持ち運びができ、広げて使える小型ホワイトボード。2015年の発売以来、改良を重ね、ファンを増やし続けている。企画販売するバタフライボード(横浜市青葉区)の福島英彦社長(49)が商品を開発したきっかけは、会社員時代の苦い経験からだった。 最新作の「notesX(ノーツエックス)」はおしゃれなシステム手帳のような外見だ。カバーを開くと中にあるのはノート状にとじられた6枚のホワイトボード。何度も書いては消せる。磁石の力を使い、ボードを外したり入れ替えたりも自由自在だ。 「多様な意見やアイデアを一瞬でまとめられる魔法の道具です」。福島社長は胸を張る。 元は音響メーカーのエンジニア。開発部門の閉鎖を機に、ロボット掃除機メーカーのマーケティング部マネジャーとして転職した。 ところが思うように成果が出せなかった。必死に資料を交えて伝えてもダメ出しを食らう。口べたで思考がまとまらず、思ったような言葉が出てこない。 窮地を救ったのがホワイトボードだった。真っ白な板に参加者の意見を次々書き込む。「誰が言ったか」ではなく、同列の「意見」になった。思考の流れが共有され、目標や課題、結論までするする会議が進む。写真に収めると議事録以上に議論の空気が残った。 「理想のホワイトボードがほ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:957文字/全文:1501文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アニメ缶バッジを無断で複製・販売か 元工場主任を逮捕
2021年6月4日 10時10分 人気アニメ「文豪ストレイドッグス」の缶バッジを無断で複製、販売したとして、兵庫県警は3日、会社員の大前光司容疑者(28)=神戸市須磨区=を著作権法違反(複製権の侵害など)と商標法違反(侵害とみなす行為)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 生活経済課によると、大前容疑者は、缶バッジの製造を委託された神戸市内の会社の工場主任だった。同課は押収資料などから、水増し生産した一部を中古品と偽ってネット出品する手口で、約3万個を販売して約500万円を売り上げていたとみている。 逮捕容疑は2017年10月~20年3月、同アニメのキャラクター「太宰治」や「中原中也」を描いた缶バッジ約2千個を勤務先の工場などで無断で製造。県内の女性などにフリーマーケットアプリ「メルカリ」で販売し、KADOKAWAの著作権と商標権を侵害したというもの。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ワクチン予約 電話通じず未明から列、4人で「終了」
「予約の電話がつながらない」「つながっても既に埋まっていた」――。新型コロナウイルスのワクチン集団接種を進めている北九州市で、こうした苦情が市に殺到している。区役所には、業を煮やした人が早朝から列をつくっているという。そう聞いて記者が行ってみると……。 拡大する早朝、ワクチン接種の予約を求める市民たちの行列ができていた=2021年6月3日午前7時7分、北九州市小倉北区役所、佐々木亮撮影 雨がパラつく午前7時半すぎ、小倉北区役所には玄関が開く前にもかかわらず、既にお年寄りや付き添いの人ら60人ほどが並んでいた。先頭の70代の女性は「午前1時半ごろから待っている」と話した。 拡大するワクチン接種の予約を求めて並ぶ市民たち=2021年6月3日午前7時46分、北九州市小倉北区役所、佐々木亮撮影 職員が整理券を配り、受け付け会場へ案内した。「今日は限られた枠しかなく、数人程度しか予約出来ない可能性があります」と説明する職員に、「こんなに並ばせて、これでダメならどうすれば予約できるのか」とくってかかる人も。 拡大するコロナワクチン接種について「お並びいただいても数名の方しか予約できない可能性があります」と知らせる貼り紙=2021年6月3日午前7時28分、北九州市小倉北区役所、佐々木亮撮影 ネット上で予約枠が更新される午前9時、職員がタブレットを操作して予約代行の作業を始めた。5分ほどで、「今日の予約はすべて埋まりました」とアナウンス。「えーっ」と落胆の声が広がった。この日、同区役所で予約できたのはわずか4人だった。 拡大するワクチン接種の予約受け付け開始を待つ市民たち=2021年6月3日午前8時6分、北九州市小倉北区役所、佐々木亮撮影 拡大する市職員のサポートでワクチン接種の予約をする市民たち=2021年6月3日午前8時54分、北九州市小倉北区役所、佐々木亮撮影 区内の男性(70)は夫婦2人で午前4時ごろから並び、妻だけ予約が取れた。「電話もダメ。ネットもダメ。行列は2回目。もっと良い方法はないのか」と嘆いた。自身の分は、別の日にあらためて並ぶという。 なぜこれほど予約が取りにくいのか。 北九州市では現在、かかりつ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「過酷な生活に胸痛い」読者から寄付 「失踪村」その後
【動画】PremiumA「失踪村」~ベトナム人技能実習生~ 日本に働きに来た多くのベトナム人技能実習生がなぜ逃げ出し、どうやって暮らしているのか。背景にどんな問題があるのか。多くの失踪者を取材し、紙面とデジタルで報じた記事「失踪村」に多くの反響をいただいた。「コロナ禍で帰国できないまま、追い詰められている元実習生たちに」などと35万円以上のお金も届いた。報告を兼ねて、読者の声を紹介したい。 記事で紹介したNPO法人「アジアの若者を守る会」には、現金入りの手紙などが届いた。 「日本でこんな事があるのかとびっくり致しました。何かしないと(いけないと)思いましたのでペンをとりました」 奈良県の女性は手紙にそうつづり、孫の成人式用に少しずつ積み立てているという15万円を同封した。 北海道の女性も「日本はなっていないと思います。ささやかですが、ベトナムの皆様にお渡しください」と10万円を同封した。「食糧を送りたい」「会に2万円の寄付をしたい」といった申し出もあったという。 「日本に来てこんな過酷な生活と思いをさせたことに胸が痛みます。本当に申し訳ないと日本人の一人として思います」と手紙で書き、記事のコピーとともに3万円を同封してきた千葉県の人もいる。 朝日新聞にも「ベトナムの方々に少しでもカンパしたい」と、手元にあったユーロやドルなど総額約3万8千円相当を送ってくれた人や、5千円を送ってくれた神奈川県の女性、切り取った記事と一緒に1万円を送ってくれた千葉県の男性がいた。 27日までに、合わせて7人から約35万円相当の支援が寄せられた。多かったのは、コロナの集団感染が起きたクルーズ船でも働き、記事で大きく採り上げたブー・バン・ズンさん(36)への支援だ。 渡してほしい相手が明記されていたものは支援団体などを通じて本人に渡し、それ以外は今後の支援活動に役立ててもらうため、朝日新聞から支援団体に寄付することにした。 ズンさんは受け取った一部をベトナムの家族に送り、残りは同じように行き場を失ったベトナム人たちを保護している埼玉県本庄市の「大恩寺」などに寄付したそうだ。改めて聞くと、「私が困っていた時にお米をもらったので、お礼をしたい」と話した。 今年1月に取材した時のズン… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
兵庫の中2自殺「小学校時代のいじめが一因」 第三者委
鈴木春香2021年6月4日 7時01分 兵庫県尼崎市で2018年11月に中学2年生の男子生徒(当時14)が電車にはねられて死亡した件をめぐり、いじめとの関連を調べていた神戸市教育委員会の第三者委員会が3日、調査報告書をまとめた。生徒は自殺だったとし、小学校時代のいじめやその後の学校の対応も一つの要因になったと結論づけた。 この生徒をめぐっては、尼崎市教委が調査した結果、同市の中学でのいじめはなかったと判断。生徒が卒業した神戸市内の小学校でのいじめについて、神戸市教委が弁護士らでつくる第三者委員会を設けて調べていた。 同委員会は、生徒が小学6年の時、机に「死ね」などと落書きされるいじめを受けたと認定。当時いじめを認識して学級全体で話し合ったことなどをあげて、学校側の対応に一定の理解を示した。一方で、中学校への引き継ぎで生徒についてネガティブな印象が伝達されたことなどをあげ、配慮に欠けたとした。 生徒は家庭でも困難を抱え、自傷行為もあったことから、苦悩をくみ取るためのきめ細かな配慮が必要だったと指摘。スクールカウンセラーの活用や、家族も含めた総合的な支援の必要性を学校は認識すべきだったとした。神戸市教委は、報告書をもとに再発防止に取り組むとしている。(鈴木春香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
手塚治虫文化賞贈呈式 山下和美さん、受賞信じていない
2021年6月3日 19時30分 第25回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の贈呈式が3日、東京・築地の朝日新聞東京本社であった。マンガ大賞「ランド」の作者山下和美さんに鉄腕アトムのブロンズ像と副賞200万円が、新生賞の「葬送のフリーレン」原作担当の山田鐘人さんと作画担当のアベツカサさん、短編賞の「消えたママ友」「妻が口をきいてくれません」の野原広子さん、特別賞の「鬼滅(きめつ)の刃」の吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんにはブロンズ像と100万円が贈られた。 野原さん以外の受賞者は、代理が出席。式は新型コロナウイルス感染防止のため、例年よりも規模を縮小し、関係者のみで開かれた。 式では受賞者や関係者が喜びを語った。 「この世」と呼ばれる封建的な村で育った少女たちの歩みを描いた「ランド」でマンガ大賞を受賞した山下和美さんのあいさつを、講談社モーニングの小松悠真副編集長が代読。「新連載の原稿の締め切りを勘違いし、大変修羅場になってしまい、式に来られなくなってしまいました。本当に申し訳ない。衣装まで用意していたのに。出席したかったんですよ。受賞したことを全然信じていないから」とユーモアたっぷりに喜びを表現した。 過去に手塚作品の「火の鳥」の新装版が刊行された際、トリビュートコミックを描いた喜びにも触れ、「今回も(受賞記念イラストで)思いっきり百鬼丸を描かせて頂きましたよ。本当にありがとうございます。こんな日がくるなんて。やった!」と結んだ。 新生賞は、勇者一行が魔王を倒した後の物語を描く「葬送のフリーレン」原作担当の山田鐘人さんと、作画担当のアベツカサさん。式には小学館週刊少年サンデー編集部の小倉功雅さんが代わりに出席した。山田さんは「火の鳥のいくつもの時代にまたがる壮大なストーリーが好き」、アベさんは「世代を超えて読みたいと思わせてくれる手塚先生の作品はやはり偉大」とそれぞれ手塚作品に関するメッセージを寄せた。 エッセー漫画のような絵柄でシリアスな物語を描く「消えたママ友」「妻が口をきいてくれません」で短編賞に選ばれた野原広子さんは「編集さんに受賞の連絡を頂いた時は、『いったい何を言っているんだろう』と理解するのにしばらく時間がかかった。本当に賞を頂いたんだな、と実感がわいてきました。これからもできることをコツコツと頑張って描いていきたい」とスピーチした。 社会現象を巻き起こし特別賞に選ばれた「鬼滅の刃」の吾峠呼世晴さんは、集英社週刊少年ジャンプの中野博之編集長が代理出席。「世界中の子どもたちを漫画の力で幸せにするのが、少年ジャンプの野望、目標。大きな希望をかなえてくれた作品となった」と語った。この日、主人公の竈門(かまど)炭治郎をイメージしたネクタイと妹の禰豆子をイメージしたポケットチーフをつけてきたと明かし、「誰にも気付いてもらえませんでした」と笑いを誘った。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「まつげ伸びる」美容液の根拠なし 消費者庁が措置命令
2021年6月3日 19時30分 「2週間でまつ毛が伸びる」とした美容液の表示には合理的な根拠がないとして、消費者庁は3日、化粧品・健康食品販売会社「ハウワイ」(大阪市中央区)に対し、景品表示法違反(優良誤認)に基づき、再発防止などを求める措置命令を出し、発表した。 発表によると、同社が自社サイトで通信販売していたまつ毛の美容液「エターナルアイラッシュ」(税込み4378円)について、「まつ毛が伸びる効果」を裏付ける資料を求め、提出されたが、合理的な根拠は認められないと判断した。「重ね発酵ハーブ茶」(同5478円)では「飲むだけダイエット」などと表示していたが、合理的な根拠は示されなかったという。 調査した公正取引委員会によると、まつ毛美容液は新型コロナウイルスの感染予防でマスク着用が定着するなか、目元に使う化粧品として需要が高まっているという。 同社によると、エターナルアイラッシュは年間約1億2千万円を売り上げたという。同社の役員は朝日新聞の取材に「科学的な根拠はなく、表示の認識が甘かった。指摘を真摯(しんし)に受け止める」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
県高校総体の男子バドでクラスター 鹿児島、13人感染
白石昌幸、仙崎信一2021年6月3日 19時39分 鹿児島県は3日、薩摩川内市で5月下旬に開催された県高校総合体育大会(高校総体)男子バドミントン競技の選手ら13人が新型コロナウイルスに感染し、クラスター(感染者集団)が発生したと明らかにした。 県によると、13人は10~40代の男女。9校の競技参加者12人(選手9人、関係者3人)と親族1人。親族は会場には入っていない。県高校体育連盟は一時、選手や関係者約780人に自宅待機を要請した。 県高体連によると、男子バドミントンは5月26~28日にあり、65校が参加。31日に参加した2人の感染が確認され、県高体連は6月1日夜、参加した選手669人、引率の教員ら106人に翌2日の自宅待機を要請した。 会場では検温や消毒、ドアの常時開放などの感染対策をとっていたが、県によると換気が不十分だった。県高体連の山元晃一理事長は「できる限りの対策を講じてきたが、感染者が出たことは残念」と話した。(白石昌幸、仙崎信一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ばんえい競馬ホクショウマサル死す 31連勝の記録保持
中沢滋人2021年6月3日 20時00分 北海道帯広市の「ばんえい競馬」で、地方競馬・中央競馬を含めて最多の31連勝の記録を持つホクショウマサル(坂本東一厩舎(きゅうしゃ))が2日に死んだ。10歳だった。3月のばんえい最高峰レース「ばんえい記念」も制したばかりで、知名度・実力を兼ね備えたトップホースだった。 主催する帯広市が3日、明らかにした。ばんえい記念で優勝後の春先に体調を崩し、厩舎(きゅうしゃ)で療養していたという。死因などは現時点で不明という。 ばんえい競馬は馬が鉄ソリを引いて力とスピードを競う世界で唯一の形態の競馬。ホクショウマサルは2013年5月にデビューし、世代最高峰を決める重賞レースを制すなど実力を見せた。病気で16年から2年ほどレースから遠ざかったが、18年7月の復帰レースから勝ち星を重ね、20年1月、コンピューター管理された1973年4月以降では中央・地方競馬を含めて最多となる30連勝を達成。同年2月に記録を31に伸ばした。 今年3月のばんえい記念では、並み居る実力馬を抑えて初制覇し、元気な姿を見せていた。生涯成績は125戦48勝(うち重賞3勝)。坂本調教師は「春先から体調を崩し、長期療養しておりましたが、容体が変わり残念ながら死亡しました。今年も昨年以上に活躍すると思っておりましたので、残念でなりません」とのコメントを出した。(中沢滋人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
弘道会ナンバー2らを逮捕 銃刀法違反容疑 滋賀県警
2021年6月3日 20時00分 アパートの一室で短刀1本(刃渡り約22センチ)を所持していたとして、滋賀県警は3日、特定抗争指定暴力団山口組の中核組織・弘道会(名古屋市)の若頭(わかがしら)、野内正博(のうちまさひろ)容疑者(55)=岐阜市=ら6人を銃刀法違反容疑で逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。 県警組織犯罪対策課によると、ほかに逮捕されたのは組員3人と組関係者2人。6人は共謀して2019年11月28日、岐阜市内のアパートで短刀を所持していた疑いがある。 野内容疑者は弘道会のナンバー2で、岐阜県に本拠を置く山口組傘下組織の組長。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル