本井宏人
モロッコの大地震を受け、岐阜県は13日、モロッコガーデンがある可児市のぎふワールド・ローズガーデンで義援金の募集を始めた。岐阜市の県庁や各地の県総合庁舎にも募金箱を置いた。モロッコ大使館や日本赤十字社を通じて支援にあてるという。
ローズガーデンでは、西ゲートに募金箱を置き、モロッコガーデンの入り口には義援金募集のお知らせを張り出した。噴水やモザイクタイルが楽しめるモロッコガーデンは昨年10月にオープン。モロッコから職人10人が訪れて作業にあたった。「ゆかりのある岐阜から、支援の気持ちを伝えられれば」と担当者。
美濃加茂市でも、市役所など3カ所で救援金を受け付けている。同市にある中部国際医療センターの山田実紘理事長が名誉領事に任命されたため、2018年11月に中部地方で唯一のモロッコ名誉領事館が置かれた。
名誉領事館がある市役所駅南分室を訪れた市内の女性(63)は「ニュースで地震のことを知った。何かできることを」と、受付箱に紙幣を入れていた。
可児市も、市役所など3カ所で救援金の受け付けを始めた。いずれも県や日本赤十字社を通じて救援や復興にあてられるという。(本井宏人)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル