足立朋子2023年7月7日 20時45分 湘南の夏を彩る、日本有数の七夕祭り「湘南ひらつか七夕まつり」が7日、神奈川県平塚市で開幕した。コロナ禍で見送られていた夜間の開催を4年ぶりに再開。JR平塚駅北口に近い商店街には10メートル前後の大型の七夕飾りが約90本連なり、呼び物である美しいライトアップも復活した。 平塚は太平洋戦争末期の空襲で焦土となった。七夕祭りは、戦後間もなく開かれた復興祭りを原点とし、今年で71回目。2020、21年はコロナで中止され、昨年再開されたが、夜間開催は見送られていた。今年は9日までの3日間(7、8日は午後8時、9日は午後7時まで)開催される。市は約100万人の人出を見込む。(足立朋子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
容疑者が事件直前に3度、警察に相談 宮城・軽トラ小学校侵入事件
有料記事 根津弥 山浦正敏 平川仁2023年7月7日 22時00分 宮城県栗原市の市立若柳小学校に軽トラックが侵入し、児童4人がはねられた事件で、県警が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した同市若柳、職業不詳の小野寺章仁容疑者(34)が事件前に近くの若柳署を訪れ、不調を訴える趣旨の相談をしていたことが県警への取材で分かった。小野寺容疑者は事件について「人にわざとぶつけようとした」という趣旨の供述をしているが、内容があいまいな部分もあり、県警が動機や経緯を慎重に調べている。 事件は6日午後3時すぎに発生。県警によると、小野寺容疑者は5日午後5時ごろに電話で約20分、6日未明と午後1時ごろに署を訪れそれぞれ1時間程度、自身について相談していたという。自身に危害を加えられるという趣旨の相談をする一方で、事件を連想させるような言動はなかったといい、署員は自傷や他害の恐れはないと判断し、保護の措置は取らなかった。県警県民安全対策課は「現時点で必要な対応をしたと考えているが、相談対応が適切だったかさらに確認したい」としている。 市教育委員会によると、車は… この記事は有料記事です。残り575文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道バス事故めぐる国賠訴訟 起訴の違法性認めず 運転手逆転敗訴
新谷千布美 松田昌也2023年7月7日 19時30分 北海道白老町で2013年、乗客13人が重軽傷を負った小型バスの横転事故を巡り、刑事裁判で無罪になった運転手の男性(64)が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が7日、札幌高裁であった。佐久間健吉裁判長は、必要な捜査をせずに起訴したとして国に賠償を命じた一審判決を取り消し、請求を棄却した。男性側は即日上告した。 昨年1月の一審・札幌地裁判決は、十分な証拠が集められておらず、専門家の意見を聞くなど必要な捜査をせずに起訴したと判断。二審判決は、さらなる専門家への意見聴取などは「通常要求される捜査とは言えない」とし、起訴には違法性はないと結論づけた。 男性の代理人の吉田康紀弁護士は「これでは間違った起訴が今後も繰り返される」と批判した。一方、札幌地検の石井壮治次席検事は「適切、妥当な判決と考えている」とコメントした。 事故を巡っては、札幌地裁室蘭支部が19年、バスの部品破損が事故につながった可能性があるとして男性に無罪を言い渡し、その後に確定した。(新谷千布美、松田昌也) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
不祥事の「大丸別荘」、再起のジャズライブ 地域に愛される旅館へ
福岡県筑紫野市の温泉旅館「大丸別荘」のラウンジで9日、ジャズライブが開かれる。地域を盛り上げたい音楽家と、不祥事からの再出発を期す老舗旅館の思いが重なった。 大丸別荘は、昭和天皇も泊まったことがあるという高級旅館。しかし2月、週1回以上行う必要がある大浴場の湯の取りかえを年2回しか実施せず、消毒用塩素の投入も怠っていたことが発覚した。社長が辞任し、旅館の総支配人だった外木場大倫(そとこばひろみち)氏(39)が新社長に就いた。 ライブは、前日までの予約で大人1千円、小学生以下500円。空席があれば当日入場料1500円。予約と問い合わせは企画した柴尾さん(090・4356・6133)。 外木場社長は開かれた経営を… この記事は有料記事です。残り394文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ジャンボスイカ、132キロの新記録 大きく育てる秘訣は「愛情」
森北喜久馬2023年7月7日 19時30分 ジャンボスイカの品評会が7日、熊本市で開かれた。北区植木町の農家たちが35玉を出品。1位は132キロで、過去最高を2キロ更新した。 飼料用の品種「カロライナクロス」だが、日本一の作付面積を誇る「植木のスイカ」をPRするため、有志が30年以上前から栽培に取り組んでいる。 新記録を作った菊川敏徳さん(66)は1~4位を独占。小学生や保育園児の孫たちと一緒に育てているといい、大きさの秘訣(ひけつ)は「愛情が詰まっているので」。(森北喜久馬) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「川を渡れば無料に」「転出加速?」 大阪の高校無償化、揺れる兵庫
大阪府が府民を対象に打ち出した、高校授業料の「完全無償化」案をめぐり、兵庫県が揺れている。県では同様の制度の実現は難しく、県内自治体や議員からは大阪府への人口流出を案じる声が上がる。府在住の高校生を受け入れている県内私立校は、「負担増」に身構える。(鈴木春香) 大阪へ人口流出? 「川を渡って大阪府民になったら高校授業料が無料なのに、兵庫県川西市にいると高いというのはなかなか厳しい」 5月中旬に開かれた県と市町の懇話会。大阪府に隣接する兵庫県川西市の越田謙治郎市長はこう訴え、県の対応方針を尋ねた。 この数日前、大阪府が公立・私立を含む高校授業料の「完全無償化」の素案を発表。授業料が高額な私立では、国や府、学校が負担することで保護者の負担をなくし、兵庫県など府外の学校に通う生徒にも適用するという内容だった。 実現すれば、その負担に苦しむ家庭にとって朗報となるのは間違いない。この制度を魅力に感じ、兵庫県から「大阪への転出超過が加速すると危惧する。一層の施策強化が必要では」。6月の県議会では自民、維新、公明が代表質問で取り上げ、県に対応を求めた。 だが、兵庫県は大阪府のよう… この記事は有料記事です。残り1282文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
13年ぶりサーフィン大会「福島の波、最高だね」 来年人は来るのか
有料記事 力丸祥子 西堀岳路2023年7月7日 16時00分 南風だ。最高の波が期待できる。 日差しが照り返す白い砂浜を裸足で感じながら、サーフボードを抱えて青い海へ向かう。 旅館業、吉田健太郎さん(37)の出勤前の日課だ。 8月、ふるさとの福島県楢葉町の岩沢海水浴場で「第1回岩沢サーフィンゲームス」が控える。 全国各地から170人ほどの申し込みがあり、3分の1の参加者は県外から。キャンセル待ちが出るほどの盛況だ。「福島の海を好きだって言ってくれる人がいることがうれしい」 東日本大震災前まで25年間続いていた「楢葉町長杯」の後継大会として、仲間たちと2年がかりで企画した。「大会を開けば、宿泊や飲食で地域のにぎわいに貢献できる」との思いからだ。 会場は、東京電力福島第一原発から南に約20キロの海岸だ。町の避難指示は2015年9月に解除された。町は津波で被災したトイレを新設し、破損した水道管などの工事も終え、22年夏、12年ぶりの再開にこぎ着けた。 吉田さんが家族や従業員ら約50人と営む旅館やホテル、長期滞在用のアパート計5棟のうち4棟は海水浴場からいずれも2キロ圏だ。 原発事故直後のように除染作… この記事は有料記事です。残り1190文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
出動先住宅で828万円横領 「大金目にしてつい」 三鷹署員を免職
2023年7月7日 16時35分 110番通報で赴いた住宅から現金数百万円を盗んだとして窃盗容疑で逮捕され、占有離脱物横領罪で起訴された三鷹署地域課の男性巡査長(25)=三鷹市下連雀=について警視庁は7日、懲戒免職にし、発表した。 人事1課によると、巡査長は5月20日、110番通報を受け、一人暮らしだった60代男性が自宅で死亡した事案の現場に入った。その際に現金入りのショルダーバッグを室内で見つけ、同日夜に2回に分け計828万円を抜き取り、横領した。 バッグにはもともと1278万円が入っていた。あったはずの現金がないと同署内で問題になり、翌21日夜、巡査長は持ち去ったうち433万円を戻していた。巡査長は「大金を目にしてついとってしまった」と話しているという。横領した現金の大半は預金するなどしていたという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
決壊した堤防の切れ目、誰が塞ぐべきだった? 県と市が押し付け合い
堤防の切れ目から水があふれて決壊に至った――。5年前の西日本豪雨でそう指摘された場所がある。この切れ目を誰が塞ぐはずだったのか、責任の所在は今もあいまいなままだ。こうした切れ目「陸閘(りっこう)」がどう管理されているのか、総務省も調査している。 陸閘は普段は人が通れるように堤防の一部を切り開き、いざという時は板や扉で閉鎖し、水の流入を防ぐ施設だ。 西日本豪雨で大規模浸水し51人が死亡した岡山県倉敷市真備町では、堤防8カ所が決壊した。その1カ所が、当時は両岸の堤防の切れ目に渡したような構造だった有井橋(ありいばし)の間近だ。陸閘が閉められず、橋の部分から末政川の水があふれ、堤防ののり面を削ったと推定されている。住宅が並ぶ一帯は深く浸水した。 県も市も「管理者ではない」 誰が管理していたのか。真備町の住民らが県や市などに損害賠償を求めている訴訟で、県と市が責任を押しつけ合っている。河川や堤防を管理する県と、道路を管理する市がいずれも「管理者ではない」と主張しているのだ。 国土交通省によると、河川の陸閘の管理は「河川管理施設」なら河川管理者、河川管理者に許可を得て作った「許可工作物」なら作った道路管理者らが担う。ただ、どちらに該当するのか明確な基準はなく、個別に判断されるという。有井橋がある旧国道は2007年に県から市に移管された。県は「陸閘を含めて移管した」と主張。一方、市は「陸閘に関する書面も封鎖用の板も受領していない」と否定する。 堤防には板をはめるような溝があったが、肝心の板は行方不明だ。そもそも、幅員は10メートル超あったが、どんな板で塞ぐのか、どの時点で誰が作業するかなどのマニュアルも確認されていない。 市は豪雨の夜、地元建設業者に土囊(どのう)を積むよう依頼した。「県が管理する堤防の一部をなす施設だが、市民の生命を守るため」(市議会での答弁)。だが、連絡を受けた「オカジュウ」相談役の佐伯修さん(66)が向かうと、すでに橋の上は水があふれ、諦めざるを得なかったという。 東日本大震災では、水門などを閉めにいった消防団員らが津波の犠牲になった。河川の陸閘でも、操作に向かった人に危険が迫る可能性もあり、国は安全を考慮した操作基準を作るよう管理者に求めている。 板「なし」「不明」が続々… 管理が不十分だったのは有井… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「車で走るのが不便になる道」に 学校周辺で新たな交通事故対策進む
交通事故を減らす新たな対策として、警察庁などが全国で普及を進める「ゾーン30プラス」が、香川県で初めて高松市伏石町の太田小学校周辺に導入された。警察による低速度規制に道路管理者によるハンプ(段差)やポストコーンの設置などを「プラス」して、「車で走りにくい道路」にするのがねらいだ。 「ゾーン30プラス」の整備は、2021年に国土交通省と警察庁の主導で始まった。区域(ゾーン)内で最高速度30キロの速度規制をおこなう「ゾーン30」に加えて、道路管理者である地元自治体が、車がスピードを出しにくくする障害物を設置し、歩行者の安全を最優先に考えた道路に作り替える。車の通行量が減り、速度を落とした車のドライバーは歩行者や自転車を発見しやすくなるため、事故防止に効果があるという。22年度末時点で全国66カ所に整備された。 太田小学校のある伏石町は近年、高松市のベッドタウンとして発展。同校の児童数748人(5月現在)で、地域住民の交通安全への意識も高い。ゾーン30プラスの整備は、車社会の利便性とは逆行し、住民の理解が欠かせないことから、同小周辺が「香川県内第1号」に選ばれたという。 県内には、すでに区域内で低… この記事は有料記事です。残り398文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル