大坪実佳子2022年8月27日 8時00分 11月の七五三シーズンに向けて、女児の髪を彩る「江戸つまみ簪(かんざし)」作りが最盛期を迎えている。千葉県市川市にある穂積実さん(86)の工房を訪ねると、赤やピンクの色鮮やかな簪が数千個並んでいた。 穂積さんは職人歴70年。首都圏に20人ほどしかいない職人の中で最古参だ。 机に向かい、黙々と2、3センチ四方の布をピンセットで折りたたんでいく。何度か折って花びらにするのにほんの10秒。均一な花びらが次々と生み出される。 糊をつけた後、萼(がく)にあたる台紙につけて一輪の花を形作る。全体のバランスを確認しながら、素早く極天糸(ごくてんいと)と呼ばれる細い糸で数個の花を束ねる。仕上げに、紐(ひも)に花びらと鈴が連なった「藤下がり」を付けると、静寂な工房にチリン、チリンと愛らしい鈴の音が響いた。大小二つの簪が入る七五三セットは、1年間に少なくとも約1万セットは作るという。 「江戸つまみ簪」は江戸時代に上方で生まれて江戸に伝わったとされ、参勤交代で地方に戻るときの土産にもなったと言われる。主に七五三や成人式などで使われ、東京都の伝統工芸品にも指定されている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
膿がにじむ手…「くじけるなよ」 駅員の言葉にかんざし職人は涙した
ふんわりした布でできた、色鮮やかな花のかんざし。 その美しさに心を奪われた。 でも、「こんな将来性のない仕事は大嫌い」とも思った。 70年前。穂積実さん(86)は中学を卒業後、福島県から上京した。「江戸つまみ簪(かんざし)」の職人に弟子入りするためだった。 本当は、自動田植え機を開発するような仕事がしたかったが、家は貧しい農家。「集団就職という名の丁稚(でっち)奉公」以外の選択肢はなかった。当時16歳だった。 ◇ 初日は上野動物園や浅草を見物させてもらったが、翌日からおかみさんや若旦那の雰囲気はがらりと変わった。 早朝から掃除や買いものを言いつけられ、それらをこなすだけで1日が過ぎていく。もともと不器用で、半年経っても、布をピンセットでつまんで花びらにする作業は上達しない。 おいしいものやおやつは自分だけ分け前がなく、おなかがすいて眠れない日もあった。仕事が一段落し、みんなで茶の間でTVを見る時は、おかみさんが自分にだけお茶を配らなかった。つらくて、いつもそっと席を外した。 半月に1回の給料で買えるのは、靴下か丸首シャツくらい。銭湯も、床屋に行く回数も減らした。おかみさんからは「みっともない」と言われた。 駅員の「頑張れよ」に涙 そんなある日、奉公先に100本の桜の苗木が届いた。 ためたお金で母校の福島県郡… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「歌に打ち込めると、コロナも忘れる」 おかあさんコーラス全国大会
第45回全日本おかあさんコーラス全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催、キユーピー協賛)が27、28日に東京都の昭和女子大学人見記念講堂で開催される。山梨県内からは全国大会の出場経験のある3団体が出演する。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開かれる大会を前に、出演者に意気込みを聞いた。 山梨県富士河口湖町の「コーロ河口湖」は3年ぶりに出場する。前回出場後、新型コロナウイルス感染拡大の影響で団員が一時、半減した。今年に入り、新たな団員も加わり、前回と同規模の22人で出演する。 メンバーらは24日夜、同町の福祉センターの一室で、大会前最後の練習をした。常任指揮者の渡辺公男さん(67)はメンバーに「歌は安定しているので、ステージを楽しんでこられたらいいな」と話しかけた。 コーロ河口湖は1992年に… この記事は有料記事です。残り700文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鴨川を越え、京都の中心部にイノシシ出現 女性けが、店のガラス割る
2022年8月26日 20時45分 京都市中心部に出没したイノシシ。捕獲の瞬間 京都市の中心部に26日午前、体長1メートルほどのイノシシが突然現れ、店のガラスを割ったり、60代女性の服を引っ張って軽傷を負わせたりした。 市によると、若いオス。東山方面から市街地に下りてきたとみられ、鴨川を越え、地下鉄烏丸御池駅近くへ。警察官らが行方を捜した。 目撃者によると、脚をけがしたのか、途中、とぼとぼと歩く様子も。「来たくて来たわけではないのに、かわいそう」。網で捕獲後、山中に放された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍元首相の国葬、皇族参列へ 秋篠宮ご夫妻の参列 宮内庁調整
政府が9月27日に行う安倍晋三元首相の国葬に、皇族が参列する方向で宮内庁が調整を進めていることが関係者への取材でわかった。1967年に行われた吉田茂元首相の国葬では、当時皇太子ご夫妻だった上皇ご夫妻をはじめとする皇族方が参列している。 関係者によると、吉田氏の国葬と同様に、皇太子待遇の皇嗣である秋篠宮さま、紀子さまが参列する方向で調整が進んでいるという。そのほか、各宮家でも都合がつく皇族方が参列する見通し。参列する皇族方は前回同様、供花や拝礼をするとみられる。また、天皇、皇后両陛下や上皇ご夫妻は侍従を遣わして拝礼し、両陛下は生花を贈る可能性がある。 前回の国葬には、皇太子だっ… この記事は有料記事です。残り321文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
JR予土線窪川―江川崎が28日まで運休 線路上の落石に衝突、脱線
笠原雅俊、蜷川大介2022年8月26日 20時59分 高知県四万十市西土佐半家で25日午後6時半過ぎ、JR予土線の半家―江川崎間を走っていた窪川発宇和島行き普通列車(1両編成)が、線路上にあった落石と衝突し、脱線した。乗っていた運転士1人と客5人のうち、50代の男性客が手足に軽いけがをして病院に搬送された。 JR四国によると、石は40~50センチの大きさ。列車は時速70キロで走っており、運転士が約150メートル手前で線路上の落石を見つけて非常ブレーキをかけたが間に合わなかった。衝突した後、列車は車輪が脱線した状態で約65メートル動いて止まった。線路沿いに落石対策のワイヤーを張っていたが、すり抜けたとみられるという。 国土交通省運輸安全委員会は同日、鉄道事故調査官を現地に派遣した。事故の影響で、JR四国は28日まで窪川―江川崎間の終日運休を決めた。同日までバスによる代行輸送をする。 現場では、26日朝になっても脱線した車両が傾いたまま立ち往生していた。線路は四万十川沿いにあり、すぐ下を国道381号が走る。近くに住む男性は「昨夜は、救急車や消防車が駆けつけ大変な騒ぎだった。予土線は昔から、落石がたびたび起きていた。大きな事故にならなくてよかった」と話した。(笠原雅俊、蜷川大介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
数分でバス全焼、燃料タンクから出火か 高速道で事故どう避難?
名古屋市北区の名古屋高速で大型バスが炎上するなどし、9人が死傷した事故で、火元はバスの前輪近くの燃料タンクだったとみられることが捜査関係者への取材でわかった。後続車のドライブレコーダーの解析で、バスは横転直後に出火したことも判明。数分後には車体全体が炎に包まれており、愛知県警は詳しい経緯について調べる。 県警によると、バスは22日午前10時過ぎに豊山南インターチェンジ付近で、本線と出口との分離帯に置かれたクッションドラムに衝突し、車体の左側を下にして横転した。 捜査関係者によると、ドラレコの映像では、直後に前輪付近から火柱が立った。炎は前輪付近の燃料タンクからも出ており、エンジンがある後方に伝わっていく様子も映っていた。県警は横転の衝撃で火花が発生したとみている。 バスを製造した「三菱ふそうトラック・バス」(川崎市)によると、バスの燃料タンクの容量は約400リットル。運行する「あおい交通」(愛知県小牧市)の説明では、事故当時は半分ほどの軽油が残っていたとみられるという。 この事故では、男性運転手(55)と乗客の1人とみられる2人が死亡。ほかの乗客6人が軽傷で、後続の乗用車も事故に巻き込まれ、運転していた男性がけがをした。 非常口から避難、まずは… バス事故に巻き込まれた場合、どう対処すればいいか。交通工学が専門の近畿大の多田昌裕准教授は、「右側後方に非常口が設置されているので、そこから脱出を」と話す。 国土交通省によると、道路運送車両法令で、定員30人以上のバスには、車体の右側面の後部または後面に非常口を設置するよう定められている。非常口は、車内から外に向かって扉を押し開ける仕組みだという。 今回の事故は、車体の左側を… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
名古屋で「にっぽんど真ん中祭り」開幕 3年ぶりの有観客
夏の名古屋の街中を舞台にした「第24回にっぽんど真ん中祭り」(どまつり)が26日、3年ぶりに有観客で開幕した。久屋大通公園会場(名古屋市中区)のメインステージでは前夜祭が行われ、各チームが地域色などを生かした個性豊かな演舞を披露した。 過去最多の国内外563チームが参加。28日までは市内計9会場で、9月1日からはオンラインの「テレどまつり」が行われる。最終日の4日には全チームの中から「総合どまつり大賞(内閣総理大臣賞)」が決まる。 前夜祭では、24回連続で参… この記事は有料記事です。残り102文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Face à la Chine, le Japon veut réaffirmer sa présence en Afrique
La rivalité du Japon avec la Chine en Afrique et la ferme volonté de Tokyo de se différencier de son puissant voisin sur un continent politiquement et économiquement stratégique seront au cœur de la huitième Conférence internationale de Tokyo sur le développement de l’Afrique (Ticad 8) qui se déroule les […]
同性パートナーへの遺族給付、高裁も認めず 原告側「差別では」
犯罪被害者の遺族らへの公的な給付金を同性パートナーであることを理由に支給しないのは法的に許されるのか。この点が争われた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁(永野圧彦裁判長)は26日、不支給を妥当だとした一審判決に続いて原告側の請求を棄却した。原告側は上告する方針。 永野裁判長は判決理由で、同性パートナーについて「法律婚や異性間の事実婚と同視できる社会的意識が醸成されているとは認められない」と述べた。 原告は名古屋市の内山靖英さん(47)。2014年に20年以上連れ添ったパートナーの男性を殺害され、16年に国の犯罪被害給付制度に基づく遺族給付金を愛知県公安委員会に申請した。だが、2人が同性だったことを理由に支給されなかったため、県に不支給決定の取り消しを求めて提訴していた。 控訴審では、同性パートナー… この記事は有料記事です。残り384文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル