2021年9月7日 18時19分 7日午後3時ごろ、東京地検などが入る東京・霞が関の中央合同庁舎6号館の警備員から「正面玄関近くに塗料をかけた男を確保した」と110番通報があった。 「検察庁」と書かれた石看板に塗料がかけられており、警視庁は関与を認めた60代くらいの男を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。容疑を認めているという。警視庁は検察に不満を持っていたとみて調べている。 丸の内署によると、男は同日午後2時50分ごろ、東京都千代田区霞が関1丁目にある庁舎の正面玄関近くの石看板に黄色の塗料を振りかけ、損壊した疑いがある。庁舎の警備員が取り押さえ、駆けつけた警察官に引き渡したという。塗料は水性ではない可能性が高いといい、署が成分を調べている。 現場は皇居の桜田門から南東に約300メートルの霞が関の官庁街。法務省の「赤れんが棟」や東京地高裁に隣接し、近くには警視庁本部や日比谷公園もある。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Face à son voisin chinois, le Japon renforce sa coopération militaire
Le ministre japonais de la défense Nobuo Kishi s’adresse aux médias après avoir inspecté le porte-avions « HMS Queen Elizabeth » de la Royal Navy britannique à la base navale américaine de Yokosuka, dans la préfecture de Kanagawa, le 6 septembre 2021. KIYOSHI OTA / AFP Par petites touches militaires et diplomatiques, […]
京王線の踏切で新聞配達員?はねられ死亡
2021年9月7日 12時42分 7日午前0時半ごろ、東京都府中市片町1丁目の京王線府中―分倍河原間の踏切で、下り電車と70代くらいの男性が接触した。男性は頭を打つなどして死亡した。現場には、男性が乗っていたとみられる新聞を積んだ原付きバイクがあり、警視庁は亡くなったのは新聞配達員の可能性もあるとみて身元の確認を進めている。 府中署によると、現場は遮断機のある踏切。通りかかった人や電車の運転士が、男性が踏切内で転倒したバイクを起こそうとする様子を目撃していたといい、署は事故とみている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「雨なのに…」声聞いた40分後 留学直前、絶たれた21歳の夢
世界で活躍するジャーナリストになる――。そんな夢を抱き、米国留学を2日後に控えていた上智大4年の小林順子さん(当時21)が25年前の9月9日、東京都葛飾区の自宅で殺害された。警視庁は、重要未解決事件の一つとして捜査を続けている。母親は「事件がなければどんな人生を送っていたか。想像するだけでつらい」と嘆く。 中学から英語が得意で、高校は専門コースのある学校に進んだ。猛勉強で第1志望の上智大に現役合格し、授業やサークルで英語力に磨きをかけた。学内の交換留学制度の選考を突破し、1996年9月から米シアトル大に留学することが決まっていた。国際的なジャーナリストになるという夢も見つけていた。 出発まで2週間に迫った8月末、順子さんは荷造りに追われていた。衣類や勉強道具、尊敬するジャーナリスト筑紫哲也さんの本、中島みゆきさんのカセットテープ、即席みそ汁……。出し入れを繰り返し、段ボール3箱にまとめた。 母幸子さん(75)はその数日後、玄関で順子さんの髪を切った。美容学校を出た幸子さんがずっと続けてきたことだった。娘の旅立ちを前に、この日は緩くパーマをあてた。 外ではしっかり者のイメージを持たれていた。サークルでは中心的な存在で、後輩への面倒見もよかったと聞いていた。ただ、家では違った。大学生になっても幸子さんに「髪を結んで」とねだる甘えん坊だった。留学を楽しみにする姿を見ながら、「ちょっとは大人になって帰ってくるかしら」と考えていた。 幸せの絶頂、家族の食卓で 出発4日前の9月7日夜。父… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:603文字/全文:1258文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大津・小1死亡、17歳兄の観護措置を2週間延長 大津家裁
鈴木洋和2021年9月7日 14時47分 小学1年生の妹(当時6)を大津市内の自宅で蹴るなどして死なせたとして、兄で無職の少年(17)が逮捕された事件で、大津家裁は2日、傷害致死の非行内容で送致された少年の観護措置について、2週間延長することを決めた。期間は9月21日まで。(鈴木洋和) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Pirates’ Yoshitomo Tsutsugo continues hot hitting in win over Tigers
Pittsburgh Pirates first baseman Yoshitomo Tsutsugo hits a two run single against the Detroit Tigers during the seventh inning at PNC Park. | USA TODAY / VIA REUTERS Los Angeles – Yoshitomo Tsutsugo continued to deliver at the plate Monday for the Pittsburgh Pirates, driving in a pair of runs […]
「葬式ごっこ」おもちゃ燃やした男児 きっかけはある女性職員の退職
親からの虐待、ネグレクト、経済的困窮――。様々な理由で、実の家族と暮らせなくなった子どもたちがいる。そういう子どもを守り育てる場所も、私たちの生活のすぐ隣にある。その一つ、愛媛県松山市内にある児童養護施設の現場を取材した。 恐竜の手足をバラバラにして… 子どもたちが生活する施設の一角に、ボードゲームやぬいぐるみ、パズルやビーズが並ぶカラフルな部屋がある。入り口には「セラピー室」の看板。臨床心理士の女性職員(28)には、ここで見た忘れられない光景がある。 今年4月。小学5年の男の子がやってきて、普段は見向きもしない部屋の奥に向かった。砂が入った木箱に小さなおもちゃや人形を置き、自由に遊ぶことを通して行う心理療法「箱庭療法」のための部屋だ。 男の子は、棚からミニチュアの火山を取り出し、箱庭に置いた。おもちゃの恐竜を手にすると、臨床心理士の目の前でおもむろに恐竜の手足をバラバラに分解し、火口に投げ込み始めた。 「この恐竜は死んだの」。「葬式」なのだと、ぽつりと話した。 男の子は、母親からの身体的… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1378文字/全文:1836文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋元議員に懲役4年の実刑判決 IR汚職・証人買収
カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐり、収賄と組織犯罪処罰法違反(証人買収)の罪に問われた衆院議員の秋元司被告(49)に対し、東京地裁は7日午前、懲役4年、追徴金約760万円(求刑懲役5年、追徴金約760万円)の実刑判決を言い渡した。丹羽敏彦裁判長は「特定の企業と癒着し職務の公正を損なった」と述べ、秋元議員の無罪主張を退けた。 判決によると、秋元議員はIR担当の内閣府副大臣だった2017~18年、IR事業の参入を目指す中国企業側から現金や旅費など計約760万円の賄賂を受領。保釈中の20年6~7月には、捜査段階で賄賂の提供を認めた贈賄側に、公判でうその証言をするよう報酬を示して働きかけた。 判決は、300万円の現金供与があったとされる議員会館での贈賄側との面会について、「客観証拠から贈賄側の証言は十分に信用できる」と判断し賄賂の授受を認めた。証人買収も「秋元議員が主導した」と認定した。 また、収賄罪の共犯に問われ秋元議員と一緒に審理が行われていた元政策秘書の豊嶋晃弘被告(42)に対しても、懲役2年執行猶予4年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。 検察側は論告などで、秋元議員がIR関連法案の進捗(しんちょく)状況などを贈賄側に伝えたと指摘。証人買収では、買収資金の一部を自ら用意して事件を主導したと主張した。 一方、秋元議員側は「事件はフィクションだ」と全面無罪を主張した。議員会館で300万円を受け取ったとされる17年9月の贈賄側との面会は、スケジュール表やスマートフォンのアプリの記録から「議員会館に行っていない」と反論。旅費なども「支払いは秘書に任せていた」と関与を否定し、証人買収も「うそを言うように依頼していない」と述べていた。 秋元議員は衆院東京15区選出の3期目。東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された19年12月に自民党を離党し、現職の国会議員のまま公判を受けた。現職国会議員の逮捕は約10年ぶりだった。 判決前の朝日新聞の取材には… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:52文字/全文:895文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
リヤカーに野菜を積んで60年 「おめさん待ってる」がうれしくて
リヤカーに野菜や果物を載せた「振り売り」の女性たちが、商店街の雁木(がんぎ)を行き交う。新潟市南区の旧白根市中心部にはそんな風景がいまも残っている。 8月のある日。朝8時半、中ノ口川にかかる凧見橋(たこみばし)。青い洋傘をくくりつけたリヤカーを押して、佐久間京子さん(81)がやってきた。対岸の西白根地区で農家を営む。この日は枝豆やトマト、キュウリにナスなど12種類の野菜を積み込んだ。気温はすでに30度。歩くだけで汗が噴き出す。 橋を渡った先でインターホンを鳴らすと、なじみの客が財布を手に出てきた。「スーパーが近くにあるけど、味も生きも違うんだて」。自転車や車で佐久間さんを追いかけてくる人も。「この人はお客がついてるから、下に行くまでにのうなるんだ」。坂道を下り、商店街に出るころにはキュウリが売り切れた。 いつの間にか、橋を渡るのが楽しくなった 振り売りを始めた頃、川には木造の橋がかかっていた。21歳で結婚すると、夫の妹から「豆を売りに行ってくれるかね」と頼まれた。恥ずかしくてうつむいたまま、一輪車を押して歩いた。「しょーして(恥ずかしくて)ねえ。橋の上に来ると汗が止まらなかった」 子育てをしながら夫と農業を… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:288文字/全文:805文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
朝5時半のマクドナルド、ありがとう店員さん レシートに残した言葉
2018年12月の寒い朝、漫画家の大塚みちこさんは京都駅にいた。 関東から夜行バスで到着したのが午前5時ごろ。 次の予定まで4時間ほどあったので、駅周辺の店に入って漫画や日記を書こうと思っていた。 が、どこの店も開いていない。 日本有数の観光地だから1軒ぐらいは……と思っていたが当てが外れた。 寒さに震えながら歩き回って見つけたのが、ハンバーガーチェーンのマクドナルドだった。 まだ開店していなかったが、明かりがついていて準備中のようだった。 スマホで営業時間を調べたら、5時半オープンとなっていた。 近づいてみると、開店待ちで並んでいる人たちがいたので、自分も列に加わった。 「おはようございます! 店内でお召し上がりですか?」 店に入り、聞き慣れた元気のいい接客を受けてホッとした。 こんなに暗くて寒い朝から働いてくれている人がいる。 そのことが、ありがたかった。 出社前にごはんを食べたり、化粧をしたりと準備もあるし、何時ぐらいに起きてるんだろう。 開店直後から商品を提供できるように、ポテトを揚げる機械の準備とかも必要だよね。 そんなことを考えながら、ソーセージマフィンとハッシュポテトをほおばった。 しばらくして店員さんが、近くの席に座っていた客に「お待たせしました、コーヒーです」と商品を持ってきた。 「チッ、遅いねん。はよ持ってこいや」 自分が言われたわけではなか… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル