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千葉県で過去最多234人感染 大学柔道部でクラスター

 千葉県内で24日、新たに234人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。県内の1日あたりの感染者数としては、12月22日の152人を上回って過去最多となった。  県などが発表した。県内の感染者は再陽性を含め、これで計9712人。2人の死亡も確認され、死者は111人となった。  清和大(木更津市)の柔道部で、クラスター(感染者集団)が発生した。新たに男子学生34人の感染が判明し、この大学の感染者は計35人となった。全員が柔道部員という。(高室杏子) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

安倍氏「道義的責任を痛感」公設秘書の罰金受け会見

 安倍晋三前首相が24日午後6時から、「桜を見る会」前日の夕食会の問題をめぐり、国会内で記者会見を開く予定です。タイムラインで速報します。 18:00記者会見が始まる  安倍晋三前首相の記者会見が始まった。  会見の司会は、安倍政権時に内閣広報官として前首相の会見の進行をしていた長谷川栄一氏が務める。  安倍晋三前首相は記者会見の冒頭、「本日午前中、安倍晋三後援会の政治資金収支報告書、2017年、18年、19年分の3年分の修正を行ったとの報告を秘書から受けた」と説明。「桜を見る会の前夜に行われていた夕食会の開催費用の一部を後援会として支出していたにもかかわらず、それをお伝えしなかったとの事実があったことから、その修正を行った」と述べた。  そのうえで「会計責任者である私の公設第1秘書が、政治資金収支報告書不記載の事実により略式起訴され、罰金を命ぜられたとの報告を受けた」とし、「こうした会計処理については、私が知らない中で行われていたこととはいえ、道義的責任を痛感している。深く深く反省するとともに、国民の皆さまにおわび申し上げます」と陳謝した。 18:05「国会でも答弁ただし、おわび」  安倍晋三氏は冒頭発言を続けた。24日に大島理森衆院議長と山東昭子参院議長に対し「内閣総理大臣として行った答弁をただすための機会をいただきたいとの申し出を提出させていただいた」と説明。その上で「国会においても事実関係を説明し、答弁をただし、おわび申し上げなければならないと考えている」と述べた。安倍氏は25日に国会に出席する。  続けて「今般の事態を招いた私の政治責任はきわめて思いと自覚しており、真摯(しんし)に受け止めている」とも語った。 18:10「手持ち資金で支出」  記者との質疑応答が始まった。  安倍晋三前首相は記者会見で資金の捻出元について問われると、「私のいわば、預金からおろしたものを」としたうえで、「私だけじゃなくて妻のものもそうなんですが、そうした支出一般について、事務所で支払いを行いますので、そうした手持ち資金としてですね、支出をしたということであります」と述べた。 Source : 社会…

燃料デブリ取り出し開始、2021年は断念 コロナ影響

 国と東京電力は、福島第一原発事故で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の2021年中の取り出し開始を断念する方針を固めた。11年12月に廃炉工程表で開始目標を「10年以内」と掲げて以来、取り出し規模を縮小しながら目標時期を維持してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大で作業が遅れ、事故から10年を前に見直しを余儀なくされた。24日、政府の廃炉・汚染水対策の会議で発表する。  デブリ取り出しは廃炉の行方を左右する最大の難関。極めて強い放射線を出すためロボットも容易に近づけず、硬さや組成も詳しくわからない。国と東電は昨年12月の工程表改訂で、格納容器内部の調査が最も進んでいる2号機から、21年中に数グラム程度を試験的に取り出すと決定。英国で専用のロボットアームの開発を進めていた。  だが、政府関係者によると、英国で8月ごろに予定していたアームの動作試験が、新型コロナの影響でまだ始まっていないという。来春以降に日本に運んで試験を実施する方向で調整しており、取り出し開始は22年以降に延期する。  福島第一の廃炉は機器のトラブ… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

3千万円は起訴基準以下、でも秘書立件 特捜部判断とは

 「桜を見る会」前日の夕食会の費用を報告しなかったのは政治資金規正法違反(不記載)だとして、東京地検特捜部が24日、安倍晋三前首相の公設第1秘書を略式起訴した。秘書は、夕食会を主催した政治団体「安倍晋三後援会」の代表を務めていた。政治資金収支報告書に記載しなかったとされる収支は、合わせて約3千万円だった。  収支報告書への虚偽記載や不記載をめぐっては、収支報告書の不備を修正すれば済むような「形式犯」に検察権を行使するべきではないとの批判がかつてあった。  「批判をかわすため、ある程度大きい金額、原則1億円以上でないと公判請求しないという基準ができた」と説明するのは、東京地検特捜部の元副部長・若狭勝弁護士だ。こうした起訴基準を設けることについて、「政治情勢によって判断を変えると、公平性を欠くし、政治と検察の距離感が問題視されかねない」と妥当性を強調する。 若狭氏「弾力的に運用」、今回の判断は  1億円未満ならば公判請求をせ… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

東京の新規感染者888人、最多を更新 重症者は73人

 東京都は24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに888人確認したと発表した。17日の821人(修正値)を上回り過去最多を更新した。これで10日連続で曜日ごとの最多も更新した。一方、「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO〈エクモ〉)を使用」とする都基準の重症者数は73人で、前日から4人増えた。  感染者888人を年代別で見ると、20代が240人で最多。30代が184人、40代が143人、50代が121人と続いた。65歳以上の高齢者は93人だった。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

千葉・いすみの養鶏場で鳥インフル検出 東日本は今季初

 千葉県は24日、いすみ市の養鶏場で死んでいた鶏からH5亜型の鳥インフルエンザが検出されたと発表した。鳥の感染力や致死率が高い高病原性の疑いがある。鳥インフルの確認は今季、西日本で相次いでおり、国内13県目。東日本では初めてとなる。  県によると、この養鶏場では採卵用の鶏約116万羽が飼育されており、2019年時点では全国2番目の飼育羽数にあたる。県は、自衛隊の災害派遣を要請し、飼育されているすべての鶏を殺処分する。発生農場の半径3キロ以内にある2農場で鶏や卵の移動を制限、半径3~10キロ以内にある8農場で搬出を制限する。  23日に鶏舎6棟のうち1棟で220羽が死んでいるのが見つかり、県に連絡した。県の簡易検査で陽性が判明。24日に農林水産省の遺伝子検査で陽性が確定した。(今泉奏) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

混入問題の小林化工、ジェネリック協会が理事から除外 

 小林化工の睡眠導入剤成分の混入問題を受け、日本ジェネリック製薬協会(東京、会員40社)が、同社を理事から外すことを17日にあった理事会で全会一致で決めたことがわかった。理事会に出席した小林広幸社長は「重大な事案が発生して申し訳ない」と謝罪したという。福井県が同社に対し長期の業務停止処分を検討中で、協会は県の処分後に協会の処分を検討する。  問題の薬は、特許が切れた薬と同じ成分の薬を厚生労働省の承認を得て販売する「ジェネリック医薬品」だった。協会の佐藤岳幸(たけゆき)理事長は取材に「製薬会社は命に直結する非常に重大なものを扱う。業界全体の問題と捉えなければならない」と語り「ダブルチェックを徹底するなどし、ヒューマンエラーのリスクをゼロにするよう努めるべきだ」と話した。協会によると、処分で最も重いのが除名で、ほかに期限つきの資格停止などがある。  一方、日本薬剤師会(東京)にも7日に小林社長が訪れ、「薬品業界全体に影響を与えて申し訳ない」と謝罪したという。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

妊娠届、10月も6%減 コロナ禍影響か、人口減加速も

 全国の市区町村に今年8~10月に提出された「妊娠届」の件数が、前年同月比で1・0~6・6%減った。厚生労働省が24日発表した。1~10月の累計件数も5・1%減と、前年比で大きな幅で落ち込んでいる。新型コロナウイルスの感染拡大が影響している可能性があり、人口減少がコロナ禍でさらに加速するおそれがある。  厚労省が新型コロナの妊娠への影響を調べるために調査している。今年8月の届け出件数は前年同月比6・0%減の6万8559件、9月が同1・0%減の7万1865件、10月が同6・6%減の7万4993件だった。  妊娠届は今年4月は前年と比べて0・3%減にとどまっていた。新型コロナの感染拡大を受け、政府はこの4月に緊急事態宣言を発令している。その翌月の5月になると妊娠届の件数は17・6%減と急落。6月は同5.7%減、7月は10・9%減と大きな落ち込みが続いている。  2019年通年の妊娠届の件数は前年より3・3%減っており、今年の落ちこみ幅はそれを上回って推移している。  妊娠届は、妊娠が分かると母子健康手帳を受け取る際に自治体に提出する。厚労省によると、9割以上の人が妊娠11週までに届け出ているという。(浜田知宏) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

感染ゼロだった岩手、死者が東北最多 5%超の高死亡率

 新型コロナウイルスによる岩手県内の死者は20人に上り、東北6県で最多となっている。感染者に対する死者の割合は5・83%で、全国的にも高い数字だ。県は医療機関や福祉施設でのクラスター発生が主な要因としている。  県によると、20人はいずれも基礎疾患がある65歳以上の高齢者。11月22日に県内初の死者が出た後、12月14日に10人を突破。その後、1週間余りで20人に達した。この間、クラスター(感染者集団)が発生した鶯宿温泉病院(雫石町)の関連の感染者が増え、23日現在で98人となっている。  県内では23日に新たに2人の感染が確認され、感染者の累計は343人。23日午後7時現在の東北の感染者数と死者数は、青森県が403人で6人(死亡率1・48%)、宮城県が1873人で13人(同0・69%)、秋田県は104人で1人(同0・96%)、山形県が334人で3人(同0・89%)、福島県が782人で14人(同1・79%)。  岩手での死者が多いことについて、県医療政策室はクラスターが発生した病院や福祉施設にウイルスが入ったことが直接的な要因と分析。ただ、工藤啓一郎室長は「何度もPCR検査して患者を隔離したり、重症化防止のため医師や看護師を多く配置したりして(感染拡大を)抑えられつつある」としている。  県は23日、鶯宿温泉病院を調… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

英国でさらに感染力強いコロナ変異種 南アから流入か

 従来の新型コロナウイルスより最大7割感染力が強いとされる変異種が見つかった英国で、別の変異種の感染が2例確認された。ハンコック保健相が23日、明らかにした。いずれも数週間以内に南アフリカから入国した人と接触があったという。この変異種は先に確認された変異種よりさらに感染力が強いという。  ハンコック氏は記者会見で、過去2週間で南アに滞在した人や、それらの人に近くで接触した人に対し自主隔離を求めた。新たな変異種については、英国で見つかった変異種よりさらに変異が進み、感染力も強いとし、「非常に心配している」と述べた。24日午前9時以降、英国籍者ら一部を除き、南アから英国への入国を一時的に禁止する。直行便の乗り入れも禁止するという。  会見に同席したイングランド公衆衛生庁のスーザン・ホプキンス博士は、この変異種について「ワクチンが効く強力な証拠がある。ワクチンは強い免疫応答を生み出し、ウイルスの多くの変異に対して作用するからだ。私たちがもっているワクチンには全幅の信頼を置いており、接種をお勧めする」と述べた。  英国では23日、新型コロナで入院している患者の数が2万人を超え、第1波のピークとほぼ同水準になっている。この日の死者も744人にのぼり、4月下旬並みの多さとなった。  ハンコック氏は、感染者の数が先週、英国全土で57%増えたと述べた。感染拡大の状況に応じて導入している4段階の抑止策について、26日から各地で警戒レベルを引き上げることも明らかにした。(ロンドン=下司佳代子) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル