14日午前6時10分ごろ、長野県飯山市旭の山林で、頭などから血を流して倒れている男性が見つかった。近くにはイノシシのわなにかかったクマがいて、男性はその場で死亡が確認された。県警飯山署は男性がクマに襲われて死亡したとみて、身元を調べている。 同署によると、13日午後6時前に「知人がイノシシのわなを見に行ったまま帰らない」という110番通報があった。 同日夜、署員と猟友会員で男性を探したところ、わなの近辺にクマのような動物が見えたため、捜索を中断していた。 日の出を待って14日午前6時から署員や猟友会員、県と市の職員ら計22人で捜索を再開。男性を発見し、わなにかかっていたクマを駆除したという。クマは体長約1・3メートルで、メスの成獣という。(鈴木剛志) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
冷夏はもう起きない? 2010年以降、夏の北日本に居すわる高気圧
10年以上にわたって北日本(北海道・東北地方)で冷夏が起こらず、猛暑が続いている要因を明らかにしたと、三重大と九州大の研究チームが発表した。地球温暖化によって、新しい高気圧が発生するようになったためという。冷夏はもう起こらないのか? 北日本では数年に一度、冷夏に見舞われて農作物の不作などの被害を受けてきた。特に1993年は全国的にコメが凶作となり、タイや米国から輸入せざるを得なくなった。 地球は温暖化しているが、北日本の北側の海や大気は冷たく、北風が吹けば冷夏になる可能性がある。にもかかわらず、2009年を最後に冷夏は起きておらず、毎年のように記録的な猛暑となっている。 研究チームは、過去65年の気温や気圧、水温などの観測値の統計データを解析し、この要因を探った。 その結果、10年以降ほぼ毎年、日本付近に新型の高気圧が居すわっていたという。 この高気圧は、下層は北日本付近だが、上層はロシア・カムチャツカ半島付近の上空にあり、斜めになっている。チームは「南北傾斜高気圧」と名付けた。高気圧を中心に時計回りに風が吹くため、北風が吹かず、冷夏にならないと考えられる。 なぜできるのか。カギは地球… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ミラノの名門バレエ学校へ 13歳「夢への一歩」国際コンで留学打診
夢への扉が開いた。この夏、東京であったバレエの国際コンクールで優勝した山口県周南市立岐陽中2年、コスタコフ・ジュリアさん(13)に、イタリア留学の切符が舞い込んだ。「みんなから愛される世界的なダンサーに」。大志を胸に10日、ミラノへと渡った。 8月に都内であった国際バレエコンクール・ジャパングランプリ。中学1・2年部門の頂点に立った瞬間を「まさか1位とは。びっくりして、うれしくて。いろんな感情がごちゃごちゃになった」と明かす。 前回は3位だった。「さらに上を」と猛練習に励み、4度目の挑戦で手にした初めての栄冠。だが喜びはそこで終わらなかった。 国内トップレベルのこの大会には世界の名だたるバレエ関係者が審査員を務めている。その1人に、イタリアの名門、ミラノ・スカラ座バレエ学校の責任者がいた。将来を見込まれ、1年間の授業料免除で留学を打診されたのだ。「夢への第一歩が踏み出せる」。ホームステイの生活や言葉の壁など不安はよぎったが、迷いはなかった。 自分で決めた「武者修行」 いつも1人泣いていた新幹線 ロシア人の父と日本人の母がともにバレエダンサー。母の陽子さん(45)の主宰する教室「山口バレエアカデミー」(周南市速玉町)でバレエを始めたのは2歳の時だ。踊るのが楽しくてレッスンにのめりこみ、保育園の卒園式で発表した「大きくなった時の夢」はバレリーナだった。 「小さい頃は体が硬くて。柔… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
BTSのカワイイ日本語、喜べなくなった私 RMのインスタで気づき
「おはようごじゃいます」 「風邪に気をちゅけてください」 韓国の男性アイドルグループ「BTS」のメンバーたちが、ライブで日本語を披露する。 「カッコ良くて全て完璧なのに、日本語がつたないなんて可愛すぎるよね」。東京都に住む女性会社員(37)も、その「ギャップ」に魅了されていた。 BTSと出合ったのは、シングル曲「Dynamite(ダイナマイト)」が世界的にヒットしていた2020年夏。職場の同僚にライブ映像を見せられ、興味を持った。 音楽シーン以外でも、国連でスピーチをしたり、慈善団体に寄付したりするなど、社会的メッセージを発信し続けるアイドル像も新鮮だった。 だが、「魅力のひとつ」だと受け止めていた、つたない日本語への捉え方が変わるできごとがあった。 昨年5月、一番の「推し」であるBTSリーダーのRM(キム・ナムジュン)さんのインスタグラムをチェックしていた時のことだ。 RMさんのインスタグラムに… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
平安京と遷都争った? 「栗原京」伝説で地域おこし 栗の植樹も
古代、都の候補地に挙がるほど栄えていた――。そんな伝承をテコに、にぎわいを取り戻そうと、岐阜県垂井町栗原地区の住民らが「シン栗原京実行委員会」を結成した。15日に「栗の市マルシェ」を開く。来年3月には栗の植樹をして、特産品に育てたい考えだ。 栗原地区は、垂井町南部にある人口1千人ほどの小さな集落だ。人口減少が進み、地元の小学校は全児童数が50人を切った。 一方で、古代には多くの寺院が立ち並び、794年に桓武天皇が長岡京から遷都する際には、平安京とともに候補地に挙げられたという伝承が地元に残る。 「シン栗原京」のきっかけは… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
うちの不幸を言いふらす伯母 美輪明宏さん「まともに聞く人いない」
他人のもめごとや不幸を周囲に言いふらす90代半ばの伯母に悩んでいます。 最初は、親戚だし親身になってくれるだろう、まさか他人や近所の人には話さないだろうと思っていたのですが、実際には彼女は話を聞くと面白がり、近所の年寄り仲間に電話で話しまくっていたのです。 数年前、私の息子に不幸があった際には口止めしたにもかかわらず、弔問の際にへらへら笑いながらやってきて、すぐに知人に話しました。もう一人の息子の離婚の際や、その後に新たな相手が見つかった際も同じでした。さらには、事実と異なる作り話まで流布する始末です。我が家のことについては話さないようにしていても、伯母はしつこく色々聞いてくるうえ、他の人に話していいこと、悪いことの区別ができないのです。 これが年齢を重ねてきた人がすることなのか、ただただ、あきれるばかりです。 夫に相談すると、「もう年寄りなんだから、もうすぐ死ぬ。放っておけば」と言われましたが、今は人生100年時代。こんなことが続くのは耐えられません。どうすればいいでしょうか。 回答者 歌手・俳優、美輪明宏さん 文面を読むに、伯母さんのおしゃべりはなおらない習性のように思えます。何か話しかけられても絶対に自分から意見や報告をしないこと。それが一番明快な回答ではあるのですが、とはいえ無表情のまま無視をし続けると、またそれに対して何を言われるか分からないですよね……。 ここはとにかく、柔和にほほえんで、何を聞かれても「さあ……どうでしょうね……」などと、あいまいな態度で返しておくほかないように思えます。話題になるような材料を少しでも与えてしまえば、色んなことを捏造(ねつぞう)して言って回るのでしょうから、もう仕方がありません。 本当は相談者の家の中に入れ… この記事は有料記事です。残り682文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
目の前で聞いた「いじめを乗り越えろ」論 遺族代理人の弁護士は憤る
大津市の中学生が、いじめを苦に自殺したことをきっかけに、10年前に施行された「いじめ防止対策推進法」。いじめ自殺をなくすための法律ができた、はずだった。事件で遺族代理人を務め、各地のいじめ問題に携わる石田達也弁護士(滋賀弁護士会)は、この10年で「できたのは法律だけ」と憤る。 ――いじめ防止対策推進法では、いじめを「心身の苦痛を感じているもの」と広く定義したことが特徴とされました。この10年の状況を教えてください。 学校や教育委員会に対策組織ができて、学校ごとにいじめにどう取り組むかというルールをつくるようになった。組織やルール面で、いじめ対策が進んだのはよかった。 一方、教育行政の担い手レベルで見ていると、子どもを徹底していじめから守ろうという法の趣旨や目的が、残念ながら浸透していない。いじめでつらく苦しい思いをしている子どもに寄り添い、つらい気持ちを解消してあげないといけないのに、いじめを軽く見る意識があったり、表面的な解決で終わらせようとしたりする事案が目立つ。 ――なぜでしょうか。 法律があることは理解しているが、対処を任されている先生が、どうすればいいのかわかっていない。被害者救済が法律の狙いだったはずなのに。最悪の結果(自殺)に追い詰められた例もあまた見てきた。 「徹底的に被害者の話を聞いて」 ――どうしたらいいでしょうか。 徹底的に被害者の話を聞いて… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高速道路への誤進入、全国で3800件超 昨年度、過半数は原付き
通行が禁止されている原付きや自転車、歩行者の高速道路への「誤進入」が昨年度、全国で3828件発生し、過去2番目に多かったことが、国土交通省のまとめでわかった。 同省によると、2022年度の誤進入の発生件数は前年度比436件増で、3年ぶりに増加に転じた。統計を取り始めた11年度以降、19年度の3998件に次ぐ多さだった。 誤進入の理由については「道間違い」が2074件で、半数強を占めた。「認知症・精神障害」が427件、「酒酔い」が103件だった。発生場所は、インターチェンジが3023件で約8割に上った一方、高速道路本線やサービスエリア・パーキングエリアから進入したケースもあった。 誤進入した人の年代は20代が975件で、全体の4分の1を占めた。 通行手段の内訳は、原付きが2160件(56・4%)でもっとも多く、徒歩1152件(30・0%)、自転車510件(13・3%)と続いた。原付きの割合は11年度の約2・5倍に増えた。 原付きの割合が増えた原因について、ナビアプリの普及が背景にあるとみられる。 中日本高速道路の担当者は、飲食宅配代行サービスがコロナ禍で急速に広がったことを受け、「配達員がナビアプリを使って誤進入するケースが見受けられる」と話す。ナビアプリを利用して原付きに乗る際は、高速道路を使わない設定にしたり、「自転車モード」にしたりするよう呼びかけている。(三井新) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「予防の知識も情報もなかった」 担任の性暴力受けた女性が教員研修
小学生のときに担任教師から性暴力を受けた女性が、自分のような子どもを二度と出したくないと被害を語り、教員向けに研修を開く活動を始めた。どの学校でも起こりうると指摘し、「周囲の先生が違和感をキャッチする感覚を養ってほしい」と訴える。(小若理恵) 「予防の知識や情報もなく、拒絶する勇気もなかった」 三重県内の公民館で8月下旬、教員や子育て支援に関わる人たち約30人を前に、平野利枝さんは自分の経験や教訓を語った。「子どもたちに、人との距離感や体のプライベートな部分の大切さを教えてほしい」 平野さんは40代。小学生のとき、担任の男性教師からキスをされたり胸を触られたりした。教師は日常的に怒鳴る威圧的な人で、言うことを聞かなければならないと思い込まされたという。被害から約30年、誰にも言えず、ずっと苦しんだ。 転機は、2018年に開いた… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「心の復興これから」千曲川水害4年 被災繰り返す地の歴史を教訓に
菅沼遼 遠藤和希2023年10月13日 20時15分 長野市内で4千件を超える住宅が浸水などの被害を受けた2019年の台風19号(東日本台風)災害の発生から4年が過ぎた13日、被災した長野市の豊野地区で、水害の記憶をつなぎ、防災の取り組みに役立てようと住民らが参加した「10・13を伝えていく集い」が開かれた。集いの参加者は水害の犠牲者に黙禱(もくとう)を捧げ、地区の住民が治水対策や町づくりのための取り組みについて報告した。 4年前、豊野地区では千曲川の堤防決壊と浅川の内水氾濫(はんらん)が重なり、住宅の浸水被害が1千件を超えた。土地が低く、特に被害が大きかった豊野区の村山泰彦区長(66)は「豊野区は何度も水害に悩まされた歴史がある。この土地に住宅を構えるのに不安を感じている人も多くいる」という。 豊野地区住民自治協議会は治水等復興対策特別委員会をつくり、内水対策について市などと協議を続けてきた。集会に出席した荻原健司市長は「心の底から安心して暮らせる状況に至っていないことを考えると、やらなければならないことはたくさんある。力を合わせて復旧、復興に取り組みたい」と話した。 決壊した堤防からの濁流が校舎に流れ込んだ長野市立長沼小学校(全校児童81人)でも13日、児童らが長沼地区の住民とともに減災、防災について学ぶ学習会が開かれた。 長沼小では、災害を教訓として刻もうと10月13日を「長沼防災の日」と定め、防災教育に努めている。 児童らは新聞紙を使ってスリッパなどの防災グッズをつくったり、応急手当ての方法を学んだりした。市川英臣校長は「被災から4年を迎え、今春には同じ敷地に長沼保育園が移転してくるなどハード面は元通りになったが、児童らの心の復興はまだまだこれから」と継続した取り組みの必要性を訴えた。(菅沼遼、遠藤和希) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル