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北朝鮮への「帰還事業」が始まって60年となった14日、出発地となった新潟港では、北朝鮮での苦しい生活で亡くなった人を追悼する集会が開かれた。
この帰還事業では、9万人以上の在日朝鮮人や日本人妻らが、「地上の楽園」と宣伝された北朝鮮へ渡った。
しかし、多くの人が貧困や人権侵害に苦しみ、今も日本に戻れず、家族が離れ離れになるなど影響が続いている。
脱北者・川崎栄子さんは、「どれだけたくさんの犠牲者が出たか。また、北朝鮮の人権侵害というのが、どれほどのものかということを知っていただきたい」と話した。
追悼集会では、北朝鮮に渡り、その後、脱北した人たちも参列し、現地で亡くなった人を悼むとともに、家族の再会など問題の解決を願っていた。
(NST新潟総合テレビ)
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