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将棋会館で始まった異例の名人戦第3局=迫和義撮影
豊島将之名人（30）=竜王とあわせ二冠=に渡辺明三冠（36）が挑戦する第78期将棋名人戦七番勝負（朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛）の第3局が25、26の両日、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。ここまで1勝1敗のタイ。コロナ禍で日程と対局場が変更されたことから、38年ぶりに将棋会館で名人戦が行われる。
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両対局者は24日、宿泊先のホテルで取材に応じた。豊島名人は「第2局はかなり悪くした局面もあったが、一つ勝てた。伸び伸びと指したい」、渡辺挑戦者は「改めて振り出しになった。第2局で悪かったところが出ないように気をつけて臨みたい」と話した。
対局は持ち時間が各9時間の2日制。豊島名人の先手番で25日午前9時に始まり、夕方に封じ手をする。26日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。立会人は塚田泰明九段（55）が務める。（村瀬信也）
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「後手は怖い」
阿久津八段は「後手が受けの勝負手を出さなきゃいけないような検討もしています。後手は怖いですよ。豊島名人が仕掛けるんじゃないでしょうか」と話した。
午前10時30分、豊島名人が…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル