北海道上富良野町は、三浦綾子の小説「泥流地帯」の映画化を支援するため、ふるさと納税の返礼品に三浦の直筆原稿の複製品を加えた。三浦綾子記念文学館(旭川市)が協力した。複製は1ページあたり1点に限定し、印刷物のほか、1点もののデジタル作品を証明する「NFT」を使ったデジタル複製も用意した。三浦作品の原稿の複製を第三者に譲渡するのは初という。 「泥流地帯」は1926(大正15)年の十勝岳噴火を題材に、復興に取り組む人々の姿を描く。舞台となる上富良野町では2018年、町民が「映画化を進める会」を立ち上げ、東京の映画制作会社が映画化の準備を進めている。 町もふるさと納税による収入… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
雪解け遅い山間地で半農半IT 古民家購入、「農」ある暮らし
5月21日午前6時、古民家に防災無線が響いた。 「どなぽん」こと飯田和馬さん(40)が目を覚まし、外へ出た。防災無線が目覚まし代わりだ。2020年11月、神奈川県から長野県信濃町に移住した。 日課は玄関まわりの草むしり 新潟県境近くで妙高山も見える山間地。「いくらでも生えてくるんですよ。毎日の日課です」。玄関まわりの草むしりを始めた。 遅い春を迎え、雪解け水が流れる音が聞こえる。玄関から50メートルも入れば山道になり、サンショウの木が花をつけていた。 山際を歩けばタラの芽もすぐ見つかる。地面からはネギのようなアサツキやノビルがそこら中に生えている。大きくなったコゴミがシダらしい葉を広げていた。 どなぽんは、草むしりを小一時間ほどして家に戻ると、コーヒー豆をひき始める。 一方、妻の「めろぽん」こと飯田真莉香さん(30)は朝は少し苦手。少し遅れて起床し、眠たそうに朝ごはんの用意を始めた。昨年庭で収穫したブルーベリーのジャムをヨーグルトの上にのせた。 この日午前、雨が断続的に降っていた。2人は「雨だとマルチ(土を覆う資材)を敷くのも難しいし、今日は農作業はダメかな」。大型連休ごろまで雪が残っていたという雪国。晴れていないとまだ肌寒い。どなぽんが居間のストーブをつけ、2人はイスに座ってスマホをいじり始めた。 ■スマホで取引先とやりとり… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Yu Darvish’s strong outing not enough as Padres lose to Giants
San Diego – Yu Darvish pitched seven innings of three-hit, one-run ball on Saturday, but the San Diego Padres bats were not able to back him up in a 3-1 loss to the San Francisco Giants. The Japanese right-hander, who has not won a game since June 20, made a […]
安倍元首相銃撃の容疑者を殺人容疑で送検 マスク姿で視線は前に
2022年7月10日 10時03分 【動画】山上徹也容疑者を殺人容疑で送検=渡辺七海撮影 安倍晋三元首相(67)が奈良市内で街頭演説中に銃で撃たれて殺害された事件で、奈良県警は10日午前、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した無職の山上徹也容疑者(41)=奈良市大宮町3丁目=を殺人容疑に切り替え、奈良地検に送検した。 山上容疑者は10日午前9時ごろ、県警奈良西署から警察官と共に車両に乗り込み、前後をパトカーなどに挟まれて奈良地検に向かった。白いマスクを着け、視線は前に向けていた。同9時20分ごろ、地検に入った。 県警によると、山上容疑者は8日午前11時32分ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前の路上で安倍氏に背後から近づき、手製の銃を発砲して殺害した疑いがある。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
団地のベランダになぜひもが 20人に1人が外国人、町で感じた未来
「ふぅ……」。 恵比寿の洋菓子店「LESS(レス)」(東京都目黒区)。この店で働く香港出身のポウ・テッキ・サンさん(33)はパウンドケーキを焼く準備を終え、一息ついた。 「日本は製菓教材が丁寧で、基礎から学べる」。そんな理由から2018年、来日した。大阪の製菓専門学校を卒業後、著名な洋菓子店に勤め、21年8月からレスで正社員として働く。 せっかく日本に来たなら、とこれまでに休日は洋菓子店を巡り、多様なデザインや味にも触れてきた。「将来はパティシエとして店を持つのが夢。でも、わたしには5年しか滞在期間がない。もっといろんな場所を経験したいのに」 5年――。19年度に導入された、外国人が日本で働く際の在留資格「特定技能」1号の最長滞在期間だ。労働力の確保を目指して創設され、ポウさんは現在、この資格で働く。 制度は働く側、雇う側双方に不都合な面がある。ポウさんにとっては就労期限がある上、母国で暮らす父を呼び寄せられない。レスにとっては、優秀な人材を手放さざるを得なくなる。共同オーナーの坂倉加奈子さんは「うちも人手不足。ポウさんのように真面目で熱意あるパティシエはありがたいのに」と複雑だ。 職場で欠かせない外国人労働者の存在。今後さらに必要になると予測する調査もあります。たくさんの外国人と共生する社会とは、どのような世の中なのか。記事の後半では、住民の20人に1人が外国人という東京都内のある区で考えます。 いまや身近な存在となった外国人労働者。背景の一つは、少子高齢化に伴う国内の労働力人口の減少にある。労働政策研究・研修機構の試算では、17年に全国に約6720万人いた労働力人口は、40年には約2割減の約5460万人になる。東京も例外ではなく、同時期比で4・7%減るとの試算もある。 そこで期待されるのが外国人… この記事は有料会員記事です。残り1799文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ジェット音を響かせて頭上を…」のびるホース、米軍空中給油訓練か
富士山の西側、静岡県や山梨県の市街地上空で、米海兵隊が戦闘機への空中給油訓練を実施したとみられる模様が、地上の住民によって6月28日に撮影された。空中給油は訓練中の墜落事故も起きており、日本政府は安全のために「米側から、陸地上空では実施しないことを確認した」と説明している。だが、富士山周辺ではこの数年、空中給油の模様がたびたび撮影されている。 6月28日には山梨県在住の男性が同県南アルプス市で撮影した。空中給油機KC130と見られる機体からホースが出ており、2機の戦闘機につながっている様子が鮮明に写った。3機は青空にわいた白い雲の下を飛行していた。 撮影者の男性は「航空機がジェット音を響かせながら頭上を通ったのに気づき撮影した。給油機の後ろに戦闘機2機が張り付き、ホースは付いたり外れたりしていた」と話した。 甲府盆地や富士宮市上空での飛行を示す記録 航空機の飛行状況を示すイン… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Au Japon, ouverture des élections sénatoriales, deux jours après l’assassinat de l’ancien premier ministre
Les électeurs japonais ont commencé à voter, dimanche 10 juillet, pour renouveler la moitié de la Chambre haute du Parlement. Mais ce scrutin s’ouvre dans un contexte particulièrement lourd après l’assassinat, deux jours plus tôt, de l’ancien premier ministre Shinzo Abe lors d’un meeting électoral à Nara (ouest du pays). L’actuel […]
立候補者を脅迫疑い、男を逮捕 安倍氏銃撃の直後に「次はお前だ」
2022年7月10日 6時47分 長野中央署は9日、静岡市清水区上力町のパート従業員、植松明容疑者(67)を脅迫容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 署によると、植松容疑者は8日の午前11時50分ごろと午後0時25分ごろ、参院選に立候補している自民党の松山三四六氏の事務所(長野市)に携帯電話で電話をかけ、事務員らに対し、松山氏を殺害するとの趣旨の言葉で脅した疑いがある。 松山氏の陣営関係者によると、事務所に「次はお前だ」という趣旨の電話が2回あったという。直前に奈良市で安倍晋三元首相が銃撃されて死亡する事件が起きていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「わたしたちの常識が、暴力の連鎖を止める」保阪正康さんからの警鐘
安倍晋三元首相が参院選の遊説中に銃撃され死亡した事件は、民主主義を揺るがす凶行だ。ノンフィクション作家の保阪正康さん(82)は今後の「暴力の連鎖」を強く懸念する。 「かつて政治家への暴力が歴史を変えてしまった」と保阪さんはいう。念頭にあるのは、政治家が狙われるテロが相次いだ昭和初期。1932(昭和7)年には、政党政治に不満を持つ海軍青年将校によって犬養毅首相が射殺される5・15事件が起きた。 事件が続いた背景に「テロを義挙とたたえる風潮があった」。実際、5・15事件の公判では被告の減刑を求める嘆願書が多く寄せられた。その後、36(昭和11)年の2・26事件を経て、政治家も言論機関も軍部に反対意見を言うことができなくなっていく。「言論の死」の先に待っていたのが、ファシズムと無謀な戦争だったと保阪さんは指摘する。 暴力の連鎖を止めることができるのは「わたしたち一人ひとりの自覚」だという。 「行動を英雄視した人たちも」 保阪正康さんに聞く ――昭和初期はどんな時代だ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
部活遠征中に飲酒、宿舎で生徒に平手打ち 教諭を停職3カ月懲戒処分
柳川迅2022年7月10日 7時47分 福井県教育委員会は8日、敦賀市立学校の40代の男性教諭を懲戒免職に、坂井地区の県立高校の30代教諭を停職3カ月にする処分を発表した。処分はいずれも同日付。 県教委などによると、40代教諭は2017年8月から今年5月29日までに県外のコンサート会場周辺でしゃがんでいる女性の下着をスマートフォンのカメラで計12回盗撮して自宅のパソコンに保存したとされる。警察の任意の捜査を受けているという。 30代の教諭は顧問を務める運動部が県外に遠征した5月3日の夜に、宿舎周辺の飲食店で飲酒を伴う会食をした。その後、4日午前0時過ぎに宿舎に戻った時に消灯時間を過ぎて廊下にいた生徒の顔を平手打ちするなど体罰を加え、知人に電話して生徒と話をさせる不適切な指導をした。会食には副顧問も同席しており、一時宿舎に教員が不在だったという。(柳川迅) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル