2023年7月24日 22時30分 木原誠二官房副長官の妻の代理人弁護士は、週刊文春の報道で人権侵害が起こる可能性があるとして、発行元の文芸春秋を相手に、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てたことを明らかにした。申し立ては21日付。 対象となる週刊文春の報道は7月13、20、27日の各号。東京都内の住宅で2006年、住人の男性(当時28歳)が死亡しているのが見つかったことに関し、男性の当時の妻で現在は木原副長官の妻である女性が、警視庁に任意で事情聴取されていたなどと報じた。男性の父親らは20日、都内で記者会見し、警視庁に再捜査を求めた。 警視庁捜査1課幹部は13日、報道各社の取材に「所要の捜査をした結果、事件性は認められなかった。死因は自殺と考えて矛盾はなかった」と説明。警察庁の露木康浩長官は13日の記者会見で報道を問われ、「警視庁において捜査等の結果、証拠上、事件性が認められない旨を明らかにしている」と述べた。 木原氏は週刊文春のウェブ上の報道を受けて5日、「事実無根の内容。私と私の家族に対する著しい人権侵害」とするコメントを発表した。 文芸春秋は24日、取材に「日弁連からは今のところ連絡はありませんが、連絡が来た際には適正に対処します」と答えた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
山手線、始発から4時間半ストップ 信号故障で基地から電車出られず
JR山手線は24日、始発から4時間半以上にわたって内外回りとも全線で運転を見合わせた。きっかけとなったのは、大崎駅(東京都品川区)の構内で見つかった信号機の不具合だ。駅に接続する車両基地から電車が出られなくなり、計68本が運休し、約11万人に影響が出た。 JR東日本によると、24日午前2時25分ごろ、大崎駅構内の信号を制御する装置に不具合が起きたことを知らせる通知が輸送指令に届いた。終電後に行われる信号装置の自動チェックだった。山手線の他駅の信号装置などに異常は見つからなかった。ただ、山手線のほぼ全車両が収容されている車両基地は大崎駅構内から出入りする構造となっているため、基地内の電車が山手線に乗り入れることができなくなった。 当初、運転再開の見込みは正… この記事は有料記事です。残り172文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ビッグモーターへの聴取は26日に 国交省、結果次第で処分検討も
角詠之2023年7月24日 19時44分 車をわざと傷つけるなどして自動車保険の保険金を水増し請求していたとされる中古車販売大手ビッグモーター(東京都港区)について、国土交通省は26日に東京・霞が関で道路運送車両法に基づいて同社幹部らから聞き取りをする。 国交省が24日に発表した。整備事業者として作業内容に問題がなかったかどうかを聞き取る予定だ。結果次第では、違反の疑いのある工場への立ち入り検査や行政処分も検討する。 損保会社からの求めに応じて同社が外部の弁護士らによる特別調査委員会を設置。その報告書によると、同社は事故車を修理する際、わざと車体に傷をつけたり、不要な部品交換をしたりして、保険金を水増し請求したと指摘されている。(角詠之) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
一審は13兆円超の賠償命令 原発事故、東電株主訴訟の控訴審始まる
東京電力福島第一原発事故をめぐり、東電の株主46人が旧経営陣5人に対し、22兆円を東電に賠償するよう求めた株主代表訴訟の控訴審第1回口頭弁論が24日、東京高裁であった。一審・東京地裁で約13兆円の支払いを命じられた旧経営陣側は、「想定をはるかに超える地震で、事故は防げなかった」として一審の取り消しを求めた。 昨年7月の地裁判決は「巨大津波を予見できたのに対策を先送りした」として、勝俣恒久元会長ら4人に13兆3210億円を東電に支払うよう命じた。国内の民事裁判で出た賠償額としては過去最高とみられ、双方が控訴している。 訴訟では、原発事故をめぐる他の訴訟と同様に、国が2002年に公表した地震予測「長期評価」の信頼性が焦点の一つ。 株主側は「一線級の地震専門家による最大公約数的な見解だ」と改めて主張した。東電社内の土木調査グループが旧経営陣に対して「対策工事に進むべきだ」と伝えていたにもかかわらず、「対策を先送りにして放置した」とも強調した。 原告の浅田正文さん(82)は意見陳述で、「一審は旧経営陣を糾弾し、東電の不誠実な主張を排斥した」と述べ、「(二審でも)損害をしっかり償うことを命じて下さい」と訴えた。 勝俣元会長、清水元社長ら側、改めて反論 旧経営陣側は、長期評価を作… この記事は有料記事です。残り259文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Takahiro Arai helps Carp surge back into pennant race in first season in dugout
Just before the first pitch of the Hiroshima Carp’s season opener against the Tokyo Yakult Swallows on March 31, a familiar tune emanated from the visitor’s section in left field at Jingu Stadium. It was the cheer song Carp fans used to sing for Takahiro Arai, a Hiroshima-born star slugger […]
継承したい、96歳に教わる「ホタルかご」作り 石木ダム建設予定地
【動画】ダム建設にゆれる集落で、96歳が伝統の「ホタルかご」作りを若い世代に教えた=吉本美奈子撮影 夏、石木川を中心にホタルが舞う自然豊かな長崎県川棚町の川原(こうばる)集落。6月末、麦わらで作るホタルかごの作り方を、96歳の松本マツさんが5人の女性に教えた。マツさんは集落に住み、石木ダム建設に反対する13世帯の住民の最年長。途絶えるかもしれない手仕事を、若い世代に教える様子を見せてもらった。 ホタルかごは、麦わらで作られた高さ20センチほどの民芸品。麦わらを差し込みながらつないでいき、底の部分から編み始める。上に向かって、らせん状の筒部分を作り、最後に持ち手を仕上げる。昔はふた付きもあり、子どもがホタルを入れていたという。東京の民芸品店で販売されたこともある。 マツさんは30分ほどで編み上げるが、参加者の中には、なかなか進まない人も。助けを求める声に、マツさんは穏やかに「最初に戻ったらいいよ」と助言した。 かご作りを呼びかけたのは… この記事は有料記事です。残り1059文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
やりたいこと、ぼちぼち探そう 元お笑い芸人、実体験から学ぶ塾運営
「今日のテーマは、パティシエ! お菓子を作る人、知ってる?」 神戸市内の小さなビルの一室で、塾講師の高橋惇さん(33)が小学1~3年生の6人に呼びかけた。パソコンを使ってテンポ良く説明する高橋さんは、元お笑い芸人だ。 「聞いたことある」「何作るの?」とみんなこれから始まることに興味津々の様子だ。 高橋さんは2017年に、小中学生向けの塾「イドミィ」を開いた。国語算数など学校での科目も教えるが、「実体験こそ最大の学び」が理念のアクティブラーニングスクールとうたっている。 売りの一つが、小学生対象の「テーマ探究」のコースだ。今年のテーマは「子ども社長」。ラジオDJ、ファッションデザイナー、農業など12の仕事を「インターン」として経験し、働くこと、お金について学んでいる。 この日はパティシエの仕事を教室で説明した後、フルーツゼリー作りにチャレンジ。1人200円の予算で、近所のスーパーで材料を買い、「イチゴは高い」「消費税が別にある」など気づいたことをメモした。 「テーマごとにみんなで協力して考えたり伝え合ったりしながら、自分がどんなことに関心があるのか、どんな大人になりたいのかを見つけていくのが目的です」と高橋さんは話す。 高橋さんがこの塾を始めた背景には、芸人としての挫折がある。 休み時間に漫才で笑いを取る… この記事は有料記事です。残り1117文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中学受験、本格化の夏 親子関係のプロが語る「絶対避けるべきこと」
首都圏で高まる中学受験熱。元小学校教員で教育評論家の親野智可等(おやのちから)さんは、夏期講習が始まり受験勉強が本格化するこれからの季節、親が特に避けなければならないことがあるといいます。親が口にしがちな「暴言」の例や、その危険性について、親野さんに聞きました。親子関係の専門家がみる、中学受験に潜むリスクとは。 ――中学受験に向け、親子関係で注意すべきことは。 「何度言ったらわかるんだ」とか、「全然だめ」とか、子どもを否定するような言葉を言ってしまうおそれはないか、自問してみてください。こうした言葉はひとたび口にすれば子どもの自己肯定感を損ない、親への不信感につながります。親子関係は人間関係の第一歩。そこでつまずくと人間不信につながりかねません。 ――「自分に限ってあり得ない」と思う保護者も少なくないのでは。 中学受験は塾代などの膨大な費用と、宿題の採点などの手間が必要で、親に様々な負担がかかります。 そんななかで、本当に感情的にならずにいられるか。よくあるのは例えばこんなケースです。親子で私立校の説明会に行って、子が自ら「ここに行きたいから勉強する」と決意表明する。でも、しばらくすると意欲がなくなってゲームばかり。問題を解く際に同じ間違いを何度もする。そんな様子を見て冷静でいられるでしょうか。リアルに想像してみてください。 ――実例はありますか。 評論家として教育に携わるなかで、保護者から様々な相談を受けてきました。 ある家庭で、塾に通わせて家庭教師もつけたのに、小6の夏を過ぎても成績が上がらなかった子がいました。危機感を覚えた父が何度もしかりつけましたが、子の意欲はあがらず、父は怒りにまかせて殴ってしまいました。受験には落ち、父との関係は修復不可能になったそうです。 極端な例かもしれませんが、同じ状況になるかもしれない。子どもに中学受験をさせる保護者の皆さんに、考慮してもらいたいですね。 ◇ おやの・ちから 1958年生まれ。本名、杉山桂一。公立小の教員時代からペンネームで活動し、退職後、教育評論家に。著書に「子育て365日 親の不安がスーッと消える言葉集」(ダイヤモンド社)など。(高浜行人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
伊藤博文故郷の資料館に初の女性館長 「歴女」になった元バスガイド
初代首相・伊藤博文の生まれ故郷にある伊藤公資料館の毛利美友紀さん(40)は、9代目にして初の女性館長だ。伊藤は子どものころ萩に移り住み松下村塾で学んだことから萩出身と誤解されることもしばしばあるが、光市束荷の出身だ。山口県内の主要観光ルートから外れ、コロナ禍も相まって来館者は伸び悩むが、光出身の認知向上や、来館者増に取り組んでいきたいという。 「この服は伊藤公が着ていた公爵大礼服です」 毛利さんが良く通る声で、下関市から来館した夫婦に館内の展示を説明した。夫婦は、萩市の松下村塾と、近くにある伊藤の旧宅や別邸には行ったことがあるが、ここにはたまたま立ち寄ったという。夫(71)は「こういう資料館があるとは知らなかった。分かりやすくていいですね」と満足げだった。 毛利さんは下松市出身。子どものころから「歴女」だったわけではない。高校を卒業後、2002年に防長交通(周南市)に就職。バスガイドとして4年間、団体旅行客や修学旅行客らを秋吉台、関門海峡といった観光地に引率した。その一つが、伊藤や高杉晋作ら志士たちが吉田松陰の薫陶を受けた松下村塾だった。 「自分と同世代の人たちが、国をどうにかしなければいけないという思いを持ち行動していたことに引かれました」。幕末維新に興味を持ったことが縁で徳山毛利家14代当主の就慶(なりよし)さん(50)と知り合い、結婚を機に退社した。 育児をしつつ、幕末維新の歴史に携わる仕事をしたいと思い立ち、11年から玉川大学教育学部で学び、博物館教育を専攻して学芸員資格を取得。防府市教育委員会で遺跡発掘に携わった。幕末維新の歴史への思いは捨てがたく、21年から光市教委で働き、館の仕事にも関与。公募に手を挙げ、今年4月に館長に就任した。 就任前からの仕事では、所蔵資料を文化庁の文化遺産オンラインに登録し、全国の人が閲覧しやすいようにした。「明治150年」の18年度は8248人だった来館者は、コロナ禍に伴い、21年度には過去最低の4105人に半減。インバウンド観光客の取り込みをはかろうと、近くにある旧伊藤博文邸(県指定有形文化財)に英語案内のQRコード付き看板を置いた。 現在、明治天皇から下賜(かし)された銀杯など、伊藤の子の真一の子孫から寄贈された資料を紹介する特別展(8月27日~11月26日)の準備を進めている。 伊藤や盟友の井上馨ら、後に「長州ファイブ」と称される若き俊英5人が志を持って渡英してから160年の今年、女性で初めて館長になった。「志とやる気があったので採用していただいたと思います。伊藤公が光出身ということを発信していきたいです」(大室一也) ◇ 〈伊藤公資料館〉1997年、大和町(当時)が初代首相の伊藤博文生誕150年記念事業として、伊藤公記念公園内に約2億8千万円をかけて整備した。鉄骨平屋建て、広さは約534平方メートルあり、外観はれんが造りの明治風建築。伊藤の肖像が印刷された旧千円札第1号券、神奈川県大磯町にあった「滄浪閣(そうろうかく)」で使っていた家具、公爵大礼服など981点を所蔵し、うち110点を展示している。伊藤以降の歴代首相の書も収集し、一部を公開。月曜休館。公園内には旧伊藤博文邸(県指定有形文化財)、復元された伊藤の生家、産湯に使ったとされる井戸などもある。 ◆yabは25日午後5時33分からの「Jチャンやまぐち」で放送予定です。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
今も夜の教壇に立ち続ける89歳 「教え子助けられたか」自らに問い
部活動の生徒たちが下校したころ、北九州市立城南中学校の敷地内にあるプレハブ棟に、明かりがともる。 「こんばんは」 「はい、こんばんは」 机や椅子が並ぶ教室の真ん中で、10人ほどの生徒たちに囲まれ談笑する男性の姿があった。 元教員の林静一路(せいいちろ)さん(89)。城南中学「夜間学級」が設立された1998年から運営に関わる1人だ。今もボランティアとして、変わらず数学の授業を受け持つ。白髪交じりの生徒たちの中でも、一番の高齢になった。 米寿を超えても、教壇に立ち続ける理由がある。 ビリビリに破られた学級目標 林さんは55年、当時の小倉市の中学校教諭として新規採用された。戦前の教育が色濃く残る時代。精神論が身にしみていた。生徒たちに示した学級目標は「努力に勝る天才なし」。「勉強がわからないのは、お前が勉強しないからだ」。そんな言葉を生徒たちにぶつけることもあった。 2カ所目の赴任校で中学3年の担任になり、同じ目標を書いた紙を教室に掲げた翌日、ある男子生徒にビリビリに破られた。 「俺たちは、努力してもできないことがあるんだ」 その生徒は被差別部落出身の生徒だった。 「恥ずかしながら、それまで… この記事は有料記事です。残り1734文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル