原田悠自
2022年分の所得税などの確定申告が2月から始まるのを前に、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が17日、東村山税務署(東京都東村山市)でスマートフォンを使った電子申告「e―Tax(イータックス)」を体験した。
栗山監督は同税務署が管轄する東京都小平市出身で、スマホ申告の利便性をPRしてもらおうと企画された。
この日、栗山監督は税務署職員の説明を受けながらスマホを操作。給与所得の源泉徴収票をスマホのカメラで撮影すると、所得金額などが自動的に入力される機能があることなどを確認した。体験を終え、栗山監督は「これほど便利で簡単なのかと驚き、申告方法も進化しているなと感じた。(日本代表の)選手も含め、多くの人に仕組みを知ってもらえたらうれしい」と話した。
税務署での申告は2月16日から始まるが、国税庁は、新型コロナの感染対策にもなるとして自宅や職場からスマホを使った申告を呼びかけている。(原田悠自)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル