2021年11月12日 14時18分 愛知県東浦町の知的障害者施設「なないろの家」で入所者が相次いでけがをした事件で、県警は12日、入所者2人に対する傷害罪で実刑判決を受けた元非常勤職員の水野有幸容疑者(46)を、別の入所者に対する傷害致死の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は、2019年3月6日夕から7日朝、入所者の男性(当時49)の腹を蹴り、腸に穴が開くけがを負わせ、同月8日に搬送先の病院で死亡させたというもの。死因はこのけがによる「急性汎発(はんぱつ)性腹膜炎」だったという。 この施設では、他に50代男性2人と80代男性の計3人が腹にけがをし、うち50代の1人が約3カ月後に死亡した。水野容疑者は80代男性と死亡した男性に対する傷害罪で起訴され、名古屋地裁は9月30日、懲役2年4カ月の実刑判決を言い渡し、確定。水野容疑者は3月、起訴分に含まれなかった、もう1人の50代男性への傷害容疑で逮捕され、名古屋地検が捜査している。 地裁判決などによると、水野容疑者は空手の有段者で、知的障害のある入所者の生活支援をしていた。 愛知県は10月、施設の運営法人に対して新規利用者の受け入れを3カ月間停止する行政処分を出した。法人側は第三者検証委員会を設置して、運営体制や、事故や苦情への対応のあり方について検証している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東急大井町線の一部区間で運転見合わせ 踏切でタクシーと接触
2021年11月12日 11時27分 東急電鉄によると、東急大井町線の自由が丘―九品仏駅間の踏切(東京都世田谷区)で12日午前8時35分ごろ、タクシーと列車の側面が接触した。この事故の影響で、溝の口―大岡山駅間で運転を見合わせている。遮断機が下りていた踏切にタクシーが入り込んできたという。列車の乗客にけがはなかった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
沖縄空手は単なる武道にあらず 結婚式で演武、小学校より多い町道場
東京五輪・パラリンピックで初めて空手が採用され、沖縄の空手界が活気づいている。伝統の武芸が世界の脚光を浴びて、地域振興にも弾みがつくと期待が高まる。一方で、先端技術を活用して新しいスポーツを生み出そうという地域もある。「ご当地スポーツ」の現在を探った。 世界に愛好家1億3千万人 10月下旬、沖縄県豊見城市の高台に立つ沖縄空手会館を訪れた。エントランスを入ると真正面に、地元紙の大見出しが躍っている。 「喜友名 金」「県勢初の快挙」。見出しに囲まれた写真は沖縄市出身の喜友名(きゆな)諒(りょう)選手の雄姿。東京五輪の空手・男子形での優勝を報じる号外だ。 会館は「空手発祥の地・沖縄」を国内外に発信する拠点として、県が2017年3月にオープンさせた。 国際大会も開ける競技コート4面を備えた道場のほかに、赤瓦の屋根の特別道場があり、高段者の昇段試験や名人の演武に使われている。本場の空手を体験しようと国内外から訪れる人に最適の流派や道場をアドバイスする案内センター、沖縄空手の歴史を学べる展示施設もある。 空手の起源には諸説あるが、琉球王国の士族が教養として身につけた護身術がルーツとされる。大正時代に本土の大学生に伝えられ、移民や米兵らによって海外にも広まった。 「現在、世界199の国と地域に1億3千万人の空手家、愛好家がいます」 そう胸を張る佐和田勇人(は… この記事は有料会員記事です。残り1273文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
~のよ、~だぜ…人気翻訳者が女言葉・男言葉を「必要悪」と言う理由
会員記事 聞き手・刀祢館正明2021年11月12日 12時00分 翻訳小説を読んでいると、女性なら「そんなこと言ってないわ」とか、男性なら「俺は平気さ」といった言い方が登場することが少なくない。実際にそんな言葉を使う人はいまや少ないのではと思うが、翻訳者はどのように考え、訳しているのだろう。「ダ・ヴィンチ・コード」などの翻訳で知られる文芸翻訳者の越前敏弥さんに聞くと、話は翻訳論にまで及んだ。 ――女言葉や男言葉を、実際、翻訳する際にどの程度使っていますか。 「全く使わないわけではなく、最小限にしようと努めています」 ――最小限とは。 「ある種の必要悪、ですかね。この言葉がいいのかわかりませんが。一般に、文字の媒体は映像の媒体と違って、顔は見えないし声は聞こえません。僕が翻訳するフィクションの世界の場合、メリハリをつけざるを得ないということがあります」 後半で、越前さんは『ダ・ヴィンチ・コード』の翻訳で「わ」使ったことを挙げつつ、女言葉・男言葉と向き合ってきた試行錯誤の日々を振り返ります。越前さんがいつも頭においているという「書き手が日本語を知っていたら?」という言葉の意味とは――。 ――メリハリ、ですか… この記事は会員記事です。残り2025文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
まだ来ぬ東京の「木枯らし1号」 今年はいつ? 近畿と観測に違いも
吉沢英将2021年11月12日 7時00分 冬の訪れを告げる風物詩「木枯らし1号」。今年は近畿地方で10月下旬に観測されたが、東京ではまだだ。なぜなのか。そもそも観測されない年もあるという。発表の基準を調べると、観測をめぐるあいまいな世界が浮かんできた。 木枯らし1号の定義はこうだ。「冬型の西高東低の気圧配置となったうえで、最大風速が8メートル以上の北寄りの風がシーズン最初に吹いたもの」。発表されるのは、東京(気象庁)と近畿(大阪管区気象台)のみで、東京では10月半ばから11月末、近畿は10月下旬から12月下旬と発表には期限がある。 東京、観測のチャンスも…… 近畿では10月23日に発表された。昨年と同日で、記録が残る1955年以降で観測史上最速だった。東京でも10月17、20、23日にチャンスはあった。いずれも冬型の気圧配置になり、北寄りの風が吹いたものの、最大風速が0・7~2・4メートル足りなかった。 気温はそんなに変わらないのに、東京と近畿では何が違うのか。東京で発表を担う気象庁天気相談所の竹村正弘所長は「観測地点の数も影響しているのかもしれない」と話す。東京で1号の観測を判断するのは「北の丸公園」(千代田区)内にある観測地点1カ所だけ。一方の近畿では、6府県七つの観測地点のうち、複数で条件を満たせば1号と認定される。 このため、東京では1号が観測されなかった年が記録が残る1951年以降、6回ある。2018、19年には2年連続だった。近畿は92年の1度だけだ。なぜ観測地点の数が異なるのかは、不明だという。 発表は「慣習」 そもそも、なぜ東京と近畿だけ発表するのか。「報道機関の要請を受け発表を始めたと言われているが、詳しい経緯はよくわからない」と竹村所長は言う。桜の開花や初雪などは気象庁の観測業務規定に基づき発表される一方、木枯らし1号は規定にない。慣習で公表しているという。 木枯らし1号が吹きそうな時期になると、天気相談所には報道機関や民間気象会社からの問い合わせも増えるという。東京での1号をめぐり、天気相談所が落ち着かない日々は続きそうだ。(吉沢英将) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「車が穴に落ちた」3人重軽傷 深さ6m、未明の陥没原因は 北海道
川村さくら、榧場勇太2021年11月12日 8時42分 11日午前3時15分ごろ、北海道三笠市本町の道道岩見沢桂沢線で「運転中に車が穴に落ちた」と、運転していた会社員男性(26)から110番通報があった。道によると、穴は道路が陥没してできたもので深さ最大約6メートル、広さ縦約7メートル、横約7メートル。車は転落し、男性の20代の姉が骨盤骨折などの重傷、10代の妹と男性は軽傷を負った。 岩見沢署によると、事故発生前の11日午前3時ごろ、現場を通りかかった別の車の運転手から「道路が陥没している」と110番通報があり、警察官が現場に向かっていた。転落した車の男性は自力ではい上がり、後部座席の姉妹はまもなく救急隊員らに救助された。 男性は取材に「暗くて穴は見えなかった。落ちた瞬間は土砂崩れでも起きたのかと思った。もし、ほかの車も落ちてきていたら死んでいた。誰も死ななくてよかった」と話した。隣り合わせに座っていた姉と妹は、落下の衝撃で場所が入れ替わっていたという。 気象庁によると、三笠市に隣接する岩見沢市の9日夕からの24時間降水量は90ミリで、同市の11月としては観測史上最多だった。救助活動をした三笠消防署員は「穴のふちの土がぼろぼろ落ち、地盤がゆるんでいる感じがあった」と言う。 道路を管理する道建設部は11日夕、会見を開いた。陥没の原因は降水による可能性もあるとしつつ、現時点で土砂の流出が確認されていないことから、地下にもともと空間があったか、地盤が沈下して空間ができた可能性もあるという。 岩見沢桂沢線は1976年に道道に指定され、84年に改良工事が行われた。陥没した場所の付近では7~8年前に舗装の補修工事が行われた。これまで同線のほかの場所で陥没は確認されていないという。 事故を受け、現場から西に2・5キロの区間が通行止めになった。付近の地盤がゆるんでいるため、重機を入れると再び陥没する危険があり、車両の引き上げや埋め戻しのめどは立っていないという。(川村さくら、榧場勇太) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「子どもなら簡単に殺せると」 刃物持ってこども園侵入容疑の男供述
三井新、武井風花2021年11月12日 8時43分 宮城県登米市の認定こども園「豊里こども園」に刃物を持った男が侵入した事件で、建造物侵入容疑で逮捕された無職の大槻渉容疑者(31)=同市豊里町迫=が「子どもなら簡単に殺せると思った」と供述していることが、県警への取材でわかった。 捜査1課などによると、大槻容疑者は事件前、「自殺はできない。最低2人は殺さないと、死刑にならない」と考えるようになったという。県警は11日朝、建造物侵入と銃刀法違反の容疑で仙台地検に送検した。 事件から2日が経った同園ではこの日の朝、登米署員数人が園児の登園を見守った。1歳の娘を送り届けた父親(34)は、事件について「のどかな街なのでびっくりした。娘に何かあったらと思うと怖い」。不審な行動をしていた容疑者を見つけ、園児を避難させた園の対応について「素晴らしいです」と話した。 県は11日までに、認定こども園などの保育施設約1100カ所や、私立・公立幼稚園計約200園に対し、不審者への対応について再確認するよう求める通知を出した。(三井新、武井風花) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
不動産会社元社長の無罪確定へ 明浄学院事件 大阪地検が控訴断念
松浦祥子、浪間新太2021年11月11日 18時37分 学校法人「明浄学院」(大阪府熊取町)の土地売却をめぐり、手付金21億円を着服したとして業務上横領罪に問われた不動産会社「プレサンスコーポレーション」(大阪市)の山岸忍元社長(58)を無罪とした大阪地裁判決について、大阪地検は11日、控訴を断念したと発表した。山岸元社長の無罪が確定する。 地裁判決は、山岸元社長が2016年、学校法人元理事長=同罪で実刑判決確定=に18億円を貸し付けた際、元理事長が発案した横領計画を知らなかった可能性が否定できないとした。 検察側は、山岸元社長の部下が山岸元社長に横領計画を説明したとする捜査段階の供述を、有罪立証の柱に据えていた。だが、判決は、取り調べの際、検察官が「(プレ社の)評判をおとしめた大罪人。会社が被った損害を賠償できるのか。それを背負う覚悟で話しているのか」と発言したと指摘。真実とは異なる供述をさせかねない発言だったと認め、部下の供述は信用できないと判断した。 大阪地検の八沢健三郎次席検事は「関係証拠を精査したが、控訴審で判決の認定を覆すことは困難であると判断した」とコメントした。検察幹部の一人は「供述の変遷理由を(取り調べで)もっと丁寧に聞くべきだった」と話した。 山岸元社長は「検察庁にようやく真相を理解してもらえたことに、今はただ、ほっとしている」とした。 「供述頼み」の捜査、立証に警鐘 2010年に発覚した大阪地検特捜部検事による証拠改ざん事件をきっかけに、検察は捜査や立証のあり方の抜本的な見直しを進めてきた。証拠が改ざんされた郵便不正事件では、見立てに沿った捜査で厚生労働省元局長の村木厚子さんが逮捕、起訴され、後に無罪が確定した。検察は11年に制定した「検察の理念」で、取り調べの際、必要な配慮をして真実の供述が得られるよう努める、という項目を盛り込んだ。 だが、今回の判決で、検察官の取り調べが「真実と違う供述をさせかねない」と指摘された。山岸元社長の弁護人を務めた秋田真志弁護士は「証拠の分析が不十分なまま捜査し、見立てに合わせる形で供述をつくった。供述に頼った点で、10年前と全く同じことを繰り返した」と批判した。 村木さんの無罪を受けて当時の法相が設置した「検察の在り方検討会議」で委員を務めた後藤昭・一橋大名誉教授は「検察は仮説に固執し、客観的な証拠と合っているかという吟味が足りなかったのではないか。結果として、動揺しがちな関係者の供述に頼りすぎた」と指摘する。検討会議が提言した「取り調べの録音録画(可視化)の拡大」を受け、検察官の取り調べの録音録画も一般的に行われるようになった。後藤氏は「可視化によって、裁判所はどのような取り調べで作られた調書か検証しやすくなり、厳しい目で判断している。『これくらいは大丈夫だろう』という現場の感覚を変えるのは容易ではないが、こうした判例を検察内部で浸透させていく必要がある」と話した。(松浦祥子、浪間新太) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「愛とは何か」記者の問いに寂聴さんは ペン一本、書き続けた人生
ペンを握る右手の指は曲がったままだった。背骨の圧迫骨折もそう。70年以上、机に向かったからだ。亡くなる直前まで書いた。 「88歳が人生で一番いいとき、あとは老いてぼろぼろよ」と語っていたように80代後半から何度か生死をさまよった。だが瀬戸内寂聴さんは不死鳥のごとくよみがえった。2015年春も骨折やがんを乗り越えたばかり。このとき92歳11カ月。京都・嵯峨野の寂庵(じゃくあん)で法話し、力強く言った。 「命がある限り書く」。書くことへの意欲を失わない作家の情熱に打たれ、連載エッセー「寂聴 残された日々」を持ちかけた。毎月届くのは万年筆の手書き原稿。「遺言だと思って書いている」と言ってくれた。ペンを握ったまま、机の上の原稿用紙にうつぶせになって死ぬことが理想だった。 記者(41)は瀬戸内寂聴さんが2014年に背骨の圧迫骨折やがんで闘病していたころに取材を始めた。朝刊の連載エッセー「寂聴 残された日々」を持ちかけ、毎月、京都・寂庵(じゃくあん)で開かれる法話を聞いた。国会前での安保法制への抗議、岩手・天台寺での青空説法、各地であった著名人との対談などにも同行した。平成が終わる19年には「愛」をテーマにインタビューした。7年に及ぶ取材で、プライベートでも懇意にして頂いた。 なぜ書き続けるのか聞いたことがある。「まだ、お母さんともしゃべれない幼い娘を捨てて文学の世界に飛びこんだから、書き続ける責任がある。私は幸せになっちゃいけないの」 ペン一本で生きた寂聴さんは戦後の自立した女性の先がけだ。そこには戦争体験がある。防空壕(ごう)で焼け死んだ母のことを、よく語った。15年に安保法制に反対して京都から国会前に行くと言いだしたのは抗議集会の2日前。死も覚悟した。「愛する人と別れること、愛する人が殺されること、それが戦争。命ある限り、戦争の恐ろしさを伝える」 普通の人が嫌いだった。「だって面白くないじゃない」。常識にとらわれない奔放さが人をひき付けた。肉と赤ワイン、日本酒を囲むたびに出てくるのはビッグネームばかり。川端康成、三島由紀夫、美空ひばり、勝新太郎、岡本太郎、美智子さま……。寂聴さんしか知り得ないエピソードが満載だった。 多くの人に愛されたのは文学や仏教の知識、波乱に満ちた人生経験から紡がれる言葉に加え、尽きることのない好奇心や人間味あふれた愛らしさではなかったか。あらゆる政党から選挙に出ないかと誘われたが、すべて断った。政治とは距離を置き、文化人を貫いた。 若者にも期待した。晩年は66歳離れた女性秘書と過ごし、ケータイ小説を書き、スマホも使いこなした。「青春は恋と革命」「100冊の本を読むより1回の恋愛」と語った。 幼いときは体が弱かった。母に言われ、豆ばかり食べた。51歳で得度したのは1973年11月14日。仏教にこだわったわけではない。カトリックの洗礼を受けていた遠藤周作に頼み、神父を紹介してもらった。その神父が逆に寂聴さんに悩みを打ち明け始め、キリスト教はやめたそうだ。 僧侶としての務めだからと、コロナ禍の前まで数十年間、寂庵で法話を続けた。東日本大震災など災害のたびに現地に飛び、天台宗の開祖・最澄の言葉「忘己利他(もうこりた)」を挙げた。「己を忘れ他を利する。人を幸せにすることこそ、もっとも高尚」と説いた。 自らの恋や不倫も隠さず、名言も数知れず。「恋は雷に打たれるようなもの」「あらゆる世界の名作は不倫」「生きることは愛すること。愛することは許すこと」。好きな1字はもちろん「愛」。その愛とは何か聞いた。 「愛する人と2人、窓の外を… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
児童養護施設職員が入所していた少女2人と性交 強姦罪などで起訴
会員記事 大宮慎次朗、土居恭子2021年11月12日 5時00分 神奈川県内の児童養護施設で2016~17年、施設に入所していた少女2人と性交したとして、職員の30代の男が強姦(ごうかん)罪(現・強制性交罪)などで起訴されていたことが分かった。捜査関係者によると、今年7月と8月に逮捕された際、容疑を否認していたという。 複数の関係者によると、少女2人は、子どもと職員ら10人程度が暮らす「地域小規模児童養護施設」に入所していた。起訴状によると、男は16年11月中旬ごろ、施設の宿直室内で、少女が13歳未満と知りながら性交したとして、強姦罪に問われている。また、17年12月23~24日ごろには、別の少女が18歳未満と知りながら職員としての立場を利用して宿直室内で性交したとして、児童福祉法違反罪(淫行をさせる行為)に問われている。 男は当時、職員の1人として少女らの生活支援業務をしていたという。少女の1人から被害の申告を受けて神奈川県警が男を逮捕。男は8月13日に児童福祉法違反罪で起訴され、9月14日に強姦罪で追起訴された。 施設を設置した社会福祉法人の幹部は取材に「厳粛に受け止め、行政と相談しながら再発防止に努める」と話した。10月に事件の検証委員会を立ち上げたという。 「中で何が起きているか見えづらい」指摘も 事件の現場となったのは、地… この記事は会員記事です。残り595文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル