群馬県中之条町にある四万温泉の魅力を外国人観光客にアピールしようと、地元の高校生が英語版のマップをつくった。「四万温泉を訪れる外国人観光客の役に立ってもらえれば」と、温泉街での配布が始まっている。
手がけたのは、県立吾妻中央高校普通科の3年生、町田ひなのさん(17)。「総合的な探究の時間」の授業で取り組んだ。
温泉文化をユネスコの無形文化遺産に登録する運動が始まったことを知り、関心を持ったという町田さん。「それには海外に魅力を発信することが大切」と考え、四万温泉を題材にすることを決めた。
8月初めに四万温泉協会を訪ねると、宮崎博行事務局長から「予算不足で英語版のマップを作れなかった」という話を聞いた。そこで、マップ作りを思い立ったという。
町田さんは同校で外国語指導…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル