聞く⑤ 映像ディレクターの中村裕さん(62)は瀬戸内寂聴さんに寄り添い、本音で語り合ってきた。晩年は「死」を話題にすることが増え、亡くなる約10カ月前の2021年正月には自らの最期を予言するかのように死を語ったという。 ――晩年は「早く死にたい」が口癖でしたが、死について、どんなことを語っていましたか? 作家の里見弴(とん)さんの話をよくしていました。里見さんは94歳まで生きたんですよね。「死は無だ」と里見さんから聞かされたと言っていました。先生も「死後の世界があるわけではなく、死は、ふすまを開けて次の部屋に行くようなもの」と語っていました。 ぼくは京都・嵯峨野の寂庵(じゃくあん)で何度も、先生と二人で年越しをしてきました。最後の年越しになったのが、20年の暮れから21年の正月にかけてです。不思議と、死のことばかりを語るんです。それまで死について、そこまで多く話すことはなかったのですが……。 ――どんな内容でしたか? 「もう長くないわよ」「年を越すのもこれで最後」「来年の正月は生きていないね」と言うんです。いま考えれば予言しているようで、ドキッとします。それに「やっぱり死後の世界はあるような気がする」と語っていました。まさに自らの終末を悟っているようでした。 先生は自分の目で死を見て、自分のペンで書き残したいと本気で思っていました。あの世に原稿用紙とペンを持っていき、こっちの世界にファクスか何かで送りたいと言っていました。自分の死んだ後を書きたかったんです。 「自分の葬式も見たい」と言っていました。ああ、あいつは、あんなに悲しそうな顔をして葬式に来ているけど、本当は心の中で笑っているな、というのをすべて観察して、メモしておきたいと話していました。 「先生、相変わらず、意地が悪いですねえ。でも、葬式を見たいというのは、よくわかります。ぼくも見たい」と、そんな会話をしたことを覚えています。みんなが思っていても口に出せないことを平気で言ってしまうのが先生です。それが嫌みにならない。子どもみたいなところがありました。 ――「末期(まつご)の眼(め)」という言葉を意識していたそうですが。 ノーベル賞作家の川端康成さんが使った言葉で、先生から末期の眼を初めて聞いたのは06年、84歳のときです。一期一会と似たような意味で、自然や芸術にふれるのも最後だと思って見たり聞いたりすることです。 これが最後の桜かと思って眺める、あと何度、蛍を見られるのだろうと思って見る、もう大文字は見られないと思って見上げる。末期の眼で四季の移ろいを感じるのは豊かなことで、先生は、そういう感覚を最後まで大切にしていました。 ――先生の最期には間に合いましたか? 寂聴さんのお通夜も密葬も、中村さんはカメラを持たずに行きました。記事の後半ではその理由が語られます。 21年11月5日に病室に見… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
山城ガールの「御城印」、もうすぐ100枚 街おこしのきっかけに
ファンが増えている山城などの登城記念として、「御城印(ごじょういん)」を2年前から毎月のように作りだしている、山城大好きな「山城ガール」がいる。デザインした千葉県内の御城印はもうすぐ100枚になる。やぶから城跡を掘り起こす「お城開き」やバスツアーを開催し、街おこしにも力を入れる。御城印をきっかけに県外からファンが足を運び、注目を集めている町もある。(伊藤繭莉) 御城印をデザインするのは、「山城ガールむつみ」こと宇野睦さん(43)=横浜市=。山城は、中世に山頂や山腹などの地形を利用して作られており、近年人気が高まっている。むつみさんは「天守閣よりも、土の痕跡や石垣だけが残っているところが好きなファンが増えている」と言う。 御城印のデザインには工夫が施されている。匝瑳市の飯高寺周辺を城域とされた「飯高城」と、城の周囲に設けられた「飯高砦(とりで)」「天神砦」の二つの砦。三つの御城印の絵柄を合わせると、当時の地図が浮かび上がる。 ポストカード大で、家紋や地図、イラストを描き、城にまつわる物語を表現。裏には城や砦の説明がある。これとは別に、A4紙に詳しい歴史的背景や裏話をまとめている。 きっかけは、中世の三浦半島地域を本拠とした三浦一族にまつわる、四つの御城印のデザインを手がけたこと。城好きの知人と、千葉でも御城印を作ろうという話になり、2020年に「千葉城郭保存活用会」を結成。以来、毎月御城印を発行する。 御城印にする場所は、荒れた城ではなく、ファンが城を訪れられるよう、整備された城を選び、自ら標柱を整備することもある。 山城を調べるには、時間がかかるという。文献が残っていないことが多く、何度も現地を訪れ、地主や学芸員から伝承や解説を聞き、土のでこぼこした痕跡や土塁跡などを探す。むつみさんは「誰も知らない場所でも歴史が詰まっている。愛着を持って歴史を知ってほしい」と話す。 目標は、100カ所の御城印… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
女性の死後、養子縁組解消の許可申し立て 高槻・殺人事件の容疑者
大阪府高槻市の民家で昨年7月、住人の女性(当時54)が殺害された事件で、女性の養子になっていた川崎市高津区坂戸3丁目の無職、高井凜容疑者(28)=殺人容疑などで再逮捕=が女性の死後、養子縁組を解消するための許可を家庭裁判所に申し立てていたことが捜査関係者への取材でわかった。 離縁しても養親の死亡時点で養子であれば遺産の相続ができる一方、養親の親族を扶養する義務はなくなるという。女性は一人っ子で高齢の母親がおり、大阪府警は、高井容疑者が介護などで生じる経済的援助の義務を免れようと養子縁組の解消を求めた可能性があるとみている。 殺害されたのは高槻市八幡町の都市銀行グループ会社員、高井直子さん。捜査1課によると、高井容疑者は昨年2月に養子となり、同7月22日午後、直子さんの自宅で浴槽内に沈めて水死させ、同10月に死亡保険金約5千万円を請求した疑いなどがある。保険会社が死因などに不審を抱き、高井容疑者に保険金は支払われなかったが、養子として預貯金など遺産約1億円を相続したという。 近隣住民らによると、直子さ… この記事は有料記事です。残り457文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Ex-Fighters manager Hillman says club’s fearlessness allowed Ohtani to blossom
A year after becoming the American League’s unanimous MVP, Los Angeles Angels star Shohei Ohtani continues to shine, and it is worth noting that without a fearless organization behind him from the start of his pro career in Japan in 2013 the batting and pitching star’s story would be quite […]
Former Fighters manager Trey Hillman says club’s fearlessness allowed Shohei Ohtani to blossom
A year after becoming the American League’s unanimous MVP, Los Angeles Angels star Shohei Ohtani continues to shine, and it is worth noting that without a fearless organization behind him from the start of his pro career in Japan in 2013 the batting and pitching star’s story would be quite […]
元首相銃撃、その背後にある「保守の精神」の衰退 佐伯啓思さん
異論のススメ・スペシャル 安倍晋三元首相が凶弾に倒れてからもうすぐ2カ月。事件後、容疑者の供述によってその悲惨な家族崩壊の様相が明るみに出され、また旧統一教会と政治家の関係が次々と報じられている。それはそれで問題だが、ここでは、あの7月8日まで戻ってみたい。 さえき・けいし 1949年生まれ。京都大学名誉教授。保守の立場から様々な事象を論じる。著書に「さらば、欲望」など。思想誌「ひらく」の監修も務める。 この事件がわれわれに衝撃を与えた理由は次の三つである。第一に、大きな影響力をもつ大物政治家の暗殺が、白昼の街頭演説の真っただ中でなされたということ。 当然ながら、安倍氏の政治的信条を攻撃する政治的テロだと誰もが思ったであろう。だが逮捕された容疑者は、旧統一教会への恨みを口にし、安倍氏に直接的な恨みがあるわけではない、という。この奇妙な動機が第二の衝撃である。発端にある私的な動機と、その帰結である政治的影響の大きさの間の不釣り合いである。 第三に、手製の銃による犯行という点。当然、反社会的組織などによる狙撃が連想されるが、この容疑者はまったく「普通の人」であった。「銃」と「普通の人」の取り合わせのちぐはぐさ。また銃を自ら製造して使いこなすという緻密(ちみつ)さと、標的を旧統一教会のトップから安倍氏に変更するという「場当たり性」もちぐはぐだ。 政治的テロなら、手段はともかく、実行者の意図はたいていわかるものだ。また、政治家をねらったものではないが、近年でも、京都アニメーションや大阪の心療内科での放火殺傷など、残忍な無差別殺人も時々起きる。人間の中にはおそらく不可解な破壊衝動があり、それが何かの契機で標的を求めて暴発するのであろう。 論考の後段では「リベラルな秩序」と「保守の精神」をキーワードに、事件の背景に潜む政治状況の変容を読み解きます。 ■「奇妙なテロ」の現代性… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル