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大阪府と大阪市が、すべての大阪市立高校(21校)を2022年4月に府へ移管することで基本合意した。都構想の実現をにらみ、先行して協議が進んでいた。来年夏までに、府市のプロジェクトチームが詳細な移管計画をまとめ、双方の議会に関連条例の改正案を諮る。
市立高校の府への移管は11年、橋下徹市長(当時)が表明。通学範囲の広い高校教育については広域行政が担うという方針のもと、財政面などの課題が検討されてきた。16年には市立特別支援学校12校が府に移管されている。
府市の案によると、高校の用地や校舎などの資産は市が府へ無償譲渡。学校名は府市で協議し、最終的に府が決めるという。
市立高校は現在21校。市教委…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル