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8月6日から8日にかけて開催が予定されていた「仙台七夕まつり」が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から中止になった。主催する協賛会が10日、発表した。併せて前日の「第51回仙台七夕花火祭」も中止となった。
毎年約200万人以上が来場する仙台七夕まつりは、東北の夏の風物詩。その起源は、仙台藩祖・伊達政宗公が「婦女の文化向上のために七夕を奨励した」400年以上前まで遡る。戦後1946年に現在の形でまつりがはじまり、仙台市中心部および周辺の地域商店街を会場に、街中が色鮮やかな七夕飾りで埋め尽くされる星祭りとして全国に名をはせてきた。中止決定について、協賛会は公式サイトに「元来、仙台七夕まつりは『願い』の祭りです。今後、世界中の皆様が一日も早く心穏やかな生活を取り戻せるようご祈念申し上げます」などと記した。
報知新聞社
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