「ゴゴゴゴ、ボボボボ、バリバリ!」 山形県鶴岡市西目の自宅2階の寝室で、ベッドで眠っていた加藤省一さん(76)は午前0時半ごろ、大きな音で目覚めた。その瞬間、天井から落ちてきた木材に体を囲まれ、中腰の姿勢のまま、ほぼ身動きができなくなった。 この時、自宅の裏山の土砂が崩れていた。 押し寄せる土砂の衝撃で2階の床も一部崩れ、ベッドは階下の駐車場の手前で止まっていた。 「予兆も何もなく、最初は竜巻かと思った」 屋外の状況が分からず、訳が分からないまま何度も「助けてー!」と叫んだ。大きなけがはなかったものの、心臓病を抱える身。雨が降る中、どんどん身体が冷えた。 自宅はいつ崩壊してもおかし… この記事は有料記事です。残り605文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
卯年生まれは997万人 新成人は18~20歳の341万人 総務省
榊原一生2022年12月31日 17時00分 2023年の「年男・年女」に当たる卯(う)年生まれの人口は1月1日現在で997万人になる推計を、総務省がまとめた。男性は485万人、女性は513万人。日本の総人口1億2477万人の8%を占める。新成人は成人年齢が22年4月1日から18歳に引き下げられ、22年中に成人(18~20歳)に達した人口は341万人となった。 卯年生まれを出生年別にみると、23年に48歳を迎える1975年生まれが最も多い186万人。72歳となる51年生まれが171万人、60歳となる63年生まれが157万人と続いた。最も若い12歳の2011年生まれは104万人だった。 今回の新成人は、成人年齢を18歳に引き下げる改正民法施行の経過措置に伴い、18~20歳が対象。18歳は前年より2万人少ない112万人、19歳は5万人減の113万人、20歳は6万人減の117万人だった。(榊原一生) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真まとめ】新年祝賀の儀 コロナ禍以前、女性皇族はティアラ着用
2023年1月1日 0時00分 天皇、皇后両陛下は1日、皇族方や三権の長、各国大使らから祝いの言葉を受ける「新年祝賀の儀」に臨みます。 新年祝賀の儀は天皇の国事行為で、皇居・宮殿で行われます。 2022年には、21年の12月に20歳の誕生日を迎えた両陛下の長女愛子さまが成年皇族の一員として初めて出席しました。 通常、女性皇族はティアラを着用して出席しますが、21年と22年はコロナ禍で苦労する国民の状況に鑑み、着用をとりやめたといいます。出席者は全員、マスクをしていました。 1989年には、昭和天皇が闘病中のため、当時の皇太子さま(現在の上皇さま)が代行したこともあります。 新年祝賀の儀の歴史を写真でふりかえります。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
天皇陛下、新年の感想を3年ぶりに発表 希望を持って歩める年へ
【動画】新年を迎える天皇ご一家、上皇ご夫妻、秋篠宮ご一家=宮内庁提供 天皇陛下は新年の感想を宮内庁を通して発表した。昨年も各地で発生した自然災害や新型コロナの影響に加え、物価の高騰や世界各地の争いなどに触れ「新しい年が我が国と世界の人々にとって、希望を持って歩むことのできる年となることを祈ります」と述べた。 コロナの影響で中止となった新年一般参賀に代わって2年連続でビデオメッセージを公表していたため、文書での新年の感想は3年ぶり。 陛下は、世界各地で戦争や紛争が頻繁に起きていることについて「多くの人々の命が失われていることに深い悲しみを覚えます」とし、「国際社会において、それぞれの立場の違いを乗り越えるべく対話を重ね、協力し合うことの大切さを強く感じます」と述べた。 国内へ目を向け、約3年ぶり… この記事は有料記事です。残り321文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Au Japon, deux actrices de kyogen cherchent à briser le « plafond de verre » dans cet art classique de la scène
De gauche à droite : Tokuro Miyake, Junko Izumi, Motoya Izumi, frère et sœurs. Motoya est le cadet et le 20e directeur de l’école Izumi, près de Tokyo. IZUMI-SOKE Aucun règlement n’exclut formellement les femmes de la pratique du théâtre no, du kabuki ou du bunraku – théâtre de poupées. Mais […]
宮内庁がネット発信強化へ 活動内容手厚く、「中傷」の拡散防ぐ狙い
宮内庁は2023年春以降、SNSを含めた新たな情報発信の手法を検討する。「プッシュ型」の発信をすることで国民に皇室への理解を深めてもらうとともに、「虚偽の情報による誹謗(ひぼう)中傷」を減らしていきたい考えだ。同年4月にインターネット上の発信強化を見据えた広報室を新設する。 広報室長を含め10人で構成される見込み。発信する内容は今後検討するが、同庁幹部によると、これまではホームページ上で、ほぼ日程のみを掲載していた皇室の日々の活動を、詳しい説明とともに、写真や動画を添えて速やかに発信することが考えられるという。まずはホームページの刷新を検討する。 虚偽情報による誹謗中傷への… この記事は有料記事です。残り429文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
私生活をSNSへ、「バズる」海外王室 批判リスクも…皇室の選択は
海外では、欧州の王室を中心に、王室や王族自身のSNSアカウントがあり、積極的に情報を発信している国は多い。SNSは多くの人に見られて話題になることもあれば、批判を受けることもある。新たな広報戦略を検討する皇室は、どんな将来を描くのか。 宮内庁は、SNSを含めた新たな情報発信の手法を検討する。「プッシュ型」の発信をすることで国民の皇室への理解を深めてもらうとともに、「虚偽の情報による誹謗中傷」を減らしていきたい考えだ。 英王室はSNSによる発信の先駆けだ。 2007年にユーチューブ(チャンネル登録者数113万人、22年12月末現在)、09年にツイッター(フォロワー数約575万人、同)、10年にフェイスブック(同658万人、同)、13年にインスタグラム(同1311万人、同)を開始。王室の活動やメッセージをSNSで発信してきた。 プライベート動画も公開 フォロワー238万人の王子 ウィリアム皇太子(40)と… この記事は有料記事です。残り1693文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新年の無病息災祈る年越し行事 京都・八坂神社で「をけら詣り」
筋野健太2022年12月31日 22時00分 京都市東山区の八坂神社で31日夜、新年の無病息災を祈り、境内の火を持ち帰る年越し行事、「をけら詣(まい)り」があった。午後7時ごろ、境内3カ所にある灯籠(とうろう)でキク科の薬草オケラに火がつけられると、参拝者らは竹で編んだ「吉兆縄(きっちょうなわ)」に次々と火を移し、火が消えないように縄を回しながら帰った。 新型コロナ感染対策で、境内は一方通行にし、31日深夜は露店の営業もなかった。 授かった「をけら火」を、火種にして雑煮を食べると、1年を健康に過ごせ、残った縄を台所にまつると防火のお守りになると言われている。(筋野健太) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
南部鉄器がカタールでの力に? 愛用のサッカー田中碧に地元が感謝状
日本代表の活躍で盛り上がった、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会。いまでも忘れられないのが、ラインすれすれでパスを成功させた「三笘の1ミリ」だ。グループステージのスペイン戦で、その三笘薫選手からパスを受け、劇的な逆転ゴールを決めたのが、独デュッセルドルフ所属のMF田中碧(あお)選手(24)だった。その田中選手の活躍の裏には、岩手パワーがあった? W杯期間中に、田中選手と南部鉄器との関わりが話題になった。 岩手が誇る伝統工芸品の南部鉄器は、盛岡市と奥州市が産地で、盛岡では17世紀ごろ茶の湯釜として作られ、奥州では平安時代に藤原氏が武具として作らせたのが始まりとされている。 1975年には、国が定める「伝統的工芸品」にも選ばれている。 急須やフライパン、鉄瓶などが有名だ。職人が手作業で形作る重厚な器は、見た目の美しさとともに、調理すると鉄器に含まれる鉄分が溶け出すのが特徴で、健康効果が魅力ともされている。 パフォーマンスの向上のため… この記事は有料記事です。残り508文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
縁結びで人気の東京大神宮、参道を和のイメージに 「もっと歩いて」
「東京のお伊勢さま」と親しまれ、縁結びを願う若者にも人気の東京大神宮(東京都千代田区富士見2丁目)周辺では参道の整備が進められている。地元商店街などは、これをきっかけに参拝者にもっと街歩きを楽しんでもらおうと、様々な取り組みに乗り出した。 東京大神宮は1880(明治13)年、東京における伊勢神宮(三重県)の遥拝殿(ようはいでん)として日比谷に創建された。関東大震災後の1928(昭和3)年に現在の地に移った。日本で最初の神前結婚式を行った神社で、縁結びにご利益があることでも知られ、良縁を願う多くの若者らが参拝に訪れている。 参道は東京大神宮通りと言い、参道の入り口を示す「社号標(しゃごうひょう)」は九段下方面からの目白通り沿いにある。だが、多くの人はJR飯田橋駅西口の飯田橋西口通りを歩いて東京大神宮へ参拝し、再び駅に戻っていく。2020年7月に西口駅舎が開業すると、その流れはより顕著になった。 「参道がいかされず、にぎわいの低下につながる。このエリアの回遊性や滞留性を高めることが課題」。地元住民らでつくる東京大神宮通り・飯田橋西口通り商業連合会の増田勝仁会長(61)はそう語る。 参道では現在、舗装をアスファルトから石畳風にするなど道路工事が進む。参道にふさわしい「和のイメージ」に整備するもので、来年2月に完了予定だ。これを機に、同連合会は「縁結び」をキーワードにして東京大神宮を中心に交流拠点をつくろうと、様々な企画活動を展開している。 参拝者らに街を歩いてもらえるよう、地域の商店や見どころスポットを掲載した「商店街マップ」を約2万5千部作成、配布。10~11月にスタンプラリーを実施し、12月には期間限定で「縁結びベンチ」と名付けた休憩場所を設けた。 また、西口通りと東京大神宮通りの街路灯には東京大神宮と記した提灯(ちょうちん)と、各通りの名前を入れた旗を掲げている。二つの通りに一体感を持たせ、西口通りから来た人が参道の入り口まで歩きたくなるような街を目指す狙いだ。 こうした地元住民の取り組み… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル