2021年6月1日 21時30分 笠松競馬(岐阜県笠松町)を運営する県地方競馬組合は1日、複数の騎手と厩務(きゅうむ)員が、所得を少なく申告していた疑いがあると発表した。関係者の修正申告を確認して処分も検討するため、7月を目指してきたレース再開はさらにずれ込む見込みという。 組合管理者の河合孝憲副知事が記者会見で明らかにした。不正馬券購入をめぐる一連の不祥事を受け、組合は5月20日、騎手や調教師、厩務員らを対象に税の研修会を開いた。研修後、関係者から調教手当や協賛レースの賞金などについて「申告したか覚えていない」といった申し出が複数寄せられたという。 組合は今後、税理士を招いた相談会を開き、騎手、調教師、厩務員の全114人に参加を促す。修正申告の写しの提出も求め、処分も検討するという。河合副知事は「調査が6月いっぱいかかれば、7、8月の再開も厳しいかもしれない」との見通しを示した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国内で新たに2643人感染 神戸で国内未発見の変異株
新型コロナウイルスの国内感染者は1日午後8時現在、新たに2643人が確認された。亡くなった人は101人だった。神戸市は市内の陽性患者から、これまで国内で見つかっていない変異を持つ変異株を確認したと発表した。患者は回復しており、いまのところ蔓延(まんえん)の恐れはないという。 東京都では471人、大阪府は201人の感染が確認され、いずれも前週の同じ曜日を下回った。直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が127・43人で全国1位の沖縄県では223人を確認した。 神戸市によると、今回確認された変異株は、英国型に特徴的な「N501Y」の変異に加え、一部のインド型にみられる「E484Q」の変異をあわせ持つ。欧州を中心に海外で150例ほど報告されているという。患者は50代男性。海外渡航歴や渡航歴のある人との接触はなかったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ワクチン注射針がごみ回収中に刺さる 接種会場で誤廃棄
城真弓2021年6月1日 21時42分 北九州市は1日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で、使用済みとみられる注射針が回収業者の女性従業員の右足に刺さる事故が起きたと発表した。女性はふくらはぎから出血し救急搬送された。けがは完治したが、肝炎予防のワクチン接種を受け、今後も経過観察が必要だという。 市によると、事故は5月19日午後2時ごろ、戸畑区の浅生スポーツセンターで起きた。一般廃棄物用の集積場から、女性がポリ袋を運び出す際に痛みを感じ、袋の中から注射針が見つかったという。市によると、看護師が誤って注射器1本を専用ごみ箱ではなく、ガウンや手袋を捨てる医療廃棄物用ごみ箱に捨て、その箱から出したポリ袋を、会場スタッフが誤って一般廃棄物用の集積場に置いたとみられる。 市は、発表が遅れたのは調査に時間がかかったためとしている。事故後、写真で廃棄可能な廃棄物を示すなど再発防止策を講じたという。(城真弓) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
腕時計など1千万円相当盗んだ疑い 刑事課巡査を逮捕
2021年6月1日 23時41分 高級腕時計など時価約1千万円相当を盗んだとして、三重県警は1日、四日市西署刑事課巡査、岩永拓馬容疑者(23)=四日市市西浜田町=を住居侵入と窃盗の疑いで逮捕し、発表した。「借金の返済のために盗んだ」と容疑を認めているという。 県警によると、岩永容疑者は非番だった1日午前9時20分~午前10時半ごろ、三重県菰野町の会社役員の50代男性宅に侵入し、高級腕時計3本と指輪1点(計約1千万円相当)を盗んだ疑いがある。 県警によると、岩永容疑者は2016年に採用。17年に四日市西署に配属され、19年3月から刑事課で勤務していた。被害者宅は署の管轄地域にあった。岩永容疑者は「2年ほど前に一度捜査で入ったことのある家だった」と供述しているという。 西堀浩一・警務部首席監察官は「県民を守るべき警察官としてあるまじき行為。被害者や県民のみなさまに深くおわび申し上げたい」とコメントした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
SEALDs元メンバーへの中傷、「臆測で攻撃」と判決
村上友里2021年6月1日 20時43分 安全保障関連法制に反対した学生グループ「SEALDs(シールズ)」の元メンバー2人がSNS上で中傷されたとして、投稿した東京都の女性に損害賠償を求めた訴訟の判決が1日、東京地裁であった。藤沢裕介裁判長は「臆測と強引な関連付けによって攻撃した色彩が強く悪質だ」として、計99万円の支払いを命じた。 原告の女性 「言葉の暴力にさらされた」 判決によると、被告の女性は2016~18年、ツイッター上で原告の福田和香子さんらの実名をあげ「何をして金をもらっているのでしょう」「享楽をするための報酬のためにデモしただけじゃん、噓(うそ)つき」などと投稿した。 判決は、政治的な言論について「批判的な立場からの自由な意見交換も保障されるべき」としながら、今回の投稿は真実性がなく、真実と信じる相当な理由も「被告独自の見方で解釈したにすぎず認められない」と判断した。 福田さんは判決後の会見で、「物言う若者をだまらせるために投稿された数多くの言葉の暴力にさらされてきた。ネットを使う人には、言葉にはパワーがあると知って責任を持ってほしい」と話した。(村上友里) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宣言再延長 じわり「緩和」の街を歩く 新宿、高田馬場
緊急事態宣言が再延長された1日、東京都からの自粛要請が緩和された娯楽施設や百貨店の一部売り場が営業を再開した。街を歩くと、ささやかな楽しみが戻ってきたことを喜ぶ人たちの姿があった。 学生街でもある新宿区高田馬場。「タイトーステーションBIGBOX高田馬場店」はこの日、平日限定午後8時までで営業を再開した。初日の客入りはまばらだったものの、コロナ禍前からの常連客や買い物のついでに立ち寄る客がリズムゲームやクレーンゲームに興じていた。 近くに住む早稲田大3年の女子学生(21)は、友人と大学からの帰りにこの店をよく利用していた。クレーンゲームに好きなキャラクターの景品が新たに入荷するたび、保存用と鑑賞用に二つ入手するのが習慣だった。「休業中は電車で新宿のゲーセンまで出ないといけなかった。ちょっとした時間に息抜きできる場所が戻ってきてうれしい」 専門学校の男子学生(19)は1時間ほど、友人と対戦ゲームに興じた。 「今日はがらがらで連続で遊べ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京・立川のホテルで男女刺され、女性死亡 若い男逃走
2021年6月1日 20時48分 1日午後3時45分ごろ、東京都立川市曙町2丁目のホテルから、男性の声で「刺された。助けてくれ」と119番通報があった。警察官が現場に駆けつけたところ、5階で刺し傷のある30代くらいの女性と20代くらいの男性を発見した。女性は全身に数十カ所の傷があり、間もなく死亡した。男性は腹を刺されて重傷。若い男が逃走しており、警視庁が殺人と殺人未遂の容疑で行方を追っている。 同庁によると、女性は5階の客室に、男性は5階の廊下に倒れていた。男性の近くの壁には包丁(刃渡り約20センチ)が刺さっていた。 一方、逃げている男は黒っぽい服装で、リュックサックを持っていたという。ホテルの防犯カメラに1人で立ち去る様子が記録されていた。同庁は3人の身元などについて調べている。 現場はJR立川駅から北東に約350メートルの繁華街。 現場のホテル近くで友人と待ち合わせをしていた男子大学生(24)は午後4時過ぎごろ、けたたましいサイレンの音とともに、ブルーシートに囲われて被害者が搬送される様子を見た。駆けつけた警察官によって、間もなくホテルの周辺には規制線が張られた。 その後、スマートフォンでニュースを見て、容疑者が逃げていることを知った。「出歩くのが怖い。早く捕まえてほしい」と不安そうに話した。 ホテル向かいのオフィスビルに入る会社で勤務する男性も職場の窓から、被害者が救急車で搬送されていく様子を目撃した。「社内は騒然としていました」と振り返った。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Vélo : le japonais Shimano ne tient pas le rythme
A Taichung (Taiwan), dans l’usine Giant, qui fabrique des vélos à partir des pièces de Shimano, en 2019. SAM YEH / AFP Fringant centenaire, l’équipementier cycliste japonais Shimano s’interroge sur l’opportunité d’une augmentation de ses capacités de production, alors que les achats de vélos explosent. Ses clients, tel le Taïwanais […]
「夜の公共圏」スナック、コロナ禍で「廃業1万店」?
現場へ! 夜の社交場 コロナ禍の1年② 酒類提供の自粛、時短に休業要請。そんなニュースを耳にするたび、「あの店どうしているだろう」と思いが駆けめぐる。 スナックを始めとする「夜の社交場」とは、雑談やカラオケなどを楽しむ場だ。人生経験豊かなママさんやマスターが様々な客と織りなす「文化的空間」でもある。 昨年5月。コロナウイルス感染症拡大防止のための「新しい生活様式」で、政府の専門家会議は実践例を挙げた。「対面ではなく横並びで座ろう」「おしゃべりは控えめにして」。だが、スナックなどの情報をネットを通じて発信している「全日本スナックナビ」(東京都新宿区)代表の五十嵐智和(45)は首をひねる。 「それでは夜の街に人が集う… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
上皇ご夫妻ら、ワクチンを接種 65歳以上の皇族方6人
上皇ご夫妻をはじめ65歳以上の皇族方6人が1日、新型コロナウイルスのワクチンを接種した。上皇ご夫妻はお住まいの仙洞仮御所(東京都港区)で、常陸宮ご夫妻、寛仁親王妃信子さま、高円宮妃久子さまは皇居内にある宮内庁病院で接種した。関係者への取材でわかった。 皇族方のワクチン接種は初めて。87歳の上皇さま、86歳の上皇后美智子さまを始め、皇族方では7人が65歳以上の優先接種の対象。97歳の三笠宮妃百合子さまをのぞく6人が接種したこととなる。 皇族方は市区町村に住民登録がなく、一般国民のようにワクチンの接種券が交付されていない。宮内庁は、皇族方のワクチン接種について「政府の方針に従い、それぞれのご意向に沿って進めていく」とし、接種券が受けられない皇族方のワクチン確保は、厚生労働省や東京都と調整するとしていた。 常陸宮さまは上皇さまの弟で、華子さまとともに東京都渋谷区の常陸宮邸で生活している。信子さまはヒゲの殿下として親しまれた故・寛仁さまの妻で、麻生太郎財務相の妹。久子さまは故・高円宮さまの妻。(杉浦達朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル