Eiko Kawasaki, l’une des plaignantes contre le dirigeant nord-coréen Kim Jong-un, en décembre 2018 à Tokyo. MARTIN BUREAU / AFP Kim Jong-un intéresse la justice japonaise. Le dirigeant nord-coréen est convoqué jeudi 14 octobre à 10 heures à la salle d’audience 103 du tribunal de Tokyo. Selon l’injonction placardée devant le massif bâtiment du […]
安全対策「不十分」、保育園に改善勧告 バス園児死亡で
西田慎介、神野勇人2021年8月31日 20時40分 福岡県中間市の双葉保育園で園児がバスに閉じ込められて死亡した事故を受けて、県と中間市は31日、同園を運営する社会福祉法人に改善勧告を出した。事故防止や安全対策などが不十分だったと指摘し、再発防止に向けたマニュアルの見直しなどを求めた。 園児の倉掛冬生(とうま)ちゃん(5)は7月29日、登園時に乗ったバスの中に取り残され、熱中症で死亡した。県と中間市は8月2日から合同で特別監査を実施し、園長を含む職員24人から聞き取りなどを行っていた。 勧告では、園長が施設長として統括的な役割を果たしていない▽保育中の園児について職員間の連携が不十分▽園全体で事故防止に向けた研修などが未実施――など7項目が県条例や国の指針に反すると指摘。園長や主任らの責任の明確化や、保育提供体制の構築、登園時の出欠確認のルールの見直しなど5項目を9月24日までに順次実施し、県と市に報告するよう求めた。 県と共に改善を勧告した中間市の福田健次市長は記者会見を開き、「(我々が)見落としていたものを冬生君が教えてくれたのではないかと思う。(死を)絶対に無駄にしてはいけない」と述べた。今後、保育現場の声を踏まえた総合的な安全管理マニュアルを作る方針という。 市によると、双葉保育園からの転園希望数は32人(8月30日時点)で、うち14人の受け入れ先が決まっていないという。福田市長は「(市立)保育園で新たに保育士を雇用することも考えている」とし、園児のケアを急ぐ考えも示した。 社会福祉法人の理事長は弁護士を通じて「改善勧告を厳粛に受け止め、指摘事項及び勧告内容について改めて十分に検討したうえ、再発防止、園の信頼回復に向けて適切に対処していく」とコメントした。(西田慎介、神野勇人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
野外フェス「酒提供も可能」に県反論 第三者委設置へ
新型コロナウイルス対策が不十分な野外音楽フェスティバルが中部空港島の愛知県国際展示場(同県常滑市)で開かれた問題で31日、大村秀章知事は弁護士らでつくる第三者委員会を設置すると表明した。経緯の検証と特別措置法改正の提言も視野に入れる。 大村氏は、「業者にガイドラインを守ると言われたら、いま法制度上、県は何もできない。それでは感染症を抑え込めない。新たな視点での方策が必要だ」との考えを示した。 県は緊急事態宣言下で、大声をあげる可能性があるイベントは「5人以内の同一グループの間は1メートル以上空ける」と求め、イベント一般に「観客は5千人以下かつ定員の50%以下」「酒類提供自粛」を要請している。ただ「強制力がないお願い」(県担当者)だ。 県が今回問題視するのは、観客の密集状態と酒類提供だが、イベント主催者が要請に従っても「協力金」などを支払う仕組みは県になく、発生する損失への補償もないとしている。 またこの日、大村氏はイベント主催者側の説明が「事実をねじ曲げるもので、到底看過できない」として記者会見し抗議した。 主催者側が前日ホームページ上で公表した「お詫びと経緯のご説明」で、「過度な飲酒でなければお酒の提供も可能という状態で愛知県から話を頂き」との記述について、県は「そう説明した事実はない。自粛を再三要請した」と反論。チケット販売の終了を求めた時期も食い違っている。 県は主催者側に電話とメールを送っているが、連絡はないという。 この音楽フェスをめぐっては、今後の感染拡大が懸念されるとして名古屋市が31日、フェスに参加した市内の在住・在学・在勤者が希望すればPCR検査キットを送り、無料で検査を受けられるようにすると発表した。早ければ9月1日にも申し込み専用フォームをつくり、受け付けを始める。市は、フェス参加者に日中の不要不急の外出自粛を求める。 県も同様に希望者が検査を受けられるようにする方針だ。(小林圭) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
元教授さらに不正5400万円か 近畿大調査委が報告書
狩野浩平、茶井祐輝2021年8月31日 22時30分 近畿大医学部(大阪府大阪狭山市)法医学教室の巽信二・元主任教授(67)=懲戒解雇=が、大学や大阪府警から計約9千万円をだまし取ったなどとして詐欺罪などで起訴された事件をめぐり、近畿大の調査委員会(委員長=藤原尚副学長)は31日、元教授が別に計約5400万円分の不正に関与していたとする中間報告を公表した。不正の総額は1億4千万円を超す見込みになる。今後はチェック体制の強化など再発防止策を取りまとめる方針という。 元教授による不正の疑惑は3月に発覚した。近畿大は職員や弁護士らでつくる調査委を4月に発足させ、府警や大阪地検の捜査とは別に、司法解剖の検査料や物品購入費など経費の書類を精査し、法医学教室のスタッフや取引業者らへの聞き取りを重ねた。 詐欺罪は7年で時効になるが、調査委がそれより前までさかのぼって調べたところ、検査料では2012年1月から約3年間に約2060万円、経費では13年4月~14年12月に少なくとも約771万円の不正受給が確認できたという。 教室の金庫には死体検案書の作成報酬などとして計約2571万円分を受け取ったとする領収書があったが、残っていた現金は約8万円だったという。調査委は差額分が私的流用された可能性が高いとみている。 調査委は不正が続いた背景として、物品を立て替え払いで購入し、納品の有無を第三者がチェックする仕組みがないなど、態勢面の不備を挙げた。元教授が絶対的な地位にあり、不正に気付きながらも失職を恐れて指摘できなかったと話したスタッフもいたという。 調査委はこれらの課題を踏まえ、再発防止策の取りまとめを進める。勾留中の元教授への聞き取りは終わっておらず、不正に関する調査も続ける。元教授が府警から不正に詐取したとされる約7226万円については、大学が弁済の手続きを進める方針という。藤原副学長は「透明性があり、信頼される近大をつくっていきたい」と話した。 事件をめぐっては元教授のほか、部下の元講師(66)=懲戒解雇=も詐欺罪で起訴されている。(狩野浩平、茶井祐輝) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「優しい子」「トラブル無縁」担任ら悲嘆 高3遺体遺棄
会員記事 大山稜、鶴信吾2021年8月31日 21時00分 8月28日から行方がわからなくなっていた東京都墨田区の高校3年生、鷲野花夏(かな)さん(18)の遺体が31日、山梨県内で見つかった。遺体を放置したとして、警視庁は群馬県渋川市の職業不詳小森章平(27)と妻和美(いずみ)(28)の両容疑者を死体遺棄容疑で逮捕した。 鷲野さんは両親、祖父母と戸建て住宅で暮らしていた。父方の祖父によると、28日に「友人と買い物に行く」と言って出かけたまま戻らなかった。家族は逮捕された夫婦に心当たりはないといい、祖父は「なぜ、こういうことになったかわからない。かわいい孫なので悲しい」と絞り出した。母方の祖父も「かわいいに決まっている」とし、「行方不明でずっと心配していた。無事にどこかで見つかる、とあきらめないでいた」と話した。 鷲野さんは地元の公立小中学校を卒業後、都内の私立高校に進んだ。 校長や担任の教諭によると、進学コースに在籍し、大学で心理学を学ぶのが夢だった。成績もよく、指定校推薦での進学をめざし、夏休みも塾に通って勉強に励んでいた。家庭や勉強の悩み、校内での人間関係のトラブルも把握していないという。 物静かで優しい性格で、全校… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:733文字/全文:1226文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
子宮頸がんワクチン議論再開「私の宿題」 田村厚労相
会員記事 市野塊、後藤一也2021年8月31日 21時16分 子宮頸(けい)がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を防ぐワクチンの接種を積極的に勧めることについて、厚生労働省は有識者による審議会で議論を再開することを決めた。田村憲久厚労相は「積極勧奨」を中止した第2次安倍政権当時も厚労相だった。再開は「私の大きな宿題」とし、「いつまでも今の状況でいいというわけではない」と強調した。 田村厚労相は31日の会見で、勧奨を中止したことについて「責任を感じている」と述べた。厚労省の当時の担当者らは現在、担当幹部になり、同様の考えで再開に向けて準備を進めてきた。 HPVワクチンは2009年に承認され、13年4月に、小学6年から高校1年相当の女子を対象に定期接種となった。ところが接種後に、接種部位以外の広い範囲に痛みが広がるなどの「多様な症状」が報告され、同年6月に積極的な勧奨が差し控えられた。定期接種は継続しており、現在も希望すれば原則無料で受けられる。 大阪大の研究によると、積極… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:500文字/全文:924文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全うした「イムズイズム」 福岡の顔、32年の歴史に幕
松本真弥2021年8月31日 21時18分 福岡市・天神の商業ビル「イムズ」が31日、閉館した。独自に芝居や音楽イベントを開くなど、「情報文化の発信基地」として地元で愛された。市の再開発構想「天神ビッグバン」に乗る形で建て替えが決まり、32年の歴史を終えた。 最終日のこの日、閉館を惜しむ人々が続々と訪れた。9階のイムズホールでは閉館セレモニーがあり、人気芸人「博多華丸・大吉」や歌手の手嶌葵さんらゆかりの著名人のメッセージ動画が流された。新型コロナ対策で参加者は事前に応募した約180人に絞られ、ウェブでも公開された。 古場治館長は「お客さまの日常を良いものにしたいとの思いがイムズの真骨頂であり、『イムズイズム』だった」とあいさつした。 イムズは1989年4月に開館。地上14階建ての内部は地下2階から地上8階までが吹き抜けという広々とした構造が特徴で、最盛期には年間約1900万人が訪れた。今後、建て替え工事に入る予定。(松本真弥) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
町の工業出荷8割占める砂糖工場が生産終了 北海道本別
中沢滋人2021年8月31日 18時00分 北海道糖業(北糖、札幌市)は、本別製糖所(北海道本別町)でのビート(テンサイ)を原料とした砂糖生産を、2023年3月で終了する。施設の老朽化や国内需要減少を受け、北見製糖所などに生産を集約し、効率化を図る。同製糖所では今後もビートの受け入れ業務などを続けるが、本別町の工業生産の大半を占めるだけに、生産終了は地元経済に大きな影響を与える。 本別製糖所は、前身の大日本精糖時代の1962年に操業を開始。2020年度は、十勝東部と南部の8町からビートを約36万トン受け入れ、約5万7千トンの砂糖を生産した。同製糖所は北糖の生産量の38%を占める。 北糖と親会社の製糖大手、DM三井製糖ホールディングス(東京)の発表によると、本別製糖所は生産終了後も、原料ビートの受け入れや買い入れ、耕作指導、倉庫管理などは続ける。55人の常勤従業員のうち、生産工程部門を中心に他拠点へ異動する。 北糖は「国内の砂糖需要が、人口減や健康指向の高まりなどで減少傾向の中、コロナ禍でさらに加速した。工場の老朽化も進んでおり、苦渋の決断。なるべく影響が出ないよう行っていきたい」としている。北糖の製糖所は、北見市と伊達市の2カ所となる。 本別で受け入れたビートの一部は、北見製糖所のほか、資本業務提携を結んでいる日本甜菜製糖(東京)の芽室製糖所(芽室町)にも生産委託する方向で協議している。 本別町では、本別製糖所だけで工業製造品出荷額の約8割を占め、製糖所は畑作農家の冬季の雇用の場にもなっている。高橋正夫町長は「周辺産業の裾野が広く、生産終了は、税収を始め、町産業への影響は計り知れない。ビートは輪作体系内で無くてはならない作物で、将来的に農家に不具合が出ないよう、各団体と協力して要請活動を行っていきたい」と語った。(中沢滋人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
逮捕の夫婦「私たちがやった」供述 高3遺体遺棄容疑
東京都墨田区の私立高校3年、鷲野花夏(かな)さん(18)が8月28日夕から行方不明になる事件があり、警視庁は31日、鷲野さんの遺体を山梨県内の民家の物置で発見したと発表した。遺体を隠したとして、ともに群馬県渋川市渋川の職業不詳小森章平(27)と妻和美(いずみ)(28)の両容疑者を死体遺棄容疑で逮捕した。2人は容疑を認め、「私たちがやったことに間違いない」と話しているという。 捜査関係者によると、鷲野さんと章平容疑者は約2年前にSNSで知り合い、連絡を取り合っていた。和美容疑者を含めた3人で話をすることになり、28日夕に鷲野さんの自宅近くで接触した可能性が高いという。警視庁は、和美容疑者が鷲野さんと章平容疑者の関係を疑ったことが事件の背景にあるとみている。 捜査1課によると、2人の逮捕容疑は、山梨県早川町で30日、山間部にある民家の離れの物置に鷲野さんの遺体を放置し、遺棄したというもの。入り口は南京錠で施錠していたといい、同課は発覚を免れる目的があったとみている。 鷲野さんの遺体には背中に刃物による刺し傷が4カ所あり、首にロープのようなもので絞められた痕があった。物置の中からはロープも見つかったという。2人は鷲野さんの殺害についてもほのめかしているといい、同課は司法解剖で死因を調べる方針。 行方不明の翌日にSNSで家族に連絡、しかし本人と会話できず 鷲野さんは28日午後3時半… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:525文字/全文:1127文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「倒れてもこぼれない」は不当表示 タイガーに措置命令
徳永猛城2021年8月31日 18時38分 電気ケトルのCMで「倒れてもお湯がこぼれない」と宣伝したのは景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、消費者庁は31日、タイガー魔法瓶(大阪府門真市)に再発防止などを求める措置命令を出した。 消費者庁や調査をした公正取引委員会によると、同社は昨年10~11月、対象となった電気ケトル「PCK―A080」のCMで、ソファに落として転倒させても液体がこぼれない映像に「もしものとき、熱湯がこぼれないように、設計しています」とナレーションを付けるなどしていた。 だが、実際には湯がこぼれる場合があったという。同社は自社サイトでも昨年9月~今年1月、同じ映像を公開していた。同庁は、これらの宣伝が不当表示にあたると判断した。 担当者は朝日新聞の取材に「安全性を伝えるべく、分かりやすいCMを作ったつもりだったが、配慮が足りなかった」と答えた。同社は、商品に問題はないとして、販売は続けている。(徳永猛城) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル