【動画】札幌で初雪が観測された=原知恵子撮影 11日、北海道付近は冬型の気圧配置となった影響で冷え込み、道内各地で「初雪観測ラッシュ」となった。 午前7時20分までに観測されたのは、札幌、函館、室蘭、網走の各気象台。それぞれ、平年より9~12日遅かった。 平年より10日遅い観測となった札幌市の中心部にある大通公園はうっすら雪化粧となった。午前7時ごろにはちらほらと雪が舞い、通りかかった人はコートを着込みマフラーを巻いていた。(原知恵子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
いよいよ近づく冬 多様な暖房器具、部屋全体の暖めに向くのは?
冬が近づいています。寒さ対策に欠かせない暖房器具には様々な種類があります。選ぶ際のポイントとエアコンの節電術をまとめました。(大村美香、寺田実穂子) 選ぶポイントは 暖房器具には様々な種類があるが、どのように選べばいいのか。家電量販店の「ビックカメラ有楽町店」(東京都千代田区)で担当者に聞いた。 石油ストーブや石油ファンヒーターは、使い慣れている人が買い替えることが多いという。石油ファンヒーターは暖かくなるのが速いのが特徴だ。 灯油を使わず電力だけで稼働する商品も様々ある。「電気代も重要ですが、スポット的に暖めるか、部屋全体を暖めるのか、使用の目的によってご案内しています」と担当者。 電気ストーブや電気ファンヒーターは足元などの部分的な暖めに向いている。電気ストーブは、ヒーターに使われる素材によっては体の芯まで温める効果を示すものもあり、商品ごとの価格も様々。小さな子どもやペットがいる家庭では、安全性の面から電気ファンヒーターがおすすめだ。 部屋全体を暖めるのに向いて… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
推しの「女将カード」集めたい 魅力度最下位と言われた県での奇策
まるで対戦カードのような「いばらき女将(おかみ)カード」が人気を博している。茨城県内のスナック菓子メーカーが販売するポップコーンに袋入りで付いたもので、県が進める観光企画の一環。この人気ぶりについて大井川和彦知事も「『想像超え』」とご満悦だ。(富永鈴香) SNSのX(旧ツイッター)上では「朝からいばらき女将カードの開封をしている」「女将全部コンプしたい(そろえたい)」「売り切れてて残念」「推しの女将を見つけたい」と、続々と反応が集まっている。 企画したのは県ホテル旅館生活衛生同業組合。カードは縦8センチ×横6センチで、28種類ある。県内のホテルや旅館で働く女将ら27人が1人ずつカードに登場する。全27人が載ったレアカードもあり、特典として宿泊施設で1千円の割引を受けられる。このレアカードの出現率は0・8%だそうだ。 特徴は対戦カードのような仕様になっていること。表面には「体力」「酒豪」「語学」など、女将の趣味や特技を数値化している。数字や項目は女将による自己申告に基づく。組合の担当者は「数字が高いから能力が高いというわけではない」と話す。裏面には女将らが働くホテル・旅館の情報や近隣のオススメの観光スポットも紹介されている。 仕様は対戦カードのようだが、対戦のルールは定めていない。「コレクションでも、ポイント数をみて女将さんのイメージを膨らませても。自由に遊んでいただきたい」 この企画は、県がJRグループと進める大型観光企画「茨城デスティネーションキャンペーン(DC)」の一環。古河市に本社を置く「ジャパンフリトレー」と組合がコラボし、「マイクポップコーン」(税込み200円)に付いている。ホテルや旅館、小売店で販売。約4万3千枚を制作したが、品薄状態だという。 熱心なファンの姿に、女将も思わず この人気について女将たちは――。 カードに登場する1人で「い… この記事は有料記事です。残り556文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません 【紙面ビューアー機能も使える】プレミアムコースが2カ月間無料!お得なキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
藩主屋敷がお化け屋敷に 「苦しそうな唄声が…」歴史感じる肝試し
館林藩最後の藩主、秋元家にゆかりのある建物がお化け屋敷に――。群馬県館林市を代表する近代和風建築を会場に「旧秋元別邸お化け屋敷~呪い唄の聴こえる家~」と題したイベントが11日から開かれる。 建物の活用、観光などを目的に館林市観光協会と市内の事業者が開く。「姉妹の悲しい恋物語。夜になると苦しそうな唄声が……」との設定。古い日本家屋の趣をいかして、季節外れのお化け屋敷を楽しんでもらう。 広々とした日本庭園にたたずむ建物は、「主屋」が明治後期(1910年ごろ)、「離れ座敷」が30年に建てられた。離れには洋間もある。織物会社が建設し、後に秋元家が別邸として所有した。61年に県に売却された後、補修された。 お化け屋敷は11、12、17、18、19日の5日間。料金は大人700円、高校生以下500円。問い合わせは市観光協会(0276・74・5233)へ。(柳沼広幸) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
100万円で「市長と特別な一日」 千葉・四街道のふるさと納税返礼
千葉県四街道市は、ふるさと納税の返礼品として、鈴木陽介市長と一緒に一日を過ごせる体験の提供を新たに始めた。市によると、このような返礼品は県内自治体では初めてだという。鈴木市長は「特別な一日になるよう全力を尽くします!」との談話を寄せている。 寄付額は100万円で、返礼の体験は2種類から選べる。公務随行体験では、市長の公務や市内視察に同行する。もう一つの返礼は、「市長コンシェルジュ」と銘打ち、市長が市内の観光スポットを案内する。いずれの体験でも、市長室での記念撮影や市長とのランチミーティングができる。 市政策推進課の担当者は「四街道市のことを知って、愛着を持って、四街道市に来てもらいたい」と話している。(伊藤繭莉) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
光る血管 「命の息吹感じて」 ペンギンの卵の「検卵」 京都水族館
京都市下京区の京都水族館で南アフリカなどに生息するケープペンギンの卵が産まれ、飼育員らが日々検査する「検卵」が始まっている。真っ暗にした部屋で卵にライトを近づけて照らすと、殻の中の網状の血管が浮き出し、神秘的な光景が生み出された。 館内で飼育、展示されているケープペンギンの卵で、10月27日に産卵された。検卵では重量の計測、胚(はい)や血管の観測、心拍の確認を行う。卵は普段は温度や湿度が維持された孵卵(ふらん)器に置かれているが、野生のペンギンが卵を数分間外気にさらす「放冷」を再現するため、検卵作業時に5分以内で外気にさらすという。 孵化(ふか)は産卵から約40日後の12月上旬ごろの予定で、それまで検卵が続けられる。同館では、親に本物そっくりの擬卵(ぎらん)を預けてから卵を取り上げていて、ペンギンの赤ちゃんが卵中からくちばしで殻を破ろうとする「嘴打(はしう)ち」が始まるとすぐに親の元に戻すという。 ペンギン展示飼育チームの小野地慧(おのちけい)さん(29)は、「検卵中は、割ってしまう怖さもありつつ、神秘的な光景に感動する。ペンギンにも恋をして、家を作って、卵を産み育てるという『人生』がある。命のサイクルにも目を向けて水族館を楽しんでもらえれば」と話していた。(金居達朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【動画】新千歳空港、冬の空の安全守る2色のシャワー 散布作業公開
【動画】航空機の機体に防除雪氷液を散布する作業が公開された=松本英仁撮影 本格的な冬を前に日本航空千歳空港支店は11日、出発前の航空機の機体に付いた霜や氷を特殊な液体で取り除く作業を報道関係者に公開した。翼などに雪や氷があると十分な揚力が得られない恐れがあり、冬の安全航行に不可欠な作業だ。小雪が舞う中、高所から散布できる作業車を使った作業が公開された。 作業車から伸びるノズルから出る圧縮空気で翼や機体の雪や霜を吹き飛ばした後、2種類の「防除雪氷液」が噴霧された。今季は10月22日と24日に除雪用液が使われたが、この日はさらに機体への着氷を防ぐ液体を今季初めて噴霧した。 液体の主成分は食品添加物などに使われるアルコール系のプロピレングリコール。海外での使用例にならい、同空港など国内の主要5空港の作業では、今季から食紅でオレンジ色と緑色に着色した液体を使う。作業者が散布した範囲を確認でき、作業の効率化を図る目的だが、遠目では色の違いはあまり目立たない。 機体の大きさにもよるが、1機10~40分ほど時間がかかる。同支店では今季、作業車10台体制で臨む。(松本英仁) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
オレンジ色のカーテン 縁起物の串柿づくり最盛期 和歌山・かつらぎ
和歌山県かつらぎ町の四郷地区で正月の縁起物として飾られる串柿づくりが最盛期を迎えている。 JA紀北かわかみ販売課によると、今年は猛暑が続き、雨が少なかったため柿の大きさがやや小さかったという。出荷は例年通り、12月中旬から京阪神を中心に全国に出荷される。 和歌山県は柿の出荷量日本一で、同地区は串柿の最大の生産地になっている。 串柿は皮をむいた柿を竹串に刺し乾燥させたもので400年以上前から作られているという。関西を中心に串柿を三種の神器の剣、鏡餅を鏡、ダイダイを勾玉(まがたま)に見立てて飾る。(小宮路勝) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「どんぐりいっぱい!」 明治神宮外苑で再開発事業者がイベント
明治神宮外苑で11日、体験イベント「親子でどんぐりを拾おう」があった。明治神宮外苑の再開発事業者が外苑エリアの自然に親しんでもらおうと開催。8組24人の家族が参加し、落ち葉をかき分けながらどんぐりを見つけたり植え付けをしたりした。 神宮外苑の再開発は、神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所を変えて建て替えるほか、超高層ビル2棟なども新築する。計画をめぐっては、837本を植樹する一方、700本以上の高木を伐採することに対して環境破壊や景観悪化を懸念する声が広がっている。 市民参加型のまちづくりの一環として、再開発事業者(三井不動産、明治神宮、日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事)が、このイベントを企画した。 この日、イチョウ並木のそばにあるスダジイやシラカシがあるエリアでは、子どもたちが「あった~!」などと夢中になってどんぐりを拾った。自分たちでつくったどんぐりの植木鉢のほか、イチョウの苗木がお土産で渡された。 息子の湊太(そうた)ちゃん(3)、娘の美依(みい)ちゃん(1)と参加した渋谷区の高木綾美さん(35)は、外苑には散歩で訪れるといい、「親子でどんぐりを拾えて楽しく、癒やしになりました」。再開発については詳細をよく知らなかったといい、「人にも自然にもよいかたちになってほしいです」と話した。 集めたどんぐりは事業者が育成し、外苑に植樹することも検討しているという。(土舘聡一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「幻」になった富士干柿、復活に挑む大学生 名人の娘がコツ伝授
東海学院大学(岐阜県各務原市)の学生が、下呂市萩原町の特産品だった「富士干柿(ほしがき)」の復活に挑んでいる。高齢化と後継者不足で市場から姿を消してしまった干し柿。学生たちは干し柿にする伝統野菜「南飛驒富士柿」を守り、生産技術の継承をめざしている。 今月5日、管理栄養学科の「伝統野菜プロジェクトチーム」の学生4人が、同市萩原地区にある高橋恵美子さん(71)の柿畑を訪れた。南飛驒富士柿の木が約30本あり、枝にはだいだい色の果実がなっていた。 恵美子さんの父、庫吉(くらきち)さんは「干し柿づくりの名人」と言われ、地元の生産グループの代表を務めていた。6年前に他界。恵美子さんが柿畑を受け継いだが、年間7千個ほど生産していた干し柿づくりまでは手が回らないでいた。 学生たちは、恵美子さんから干し柿づくりのコツを学んだ後、柿100個余りを収穫し、大学へ持ち帰った。1個1個丁寧に皮をむき、ひもで結んだ後、煮沸とアルコールで消毒をして、学内の風通しのよい場所につるしている。 日がたつほどに水分がほどよく抜け、あめ色になり、白い粉がふくと出来上がりだ。順調にいけば約1カ月後には甘い干し柿ができるという。 干し柿は、学内のカフェ「さらまんじぇ・とーかい」で提供し、存在をアピールしていくという。恵美子さんは「富士干柿が見直され、生産してくれる人が現れてほしい」。「若い学生さんたちの感性で映えるスイーツを開発してほしい」とも話した。 かつては県の「伝統野菜」認証 数年前から「幻」に 下呂市によると、南飛驒富士… この記事は有料記事です。残り364文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません 【紙面ビューアー機能も使える】プレミアムコースが2カ月間無料!お得なキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル