世界最大級の旅行予約サイト「ブッキングドットコム」からの入金が滞っているとして、宿泊業者11社が20日、計約3670万円の未払いの宿泊料金分について、賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。ブッキングドットコム側は「支払いシステムの更新で、予期せぬ技術的な問題が発生した」と説明している。
原告は東京や大阪、沖縄など8都府県の宿泊業者。請求額は1社あたり、約10万円~約1600万円。訴状などによると、宿泊者がブッキングドットコムの予約サイトを通じて支払った料金を受け取る契約を締結しているが、今年7月以降、滞っているという。
原告側は、同社と契約を結んでいることから、料金を支払わないのは横領行為で、「故意による不法行為だ」と主張している。
原告会社「頼らざるをえない」
岐阜や奈良でホテルなどを経…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル