高級ブランド「バレンシアガ」の偽物の帽子を販売目的で所持したとして、警視庁は、東京・原宿の竹下通りで衣料品販売店を経営する男(53)=埼玉県戸田市=を商標法違反(販売譲渡目的所持)容疑で逮捕し、7日発表した。「店の運営は店長に任せており、知らない」と容疑を否認しているという。 原宿署や東京税関によると、男は、自身が経営する衣料品販売店(東京都渋谷区神宮前1丁目)で、店長の男(33)=同容疑で逮捕=と共謀して6月26日、バレンシアガの商標そっくりのロゴマークがついた帽子2点を客に売るために所持し、商標権を侵害した疑いがある。 店を巡っては、地方から上京した高校生から、偽ブランド品の販売に関する相談が寄せられていた。経営者の男は、同店を含め竹下通りで計3店の衣料品販売店を経営していると説明したという。署は、ほかの2店でも偽ブランド品を販売したとみている。(御船紗子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
苦境の七夕祭りにとんでもない新人 31歳が込める「恩返し」の意味
「日本三大七夕まつり」の一つに数えられる神奈川県平塚市の「湘南ひらつか七夕まつり」が、7日に開幕する。 中心商店街にずらりと並ぶ豪華な七夕飾りで知られるが、参加店舗の減少が進み、いかに規模を維持するかが関係者の悩みの種。 そこに若手の七夕飾り作家が彗星(すいせい)のごとく現れ、その完成度も相まって話題となっている。いったい何者なのか。 市役所に「七夕飾りを掲出したい」 平塚七夕は、空襲で焼け野原となった平塚の復興まつりを前身に、戦後間もない1951年に始まった。 当初は商店街の店の従業員らが総出で作るくす玉や吹き流しなどの素朴な飾りだったが、次第に電飾や大がかりな仕掛けを競うようになり、最盛期の93年には361万人もの見物客を集めた。 しかし、バブル経済の崩壊や商店街の不振、従業員の高齢化などで撤退する店が続出。90年代後半からは飾りの減少が目立つように。 地元では、資材とノウハウ、作業場を提供して市民につくってもらう「市民飾り」を始めたり、市全域の企業に出品を募ったりと模索が続いてきた。 「おじいさんかと思ったら…」 そこに現れたのが、都内でデ… この記事は有料記事です。残り1562文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「アルマーニ標準服」騒動から5年 銀座の公立小学校はどうなった?
公立小学校ながら、高級ブランド「アルマーニ」が監修した標準服を採用し、大きな話題となった、東京都中央区立泰明小(同区銀座5丁目)。採用から5年がたち、当時の新入生は6年生になった。その後を取材した。 6月の午後。フランス門と呼ばれるレトロな校門付近で子どもを待つ保護者の姿が見えた。子どもたちは白い帽子に白いシャツ、紺の半ズボンなどの標準服を着ていた。周りの人々が子どもたちを気にする様子はなく、近くの店員は「アルマーニ騒動、忘れてました」と話した。 アルマーニ監修の標準服の着用が始まったのは2018年春。1878(明治11)年開校で数々の著名人が輩出、帝国ホテルや銀座4丁目の交差点にもほど近く、校舎は09年に都の歴史的建造物に選定された。そんな同校を当時の校長は特別な存在と考え、「伝統ある、そして気品ある空間・集団」への「帰属意識」「誇り」「美しさ」を保つ象徴として「ブランド標準服」を選んだとされる。他の有名ブランドにも打診し、アルマーニが受けたという。 ただ公立小と高級ブランドという取り合わせは、議論を呼んだ。当時報じられた値段は上着など基本の一式で4万円超。それまでの標準服の2倍以上だった。夏服、冬服など全てをそろえると、計8万円前後と話す保護者もいた。着用義務は無いものの、実質的には制服に近く、話題となった直後の18年2~3月、「なぜアルマーニなのか」「保護者の負担を減らすべきだ」などの60件以上の意見や苦情が、中央区教育委員会などに寄せられたという。 それから5年。 「アルマーニ」騒動から5年後の泰明小学校 2018年春、「アルマーニ」騒動で大揺れとなった泰明小学校。保護者らに取材すると、意外な答えが……。 「保護者から不満が出ている… この記事は有料記事です。残り994文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
いじめ相談 でも「チクリ」批判が怖い 学校タブレットで解決めざす
いじめや悩みを相談したい。でも……。ためらう子どもの気持ちのハードルをどうやって下げることができるだろうか。愛知県日進市教育委員会は、小中学生に1人1台持たせているタブレット端末を使って相談窓口を設け、課題解決に取り組んでいる。 タブレット端末の画面にある「いじめSOS」というアプリのアイコンをクリックすると、「日進市いじめ相談SOS窓口」のページが開く。 相談内容は質問形式で伝える仕組みだ。自分が「いじめ」を受けていて相談したいのか。ほかの子が「いじめ」を受けているのを見かけて連絡したいのか。どんな「いじめ」なのか。どんなことを相談したいのか解きほぐす問いが続く。 小学校低学年向けはひらがなを多く使い、設問は5項目まで。高学年向け、中学生向けとそれぞれ問いかけの文章を変えている。設問は高学年だと8項目、中学生は15項目ある。 中学生の相談が少ない その原因とは 「どのように質問すれば、子… この記事は有料記事です。残り1544文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「有力なOBたちの名代だ」 本社を訪れた元大物官僚が求めたポスト
上場企業の「空港施設」。その経営トップ人事をめぐる紛糾は、国土交通省OBで、当時取締役だった山口勝弘氏(64)の主張が通るかたちで決着した。 代表取締役副社長に自身が就任することが、古巣である国交省側の意向だ、という主張だった。 山口氏の副社長就任時は、コロナ禍のただ中だった。 会社の足元の業績は厳しかった。 初の民間出身として社長に就任した乗田俊明氏(65)ら経営陣は、2022年5月に中長期経営計画をまとめ、収益の多様化など民間目線のビジネスを推し進めるべく骨を折っていた。 思わぬ大物が空港施設社の本社を訪れたのは、そんなコロナ禍で迎えた3度目の師走。22年12月13日だった。 本田勝氏(70)。 航空行政などをつかさどる国交省で、事務方トップの事務次官まで上り詰めた人物だ。 アポイントは本田氏側からだった。 当時会長だった稲田健也氏と乗田氏が、応接室で対応した。 トップ人事「方針が固まった」 コロナ対策で、ドアは開けっぱなし。本田氏はドアに近い側に座って話し始めたとされる。 国土交通省OBの人事介入問題の実態や背景に、関係者への取材や入手した記録で迫るA-stories「令和の天下り」の3回目。空港施設社を訪ねてきた国交省の元事務次官は「方針が固まった」として同社に天下っていた国交省OBを社長にするよう求めました。元次官と会社側の当時の詳細なやりとりです。 本田氏は、国交省で鉄道局長… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
通報4回、奪われた18歳の命 識者がみた横浜の大学生殺害事件
有料記事 手代木慶 阿部育子 村上潤治2023年7月7日 6時30分 横浜市鶴見区で6月、大学生の冨永紗菜さん(18)が元交際相手に殺害された事件。遺族は「警察に相談しても有益なアドバイスをもらえなかった」とのコメントを出した。2人の間でトラブルがあったとする通報で、警察は計4回出動していた。ただ、被害届がなく、本格的介入には至らなかった。なぜ命を救えなかったのか。 事件は6月29日午前10時15分ごろ、冨永さんが住むマンション駐車場で発生。冨永さんを包丁で複数回刺して殺害したとして、神奈川県警は元交際相手の自称会社員伊藤龍稀(はるき)容疑者(23)を殺人容疑で逮捕した。 知人によると、冨永さんは伊藤容疑者と、アルバイト先の飲食店で知り合ったという。2人は2年ほど交際したが、トラブルが絶えず、県警には2021年10月以降、計4回の通報があった。 県警の説明によると、1、2回目の通報時、県警はそれぞれの親に口頭で、適切な対応をとるよう監護を依頼。3回目の昨年12月、冨永さんは「別れたら殺す、と言われた。首を絞められた」と県警に訴えたが、翌月には「仲直りした」と話したため、県警は取り扱いを終えた。 交際解消後、過激化した容疑者の行動 今年6月22日にも、けんか… この記事は有料記事です。残り1072文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鈴木エイトさん「岸田首相はズルい」 自民党と教団、監視弱まると…
安倍晋三元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃され、死亡した事件から8日で1年。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題が次々と明らかになり、文部科学省が解散命令請求を視野に調査を続けている。自民党をはじめとする政治家と教団との関係はどうなったのか。問題を長年追ってきたジャーナリストの鈴木エイトさん(55)に話を聞いた。 事件から1年が経つが、自民党の政治家が旧統一教会との関係を断つ取り組みは、まだ何も始まっていないと言える。それどころか、様々な疑惑をうやむやにしたまま、幕引きを図ろうとしている印象さえ受ける。 自民党は昨年9月、所属国会議員の過去の教団との接点に関する点検結果を公表した。だが、「党として組織的な関係は一切ないことは確認済み」との前提で行われ、各議員の自己申告にとどまる不十分な内容だった。昨年末に不当寄付勧誘防止法(被害者救済新法)が制定された後は、一段落という空気感も漂うようになった。 なぜ安倍元首相が狙われたのか。自民党と教団との関わりがどのような経緯をたどってきたのか。本来ならば第三者委員会などを設置し、教団による政界工作の実態も含めて徹底的に検証するべきだろう。今からでも決して遅くはない。 だが、そうした動きは確認できない。自民党幹部らの発言を追うと、安倍氏個人の問題として片付けようとする思惑も透けて見える。「未来に向けて関係を断つよう徹底する」などと先のことばかり繰り返す岸田文雄首相もずるい。身を切ることをしなければ、本当の意味で関係を断つことは不可能だ。 自民党がやらなければ、国会や各省庁が連携して様々な角度から問題を検証し、報告書にまとめることも必要だろう。 解散命令請求、着目すべきは… 教団との関係は「政治と宗教… この記事は有料記事です。残り1705文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 旧統一教会問題 2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会の問題に注目が集まっています。特集ページはこちら。[もっと見る] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
沖縄の無人島で不発弾580発見つかる 異例の規模、自衛隊が回収
渡辺丘 棚橋咲月2023年7月6日 20時00分 沖縄県糸満市沖の無人島・岡波(おかは)島で米国製の不発弾約580発が見つかり、自衛隊の不発弾処理専門部隊が回収した。1回の数としては異例の規模。陸上自衛隊第15旅団(那覇市)が6日、取材に明らかにした。 第15旅団によると、自衛隊の専門部隊が5日に約420発、6日に約160発の不発弾を回収。りゅう弾が中心で、作業中に黄リン弾から白煙が出て、危険を除去する対応を行ったという。 岡波島では約20年前にも大量の不発弾が回収されている。糸満市の担当課職員は「不発弾は毎年のように見つかっているので驚かないが、(戦後78年経っても)まだ回収作業が続いていることを実感します」と話した。 1945年の沖縄戦では約20万トンの爆弾類が使用され、約1万トンが不発弾として残ったと推定される。県によると、72年の本土復帰前に住民などが約3千トン、米軍が約2500トンを処理。復帰後、自衛隊が2100トン以上の不発弾処理を行ったが、全ての処理にはなお100年はかかると言われる。(渡辺丘、棚橋咲月) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
空から見た神宮外苑の夕暮れ 再開発に向け、第二球場は解体中
嶋田達也2023年7月6日 20時00分 【動画】空から見た、変わりゆく「神宮の杜」=依知川和大撮影 初夏、午後6時過ぎ。上空から見た明治神宮外苑は夕日が木々を照らし、プロ野球の試合が始まった神宮球場周辺にも明るさが残っていた。 神宮球場と秩父宮ラグビー場(写真奥)の位置を入れ替えて建て替え、二つの高層ビルを建てる再開発が始まっている。 神宮球場の隣、夏の高校野球、東東京大会の試合が行われ、ゴルフ練習場も併設されていた神宮第二球場は解体が始まり、すでに人工芝などが撤去された。 4列に並ぶイチョウ並木は再開発でも維持されるが、多くの木々が伐採もしくは移植される。生態系が悪化し、高層ビルにより景観が損なわれるなどとして、見直しを求める意見も多い。計画中止を求めるオンライン署名は21万筆を超えた。 文化遺産の専門家らでつくる日本イコモス国内委員会は、再開発事業の環境影響評価(アセスメント)の評価書の不備を指摘している。 神宮第二球場のさらに隣。2021年に夏季オリンピックが開催された国立競技場。その建て替えでも多くの大木が切られた。神宮外苑と同競技場の周辺はこの10年ほどで大きく景色が変わった。 神宮第二球場と国立競技場の間になる「建国記念文庫の森」。工事用の白いフェンスで囲まれ、木もれ日が気持ち良い遊歩道も今は歩けない。 春、フェンスの向こうにヒトツバタゴ(別名なんじゃもんじゃ)が白い花を咲かせていた。(嶋田達也) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
空から見た神宮外苑の夕暮れ 再開発に向け、第二球場は解体中
嶋田達也2023年7月6日 20時00分 【動画】空から見た、変わりゆく「神宮の杜」=依知川和大撮影 初夏、午後6時過ぎ。上空から見た明治神宮外苑は夕日が木々を照らし、プロ野球の試合が始まった神宮球場周辺にも明るさが残っていた。 神宮球場と秩父宮ラグビー場(写真奥)の位置を入れ替えて建て替え、二つの高層ビルを建てる再開発が始まっている。 神宮球場の隣、夏の高校野球、東東京大会の試合が行われ、ゴルフ練習場も併設されていた神宮第二球場は解体が始まり、すでに人工芝などが撤去された。 4列に並ぶイチョウ並木は再開発でも維持されるが、多くの木々が伐採もしくは移植される。生態系が悪化し、高層ビルにより景観が損なわれるなどとして、見直しを求める意見も多い。計画中止を求めるオンライン署名は21万筆を超えた。 文化遺産の専門家らでつくる日本イコモス国内委員会は、再開発事業の環境影響評価(アセスメント)の評価書の不備を指摘している。 神宮第二球場のさらに隣。2021年に夏季オリンピックが開催された国立競技場。その建て替えでも多くの大木が切られた。神宮外苑と同競技場の周辺はこの10年ほどで大きく景色が変わった。 神宮第二球場と国立競技場の間になる「建国記念文庫の森」。工事用の白いフェンスで囲まれ、木もれ日が気持ち良い遊歩道も今は歩けない。 春、フェンスの向こうにヒトツバタゴ(別名なんじゃもんじゃ)が白い花を咲かせていた。(嶋田達也) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル