新型コロナウイルスに感染した入所者17人が死亡した札幌市の介護老人保健施設「茨戸(ばらと)アカシアハイツ」のクラスター(感染者集団)の収束から間もなく1年。介護崩壊を経験した現場では、教訓を生かして感染対策を徹底し、収束後に感染者は出ていないという。運営法人で危機管理対策本部副本部長として対応に当たった渡辺一史さん(49)=特別養護老人ホーム「福寿園」施設長=に聞いた。 ――感染拡大時はどんな状況だったでしょうか。 施設全体が汚染エリア(レッドゾーン)になっており、体調不良で出勤できない職員が相次ぎました。同居家族への感染を恐れて、自宅に帰らずに車で寝泊まりする職員もいました。 防護服も不足しました。専門家の助言でウイルスが不活性化する期間を待ち、中4日空けてやむなく使い回しました。指揮命令系統が混乱し、情報が入り乱れていました。 ――どのような支援が入りましたか。 市保健所や国立感染症研究所… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:1990文字/全文:2398文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「女性らしい生理」に違和感 男女共に変わりだした認識
生理は当事者の女性だけの問題ではない。研修に採り入れる企業のように、月経や、それに伴う多くの問題を、性別や価値観を超えて共有し、改善を図ろうとする動きも、さまざまな形で広がっている。 「生理中は、自分のさまざまな価値観を我慢することが『当たり前』になっていた」 サッカーなでしこリーグ1部の現役選手で、同性のパートナーがいる下山田志帆さん(26)。月経中も激しく動くアスリートとしての負担だけでなく、生理用品の色やデザインが「かわいらしさ」ばかり重視していることも受け入れがたかった。月経中の新たな選択肢として注目された吸水ショーツも、デザインは「フェミニン」一択。違和感は募るばかりだった。 「ないなら、自分で作ろう」 吸水ショーツをボクサーパンツ型に、賛同の声続々 2019年秋、同級生と会社… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1269文字/全文:1623文字 Think Gender 男女格差が153カ国中121位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
旭川医大学長補佐への報酬、一部返金の意向 学長が説明
会員記事 本田大次郎、井上潜2021年6月17日 7時15分 国立の旭川医科大学(北海道旭川市)が吉田晃敏学長の特別補佐として契約した男性コンサルタントに対し、契約切れ後も吉田氏の指示で報酬を支払っていたとされる問題で、男性が報酬の一部を返金する意向を示していることがわかった。吉田氏は男性に対して総額400万円分の報酬を立て替え払いし、後に大学が吉田氏に同額を補塡(ほてん)していたこともわかった。 16日の同大の教授会で、吉田氏が一連の事実について明らかにした。 男性は2018年9月から昨年6月まで学長特別補佐としてアドバイザー契約を結び、大学が構想していた「国際医療支援センター」などを担当してきた。月額報酬は約100万円だったとされる。ただ、昨年7月以降は契約が切れた状態だった。 関係者の証言などによると、男性は契約切れ後に体調を崩し、入院するなどした。一方、吉田氏は大学事務局に男性への報酬支払いを指示。事務局は勤務実態がないことを理由に拒否したが、吉田氏の再三の要求を受けて数百万円を支払ったとされる。吉田氏はこれまでの朝日新聞の取材に対し、契約切れは大学側のミスで、補佐の業務は続けていたと説明していた。 16日の教授会で吉田氏は… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:391文字/全文:890文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「心霊スポット」侵入容疑 大学生ら12人書類送検など
古畑航希2021年6月16日 18時57分 立ち入り禁止の場所に侵入したとして、福岡県警は16日、福岡県や佐賀県の男女12人を軽犯罪法違反(立ち入り禁止場所等侵入)の疑いで福岡区検に書類送検するなどし、発表した。インターネット上で「心霊スポット」として紹介されていることを知り、「肝試し」の目的で土地に立ち入ったという。 東署によると、書類送検などされたのは福岡県飯塚市、田川市、佐賀県唐津市などに住む18~21歳の大学生や高校生ら12人。6月5日午前2時50分ごろ、福岡市の男性(57)が管理し、立ち入りを禁じた同市東区の土地に、肝試しをする目的で立ち入った疑いがある。巡回中の署員が近くでとまっている車を見つけ、現場にいた12人に職務質問して発覚した。 管理者側によると、この土地には1990年代から使われていない建物がある。東署によると、以前から「心霊スポット」の廃虚とする情報がSNSやインターネットに出ていたという。近隣住民からの騒音や不審者についての110番通報などが昨年から今年6月6日までに43件あったほか、昨年11月にはぼや騒ぎもあった。管理者は今年6月から「立ち入り禁止」との表示を入り口に掲げていた。(古畑航希) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
千葉・市原ぞうの国で急死の2頭、細菌による腸炎死因か
千葉県市原市の動物園「市原ぞうの国」で、5月中旬に飼育していたアジアゾウ6頭が体調を崩し、うち2頭が死んだことについて、園は16日、2頭の死因は細菌による腸炎の可能性が高いと発表した。同日、園内の2頭のお墓にそれぞれ木が植えられた。 2頭は、いずれもメスの30歳の「プーリー」と35歳の「ミニスター」。他の4頭とともに、5月14日から下痢や食欲低下などの症状があり、プーリーは同16日の未明、ミニスターは午後にそれぞれ死亡した。 死後に解剖、死因を調査 同園では、ミニスターを死後に解剖し、約1カ月間、タイ王国のゾウ専門医療施設や国内外の大学と連携して死因を調べていた。 病理検査をしたところ、なんらかの原因で腸内に元々いる細菌が異常に増えていたことがわかった。この細菌は腸内で毒素を作るといい、腸壁から出血する腸炎を起こしていた可能性が高いという。引き続き、腸炎を起こした原因を調べるという。 体調不良だった4頭のうち… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:296文字/全文:713文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
副署長、部下の手を灰皿代わり 宮崎県警パワハラの疑い
平塚学2021年6月16日 22時17分 九州管区警察局に出向中の宮崎県警の50代男性警視が部下にパワーハラスメントをした疑いを持たれ、県警監察課から事情聴取を受けていることが、県警への取材でわかった。県警は内規に基づく「監督上の措置」の処分とする方針。 県警監察課によると、男性警視は県内の警察署の副署長だった2019年2月~20年3月、職場の飲み会の席で複数の部下に対し、たたいたり、手のひらをたばこの灰皿代わりにさせたりするパワハラ行為をした疑いがあるという。 今年に入り、この男性警視が「パワハラをしている」と告発する匿名の投書が県警に届いて発覚した。県警が男性警視や飲み会の出席者に事情を聴くなどした結果、男性警視は行為を認めたという。部下にけががないことなどから刑事処分はしなかったという。 県警は懲戒処分にあたるかどうかを検討し、公表対象ではない訓戒や注意などの処分とする方針。監察課の野間剛士理事官は「パワハラが起きたことは誠に遺憾。警察庁とも協議した上でしかるべき処分をし、今後も適切に指導をしていきたい」と話した。(平塚学) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大規模接種、20日分まで予約埋まる 対象拡大が影響
政府が設置した新型コロナウイルスワクチンの「自衛隊大規模接種センター」をめぐり、防衛省は16日、東京、大阪の両会場で午後8時までに17~20日接種分の予約枠がすべて埋まった、と発表した。キャンセルが出た場合は、接種前日まで予約ができる。16日午前0時から18~64歳の人も予約できるようになったことが影響したとみられる。 同省によると、21~27日に接種する分の予約枠については16日午後8時時点で、東京会場が約2万6千件、大阪会場が約2万3千件の空きがあるという。同省は早めの予約を呼びかけている。接種には、自治体から送付される接種券が必要となる。 予約は防衛省のホームページから案内している専用サイト、または電話(東京会場=0570・056・730、大阪会場=0570・080・770、午前7時~午後9時)で受け付けている。(松山尚幹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
弁護士、女子高生を誘拐容疑 「家出先の選択肢に」
2021年6月16日 23時57分 未成年と知りながら、女子高校生を自宅に住まわせるなどしたとして、埼玉県警は16日、東京都千代田区鍛冶町2丁目の弁護士、古宮岳晴(たけはる)容疑者(29)を未成年者誘拐の疑いで現行犯逮捕し、発表した。古宮容疑者は逮捕容疑について、「間違いありません」としている。 児玉署によると、古宮容疑者はSNSで知り合ったこの10代の女子生徒が家出をしたいと思っていることを知り、「家出先の選択肢に入れてもらえるとうれしいです」などとメッセージを送って誘い、13~16日に自宅に住まわせるなどした疑いがある。女子生徒は古宮容疑者の自宅で保護された。 同署によると、14日に家族から届け出があり、捜査していた。古宮容疑者は一人暮らしだったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本医師会長にもナイフと手紙送りつけ容疑、男を逮捕へ
2021年6月17日 0時00分 日本医師会の中川俊男会長(69)に殺害を予告する手紙とナイフを送り付けたとして、警視庁は前橋市の無職蜂須忠夫容疑者(45)=脅迫容疑で逮捕=を脅迫容疑で17日に再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、蜂須容疑者は5月中旬、「国民をあおっている中川俊男を殺すぞ」などと書いた手紙とナイフ(刃渡り約10センチ)を入れた封筒を、中川氏が理事長を務める札幌市厚別区の病院に送り付け、脅した疑いがある。 警視庁は、蜂須容疑者が新型コロナウイルスの感染予防対策に関する中川氏の発言に不満を持ち、前橋市内の郵便局から手紙を投函(とうかん)した可能性が高いとみている。 蜂須容疑者は、東京都医師会の尾崎治夫会長に宛てて「コロナ問題から手を引かなければ必ず殺害する」などと書いた手紙とナイフを入れた封筒を郵送したとして、5月28日に警視庁に脅迫容疑で逮捕されていた。逮捕直後は「国民に恫喝(どうかつ)めいた口調で自粛を求め、我慢を強いたことに腹が立った」などと供述していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
カジノで負けた4億円、会社の金で穴埋め?太陽光会社長
2021年6月16日 19時58分 太陽光発電事業などをめぐる融資金詐欺事件で、東京地検特捜部は16日、「テクノシステム」(横浜市西区)社長の生田尚之容疑者(47)を会社法違反(特別背任)と詐欺の疑いで再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。 発表などによると、生田容疑者は2018年8月と19年4月、正規の取引を装ってテクノ社から知人の会社に送金した計約3億9400万円を自身が海外のカジノで作った負債の支払いに充て、テクノ社に損害を与えた疑いがある。20年6月には、福島県郡山市での2件の太陽光発電事業への融資名目で、近畿産業信用組合(大阪市)にうその見積書を提出して約10億5千万円を詐取した疑いもある。 特捜部はこの日、同様の手口で阿波銀行(徳島市)から約7億5千万円、富士宮信用金庫(静岡県富士宮市)から約4億1500万円の計11億6500万円をだまし取ったという詐欺罪で生田容疑者を起訴した。ともに逮捕していたテクノ社役員ら2人は阿波銀の分だけ起訴し、富士宮信金の分は不起訴(起訴猶予)とした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル