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棚橋咲月 小野太郎
25日午後2時ごろ、沖縄県伊江村の米軍伊江島補助飛行場でパラシュートの降下訓練をしていた米兵3人が、基地の外に着地した。沖縄防衛局によると、被害は確認されていないという。防衛局は現地に職員を派遣し、米軍側に事実関係の確認を進めている。
パラシュート降下訓練をめぐっては、1996年に伊江島補助飛行場に集約することで日米が合意し、2007年に米軍嘉手納基地(嘉手納町など)での訓練は「例外的な場合に限る」と確認した。だが、その後も嘉手納での訓練は繰り返されており、昨年12月19日と今月19日には地元自治体が反対するなか行われた。
沖縄県の池田竹州(たけくに)副知事は25日、県庁で沖縄防衛局の伊藤晋哉局長と外務省沖縄事務所の宮川学沖縄担当大使に対し、「周辺住民をはじめ、県民に多大な不安を与えるものであり断じて許すことはできない」と知事名で抗議した。(棚橋咲月、小野太郎)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル