四国と本州を橋で結ぶ本四高速3ルートは、沿線の島の人たちにとって生活になくてはならない道路だ。島民の交通の便は格段によくなったが、割高な通行料が重くのしかかる。3ルートの完成から20年が過ぎた今も、通行料の引き下げなどを望む声は根強い。(照井琢見、藤家秀一) 来島海峡大橋=愛媛県今治市、照井琢見撮影 「生活道路に、私たちはバカにならない額を払っている」。愛媛県今治市の伯方島に住む金山加代子さん(77)は、納得がいかない。 島で暮らす母の介護のため、15年ほど前に大阪から戻ってきたという金山さん。西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)を使うと、伯方島インターチェンジ(IC)から市中心部の今治ICまでは、ETC搭載の普通車で片道1450円(平日)かかる。非搭載車だと2510円だ。 昨年11月に白内障の手術を… この記事は有料会員記事です。残り1417文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
捜査員が半日追跡… 80歳の無職男、窃盗未遂の疑いで現行犯逮捕
藤牧幸一2022年2月2日 20時45分 閉店後の喫茶店に侵入して金品を盗もうとしたとして、愛知県警は2日、住居不定、無職長田英男容疑者(80)を建造物侵入と窃盗未遂の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。 捜査員が、閉店した飲食店内をのぞき込むなどしていた長田容疑者を半日にわたり尾行し、取り押さえたという。 逮捕容疑は、2日午前3時ごろ、名古屋市中区の喫茶店に、出入り口のドアガラスを割って侵入し、金品を盗もうとしたというもの。 捜査3課によると、同市やその周辺では昨年末から、飲食店での窃盗や窃盗未遂の被害が10件以上発生。防犯カメラの解析などから長田容疑者が浮上し、1日午後、捜査員が名古屋市内で長田容疑者を見つけ、尾行を始めた。 長田容疑者は金山駅や名古屋駅付近、名古屋市中区の繁華街などを歩きながら、閉店した飲食店内をのぞき込むなどしていたという。 約半日後、閉店後の喫茶店内に侵入し、ヘッドライトをつけて物色。店から出てきたところを現行犯逮捕したという。(藤牧幸一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マッチングアプリの虚偽アカウント販売疑いで逮捕 計8千万円稼ぐ?
能田英二2022年2月2日 21時50分 マッチングアプリに虚偽情報を登録した会員アカウントを大量に作って販売したとして、北海道警せたな署は2日、北海道旭川市豊岡9条2丁目、自称自動車販売業の米倉利浩容疑者(44)を、私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕し、発表した。米倉容疑者は容疑を認めているという。 署によると、逮捕容疑は昨年6月30日~7月3日、マッチングアプリのアカウントを販売する目的で10回にわたり虚偽の会員情報を登録したというもの。 複数の携帯端末やSIMカードを所持して虚偽アカウントを作成したとみられるという。 署は、米倉容疑者が虚偽情報を入力したアカウントを1件あたり2千~2500円で3年間にわたり販売し、これまでに計約8千万円を稼いだとみている。 身分を明かさず登録したい人に虚偽アカウントを大量に販売していたとみられるという。 道警せたな署が別の売春防止法違反事件に絡み、サイバーパトロールをしていたところ、虚偽アカウント作成の疑いが判明。道警本部のサイバー犯罪対策課などと合同捜査していた。(能田英二) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
La mort de Shintaro Ishihara, écrivain et figure du nationalisme japonais
L’ancien gouverneur de Tokyo Shintaro Ishihara, lors d’une conférence de presse à Tokyo, le 13 novembre 2012. YURIKO K NAKAO / REUTERS Ecrivain à succès devenu politicien, figure du nationalisme nippon, ancien gouverneur de Tokyo et adepte des attaques contre les étrangers, Shintaro Ishihara, est mort à Tokyo le 1er février, […]
京都で新たに2777人が感染、過去最多を更新
京都府と京都市は2日、新型コロナウイルスに新たに計2777人(府773人、市2004人)が感染し、2人が死亡した、と発表した。新規感染者数は1月29日の2754人を上回り、過去最多となった。累計の感染者数は再陽性を含めて延べ7万2人、死者は303人となった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
加害者も被害者も「全ての人を支援」 団体が5日にオンライン講演
犯罪被害者支援などを実践してきたメンバーらが設立した「inter7(インターセブン)」が5日午後2時から、被害者や加害者を問わずに事件に巻き込まれた人を支えるという活動方針を紹介する講演をオンラインで生配信する。同団体が昨年11月に設立されてから初めてのイベント。 「被害者加害者対話の実践――対立と分断を超えて」とする講演は、計3時間。加害者家族を支援するNPO法人「ワールド・オープン・ハート」代表の阿部恭子さんや、殺人事件遺族の原田正治さんら7人の共同代表が登場し、加害者側を支えてきた体験や被害者として感じてきたことなどを説明する。 ■母を失った男性 事故の相手… この記事は有料会員記事です。残り372文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「がん手術費に100万円」30代女逮捕 90代男性から詐取疑い
阿部浩明2022年2月2日 18時30分 北海道警函館中央署は2日、手術費用の名目で現金100万円をだまし取ったとして、北斗市久根別5丁目の無職、山谷愛容疑者(36)を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。 署によると、山谷容疑者は2020年6月15~16日ごろ、函館市の知人男性(92)に複数回電話し、「がんになり札幌で手術をする。100万円かかるから貸して」「保険が入ったら必ず返す」などと言い、同16日ごろ、函館市内の駐車場の車内で現金100万円をだまし取った疑いがある。同年9月に男性が「だまされた」と署に相談して発覚した。(阿部浩明) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「一票の格差」訴訟、東京高裁は「合憲」 高松高裁と判断分かれる
「一票の格差」が最大2・08倍だった昨年10月の衆院選は投票価値の平等を定めた憲法に反するとして、弁護士グループが11都県の109選挙区について選挙無効を求めた訴訟の判決が2日、東京高裁であった。三角比呂裁判長は「投票価値が著しい不平等状態にあったとは言えない」として「合憲」と判断し、原告側の請求を棄却した。 同種訴訟の判決は、高松高裁に続いて2件目。 1日の高松高裁判決は、最大格差が2倍以上となったことについて「看過できない投票価値の不平等状態にある」とし、「違憲状態」と認めたため判断が分かれるかたちとなった。高松高裁判決は、国会が選挙までに区割りを改定しなかったことは「国会の裁量権の範囲内」だとし、選挙無効の請求については棄却した。 一票の格差をめぐっては、最… この記事は有料会員記事です。残り396文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中学受験の結果に傷ついたら 親こそ踏ん張って、やってほしいこと
小学校での遠足の最後には、校長先生が「遠足はここで終わりではありません。安全におうちに帰るまでが遠足です」と言っていましたよね。中学受験も同じです。 合格発表で終わりではありません。実は、合格発表が終わってから、決して楽ではなかった中学受験という「親子の大冒険物語」のエピローグが始まります。 生きていれば、どんなに頑張っても思い通りの結果が得られないことはたくさんあります。思い通りの結果が得られなければ、傷つくのは当然です。 でも人生において、傷つくことは、失敗ではありませんよね。中学受験も同じです。不合格をもらえば傷つきます。 でも、不合格をもらうことは、中学受験の失敗を意味しません。そう考えれば、中学受験に「二月の敗者」なんていません。 望み通りの結果が得られなかったときには塞ぎ込んでしまいたくなるのもわかりますから、いまそのような状態にあるひとを、私は無理に励ましたりはしません。 でも、なんとか踏ん張って、やってほしいことがあります。 大冒険をやり抜いたわが子が… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
それ、「らしさ」の呪いかも 白河桃子さんが指摘、家庭の持続可能性
「大黒柱は夫」が多い日本。女性の収入が多い「大黒柱妻」は、モヤモヤした気持ちを抱えていることが多いようです。2008年の共著「『婚活』時代」がヒットし、婚活ブームの火付け役となった相模女子大学大学院特任教授の白河桃子さんは、妻も夫も「家事育児は女性の役目」「男性は稼いでなんぼ」という無意識の思い込みに縛られていると分析。家庭を会社にたとえて、「持続可能な方法を探っては」とアドバイスします。 大黒柱妻の人をずいぶん取材しましたが、仕事ばかりして夫に家事育児を丸投げにしている、という家庭はあまり見ません。 「子育ては女性のもの」という「アンコンシャスバイアス」(無意識の思い込み)もありますが、子育ての喜びも知っているからです。 限りある時間 どちらが投入? 女性は「仕事はしているけれど、育児や家事もやらなくちゃ」と自らに課して苦しみがちですし、「君は大黒柱妻だから僕が家事育児を率先してやるよ」という男性は少数です。 とはいえ、お金を稼いでいるから、と家事はともかく子育てをしなくていい、というのは違うのではと思います。子どものためには多くの人が関わったほうがいいし、子育ては2人のこと。一方で、限りある時間をどちらがより投入するのかという点に、日本では不平等があります。 女性の家事時間は男性の約5倍という調査結果もあります。女性がフルタイム正社員勤務であっても、あまり変わりません。若い世代では、男性も収入がイーブンならより家事をしなくては、と思うようになってはいきますが。 「男らしさの呪い」 フルタイム共働きの女性が… この記事は有料会員記事です。残り1286文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル