休日の皇居内に、プリンセス2人が姿を見せた。
5日午後、皇居内の宮内庁楽部で開かれた秋季雅楽演奏会。天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは白、秋篠宮家の次女佳子さまは赤の服装で、笛や篳篥(ひちりき)などの演奏に聴き入った。
学習院大学文学部3年生の愛子さまが、雅楽演奏会を鑑賞するのは初めて。
同庁によると、もともと日本文学や日本文化に興味や関心があり、昨年、日本の伝統芸能に関する授業を選択したこともあって、鑑賞を希望したという。
今年3月に臨んだ成年皇族となって初めての記者会見。愛子さまは大学2年生の時に日本語日本文学系を選択したと説明していた。
「日本語のルーツや文法など、日本語に関する基礎的な事柄を幅広く学習しております」
「平安時代から昭和初期にかけての多様な文学を通して様々な考察を深める授業であったり、紀行文を民俗学的な視点で読む授業などを履修しております」
関心のある分野は「模索中」とし、「以前から興味を持っておりました、『源氏物語』などの平安時代の文学作品、物語作品を始め、古典文学には引き続き関心を持っております」と述べていた。
しかし、愛子さまはいまだキャンパスライフを送れていない。新型コロナの感染防止の観点から、大学入学後から通学を控え、オンラインで授業を受講する。
愛子さまの思いについて、側近はこう説明する。
「ご登校になりたいお気持ち…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル