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全国最少の人口156人の村、東京都青ケ島村の村長選が28日投開票され、佐々木宏氏(79)が63票を獲得し、50票だった菊池利光氏(70)=ともに無所属=を破り、4回目の当選を果たした。元村長対決を制し、約22年半ぶりに村長に返り咲いた。
当日有権者数は137人、投票率は86・13%(前回87・50%)だった。
任期途中だった立川佳夫氏(74)の辞職に伴う選挙戦だった。佐々木氏は島を船にみたて「ユートピア丸青ケ島」をスローガンに、「若者が安心して住める島に」と人口増や特産を生かした産業振興などを政策に掲げた。菊池氏は「停滞した村政を立て直す」と訴えたが、及ばなかった。
両氏の一騎打ちは2001年9月以来。当時は、菊池氏が、3選していた佐々木氏を15票差で破って初当選した。その後、菊池氏は2021年9月に立川氏に敗れるまで6選していた。(中山由美)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル